93 / 123
辺境異聞 13 正体
しおりを挟む
「お邪魔します。さっき偶然に父の部屋で見つけたものなのですが、おふたりに見てもらいたくて……」
青白い顔をしたフーラが鬼一に書類の束を手渡す。
黄ばみの浮かんだそれらはいかにも年季の入ったもので、遺産相続に関する権利書や記録書のようだ。地下で見つけたものとおなじ種類の書類だが、内容が微妙に異なっていた。
そこにはソティーとウンキが婚約していたこと、その時すでにヘルギは生まれていたことが、ふたりの署名入りで書かれている。
またウンキが事故死したのが、ソティーがフーラを身籠る以前であることと、ソティーがヨーグと結婚したのはウンキの喪が明けてからであることがわかる。
「嗚呼、わたしは父の本当の子じゃないのかしら……」
フーラは潤んだ瞳で鬼一を見つめる。
そこに清々しいまで空気を読まずにウィリデが割って入った。
「なぁ、フーラ。ちょっとここにあんたの知っている限りの親族の名を書いてくれないか」
「え? なぜです?」
「ブレインストーミングみたいなものさ」
「?」
「さぁ、とりあえず書いてごらんよ」
怪訝な顔で聞き返すフーラを強引に諭してウィリデが筆を持たせ、何人かの名を書き綴らせる。
それを見ていたウィリデが確信を込めて断言した。
「この書類、ずばり偽書だね」
「なんですって!?」
「ウンキのものとされるサインの筆跡がフーラ、あんたと一致する」
「そんなこと、なんであなたにわかるんです?」
「言ってなかったかい? 私はマカロン王国の魔術学院に籍を置く魔術師、それも導師級だよ」
ただ魔力が強ければ、多くの魔術が使えれば、研究実績を積めば高い階梯に至ることができるわけではない。
考古学、言語学、植物学、心理学、文学、数学、神学、神秘学、生理学、犯罪学、天文学、地質学、科学、化学、紋章学――。
魔術の才以外にも、この世に存在するありとあらゆる学問に通じた博識の賢者にしか魔導師とは認められない。
魔導師とは高レベルの魔術を駆使する魔法使いであると同時に賢者なのだ。
賢者ならば筆者識別くらい簡単にできる。
ウィリデは暗にそう言っているのだ。
「偽造されているのは文章だけじゃない、この書類そのものもだ。いかにも古色蒼然とした紙質だが、これは紅茶。特にエイジティーでいちど濡らしてから乾かしたものだ。実際には新しい紙質を年季の入ったものに見せかける、古書の偽造によくある手口さ。本物の記録書はこれ。私たちがワインセラーにある隠し口から降りた地下で見つけたものだ。内容もしっかりと確認済みだよ」
「わたしが、偽物を用意したとでも言うの?」
「ああ、そうさ」
「ほんとうにそんなことを考えているの? わたしが、あなたたちを騙そうとしているだなんて。ひどいわ。そんなことをして、なにになると言うのよ!」
「ついでに言うとフーラ。それにヨーグ。あんたたちの正体は吸血鬼だ。地下の聖堂や温室で無数の犠牲者を発見したよ。首に牙の痕がる、干からびた死体をね」
「……吸血鬼は、吸血鬼かも知れないのは父なのでは?」
「なんならこの場で【聖光】でも浴びて無実を証明してみるかい? ボルツェル家の記録にもソティーの日記にも書かれていない『フーラ』さん」
「そう、あなたはどうしてもわたしを悪者にしたいのね。……ねぇ、キイチさん。あなたは、信じてくれるわね?」
フーラがしなを作った表情を浮かべ、哀願する。だがそれによって鬼一の心が揺れ動くことはなかった。
「あいにくと魅了の魔術も薬も効いてないんだよ、フーラさん。あのとき俺に一服盛ろうとしなければ、もう少し信用していたかもしれないのにな」
「……もういいわ、もういい。もう結構っ!」
談話室から退出しようとしたフーラが足を止め、きびすを返す。
ひとつしかない出口をふさぐかたちで。
「そうね、ここで殺してしまえばいいんじゃない。ヨーグには、あいつらは気づいてなかったと言えば――」
「それはルール違反じゃないか、フーラ」
フーラのいる場所とは反対側。談話室の奥から声がした。
部屋の隅から霧とも霞とも靄ともつかない煙が生じ、人の形を成す。
「よくぞそこまで気づいたものだ。まさかワインセラーの地下道まで発見するとは恐れ入ったよ。そして、なにより素晴らしいのは、それが私の勝利を表すことだ」
ヨーグだ。
漆黒のマントに身をつつみ、夜会服を着たヨーグ・ボルツェル辺境伯がそこにいた。
「ろくに相手もできず失礼した。なにせそういう決まりだったのでね」
青い唇を歪めて酷薄そうな笑みを浮かべると、長すぎる犬歯がちらりとのぞく。
夕食の時に見せていた、いかにも貴族然とした瀟洒で冷徹な雰囲気は鳴りを潜め、獣じみた風貌があった。
「あらヨーグ、耳ざといこと。盗み聞きしていたのね」
「そろそろ煮詰まる頃合いだと思ったからね。フーラ、今回は私の勝ちだ」
得意げに宣言すると手にしたタンカードを掲げた。そこには真っ赤な液体が、ただし葡萄酒ではないなにかが満たされている。
「変わった方法で入室するな。今のが吸血鬼の霧化というやつか。その状態だと軽く隠形がかかるようだ」
「剣も槍も銃も、多くの魔術も効かない。優れものだよ」
「そんなことよりあたしたちを動き回らせた理由を訊かせてもらおうか。理由によっちゃあ手間賃がぐんとはね上がるよ」
「強く勇敢で賢しい人たち、わたしたちがなにをしていたのか、特別に教えてあげる」
「我々はここで半世紀近い時を過ごしてきた。ときおり訪れる旅人を糧にしてな」
「たまに毛色のちがう人たちも訪れたわ。わたしたちの噂を聞いて退治しようと思った僧侶や神官、不死の秘密を知りたがる死霊術師なんかが」
「そんな連中を相手にしているうちにふと思いついたのだよ。ただ食べるだけの食事は味気ないから、ちょっとした賭けを、ゲームをしないかとね」
「わたしが作った筋書きの通りに、あなたたちをだませればわたしの勝ち」
「だまされなかったら私の勝ち。そして今回は私の勝利だ。賭けたのは君たちの血と、そして魂。勝ったほうが先に獲物を選び、美味い血を啜ったあとで自分の僕にできる」
フーラとヨーグが嬉々として自分たちの遊戯について語りだす――。
青白い顔をしたフーラが鬼一に書類の束を手渡す。
黄ばみの浮かんだそれらはいかにも年季の入ったもので、遺産相続に関する権利書や記録書のようだ。地下で見つけたものとおなじ種類の書類だが、内容が微妙に異なっていた。
そこにはソティーとウンキが婚約していたこと、その時すでにヘルギは生まれていたことが、ふたりの署名入りで書かれている。
またウンキが事故死したのが、ソティーがフーラを身籠る以前であることと、ソティーがヨーグと結婚したのはウンキの喪が明けてからであることがわかる。
「嗚呼、わたしは父の本当の子じゃないのかしら……」
フーラは潤んだ瞳で鬼一を見つめる。
そこに清々しいまで空気を読まずにウィリデが割って入った。
「なぁ、フーラ。ちょっとここにあんたの知っている限りの親族の名を書いてくれないか」
「え? なぜです?」
「ブレインストーミングみたいなものさ」
「?」
「さぁ、とりあえず書いてごらんよ」
怪訝な顔で聞き返すフーラを強引に諭してウィリデが筆を持たせ、何人かの名を書き綴らせる。
それを見ていたウィリデが確信を込めて断言した。
「この書類、ずばり偽書だね」
「なんですって!?」
「ウンキのものとされるサインの筆跡がフーラ、あんたと一致する」
「そんなこと、なんであなたにわかるんです?」
「言ってなかったかい? 私はマカロン王国の魔術学院に籍を置く魔術師、それも導師級だよ」
ただ魔力が強ければ、多くの魔術が使えれば、研究実績を積めば高い階梯に至ることができるわけではない。
考古学、言語学、植物学、心理学、文学、数学、神学、神秘学、生理学、犯罪学、天文学、地質学、科学、化学、紋章学――。
魔術の才以外にも、この世に存在するありとあらゆる学問に通じた博識の賢者にしか魔導師とは認められない。
魔導師とは高レベルの魔術を駆使する魔法使いであると同時に賢者なのだ。
賢者ならば筆者識別くらい簡単にできる。
ウィリデは暗にそう言っているのだ。
「偽造されているのは文章だけじゃない、この書類そのものもだ。いかにも古色蒼然とした紙質だが、これは紅茶。特にエイジティーでいちど濡らしてから乾かしたものだ。実際には新しい紙質を年季の入ったものに見せかける、古書の偽造によくある手口さ。本物の記録書はこれ。私たちがワインセラーにある隠し口から降りた地下で見つけたものだ。内容もしっかりと確認済みだよ」
「わたしが、偽物を用意したとでも言うの?」
「ああ、そうさ」
「ほんとうにそんなことを考えているの? わたしが、あなたたちを騙そうとしているだなんて。ひどいわ。そんなことをして、なにになると言うのよ!」
「ついでに言うとフーラ。それにヨーグ。あんたたちの正体は吸血鬼だ。地下の聖堂や温室で無数の犠牲者を発見したよ。首に牙の痕がる、干からびた死体をね」
「……吸血鬼は、吸血鬼かも知れないのは父なのでは?」
「なんならこの場で【聖光】でも浴びて無実を証明してみるかい? ボルツェル家の記録にもソティーの日記にも書かれていない『フーラ』さん」
「そう、あなたはどうしてもわたしを悪者にしたいのね。……ねぇ、キイチさん。あなたは、信じてくれるわね?」
フーラがしなを作った表情を浮かべ、哀願する。だがそれによって鬼一の心が揺れ動くことはなかった。
「あいにくと魅了の魔術も薬も効いてないんだよ、フーラさん。あのとき俺に一服盛ろうとしなければ、もう少し信用していたかもしれないのにな」
「……もういいわ、もういい。もう結構っ!」
談話室から退出しようとしたフーラが足を止め、きびすを返す。
ひとつしかない出口をふさぐかたちで。
「そうね、ここで殺してしまえばいいんじゃない。ヨーグには、あいつらは気づいてなかったと言えば――」
「それはルール違反じゃないか、フーラ」
フーラのいる場所とは反対側。談話室の奥から声がした。
部屋の隅から霧とも霞とも靄ともつかない煙が生じ、人の形を成す。
「よくぞそこまで気づいたものだ。まさかワインセラーの地下道まで発見するとは恐れ入ったよ。そして、なにより素晴らしいのは、それが私の勝利を表すことだ」
ヨーグだ。
漆黒のマントに身をつつみ、夜会服を着たヨーグ・ボルツェル辺境伯がそこにいた。
「ろくに相手もできず失礼した。なにせそういう決まりだったのでね」
青い唇を歪めて酷薄そうな笑みを浮かべると、長すぎる犬歯がちらりとのぞく。
夕食の時に見せていた、いかにも貴族然とした瀟洒で冷徹な雰囲気は鳴りを潜め、獣じみた風貌があった。
「あらヨーグ、耳ざといこと。盗み聞きしていたのね」
「そろそろ煮詰まる頃合いだと思ったからね。フーラ、今回は私の勝ちだ」
得意げに宣言すると手にしたタンカードを掲げた。そこには真っ赤な液体が、ただし葡萄酒ではないなにかが満たされている。
「変わった方法で入室するな。今のが吸血鬼の霧化というやつか。その状態だと軽く隠形がかかるようだ」
「剣も槍も銃も、多くの魔術も効かない。優れものだよ」
「そんなことよりあたしたちを動き回らせた理由を訊かせてもらおうか。理由によっちゃあ手間賃がぐんとはね上がるよ」
「強く勇敢で賢しい人たち、わたしたちがなにをしていたのか、特別に教えてあげる」
「我々はここで半世紀近い時を過ごしてきた。ときおり訪れる旅人を糧にしてな」
「たまに毛色のちがう人たちも訪れたわ。わたしたちの噂を聞いて退治しようと思った僧侶や神官、不死の秘密を知りたがる死霊術師なんかが」
「そんな連中を相手にしているうちにふと思いついたのだよ。ただ食べるだけの食事は味気ないから、ちょっとした賭けを、ゲームをしないかとね」
「わたしが作った筋書きの通りに、あなたたちをだませればわたしの勝ち」
「だまされなかったら私の勝ち。そして今回は私の勝利だ。賭けたのは君たちの血と、そして魂。勝ったほうが先に獲物を選び、美味い血を啜ったあとで自分の僕にできる」
フーラとヨーグが嬉々として自分たちの遊戯について語りだす――。
21
あなたにおすすめの小説
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
ただのFランク探索者さん、うっかりSランク魔物をぶっとばす 規格外ダンジョンに住んでいるので、無自覚に最強でした
むらくも航
ファンタジー
旧題:ただのFランク探索者さん、うっかりSランク魔物をぶっとばして大バズりしてしまう~今まで住んでいた自宅は、最強種が住む規格外ダンジョンでした~
Fランク探索者の『彦根ホシ』は、幼馴染のダンジョン配信に助っ人として参加する。
配信は順調に進むが、二人はトラップによって誰も討伐したことのないSランク魔物がいる階層へ飛ばされてしまう。
誰もが生還を諦めたその時、Fランク探索者のはずのホシが立ち上がり、撮れ高を気にしながら余裕でSランク魔物をボコボコにしてしまう。
そんなホシは、ぼそっと一言。
「うちのペット達の方が手応えあるかな」
それからホシが配信を始めると、彼の自宅に映る最強の魔物たち・超希少アイテムに世間はひっくり返り、バズりにバズっていく──。
S級スキル『剣聖』を授かった俺はスキルを奪われてから人生が一変しました
白崎なまず
ファンタジー
この世界の人間の多くは生まれてきたときにスキルを持っている。スキルの力は強大で、強力なスキルを持つ者が貧弱なスキルしか持たない者を支配する。
そんな世界に生まれた主人公アレスは大昔の英雄が所持していたとされるSランク『剣聖』を持っていたことが明らかになり一気に成り上がっていく。
王族になり、裕福な暮らしをし、将来は王女との結婚も約束され盤石な人生を歩むアレス。
しかし物事がうまくいっている時こそ人生の落とし穴には気付けないものだ。
突如現れた謎の老人に剣聖のスキルを奪われてしまったアレス。
スキルのおかげで手に入れた立場は当然スキルがなければ維持することが出来ない。
王族から下民へと落ちたアレスはこの世に絶望し、生きる気力を失いかけてしまう。
そんなアレスに手を差し伸べたのはとある教会のシスターだった。
Sランクスキルを失い、この世はスキルが全てじゃないと知ったアレス。
スキルがない自分でも前向きに生きていこうと冒険者の道へ進むことになったアレスだったのだが――
なんと、そんなアレスの元に剣聖のスキルが舞い戻ってきたのだ。
スキルを奪われたと王族から追放されたアレスが剣聖のスキルが戻ったことを隠しながら冒険者になるために学園に通う。
スキルの優劣がものを言う世界でのアレスと仲間たちの学園ファンタジー物語。
この作品は小説家になろうに投稿されている作品の重複投稿になります
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
捨てられた貴族六男、ハズレギフト『家電量販店』で僻地を悠々開拓する。~魔改造し放題の家電を使って、廃れた土地で建国目指します~
荒井竜馬@書籍発売中
ファンタジー
ある日、主人公は前世の記憶を思いだし、自分が転生者であることに気がつく。転生先は、悪役貴族と名高いアストロメア家の六男だった。しかし、メビウスは前世でアニメやラノベに触れていたので、悪役転生した場合の身の振り方を知っていた。『悪役転生ものということは、死ぬ気で努力すれば最強になれるパターンだ!』そう考えて死ぬ気で努力をするが、チート級の力を身につけることができなかった。
それどころか、授かったギフトが『家電量販店』という理解されないギフトだったせいで、一族から追放されてしまい『死地』と呼ばれる場所に捨てられてしまう。
「……普通、十歳の子供をこんな場所に捨てるか?」
『死地』と呼ばれる何もない場所で、メビウスは『家電量販店』のスキルを使って生き延びることを決意する。
しかし、そこでメビウスは自分のギフトが『死地』で生きていくのに適していたことに気がつく。
家電を自在に魔改造して『家電量販店』で過ごしていくうちに、メビウスは周りから天才発明家として扱われ、やがて小国の長として建国を目指すことになるのだった。
メビウスは知るはずがなかった。いずれ、自分が『機械仕掛けの大魔導士』と呼ばれ存在になるなんて。
努力しても最強になれず、追放先に師範も元冒険者メイドもついてこず、領地どころかどの国も管理していない僻地に捨てられる……そんな踏んだり蹴ったりから始まる領地(国家)経営物語。
『ノベマ! 異世界ファンタジー:8位(2025/04/22)』
※別サイトにも掲載しています。
『スローライフどこ行った?!』追放された最強凡人は望まぬハーレムに困惑する?!
たらふくごん
ファンタジー
最強の凡人――追放され、転生した蘇我頼人。
新たな世界で、彼は『ライト・ガルデス』として再び生を受ける。
※※※※※
1億年の試練。
そして、神をもしのぐ力。
それでも俺の望みは――ただのスローライフだった。
すべての試練を終え、創世神にすら認められた俺。
だが、もはや生きることに飽きていた。
『違う選択肢もあるぞ?』
創世神の言葉に乗り気でなかった俺は、
その“策略”にまんまと引っかかる。
――『神しか飲めぬ最高級のお茶』。
確かに神は嘘をついていない。
けれど、あの流れは勘違いするだろうがっ!!
そして俺は、あまりにも非道な仕打ちの末、
神の娘ティアリーナが治める世界へと“追放転生”させられた。
記憶を失い、『ライト・ガルデス』として迎えた新しい日々。
それは、久しく感じたことのない“安心”と“愛”に満ちていた。
だが――5歳の洗礼の儀式を境に、運命は動き出す。
くどいようだが、俺の望みはスローライフ。
……のはずだったのに。
呪いのような“女難の相”が炸裂し、
気づけば婚約者たちに囲まれる毎日。
どうしてこうなった!?
生贄にされた少年。故郷を離れてゆるりと暮らす。
水定ゆう
ファンタジー
村の仕来りで生贄にされた少年、天月・オボロナ。魔物が蠢く危険な森で死を覚悟した天月は、三人の異形の者たちに命を救われる。
異形の者たちの弟子となった天月は、数年後故郷を離れ、魔物による被害と魔法の溢れる町でバイトをしながら冒険者活動を続けていた。
そこで待ち受けるのは数々の陰謀や危険な魔物たち。
生贄として魔物に捧げられた少年は、冒険者活動を続けながらゆるりと日常を満喫する!
※とりあえず、一時完結いたしました。
今後は、短編や別タイトルで続けていくと思いますが、今回はここまで。
その際は、ぜひ読んでいただけると幸いです。
レベルが上がらない【無駄骨】スキルのせいで両親に殺されかけたむっつりスケベがスキルを奪って世界を救う話。
玉ねぎサーモン
ファンタジー
絶望スキル× 害悪スキル=限界突破のユニークスキル…!?
成長できない主人公と存在するだけで周りを傷つける美少女が出会ったら、激レアユニークスキルに!
故郷を魔王に滅ぼされたむっつりスケベな主人公。
この世界ではおよそ1000人に1人がスキルを覚醒する。
持てるスキルは人によって決まっており、1つから最大5つまで。
主人公のロックは世界最高5つのスキルを持てるため将来を期待されたが、覚醒したのはハズレスキルばかり。レベルアップ時のステータス上昇値が半減する「成長抑制」を覚えたかと思えば、その次には経験値が一切入らなくなる「無駄骨」…。
期待を裏切ったため育ての親に殺されかける。
その後最高レア度のユニークスキル「スキルスナッチ」スキルを覚醒。
仲間と出会いさらに強力なユニークスキルを手に入れて世界最強へ…!?
美少女たちと冒険する主人公は、仇をとり、故郷を取り戻すことができるのか。
この作品はカクヨム・小説家になろう・Youtubeにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる