96 / 722
第2章 幼年編
096 留学前
しおりを挟む「ピーナさんこんにちはー」
「こんにちはアレク君。今日は何?」
「俺、たぶん来年他所の領に行くんだけど、他所でもギルド登録ってできるんだよね?」
「大丈夫よ」
「ヴィヨルド領に行く予定なんだけど、ヴィヨルドのギルドでもお金を下ろしたり、預けたりもできるんだよね?」
「もちろんよ」
次いで商業ギルドへ来た。
来年は他領、たぶんヴィヨルドの学校へ行くつもりだ。
授業料や寮費他、そこでのお金も要る。
商業ギルドでは俺名義のお金が順調に貯まっているらしい。
(ピーナさんは凄いんだからね!と五月蝿いくらいにいつも言う)
俺、お金を使うこともないし、家族も使わないからぜんぜん実感はないんだけど。
(母さんは俺が毎月渡す郵便屋さんのお金でさえ、俺のために貯金しているのを俺は知っている)
「ヴィヨルドに決まったら、先に教えね。アレク君のことだから、また何かの新作を作るでしょ。向こうのギルドにも紹介状を出しておくからね」
「えー、ピーナさん。そんなの悪いからいいよ」
「何言ってるの!あなたが生むアイデアと売上にギルドも潤っているんだからね!ヴィヨルドのギルドにもせいぜい働いてもらわなきゃいけないわ!」
(それって俺がピーナさんに仕事させ過ぎてるってこと‥)
▼
「「「よおアレク!」」」
「うっすー!」
「今日も闘(や)るか?」
「闘る、闘る!」
鉤爪の3人組とハイタッチをする。あれ以来、仲良くなった若者冒険者だ。あれ以来、訓練場で一緒に稽古もよくやっている。
「マリナさん、俺鉄級(3級)まであとどのくらい?」
「アレク君、かなり速いペースよ。このままいけばあと1年くらいかな?」
こまめに弱い魔獣を追いかけて狩ってるのがいいみたいだ。
だいたい魔石のかけらのおかげで、そこそこ強い魔獣には相変わらず会えないからね。追いかけられる魔獣はチューラットや一角うさぎくらいだし。
今日はグレンさんの解体の手伝いをした。
こないだの借りもあるからね。
「グレンさん、俺ここを卒業したらヴィヨルドの学園に行こうかと思うんだどう思う?」
最近、会う人会う人みんなに聞いてるよな俺。
「ヴィヨルドか。強い冒険者も多いぞ。あそこはダンジョンも多いし、黒の森もあるからな。つえー魔獣もいっぱいるぞ」
グレンさんからヴィヨルドの話やヴィヨルドのギルドの話を聞く。
「お前が行くんだったら向こうの解体屋にも話しといてやるよ。
あとな、ヴィヨルドの前ギルド長と知り合えたら、いろいろ教えてもらえ」
「うん、グレンさんありがとう」
なんとなく行きたかヴィヨルド。
この頃は真剣に考えるようになった。
11
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
現代ダンジョン奮闘記
だっち
ファンタジー
15年前に突如としてダンジョンが登場した現代の地球。
誰が何のために。
未だに解明されていないが、モンスターが落とす魔石はすべてのエネルギー源を代替できる物質だった。
しかも、ダンジョンでは痛みがあるが死なない。
金も稼げる危険な遊び場。それが一般市民が持っているダンジョンの認識だ。
そんな世界でバイトの代わりに何となくダンジョンに潜る一人の少年。
探索者人口4億人と言われているこの時代で、何を成していくのか。
少年の物語が始まる。
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
召喚学園で始める最強英雄譚~仲間と共に少年は最強へ至る~
さとう
ファンタジー
生まれながらにして身に宿る『召喚獣』を使役する『召喚師』
誰もが持つ召喚獣は、様々な能力を持ったよきパートナーであり、位の高い召喚獣ほど持つ者は強く、憧れの存在である。
辺境貴族リグヴェータ家の末っ子アルフェンの召喚獣は最低も最低、手のひらに乗る小さな『モグラ』だった。アルフェンは、兄や姉からは蔑まれ、両親からは冷遇される生活を送っていた。
だが十五歳になり、高位な召喚獣を宿す幼馴染のフェニアと共に召喚学園の『アースガルズ召喚学園』に通うことになる。
学園でも蔑まれるアルフェン。秀な兄や姉、強くなっていく幼馴染、そしてアルフェンと同じ最底辺の仲間たち。同じレベルの仲間と共に絆を深め、一時の平穏を手に入れる
これは、全てを失う少年が最強の力を手に入れ、学園生活を送る物語。
アラフォーおっさんの週末ダンジョン探検記
ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
ある日、全世界の至る所にダンジョンと呼ばれる異空間が出現した。
そこには人外異形の生命体【魔物】が存在していた。
【魔物】を倒すと魔石を落とす。
魔石には膨大なエネルギーが秘められており、第五次産業革命が起こるほどの衝撃であった。
世は埋蔵金ならぬ、魔石を求めて日々各地のダンジョンを開発していった。
扱いの悪い勇者パーティを啖呵切って離脱した俺、辺境で美女たちと国を作ったらいつの間にか国もハーレムも大陸最強になっていた。
みにぶた🐽
ファンタジー
いいねありがとうございます!反応あるも励みになります。
勇者パーティから“手柄横取り”でパーティ離脱した俺に残ったのは、地球の本を召喚し、読み終えた物語を魔法として再現できるチートスキル《幻想書庫》だけ。
辺境の獣人少女を助けた俺は、物語魔法で水を引き、結界を張り、知恵と技術で開拓村を発展させていく。やがてエルフや元貴族も加わり、村は多種族共和国へ――そして、旧王国と勇者が再び迫る。
だが俺には『三国志』も『孫子』も『トロイの木馬』もある。折伏し、仲間に変える――物語で世界をひっくり返す成り上がり建国譚、開幕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる