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六章 奏歌くんとの六年目
11.ジャスミンティーと南瓜のタルト
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仕事が休みの日に篠田家に自転車で来て、小学校から帰る奏歌くんを待っていると、茉優ちゃんからお願いをされた。茉優ちゃんは試験期間中で帰りが早くなっているのだそうだ。
「お祖母ちゃんが私とケーキを買いに行きたいって言ってるんですけど、二人だけじゃちょっと不安だから、海瑠さんと奏歌くんも来てくれませんか?」
お祖母様である莉緒さんが悪いひとではないし、やっちゃんと茉優ちゃんの仲も応援してくれるくらいの懐の深いひとだとは分かっていたけれど、ほとんど会ったことのない大人と二人きりで出かけるのは茉優ちゃんにはハードルが高いのだろう。
弟のように思っている奏歌くんと、奏歌くんの婚約者の私がいれば安心だと思ってくれることが嬉しい。
「ただいまー! 海瑠さん、来てたんだ」
「奏歌くん、茉優ちゃんがお願いがあるんだって」
茉優ちゃんの前に奏歌くんを連れて行くと、茉優ちゃんは同じお願いを奏歌くんにしていた。奏歌くんも当然了承している。
「いいよね、海瑠さん?」
「うん、もちろんよ」
車を出すことはできないけれど、ついて行くことならばできる。それで茉優ちゃんが安心するのならば一緒に行くのは全く嫌ではなかった。
茉優ちゃんのお誕生日には篠田家で私は莉緒さんの到着を待っていた。莉緒さんは車を運転して来る。
「結婚してる間は、女は車を運転するな、女の運転する車には乗りたくないって、夫が言ってたけど、今は自由に乗れるわ」
活き活きとして車に私たちを招く莉緒さんは、年よりも若々しく見えた。和装できっちりとしているところも上品なご婦人という雰囲気がする。
「海瑠さんと奏歌くんが来てくれて良かったわ。私、茉優ちゃんの好きなケーキも、美味しいケーキを売ってるお店も知らないから」
莉緒さんに言われて私はいつも茉優ちゃんのお誕生日のタルトを買うお店を紹介した。車で近くまで行ってコインパーキングに停めて、お店まで歩く。
ショーケースを覗いて茉優ちゃんは目を輝かせていた。
「サツマイモのタルトも、モンブランタルトも美味しそう。チーズケーキも、カボチャのタルトもあるんだ」
「色んな種類があると、目移りしちゃうよね」
「どれにしようかな」
奏歌くんと二人で話しながら決めているのが可愛い。
「南瓜のタルト、なんでクリームがお化けの顔になってるんだろう……」
「あ、ハロウィンだよ!」
茉優ちゃんのお誕生日はハロウィンに近いので、タルトもハロウィンに因んだものがあったようだ。ハロウィン自体あまりなじみがなかったので私は全然気付いていなかった。
「ハロウィンって何のお祭りだっけ?」
「イギリスの方のお祭りじゃなかったっけ? 南瓜で飾りを作って、仮装して、お菓子を貰いに行くんだ」
「へぇ……」
奏歌くんは学校行事でハロウィンを経験済みだったが、私はそういうことをした記憶がない。したのかもしれないが、興味がなかったので記憶に残っていなかった可能性はある。
「この南瓜のタルトが可愛いから、これでもいいかな?」
「茉優ちゃん、お祖母ちゃんに聞いてみたら?」
「これでいいですか?」
奏歌くんの後ろに隠れつつ小声で問いかける茉優ちゃんに、莉緒さんは喜んで南瓜のタルトを買ってくれた。車で篠田家に戻る頃には、美歌さんも帰って来ていて、やっちゃんも篠田家に来ていた。
「お誕生日おめでとう、茉優ちゃん」
「ありがとう、安彦さん」
「ケーキの前に食事にしましょうか」
キッチンに立っていた美歌さんが夕食を仕上げてテーブルに並べる。
「ご馳走になっていいのかしら?」
「もちろん、食べて行ってください。安彦と私で腕を奮いました」
明るく告げる美歌さんに莉緒さんが茉優ちゃんと話している。
「茉優ちゃんの好きなひとは、お料理上手なのね」
「すごくお料理が上手で、何でも作れるんです。いつも美味しいご飯を作ってくれます」
「素敵なひとじゃない」
やっちゃんを認められたことで、茉優ちゃんは笑顔になっていて莉緒さんとの距離も近くなりそうだった。
夕食を食べ終えると莉緒さんが和風のバッグの中から小さな茶筒を取り出した。
「ジャスミンティーなんです。よろしければ、ケーキと一緒に飲もうと思って」
ジャスミンティー!
紅茶ではない。
紅茶を淹れる練習をしていた奏歌くんにとっては、大きな方向転換が必要だった。
「茉優ちゃんの漢字と私の漢字を合わせると、茉莉花、つまりジャスミンになることに気付いたんです」
茉優ちゃんの『茉』と莉緒さんの『莉』で茉莉、ジャスミンのことになるというのは全く気付いていなかった。ジャスミンのお茶があることすら私は知らなかったのだ。
「それなら、ジャスミンティーを淹れないと。ジャスミンティーって淹れ方がありますか? 僕、紅茶なら淹れられるんですけど」
「私が淹れましょうか?」
「いえ、僕、茉優ちゃんのお誕生日にお茶を淹れるって決めてたんです」
茉優ちゃんのお誕生日に美味しい紅茶を淹れることをプレゼントにしようと練習していた奏歌くん。その練習の成果が無駄になるのか。ハラハラして見守っていると、莉緒さんが教えてくれる。
「途中までは紅茶と同じです。抽出時間が一分半くらいになるだけです」
ティーポットを温めたり、茶葉を入れたりするのは同じようだ。抽出時間だけ違うのならば、アラームを一分半に設定すればいいだけだ。
電気ケトルでお湯を沸かし、奏歌くんはジャスミンティーを淹れる。温めたポットに茶葉を入れてお湯を注ぐと爽やかな花の香りが部屋中に広がった。
ジャスミンティーをティーカップ三杯分入れて、先に莉緒さんと茉優ちゃんと私に渡してくれる奏歌くん。続いてもう一回ジャスミンティーを淹れて、今度はやっちゃんと美歌さんと奏歌くんの分が入った。
お茶の準備も整って、カボチャのタルトを前に私がハッピーバースデーを歌う。大きな蝋燭一本と、小さな蝋燭三本を吹き消した茉優ちゃんに、拍手が起きた。
南瓜のタルトを切ってそれぞれのお皿に乗せていく。
六等分に切られた南瓜のタルトは結構大きくてボリュームがあった。
「海瑠さん、お化けが見てるよ」
生クリームにチョコで顔を付けたお化けの縁取りのしてある南瓜のタルト。くすくす笑いながら奏歌くんと一緒に食べる。
「ジャスミンティーってこんな味なんだ」
「色も黄色っぽいね」
紅茶のように赤くなくて、水色も黄色か橙色に見えるジャスミンティー。飲んでみると爽やかな香りが鼻に抜ける。
「お誕生日お祝いになにを上げればいいかも分からなかったの。これから時々会って、教えて頂戴ね」
「はい、よろしくお願いします」
初めて会ったときには茉優ちゃんも緊張していたが、少しは莉緒さんの前で緊張が解けたようだった。
南瓜のタルトとジャスミンティーで茉優ちゃんのお誕生日を祝って、莉緒さんは帰り支度を始めた。
「茉優ちゃんが本当に奏歌くんと仲が良くて、幸せそうで良かったです」
「また茉優ちゃんと莉緒さんのところにもお伺いします」
「ぜひ来てください」
お祖母様に会うことを怖がっていた茉優ちゃんは、今は莉緒さんと距離を縮めつつある。まだ二回目なので、もっと距離が縮まって茉優ちゃんが自ら莉緒さんに会いに行きたいと言うようになるのは、まだまだ先かもしれない。
「息子を守れなかったこと、茉優ちゃんをすぐに引き取れなかったことは、私が一生背負っていくべきことだと思っています。それでも、茉優ちゃんが私に会ってくれると言ってくれることが、奇跡のように嬉しいのです」
酷い夫に虐げられていて、自分の意見など通せなかった莉緒さんは、そのことを深く悔いているようだった。
「これから、どれだけでも茉優ちゃんと関係を築いていけます」
美歌さんの言葉に涙ぐむ莉緒さんに、茉優ちゃんが声をかける。
「お祖母ちゃん、今日はありがとうございました。また会いに行きます」
美歌さんに隠れながらでも茉優ちゃんがそう言ってくれたのが嬉しかったようで、莉緒さんは目頭を押さえていた。
「お祖母ちゃんが私とケーキを買いに行きたいって言ってるんですけど、二人だけじゃちょっと不安だから、海瑠さんと奏歌くんも来てくれませんか?」
お祖母様である莉緒さんが悪いひとではないし、やっちゃんと茉優ちゃんの仲も応援してくれるくらいの懐の深いひとだとは分かっていたけれど、ほとんど会ったことのない大人と二人きりで出かけるのは茉優ちゃんにはハードルが高いのだろう。
弟のように思っている奏歌くんと、奏歌くんの婚約者の私がいれば安心だと思ってくれることが嬉しい。
「ただいまー! 海瑠さん、来てたんだ」
「奏歌くん、茉優ちゃんがお願いがあるんだって」
茉優ちゃんの前に奏歌くんを連れて行くと、茉優ちゃんは同じお願いを奏歌くんにしていた。奏歌くんも当然了承している。
「いいよね、海瑠さん?」
「うん、もちろんよ」
車を出すことはできないけれど、ついて行くことならばできる。それで茉優ちゃんが安心するのならば一緒に行くのは全く嫌ではなかった。
茉優ちゃんのお誕生日には篠田家で私は莉緒さんの到着を待っていた。莉緒さんは車を運転して来る。
「結婚してる間は、女は車を運転するな、女の運転する車には乗りたくないって、夫が言ってたけど、今は自由に乗れるわ」
活き活きとして車に私たちを招く莉緒さんは、年よりも若々しく見えた。和装できっちりとしているところも上品なご婦人という雰囲気がする。
「海瑠さんと奏歌くんが来てくれて良かったわ。私、茉優ちゃんの好きなケーキも、美味しいケーキを売ってるお店も知らないから」
莉緒さんに言われて私はいつも茉優ちゃんのお誕生日のタルトを買うお店を紹介した。車で近くまで行ってコインパーキングに停めて、お店まで歩く。
ショーケースを覗いて茉優ちゃんは目を輝かせていた。
「サツマイモのタルトも、モンブランタルトも美味しそう。チーズケーキも、カボチャのタルトもあるんだ」
「色んな種類があると、目移りしちゃうよね」
「どれにしようかな」
奏歌くんと二人で話しながら決めているのが可愛い。
「南瓜のタルト、なんでクリームがお化けの顔になってるんだろう……」
「あ、ハロウィンだよ!」
茉優ちゃんのお誕生日はハロウィンに近いので、タルトもハロウィンに因んだものがあったようだ。ハロウィン自体あまりなじみがなかったので私は全然気付いていなかった。
「ハロウィンって何のお祭りだっけ?」
「イギリスの方のお祭りじゃなかったっけ? 南瓜で飾りを作って、仮装して、お菓子を貰いに行くんだ」
「へぇ……」
奏歌くんは学校行事でハロウィンを経験済みだったが、私はそういうことをした記憶がない。したのかもしれないが、興味がなかったので記憶に残っていなかった可能性はある。
「この南瓜のタルトが可愛いから、これでもいいかな?」
「茉優ちゃん、お祖母ちゃんに聞いてみたら?」
「これでいいですか?」
奏歌くんの後ろに隠れつつ小声で問いかける茉優ちゃんに、莉緒さんは喜んで南瓜のタルトを買ってくれた。車で篠田家に戻る頃には、美歌さんも帰って来ていて、やっちゃんも篠田家に来ていた。
「お誕生日おめでとう、茉優ちゃん」
「ありがとう、安彦さん」
「ケーキの前に食事にしましょうか」
キッチンに立っていた美歌さんが夕食を仕上げてテーブルに並べる。
「ご馳走になっていいのかしら?」
「もちろん、食べて行ってください。安彦と私で腕を奮いました」
明るく告げる美歌さんに莉緒さんが茉優ちゃんと話している。
「茉優ちゃんの好きなひとは、お料理上手なのね」
「すごくお料理が上手で、何でも作れるんです。いつも美味しいご飯を作ってくれます」
「素敵なひとじゃない」
やっちゃんを認められたことで、茉優ちゃんは笑顔になっていて莉緒さんとの距離も近くなりそうだった。
夕食を食べ終えると莉緒さんが和風のバッグの中から小さな茶筒を取り出した。
「ジャスミンティーなんです。よろしければ、ケーキと一緒に飲もうと思って」
ジャスミンティー!
紅茶ではない。
紅茶を淹れる練習をしていた奏歌くんにとっては、大きな方向転換が必要だった。
「茉優ちゃんの漢字と私の漢字を合わせると、茉莉花、つまりジャスミンになることに気付いたんです」
茉優ちゃんの『茉』と莉緒さんの『莉』で茉莉、ジャスミンのことになるというのは全く気付いていなかった。ジャスミンのお茶があることすら私は知らなかったのだ。
「それなら、ジャスミンティーを淹れないと。ジャスミンティーって淹れ方がありますか? 僕、紅茶なら淹れられるんですけど」
「私が淹れましょうか?」
「いえ、僕、茉優ちゃんのお誕生日にお茶を淹れるって決めてたんです」
茉優ちゃんのお誕生日に美味しい紅茶を淹れることをプレゼントにしようと練習していた奏歌くん。その練習の成果が無駄になるのか。ハラハラして見守っていると、莉緒さんが教えてくれる。
「途中までは紅茶と同じです。抽出時間が一分半くらいになるだけです」
ティーポットを温めたり、茶葉を入れたりするのは同じようだ。抽出時間だけ違うのならば、アラームを一分半に設定すればいいだけだ。
電気ケトルでお湯を沸かし、奏歌くんはジャスミンティーを淹れる。温めたポットに茶葉を入れてお湯を注ぐと爽やかな花の香りが部屋中に広がった。
ジャスミンティーをティーカップ三杯分入れて、先に莉緒さんと茉優ちゃんと私に渡してくれる奏歌くん。続いてもう一回ジャスミンティーを淹れて、今度はやっちゃんと美歌さんと奏歌くんの分が入った。
お茶の準備も整って、カボチャのタルトを前に私がハッピーバースデーを歌う。大きな蝋燭一本と、小さな蝋燭三本を吹き消した茉優ちゃんに、拍手が起きた。
南瓜のタルトを切ってそれぞれのお皿に乗せていく。
六等分に切られた南瓜のタルトは結構大きくてボリュームがあった。
「海瑠さん、お化けが見てるよ」
生クリームにチョコで顔を付けたお化けの縁取りのしてある南瓜のタルト。くすくす笑いながら奏歌くんと一緒に食べる。
「ジャスミンティーってこんな味なんだ」
「色も黄色っぽいね」
紅茶のように赤くなくて、水色も黄色か橙色に見えるジャスミンティー。飲んでみると爽やかな香りが鼻に抜ける。
「お誕生日お祝いになにを上げればいいかも分からなかったの。これから時々会って、教えて頂戴ね」
「はい、よろしくお願いします」
初めて会ったときには茉優ちゃんも緊張していたが、少しは莉緒さんの前で緊張が解けたようだった。
南瓜のタルトとジャスミンティーで茉優ちゃんのお誕生日を祝って、莉緒さんは帰り支度を始めた。
「茉優ちゃんが本当に奏歌くんと仲が良くて、幸せそうで良かったです」
「また茉優ちゃんと莉緒さんのところにもお伺いします」
「ぜひ来てください」
お祖母様に会うことを怖がっていた茉優ちゃんは、今は莉緒さんと距離を縮めつつある。まだ二回目なので、もっと距離が縮まって茉優ちゃんが自ら莉緒さんに会いに行きたいと言うようになるのは、まだまだ先かもしれない。
「息子を守れなかったこと、茉優ちゃんをすぐに引き取れなかったことは、私が一生背負っていくべきことだと思っています。それでも、茉優ちゃんが私に会ってくれると言ってくれることが、奇跡のように嬉しいのです」
酷い夫に虐げられていて、自分の意見など通せなかった莉緒さんは、そのことを深く悔いているようだった。
「これから、どれだけでも茉優ちゃんと関係を築いていけます」
美歌さんの言葉に涙ぐむ莉緒さんに、茉優ちゃんが声をかける。
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