ゼロからはじめる島津大河誘致

郭隗の馬の骨

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未来への落しどころ

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コウメイとテレス、そしてヒキコモリーヌと6人組による話し合いが再開しました。

テレスはひだまりの民である彼らがデンゲル人に持つある種の抵抗感を感じていて、それに触れないように身構えていました。



冒頭発言したのはコウメイでした。

「前回テレスが提案したガチス、デンゲル派のひだまり議員やその他の人々に対しての調略について・・・」

一同は早速の本題に息をのみます。



「基本的には賛成するとここで表明します」

これを聞いて周りの者たちは安心しました。

ただ、テレスだけは多少の安堵の表情を浮かべたものの、緊張感は持続していました。



「ひだまりの民の説得はひだまりの民が行う、そのつもりだったがこう相手の態度が固いと説得がかえって仇になる可能性もある、それならいっそテレスたちにまかせて、彼らの信念を多少尊重した方がうまく事が運ぶのではないか!」



これを聞いてテレスもやっと安堵したようです。

今までの経緯の見通し、そしてこれからより良い選択をするというこの言葉は明らかに理にかなっていて説得力もありました。



そこにはデンゲルだ!ひだまりだ!という党派的な考えはありませんでした。

それを聞いてテレスが発言します。



「もし、私たちが説得に成功した場合、今まで反ひだまりだった者たちがその状況に応じてですが・・・今までのようなやり方ではなく未来志向でデンゲルとひだまり、あとガチスと付き合えるように話をすすめる所存です」



テレスから見ると、相手はもともとひだまり嫌いの集団です。

仮にデンゲル人としての自分を信頼したとしても、昔からの考えを変えるのは容易ではないと想像していました。



その上でよりましな形でお互いの関係を築いていこうというのがテレスの考えでした。

テレスとしても出来ることと出来ないことがあります。



そうした現実とひだまり派の期待と疑念を勘案して、落しどころとして発言出来たのが先ほどの内容でした。

こうして、コウメイやテレス、ヒキコモリーヌ、そして若手6人組による今後の方針が決まりました。



しかし、これで終わりではありません。

ひだまり全国の同士たちにこれを伝える必要があります。

その話は次に譲ります。
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