445 / 624
第二十四章 暴走を止めろ
第四百三十四話 オブリンドに到着
しおりを挟む
翌日。
イズミ達は無事にオブリビアに最も近い村、オブリンドに到着した。
光の教会の本隊は3日前に到着したらしく、村で買い出しや臨時の奉仕活動に勤しんでいるとヴィラードが教えてくれた。
ダンジョン探索用の魔道具を運ぶ冒険者パーティーは明日の到着予定で、旅路で魔物と戦闘になる事も無く順調そのものとの事なので一安心だ。
「オブリビアへの出発は?」
「冒険者パーティーと合流してから詰める事になるが、恐らく2~3日後だ」
「2人は本隊に合流するんだろ?」
「そうなるな。あの乗り物での移動が快適過ぎて、これからの馬車移動がより辛く感じるだろう…」
「一度経験してしまったからな、諦めるしか無いだろう」
テレジアとヴィラードとの旅路はオブリンドで終わったので、イズミはベリアと相談してオブリビアに早乗り出来ないか確認をする事にした。
村で待つのも良いが、小さな村に調査部隊が何十人と屯するのは負担が大きいと思ったのだ。
「2人程度は誤差の範囲ですが、オブリビアの様子がおかしいそうでして…教会の方と一緒に向かった方が良いかと」
ベリアと共に冒険者ギルドの小さな建物にて話を聞くと、そんな事を言われたので具体的な情報を流してもらう。
「様子がおかしいとは?」
「はい、一昨日オブリビアから戻って来た冒険者パーティーからの報告なのですが…空を飛んでいた鳥が突然死したり、突然魔物特有の臭いが漂って来たり。辺りを探しても魔物は見当たらなかったそうです」
普段とは違う感覚を覚えた冒険者パーティーは、調査を切り上げて戻って来たそうだ。
「イズミ、コレってマスタングの言っていた魔力溜まりの揺らぎに関係が?」
「何とも言えないな。因果関係までは分からない」
「一度調査から戻って来た冒険者パーティーに話を聞いてみるか?酒でも渡せば喜んで教えてくれるぞ」
「そうしよう。酒は俺の分を出そう」
ベリアは冒険者パーティーが拠点にしている店を尋ねると、自分達が前回宿泊した宿屋の経営する食事処だった。
マスタングを宿屋近くの馬車置き場に停め食事処に入ると、冒険者ギルドの職員が教えてくれたパーティーの特徴と一致する客が居たので、早速声をかける。
「一昨日オブリビアから戻って来たのって、オタクらかい?」
「そうだが、それが何か?」
「突然の事で恐縮なのだが、調査中の話を聞きたくてな」
近くの椅子を持ったイズミ達が冒険者パーティーのテーブル席に近付き、持参した酒を1本置いた。
「タダで話してくれとは言わんさ」
「こりゃ、上物か?」
イズミの置いた酒を見たパーティーは目の色を変え、自分用のグラスを用意して試飲する。
「美味いな…ドワーフ酒の独特な香りはしないし、飲みやすさが段違いだ」
「特級品だからかな」
「と、特級!?」
パーティー全員が一口飲んでから酒の詳細を告げると、面白いように驚いてくれた。
「そんな酒を俺達にくれるって事は、そんなに大事なのか?」
「そうだ。光の教会とも、ダンジョン疑惑の調査とも関係があると俺は踏んでる」
「なら俺達が昨日感じた事を、出来る限り話すよ」
グラスをテーブルに置いた日焼けした肌の男が、自前の地図を取り出して説明を始めた。
「まず自己紹介を…俺はコンロッドだ。俺達はオブリビアの大通りから入って、奥にある領主の屋敷や金持ちの住んでいた建物跡地近辺の調査をしていたんだ。大通りは相も変わらず荒れ放題だったが違和感は無かった」
コンロッドは大通りの奥辺りにグラスを置いた。
「この辺りだ。この辺りから調査を始めて直ぐに、ペリエが鳥の死骸を見つけたんだ」
ペリエと呼ばれた女が、話の続きをしてくれた。
「そう、最初に見つけたのは死骸は3羽分だったのだけど。もう少し奥に進んだ時に空を見たら、飛んでいた鳥達が突然落っこちて来たの!それがこの辺り」
ペリエは鳥達が落下したおおよその場所に銅貨を置く。
またコンロッドの説明に戻る。
「俺達が調査の依頼を受け始めてから6年が経つが、こんな事は初めてだった。だがまだ日も昇りきって無かったから調査を続けたんだよ。魔物の臭いをハッキリと認識したのが此処だ」
銀貨を取り出したコンロッドが置いた場所は、領主の屋敷の少し手前だった。
「魔物の臭いと言ってもゴブリンやオークのじゃねぇ…もっとこう、腐卵臭や腐敗臭みたいな感じだ。夕方頃に何処からか漂ってくる事はあったが、真っ昼間から臭いがしたのは初めてだった」
「鼻が曲がりそうになりながら辺りを軽く調べたけど、人が居た痕跡は確認出来なかったわ…領主の屋敷の敷地内に入ったかって?建物内は入口から見ただけになるけど一応。その時には鼻が馬鹿になってたけど」
一通り話し終えたのか、コンロッドは酒を再度グラスに注ぐと口に含んだ。
「やっぱ美味いなぁ!」
「情報をありがとう。その酒は1本丸ごとやるよ」
「マジで!?」
店内に響くような大声で喜ぶコンロッドを、ペリエが抑え込む。
「コンロッド、デカい声出さないで…良いのかい?」
「勿論、二言はないさ」
「ありがとう!大切に飲むわね」
話には参加しなかった残りのパーティーと共に酒を飲み始めたので、イズミ達は感謝の言葉を述べてから椅子を戻した。
そのまま店を出るのも悪いと思い、別の席に座り料理を頼んだ。
イズミ達は無事にオブリビアに最も近い村、オブリンドに到着した。
光の教会の本隊は3日前に到着したらしく、村で買い出しや臨時の奉仕活動に勤しんでいるとヴィラードが教えてくれた。
ダンジョン探索用の魔道具を運ぶ冒険者パーティーは明日の到着予定で、旅路で魔物と戦闘になる事も無く順調そのものとの事なので一安心だ。
「オブリビアへの出発は?」
「冒険者パーティーと合流してから詰める事になるが、恐らく2~3日後だ」
「2人は本隊に合流するんだろ?」
「そうなるな。あの乗り物での移動が快適過ぎて、これからの馬車移動がより辛く感じるだろう…」
「一度経験してしまったからな、諦めるしか無いだろう」
テレジアとヴィラードとの旅路はオブリンドで終わったので、イズミはベリアと相談してオブリビアに早乗り出来ないか確認をする事にした。
村で待つのも良いが、小さな村に調査部隊が何十人と屯するのは負担が大きいと思ったのだ。
「2人程度は誤差の範囲ですが、オブリビアの様子がおかしいそうでして…教会の方と一緒に向かった方が良いかと」
ベリアと共に冒険者ギルドの小さな建物にて話を聞くと、そんな事を言われたので具体的な情報を流してもらう。
「様子がおかしいとは?」
「はい、一昨日オブリビアから戻って来た冒険者パーティーからの報告なのですが…空を飛んでいた鳥が突然死したり、突然魔物特有の臭いが漂って来たり。辺りを探しても魔物は見当たらなかったそうです」
普段とは違う感覚を覚えた冒険者パーティーは、調査を切り上げて戻って来たそうだ。
「イズミ、コレってマスタングの言っていた魔力溜まりの揺らぎに関係が?」
「何とも言えないな。因果関係までは分からない」
「一度調査から戻って来た冒険者パーティーに話を聞いてみるか?酒でも渡せば喜んで教えてくれるぞ」
「そうしよう。酒は俺の分を出そう」
ベリアは冒険者パーティーが拠点にしている店を尋ねると、自分達が前回宿泊した宿屋の経営する食事処だった。
マスタングを宿屋近くの馬車置き場に停め食事処に入ると、冒険者ギルドの職員が教えてくれたパーティーの特徴と一致する客が居たので、早速声をかける。
「一昨日オブリビアから戻って来たのって、オタクらかい?」
「そうだが、それが何か?」
「突然の事で恐縮なのだが、調査中の話を聞きたくてな」
近くの椅子を持ったイズミ達が冒険者パーティーのテーブル席に近付き、持参した酒を1本置いた。
「タダで話してくれとは言わんさ」
「こりゃ、上物か?」
イズミの置いた酒を見たパーティーは目の色を変え、自分用のグラスを用意して試飲する。
「美味いな…ドワーフ酒の独特な香りはしないし、飲みやすさが段違いだ」
「特級品だからかな」
「と、特級!?」
パーティー全員が一口飲んでから酒の詳細を告げると、面白いように驚いてくれた。
「そんな酒を俺達にくれるって事は、そんなに大事なのか?」
「そうだ。光の教会とも、ダンジョン疑惑の調査とも関係があると俺は踏んでる」
「なら俺達が昨日感じた事を、出来る限り話すよ」
グラスをテーブルに置いた日焼けした肌の男が、自前の地図を取り出して説明を始めた。
「まず自己紹介を…俺はコンロッドだ。俺達はオブリビアの大通りから入って、奥にある領主の屋敷や金持ちの住んでいた建物跡地近辺の調査をしていたんだ。大通りは相も変わらず荒れ放題だったが違和感は無かった」
コンロッドは大通りの奥辺りにグラスを置いた。
「この辺りだ。この辺りから調査を始めて直ぐに、ペリエが鳥の死骸を見つけたんだ」
ペリエと呼ばれた女が、話の続きをしてくれた。
「そう、最初に見つけたのは死骸は3羽分だったのだけど。もう少し奥に進んだ時に空を見たら、飛んでいた鳥達が突然落っこちて来たの!それがこの辺り」
ペリエは鳥達が落下したおおよその場所に銅貨を置く。
またコンロッドの説明に戻る。
「俺達が調査の依頼を受け始めてから6年が経つが、こんな事は初めてだった。だがまだ日も昇りきって無かったから調査を続けたんだよ。魔物の臭いをハッキリと認識したのが此処だ」
銀貨を取り出したコンロッドが置いた場所は、領主の屋敷の少し手前だった。
「魔物の臭いと言ってもゴブリンやオークのじゃねぇ…もっとこう、腐卵臭や腐敗臭みたいな感じだ。夕方頃に何処からか漂ってくる事はあったが、真っ昼間から臭いがしたのは初めてだった」
「鼻が曲がりそうになりながら辺りを軽く調べたけど、人が居た痕跡は確認出来なかったわ…領主の屋敷の敷地内に入ったかって?建物内は入口から見ただけになるけど一応。その時には鼻が馬鹿になってたけど」
一通り話し終えたのか、コンロッドは酒を再度グラスに注ぐと口に含んだ。
「やっぱ美味いなぁ!」
「情報をありがとう。その酒は1本丸ごとやるよ」
「マジで!?」
店内に響くような大声で喜ぶコンロッドを、ペリエが抑え込む。
「コンロッド、デカい声出さないで…良いのかい?」
「勿論、二言はないさ」
「ありがとう!大切に飲むわね」
話には参加しなかった残りのパーティーと共に酒を飲み始めたので、イズミ達は感謝の言葉を述べてから椅子を戻した。
そのまま店を出るのも悪いと思い、別の席に座り料理を頼んだ。
31
あなたにおすすめの小説
やさしい異世界転移
みなと
ファンタジー
妹の誕生日ケーキを買いに行く最中 謎の声に導かれて異世界へと転移してしまった主人公
神洞 優斗。
彼が転移した世界は魔法が発達しているファンタジーの世界だった!
元の世界に帰るまでの間優斗は学園に通い平穏に過ごす事にしたのだが……?
この時の優斗は気付いていなかったのだ。
己の……いや"ユウト"としての逃れられない定めがすぐ近くまで来ている事に。
この物語は 優斗がこの世界で仲間と出会い、共に様々な困難に立ち向かい希望 絶望 別れ 後悔しながらも進み続けて、英雄になって誰かに希望を託すストーリーである。
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。
もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。
異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。
ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。
残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、
同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、
追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、
清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……
僕だけ入れちゃうステータス欄 ~追放された凄腕バッファーは、たまたま出会った新人冒険者たちと真の最強パーティーを作り上げる~
めでめで汰
ファンタジー
バッファーの少年カイトのバフスキルは「ステータス欄の中に入って直接数字を動かす」というもの。
しかし、その能力を信じなかった仲間からカイトは追放され迷宮に置き去りにされる。
そこで出会ったLUK(幸運)値の高い少女ハルと共にカイトは無事迷宮から生還。
その後、カイトはハルの両親を探すため地下迷宮の奥へと挑むことを決意する。
(スライム、もふもふ出てきます。女の子に囲まれるけどメインヒロインは一人です。「ざまぁ」もしっかりあります)
不死身のボッカ
暁丸
ファンタジー
逓信(ていしん)ギルドに所属する甲殻人ボッカ。歩荷(ぼっか=運搬人)だからボッカと素性を隠す特急便の運搬人。
小柄な身体に見合わぬ怪力、疾風のスピードと疲れ知らずのスタミナで、野を越え山越え荷物を運ぶ。
逓信ギルドの運搬人になったのは、危険な迷宮には入りたく無いから。面倒と危険を避けてすんなり仕事を終わらせたいのに、時にギルド支部長に命じられ行きたくも無い魔獣狩りの運搬人として駆り出される。
割とチートな身体能力を持ちながら、戦闘能力はからっきしで過剰な期待はされたく無い。こんな殺伐とした異世界生活なんかとっとと終わらせて眠るように死にたいと願う、そんな<不死身の歩荷>のお話。
※種族名とか用語は前作と共通にしてますが、別の世界の物語です。世界観も若干違います。
※「歩荷」とは一般的にいう「ポーター」のことですが、長距離運送も兼任しています。
※作者が設定厨なので、時々本筋に関係ない解説回が入ります。
※第16回ファンタジー小説大賞にエントリーしてみました。
猫好きのぼっちおじさん、招かれた異世界で気ままに【亜空間倉庫】で移動販売を始める
遥風 かずら
ファンタジー
【HOTランキング1位作品(9月2週目)】
猫好きを公言する独身おじさん麦山湯治(49)は商売で使っているキッチンカーを車検に出し、常連カードの更新も兼ねていつもの猫カフェに来ていた。猫カフェの一番人気かつ美人トラ猫のコムギに特に好かれており、湯治が声をかけなくても、自発的に膝に乗ってきては抱っこを要求されるほどの猫好き上級者でもあった。
そんないつものもふもふタイム中、スタッフに信頼されている湯治は他の客がいないこともあって、数分ほど猫たちの見守りを頼まれる。二つ返事で猫たちに温かい眼差しを向ける湯治。そんな時、コムギに手招きをされた湯治は細長い廊下をついて歩く。おかしいと感じながら延々と続く長い廊下を進んだ湯治だったが、コムギが突然湯治の顔をめがけて引き返してくる。怒ることのない湯治がコムギを顔から離して目を開けると、そこは猫カフェではなくのどかな厩舎の中。
まるで招かれるように異世界に降り立った湯治は、好きな猫と一緒に生きることを目指して外に向かうのだった。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活
空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。
最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。
――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に……
どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。
顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。
魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。
こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す――
※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる