460 / 624
第二十五章 オブリビアダンジョン
第四百四十八話 焼却処理
しおりを挟む
腕時計を確認すると、時刻は15時を過ぎたところである。
イズミは見張り塔の前にマスタングを駐車すると、探索用ライトで塔内を照らしながら上へと登ってゆく。
階段や踊り場には鳥やネズミなどの小動物の死骸が散見され、不快な臭いが風に流されずに留まっているので衛生的によろしくない。
「酷い臭いだな、此処で寝泊まりは御免だぞ」
「俺も同意見だが、高所からの景色は良好だ。誰かが目印の煙を炊いても、直ぐに確認出来るのは利点だろう…ほら」
見張り塔からの景色は、ベリアにとっても確かに利点に感じられるものがあった。
そうは言っても、此処で仮眠を取りたいとは思わないようだが。
「ベリア、風魔法で動物の死骸を塔の外に纏めて出して、火魔法で焼却処分したりは出来るか?」
「そんな手間をかけてまで、ここを拠点にするのか…出来るけど」
「ではよろしく頼む。動物の死骸に見られてるってのは、どうも気分が悪いからな」
探索用ライトで塔内を見て回っている際に、何度も死骸の腐った目玉と目が合っている気がしており、ゾワリとした寒気を感じる時があったのだ。
「分かったよ、一旦塔の外に出よう」
塔から出ると、早速ベリアが風魔法で塔内にあった動物の死骸を風魔法で掃除してくれた。
広い所に一纏めにすると、かなりの数の死骸があった事に驚きを隠せない。
「念の為に皆に事前連絡しておくわ、突然火魔法を使うと驚かれるかもしれないし」
「了解だ」
ベリアが一度死骸の溜まり場から離れると、イズミはメガネを使い死骸をスキャンしてみる。
燃やす事で何か悪影響が無いか、用心のために確かめたかったのだ。
「マスター。死骸の目から微弱な魔力を検知しました」
「目からねぇ、用途は?」
「監視かと」
マスタングが言うには、動物が見ている視界を透視…視界ハック…をする魔法やスキルは実在するので、その類では無いかと判断したようだ。
「それは人間の視界も視れるのか?」
「不可能ではありませんが、上級者しか扱えないかと」
「今のところは気にしなくても大丈夫そうだな」
ベリアは光の教会の人間と共に戻って来た。
教会の人間はイズミにとっては初対面だが、中々にダンディな顔をしている御老体だった。
「動物の死骸を燃やすと言うので、一度見ておこうと思ってな…ほう、悪趣味な事をする輩も居るようだ」
御老体は一目確認しただけで、何かを悟ったようだ。
「ちと懲らしめてやるとしよう…待っておれ」
御老体はそう言うと、年齢を感じさせない足取りで拠点へと歩いてゆく。
もしかすると、顔がダンディで老け込んで見えるだけで実年齢は若いのかもしれない。
少し待っていると、御老体はセリーヌを連れて戻って来た。
「セリーヌよ、あの死骸の山にアレを仕掛けてくれないか…ええと、アレだ、女湯の覗き対策に仕掛けておる『お仕置き魔法』だったか。確かセリーヌが1番上手かっただろう」
「仕掛ける事は出来ますけど…まさか覗き、してませんよね?」
「勿論じゃよ。解除しようにも…3重にも編み込まれておるものを悟られずに解除するのは、老体にはキツくてな」
セリーヌの圧にも決め顔で言い切った御老体を冷たい目で見つめるセリーヌだったが、小さなため息をついて魔法を仕掛け始める。
「まず大前提として、解除する選択肢を放棄して頂きたいのですけれども。確かに、最近はしてないようですね。今は4重にしてますので」
セリーヌが動物の死骸に向けて魔法を展開していると、その後ろで御老体がホッと胸をなで下ろしている。
イズミは特に何も言う事はせずに、準備が整うのを待った。
「魔法の展開が完了しましたよ」
「ありがとうございます」
セリーヌに礼を言うと、ベリアと共に燃やすタイミングの確認に入る。
「ベリア、俺は見張り塔に登って確認したい事があるから、準備出来たら魔法通信を繋ぐよ。そしたら一気に燃やしてくれ」
「分かった」
イズミは単身で見張り塔に入ると、探索用ライトで改めて周囲を状況を確かめつつ上まで登る。
動物の死骸やゴミや埃も粗方片付いており、嫌な感覚もしてこないので一応は安心して遠くの様子見も出来るだろう。
腕時計を外し塔の入り口側を6時位置になるように調整して床に置くと、ショルダーバッグからボルトアクションライフルを取り出した。
「マスタング、遠くの敵さんに動きがあったら、この腕時計のインデックスを基準にして位置関係を教えてくれ」
「…かしこまりました」
ライフルのボルトを操作しカスタムされているらしい弾を装填すると、一度構えてスコープを覗いてみる。
狙撃に関する知識がほとんど無いため、このスコープの凄さがイマイチ分からないが、かなり遠くにある廃墟の扉が鮮明に見える。
「ベリア?此方の準備完了だ」
「おう、じゃあ燃やすぞ」
魔法通信でイズミからのゴーサインを聞いたベリアは、火魔法と風魔法を同時に使うと、死骸の山が瞬く間に灰へと変わってゆく。
イズミは見張り塔の前にマスタングを駐車すると、探索用ライトで塔内を照らしながら上へと登ってゆく。
階段や踊り場には鳥やネズミなどの小動物の死骸が散見され、不快な臭いが風に流されずに留まっているので衛生的によろしくない。
「酷い臭いだな、此処で寝泊まりは御免だぞ」
「俺も同意見だが、高所からの景色は良好だ。誰かが目印の煙を炊いても、直ぐに確認出来るのは利点だろう…ほら」
見張り塔からの景色は、ベリアにとっても確かに利点に感じられるものがあった。
そうは言っても、此処で仮眠を取りたいとは思わないようだが。
「ベリア、風魔法で動物の死骸を塔の外に纏めて出して、火魔法で焼却処分したりは出来るか?」
「そんな手間をかけてまで、ここを拠点にするのか…出来るけど」
「ではよろしく頼む。動物の死骸に見られてるってのは、どうも気分が悪いからな」
探索用ライトで塔内を見て回っている際に、何度も死骸の腐った目玉と目が合っている気がしており、ゾワリとした寒気を感じる時があったのだ。
「分かったよ、一旦塔の外に出よう」
塔から出ると、早速ベリアが風魔法で塔内にあった動物の死骸を風魔法で掃除してくれた。
広い所に一纏めにすると、かなりの数の死骸があった事に驚きを隠せない。
「念の為に皆に事前連絡しておくわ、突然火魔法を使うと驚かれるかもしれないし」
「了解だ」
ベリアが一度死骸の溜まり場から離れると、イズミはメガネを使い死骸をスキャンしてみる。
燃やす事で何か悪影響が無いか、用心のために確かめたかったのだ。
「マスター。死骸の目から微弱な魔力を検知しました」
「目からねぇ、用途は?」
「監視かと」
マスタングが言うには、動物が見ている視界を透視…視界ハック…をする魔法やスキルは実在するので、その類では無いかと判断したようだ。
「それは人間の視界も視れるのか?」
「不可能ではありませんが、上級者しか扱えないかと」
「今のところは気にしなくても大丈夫そうだな」
ベリアは光の教会の人間と共に戻って来た。
教会の人間はイズミにとっては初対面だが、中々にダンディな顔をしている御老体だった。
「動物の死骸を燃やすと言うので、一度見ておこうと思ってな…ほう、悪趣味な事をする輩も居るようだ」
御老体は一目確認しただけで、何かを悟ったようだ。
「ちと懲らしめてやるとしよう…待っておれ」
御老体はそう言うと、年齢を感じさせない足取りで拠点へと歩いてゆく。
もしかすると、顔がダンディで老け込んで見えるだけで実年齢は若いのかもしれない。
少し待っていると、御老体はセリーヌを連れて戻って来た。
「セリーヌよ、あの死骸の山にアレを仕掛けてくれないか…ええと、アレだ、女湯の覗き対策に仕掛けておる『お仕置き魔法』だったか。確かセリーヌが1番上手かっただろう」
「仕掛ける事は出来ますけど…まさか覗き、してませんよね?」
「勿論じゃよ。解除しようにも…3重にも編み込まれておるものを悟られずに解除するのは、老体にはキツくてな」
セリーヌの圧にも決め顔で言い切った御老体を冷たい目で見つめるセリーヌだったが、小さなため息をついて魔法を仕掛け始める。
「まず大前提として、解除する選択肢を放棄して頂きたいのですけれども。確かに、最近はしてないようですね。今は4重にしてますので」
セリーヌが動物の死骸に向けて魔法を展開していると、その後ろで御老体がホッと胸をなで下ろしている。
イズミは特に何も言う事はせずに、準備が整うのを待った。
「魔法の展開が完了しましたよ」
「ありがとうございます」
セリーヌに礼を言うと、ベリアと共に燃やすタイミングの確認に入る。
「ベリア、俺は見張り塔に登って確認したい事があるから、準備出来たら魔法通信を繋ぐよ。そしたら一気に燃やしてくれ」
「分かった」
イズミは単身で見張り塔に入ると、探索用ライトで改めて周囲を状況を確かめつつ上まで登る。
動物の死骸やゴミや埃も粗方片付いており、嫌な感覚もしてこないので一応は安心して遠くの様子見も出来るだろう。
腕時計を外し塔の入り口側を6時位置になるように調整して床に置くと、ショルダーバッグからボルトアクションライフルを取り出した。
「マスタング、遠くの敵さんに動きがあったら、この腕時計のインデックスを基準にして位置関係を教えてくれ」
「…かしこまりました」
ライフルのボルトを操作しカスタムされているらしい弾を装填すると、一度構えてスコープを覗いてみる。
狙撃に関する知識がほとんど無いため、このスコープの凄さがイマイチ分からないが、かなり遠くにある廃墟の扉が鮮明に見える。
「ベリア?此方の準備完了だ」
「おう、じゃあ燃やすぞ」
魔法通信でイズミからのゴーサインを聞いたベリアは、火魔法と風魔法を同時に使うと、死骸の山が瞬く間に灰へと変わってゆく。
31
あなたにおすすめの小説
やさしい異世界転移
みなと
ファンタジー
妹の誕生日ケーキを買いに行く最中 謎の声に導かれて異世界へと転移してしまった主人公
神洞 優斗。
彼が転移した世界は魔法が発達しているファンタジーの世界だった!
元の世界に帰るまでの間優斗は学園に通い平穏に過ごす事にしたのだが……?
この時の優斗は気付いていなかったのだ。
己の……いや"ユウト"としての逃れられない定めがすぐ近くまで来ている事に。
この物語は 優斗がこの世界で仲間と出会い、共に様々な困難に立ち向かい希望 絶望 別れ 後悔しながらも進み続けて、英雄になって誰かに希望を託すストーリーである。
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。
もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。
異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。
ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。
残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、
同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、
追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、
清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……
僕だけ入れちゃうステータス欄 ~追放された凄腕バッファーは、たまたま出会った新人冒険者たちと真の最強パーティーを作り上げる~
めでめで汰
ファンタジー
バッファーの少年カイトのバフスキルは「ステータス欄の中に入って直接数字を動かす」というもの。
しかし、その能力を信じなかった仲間からカイトは追放され迷宮に置き去りにされる。
そこで出会ったLUK(幸運)値の高い少女ハルと共にカイトは無事迷宮から生還。
その後、カイトはハルの両親を探すため地下迷宮の奥へと挑むことを決意する。
(スライム、もふもふ出てきます。女の子に囲まれるけどメインヒロインは一人です。「ざまぁ」もしっかりあります)
不死身のボッカ
暁丸
ファンタジー
逓信(ていしん)ギルドに所属する甲殻人ボッカ。歩荷(ぼっか=運搬人)だからボッカと素性を隠す特急便の運搬人。
小柄な身体に見合わぬ怪力、疾風のスピードと疲れ知らずのスタミナで、野を越え山越え荷物を運ぶ。
逓信ギルドの運搬人になったのは、危険な迷宮には入りたく無いから。面倒と危険を避けてすんなり仕事を終わらせたいのに、時にギルド支部長に命じられ行きたくも無い魔獣狩りの運搬人として駆り出される。
割とチートな身体能力を持ちながら、戦闘能力はからっきしで過剰な期待はされたく無い。こんな殺伐とした異世界生活なんかとっとと終わらせて眠るように死にたいと願う、そんな<不死身の歩荷>のお話。
※種族名とか用語は前作と共通にしてますが、別の世界の物語です。世界観も若干違います。
※「歩荷」とは一般的にいう「ポーター」のことですが、長距離運送も兼任しています。
※作者が設定厨なので、時々本筋に関係ない解説回が入ります。
※第16回ファンタジー小説大賞にエントリーしてみました。
猫好きのぼっちおじさん、招かれた異世界で気ままに【亜空間倉庫】で移動販売を始める
遥風 かずら
ファンタジー
【HOTランキング1位作品(9月2週目)】
猫好きを公言する独身おじさん麦山湯治(49)は商売で使っているキッチンカーを車検に出し、常連カードの更新も兼ねていつもの猫カフェに来ていた。猫カフェの一番人気かつ美人トラ猫のコムギに特に好かれており、湯治が声をかけなくても、自発的に膝に乗ってきては抱っこを要求されるほどの猫好き上級者でもあった。
そんないつものもふもふタイム中、スタッフに信頼されている湯治は他の客がいないこともあって、数分ほど猫たちの見守りを頼まれる。二つ返事で猫たちに温かい眼差しを向ける湯治。そんな時、コムギに手招きをされた湯治は細長い廊下をついて歩く。おかしいと感じながら延々と続く長い廊下を進んだ湯治だったが、コムギが突然湯治の顔をめがけて引き返してくる。怒ることのない湯治がコムギを顔から離して目を開けると、そこは猫カフェではなくのどかな厩舎の中。
まるで招かれるように異世界に降り立った湯治は、好きな猫と一緒に生きることを目指して外に向かうのだった。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活
空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。
最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。
――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に……
どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。
顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。
魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。
こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す――
※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる