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楽しもうシーベック 2
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翌日。
アヤネルはシーベックの名所のひとつである灯台に鬼一法眼を連れていった。
「灯台か……。アメリカ人には冒険の守り手や帰郷の喜びといったポジティブな印象を与えるのに対して日本人には哀愁を感じさせる不思議な建物だ」
「安堵じゃなくて哀愁? 灯台は航海を見守る安心安全の象徴なのに、ニホン人てずいぶんと感傷的なのね――ついて来て! 下に降りるわよ」
アヤネルは灯台の海側にある崖に近づくと、臆すことなく下りはじめた。
「ここをか? 道はないのか、道は」
「こうしないと行けないのよ」
道なき道は細い獣道のようになっており、ひとり分の足の踏み場程度があるばかり。
アヤネルは持ち前の運動神経で上下左右に体重移動させながら下がってゆく。
「お姫様なのにレンジャー技能もお持ちとはね」
「あなたこそオンミョウジという魔法使いなのに登攀――じゃなくてこの場合は降攀? が巧みじゃない」
「俺は滝に打たれ、山々を駆け、武と呪の双方を学んできたからな」
武術はもっとも実践的な呪術魔術のひとつ。初代より伝わるそのような思想のもと、幼い頃から鍛錬を重ねてきた十四代目・鬼一法眼である。
努力に勝る天才なし。
千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を練とす。
一に鍛錬、二に鍛錬。三四がなくて五に休養。
武にせよ呪にせよ、その道の高みへの近道などない、ひたすら修行あるのみだ。
もっともこの男、幼少からの厳しい鍛錬と節制の反動からか成人し独り立ちしてからは極めて享楽的な生活を送るようになってしまったのだが。
「あたしも王族だからって蝶よ花よと育てられたわけじゃないわ。前にも言ったけどあたしの母は元・冒険者でお父様とは超激熱恋愛結婚だったみたいだし」
「あの夜の話か、たしか〝女僧侶なのに剛力無双したため男尊女卑勇者にパーティー追放されたけど理解のある王様に見初められ寵愛されて身籠りました〟だったな」
「いやそうだけど。そうだけど、なんか言い方があれっていうか……あっ、ほら、見て!」
「これはこれは……!」
崖を下り、うっそうとおい茂る草木を抜けると、そこは地形をくり抜いたような入り江になっていた。
エメラルドグリーンから清浄なブルーへとグラデーションを描く海の先に岩の岬が勇壮に突き立つ。
その向こうにはどこまでも続く青い海と抜けるような青い空が水平線で溶け合う、息を呑む絶景が広がっていた。
それでいて流れ込んでくる水は波も流れもおだやかて、理想のビーチといえた。
「観光地図には載っていないな」
「載ってないし、載せるつもりもないわ。地図上ではここは断崖絶壁の下なの」
「ふぅん、地図上では、ね……。さては王家の力で情報を遮断したな」
「波が高いから遊泳禁止にしたのよ」
「大嘘だな」
「嘘――昨日のあなたの言う虚の呪ってことになるのかしら。シーベックは観光都市だけど、我が国は豊富な自然によってじゅうぶん潤っている。観光客という他所者は外貨と共に治安の悪化と大量のゴミをもたらす、お父様はそう懸念しているの」
「まぁ、同意。それに観光立国だのなんだのと他所者の落とすあぶく銭に群がる輩は、まず自分がオモテナシのサービス業にでも就いて働いてみろと言いたい」
「……お父様は力がなければ何かを守る事はできないと考えている。自然も治安も」
「その力が正義である限りは、な」
「正義のない力は暴力にすぎない。 かといって正義を守り抜く力がなければ――ああもう! 小難しい話をするためにあなたを秘密の場所に案内したわけではないのよ。泳ぎましょう!」
「水着は?」
「それ、濡れてもいい服じゃないの?」
「濡れてもいい服だがむやみに濡らしたくない、潮水に濡らしたくない、ベトベトになりたくない」
「お嬢様か! はい、これ水着」
「用意周到なことで……」
「あたしは濡れてもいい服だからこのまま泳ぐわ」
「俺はスクみ――シュクミズが好きなのだが」
「呼んだか!」
「「なぬッ?!」」
静かな海面から盛大な水飛沫をあげてひとりの娘が現れた。
手足を露わにした紺色革胴着を着た赤銅色の髪に褐色の肌の快活な少女。ワッシャー海賊団の頭領の娘ナミだった。
「ナミか! おまえ、どうしてここに?」
「海賊に国境はない! 海がある限りどこにでも現れるさ」
「お、その科白いいな、ぐっときた」
「……こほん。ナミ、改めて聞くけど、どうしてシーベックに? まさかただの観光てわけじゃないわよね?」
「うんにゃ、ただの観光だよ。いくさが終わって、まーた退屈な日々がはじまりやがった。だから暇つぶしにおまえらのいそうなシーベックに来たんだ」
「そ、そう。偶然ね」
「なぁ、ナミ。おまえのそのシュクミズは実に見事な装束だ、水辺での活動に適している。俺たちはこれから海水浴をしたいのだがアヤネルの分もないだろうか」
「いや、だからあたしはこのままでいいって。それにどうせ水着になるならもっとお洒落なデザインのビキニとかにしたいし……」
「そのままで泳ぐ気満々なくせして、お洒落なんだかお洒落じゃないんだかわからんお姫様だな」
「っかー、野暮ったか! ビキニなんてそこいらの女戦士がするもんだろ。あたしのシュクミズ貸してやるよ」
「ぜひ着てくれ」
「はぁ、まあいいけど……」
「おい、キイチ。またあたしと試合え!」
「……せっかくだから【潤粘滑体】を使って三人で対戦しないか?」
「え、なにその【潤粘滑体】て?」
「体術の鍛錬になるワッシャー海賊団に伝わる不思議スキルだ」
「ふ~ん、ならあたしも参加しようかしら」
こうしてキイチ、アヤネル、ナミは秘密のビーチで水着になりヌルヌルすることとなった。
「ちょ、なっ、なんなのよこれ、アフッン♡」
「どうだ、なかなか良い経験になるだろう?」
「あっ、だめ。んっ、変な、気持ちになっちゃう」
「アヤネル姫はもじょかねえ……。キイチ、あの夜は引き分けだったけど今回は勝つじょっ!」
「え、あの夜ってなんのこと? キイチ、貴方ミナと――」
「はい集中集中! 先に動けなくなった人が負けだからね!」
「あ、ちょっと待っふ……っ、ん、んっ……! ……んッ……あう……あ、あ! そこはッ! ダメっ! ……だめっらってぇっ…!」
「ひっう! んんっ! よかばい、よかばい!」
「うおおぉぉぉ! これぞ極楽! ハーレム! 酒池肉林!」
「こらキイチ!」
「真面目にやんせ、この変態!!」
ヌルヌル、ヌルヌル――。
「――了解した。天なる知慧に栄光あれ。魔術は偉大なり」
マカロン王国内での破壊活動に成功したという同志からの連絡。
彼らは首尾よく対象人物を確保し、撤収すると同時に建設予定の魔術学院を爆破することだろう。
倉庫におさめられた五百を越える数の木箱を前にしたカルサコフは課せられた任務を実行する。
「虚ろなる兵よ・黒鉄の魂を宿し・目覚めよ」
金属の軋む音を立てて箱の中の鎧たちが起き上がる。
「200は雲地区を襲え、もう200は潮風地区を、残りは私についてこい。動くものすべてを殺し、形あるものすべてを壊すのだ」
五百の鉄の鎧が、黒鉄の兵士が無言の喚声を上げて動き出す。
シーベックに死と破壊を撒き散らすために。
シーベックに動乱が巻き起こる。
アヤネルはシーベックの名所のひとつである灯台に鬼一法眼を連れていった。
「灯台か……。アメリカ人には冒険の守り手や帰郷の喜びといったポジティブな印象を与えるのに対して日本人には哀愁を感じさせる不思議な建物だ」
「安堵じゃなくて哀愁? 灯台は航海を見守る安心安全の象徴なのに、ニホン人てずいぶんと感傷的なのね――ついて来て! 下に降りるわよ」
アヤネルは灯台の海側にある崖に近づくと、臆すことなく下りはじめた。
「ここをか? 道はないのか、道は」
「こうしないと行けないのよ」
道なき道は細い獣道のようになっており、ひとり分の足の踏み場程度があるばかり。
アヤネルは持ち前の運動神経で上下左右に体重移動させながら下がってゆく。
「お姫様なのにレンジャー技能もお持ちとはね」
「あなたこそオンミョウジという魔法使いなのに登攀――じゃなくてこの場合は降攀? が巧みじゃない」
「俺は滝に打たれ、山々を駆け、武と呪の双方を学んできたからな」
武術はもっとも実践的な呪術魔術のひとつ。初代より伝わるそのような思想のもと、幼い頃から鍛錬を重ねてきた十四代目・鬼一法眼である。
努力に勝る天才なし。
千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を練とす。
一に鍛錬、二に鍛錬。三四がなくて五に休養。
武にせよ呪にせよ、その道の高みへの近道などない、ひたすら修行あるのみだ。
もっともこの男、幼少からの厳しい鍛錬と節制の反動からか成人し独り立ちしてからは極めて享楽的な生活を送るようになってしまったのだが。
「あたしも王族だからって蝶よ花よと育てられたわけじゃないわ。前にも言ったけどあたしの母は元・冒険者でお父様とは超激熱恋愛結婚だったみたいだし」
「あの夜の話か、たしか〝女僧侶なのに剛力無双したため男尊女卑勇者にパーティー追放されたけど理解のある王様に見初められ寵愛されて身籠りました〟だったな」
「いやそうだけど。そうだけど、なんか言い方があれっていうか……あっ、ほら、見て!」
「これはこれは……!」
崖を下り、うっそうとおい茂る草木を抜けると、そこは地形をくり抜いたような入り江になっていた。
エメラルドグリーンから清浄なブルーへとグラデーションを描く海の先に岩の岬が勇壮に突き立つ。
その向こうにはどこまでも続く青い海と抜けるような青い空が水平線で溶け合う、息を呑む絶景が広がっていた。
それでいて流れ込んでくる水は波も流れもおだやかて、理想のビーチといえた。
「観光地図には載っていないな」
「載ってないし、載せるつもりもないわ。地図上ではここは断崖絶壁の下なの」
「ふぅん、地図上では、ね……。さては王家の力で情報を遮断したな」
「波が高いから遊泳禁止にしたのよ」
「大嘘だな」
「嘘――昨日のあなたの言う虚の呪ってことになるのかしら。シーベックは観光都市だけど、我が国は豊富な自然によってじゅうぶん潤っている。観光客という他所者は外貨と共に治安の悪化と大量のゴミをもたらす、お父様はそう懸念しているの」
「まぁ、同意。それに観光立国だのなんだのと他所者の落とすあぶく銭に群がる輩は、まず自分がオモテナシのサービス業にでも就いて働いてみろと言いたい」
「……お父様は力がなければ何かを守る事はできないと考えている。自然も治安も」
「その力が正義である限りは、な」
「正義のない力は暴力にすぎない。 かといって正義を守り抜く力がなければ――ああもう! 小難しい話をするためにあなたを秘密の場所に案内したわけではないのよ。泳ぎましょう!」
「水着は?」
「それ、濡れてもいい服じゃないの?」
「濡れてもいい服だがむやみに濡らしたくない、潮水に濡らしたくない、ベトベトになりたくない」
「お嬢様か! はい、これ水着」
「用意周到なことで……」
「あたしは濡れてもいい服だからこのまま泳ぐわ」
「俺はスクみ――シュクミズが好きなのだが」
「呼んだか!」
「「なぬッ?!」」
静かな海面から盛大な水飛沫をあげてひとりの娘が現れた。
手足を露わにした紺色革胴着を着た赤銅色の髪に褐色の肌の快活な少女。ワッシャー海賊団の頭領の娘ナミだった。
「ナミか! おまえ、どうしてここに?」
「海賊に国境はない! 海がある限りどこにでも現れるさ」
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「……こほん。ナミ、改めて聞くけど、どうしてシーベックに? まさかただの観光てわけじゃないわよね?」
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「そ、そう。偶然ね」
「なぁ、ナミ。おまえのそのシュクミズは実に見事な装束だ、水辺での活動に適している。俺たちはこれから海水浴をしたいのだがアヤネルの分もないだろうか」
「いや、だからあたしはこのままでいいって。それにどうせ水着になるならもっとお洒落なデザインのビキニとかにしたいし……」
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「っかー、野暮ったか! ビキニなんてそこいらの女戦士がするもんだろ。あたしのシュクミズ貸してやるよ」
「ぜひ着てくれ」
「はぁ、まあいいけど……」
「おい、キイチ。またあたしと試合え!」
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「え、なにその【潤粘滑体】て?」
「体術の鍛錬になるワッシャー海賊団に伝わる不思議スキルだ」
「ふ~ん、ならあたしも参加しようかしら」
こうしてキイチ、アヤネル、ナミは秘密のビーチで水着になりヌルヌルすることとなった。
「ちょ、なっ、なんなのよこれ、アフッン♡」
「どうだ、なかなか良い経験になるだろう?」
「あっ、だめ。んっ、変な、気持ちになっちゃう」
「アヤネル姫はもじょかねえ……。キイチ、あの夜は引き分けだったけど今回は勝つじょっ!」
「え、あの夜ってなんのこと? キイチ、貴方ミナと――」
「はい集中集中! 先に動けなくなった人が負けだからね!」
「あ、ちょっと待っふ……っ、ん、んっ……! ……んッ……あう……あ、あ! そこはッ! ダメっ! ……だめっらってぇっ…!」
「ひっう! んんっ! よかばい、よかばい!」
「うおおぉぉぉ! これぞ極楽! ハーレム! 酒池肉林!」
「こらキイチ!」
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ヌルヌル、ヌルヌル――。
「――了解した。天なる知慧に栄光あれ。魔術は偉大なり」
マカロン王国内での破壊活動に成功したという同志からの連絡。
彼らは首尾よく対象人物を確保し、撤収すると同時に建設予定の魔術学院を爆破することだろう。
倉庫におさめられた五百を越える数の木箱を前にしたカルサコフは課せられた任務を実行する。
「虚ろなる兵よ・黒鉄の魂を宿し・目覚めよ」
金属の軋む音を立てて箱の中の鎧たちが起き上がる。
「200は雲地区を襲え、もう200は潮風地区を、残りは私についてこい。動くものすべてを殺し、形あるものすべてを壊すのだ」
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