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第十七章 臨時の同盟
第二百三十八話 ベリアの覚醒
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銃身がかなり熱を持ち始めている気がするが、もう少し耐えて貰わなければならない。
撃ち落とされるワイバーンがベリアとフラウリアの目でも見える距離に到達した時、飛んでいるワイバーンは8体となっていた。
「イズミ、コッチでもワイバーンを捉えた!飛んでるのは8体だ」
ベリアが魔法通信で教えてくれたので、イズミも窓の外を見て確認をする。
「分かった、もう少し頑張るよ…熱っ」
弾込めついでに銃身に服が当たり、連射による熱を感じる。
「マスター、魔法反応です」
イズミが窓の外を見るとワイバーンが超接近してきており、それに乗った魔術師がマスタングに向けてファイヤーボールを投げつけようとしていた。
「させるかよ!」
イズミは咄嗟にショルダーバッグからフルオートショットガンを取り出すと、魔術師とワイバーンに向けて撃ち込んだ。
距離にして10mも無い至近距離、ショットガンから放たれる散弾をその身体に食らった魔術師は地面に転がり落ちていった。
ファイヤーボールはマスタングのすぐ後ろに着弾したのか、バックミラーに炎が見えた。
「マスター、減速します」
マスタングのアナウンスを聞いたイズミが踏ん張りを効かすと、急ブレーキで減速をした。
見るとワイバーンがマスタングを左右から挟み撃ちにしようとしていたのだ。
急ブレーキで攻撃を避けた所に、大きな火球が着弾し爆発する。
マスタングは爆発で抉れた地面を避けつつ加速したので、イズミはワイバーンが上空に逃げてしまう前にショットガンで攻撃を加えた。
挟み撃ちを仕掛けてきた2体のワイバーンのうち、1体はそのまま地面に落ちたので、残る1体にもショットガンを撃ち込むが、少し距離を取られてしまい落としきれない。
ショットガンをショルダーバッグに仕舞い、マシンガンに持ち直して確実に落としにかかる。
マスタングが気を利かせて、運転席側から撃てるように位置の調整をしてくれた。
お陰で効率的に攻撃をする事が出来た。
「グギャァァ!」
接近するワイバーンの咆哮で耳が痛くなるが、マシンガンの連射の前に咆哮は悲鳴に変わった。
「イズミ、ワイバーンは残り5体!アタイらに任せてくれ!」
ベリアからの魔法通信が来たので前方を確認すると、町の入口がハッキリと見えて来た。
「分かった。俺もこのまま町に入る!」
マシンガンを仕舞いショットガンに持ち替えると、マガジンを交換する。
32連のドラムマガジンは、散弾の弾幕を張るには最高の選択肢だ。
冒険者ギルドの人間にバレるのは不本意だが、やむを得ない所である。
マスタングが加速しワイバーンを追い越すと、一足先に町へ入り込んだ。
急いで減速し町の入口方向に頭を向けると、ベリアから魔法通信が入って来た。
「イズミ、武器は仕舞っといて良いぞ。このナイフなら、一気にワイバーンを狩れそうだ」
「分かった…ベリア、頼んだ」
「っ!…応よ!」
ベリアが何時にも増して元気な声で返事をくれた。
ショットガンをショルダーバッグに仕舞うと、イズミはベリアを信じマスタングから降りて様子を見守る。
「マスター、ベリア様なら大丈夫です」
「あぁ、信じてるよ」
イズミはマスタングにもたれ掛かるように身体を預けながら、増援に来てくれた冒険者達の後ろ姿を見ていた。
ベリアがナイフをワイバーンに向けると、飛んでいるワイバーンの動きが突然止まった。
「なんて魔力だ…」
近くにいた冒険者が建物の屋根にいるベリアを見て呟く。
「ワイバーンが怯えている」
イズミは良く分からないが、どうやらベリアが纏う魔力を察知したワイバーン達が怯えてしまい、魔術師の制御が効かないようだ。
ベリアがナイフを上段に構え、綺麗に振り下ろす。
その直後、ワイバーンの首と翼が両断され、魔術師と共に地面へ落ちていった。
ワイバーンが落ちたのを確認した増援の冒険者達が、魔術師を捕らえる為に動き始める。
そこから先は、ツォーネットの指示を受けた冒険者達の仕事となった。
撃ち落とされるワイバーンがベリアとフラウリアの目でも見える距離に到達した時、飛んでいるワイバーンは8体となっていた。
「イズミ、コッチでもワイバーンを捉えた!飛んでるのは8体だ」
ベリアが魔法通信で教えてくれたので、イズミも窓の外を見て確認をする。
「分かった、もう少し頑張るよ…熱っ」
弾込めついでに銃身に服が当たり、連射による熱を感じる。
「マスター、魔法反応です」
イズミが窓の外を見るとワイバーンが超接近してきており、それに乗った魔術師がマスタングに向けてファイヤーボールを投げつけようとしていた。
「させるかよ!」
イズミは咄嗟にショルダーバッグからフルオートショットガンを取り出すと、魔術師とワイバーンに向けて撃ち込んだ。
距離にして10mも無い至近距離、ショットガンから放たれる散弾をその身体に食らった魔術師は地面に転がり落ちていった。
ファイヤーボールはマスタングのすぐ後ろに着弾したのか、バックミラーに炎が見えた。
「マスター、減速します」
マスタングのアナウンスを聞いたイズミが踏ん張りを効かすと、急ブレーキで減速をした。
見るとワイバーンがマスタングを左右から挟み撃ちにしようとしていたのだ。
急ブレーキで攻撃を避けた所に、大きな火球が着弾し爆発する。
マスタングは爆発で抉れた地面を避けつつ加速したので、イズミはワイバーンが上空に逃げてしまう前にショットガンで攻撃を加えた。
挟み撃ちを仕掛けてきた2体のワイバーンのうち、1体はそのまま地面に落ちたので、残る1体にもショットガンを撃ち込むが、少し距離を取られてしまい落としきれない。
ショットガンをショルダーバッグに仕舞い、マシンガンに持ち直して確実に落としにかかる。
マスタングが気を利かせて、運転席側から撃てるように位置の調整をしてくれた。
お陰で効率的に攻撃をする事が出来た。
「グギャァァ!」
接近するワイバーンの咆哮で耳が痛くなるが、マシンガンの連射の前に咆哮は悲鳴に変わった。
「イズミ、ワイバーンは残り5体!アタイらに任せてくれ!」
ベリアからの魔法通信が来たので前方を確認すると、町の入口がハッキリと見えて来た。
「分かった。俺もこのまま町に入る!」
マシンガンを仕舞いショットガンに持ち替えると、マガジンを交換する。
32連のドラムマガジンは、散弾の弾幕を張るには最高の選択肢だ。
冒険者ギルドの人間にバレるのは不本意だが、やむを得ない所である。
マスタングが加速しワイバーンを追い越すと、一足先に町へ入り込んだ。
急いで減速し町の入口方向に頭を向けると、ベリアから魔法通信が入って来た。
「イズミ、武器は仕舞っといて良いぞ。このナイフなら、一気にワイバーンを狩れそうだ」
「分かった…ベリア、頼んだ」
「っ!…応よ!」
ベリアが何時にも増して元気な声で返事をくれた。
ショットガンをショルダーバッグに仕舞うと、イズミはベリアを信じマスタングから降りて様子を見守る。
「マスター、ベリア様なら大丈夫です」
「あぁ、信じてるよ」
イズミはマスタングにもたれ掛かるように身体を預けながら、増援に来てくれた冒険者達の後ろ姿を見ていた。
ベリアがナイフをワイバーンに向けると、飛んでいるワイバーンの動きが突然止まった。
「なんて魔力だ…」
近くにいた冒険者が建物の屋根にいるベリアを見て呟く。
「ワイバーンが怯えている」
イズミは良く分からないが、どうやらベリアが纏う魔力を察知したワイバーン達が怯えてしまい、魔術師の制御が効かないようだ。
ベリアがナイフを上段に構え、綺麗に振り下ろす。
その直後、ワイバーンの首と翼が両断され、魔術師と共に地面へ落ちていった。
ワイバーンが落ちたのを確認した増援の冒険者達が、魔術師を捕らえる為に動き始める。
そこから先は、ツォーネットの指示を受けた冒険者達の仕事となった。
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※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。
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