アレク・プランタン

かえるまる

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第2章 幼年編

716 グラシア動乱③

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 【  ここまでのあらすじ  】

 7の月。満月の夜。
 グラシアを襲うであろうブッシュウルフの大群を迎え撃つアレクの奇想天外の作戦。
 奇抜すぎる発想。それでいてこれ以外の正解はないとも思わせるその起案に。半信半疑の大人たちも歩調を揃えていくのだった。


 ―――――――――――――――


 「おい1号機、出口が2つねぇか?」

 サカスの若い騎士団員さんからそんな疑問の声が上がったんだ。

 「おぉっ!よく気付いたな。えらいぞ」

 「くっ。ガキが大人を担ぐんじゃねえ!」

 さっきまで俺のすべての言動に反抗的だった若い男の口角が嬉しそうに上がっていたよ。

 「今の若い騎士団さんの質問が的を得てるんだよ」

 ざわざわ
 ザワザワ
 ざわざわ

 みんなが立ち上がってテーブル上の地図に目を注く。

 「いいか。正門にブッシュウルフを1番集めたいんだ。10,000いたら6,000は集めたいな」

 「「ハァ?」」

 「「狂ってやがる!」」


 「砂時計の砂の出口が2つあるだろ。その先頭に詰めるのが俺と2号機だ」

 「「ヤバいだろ!」」

 「「なんて指示だ!」」

 「「モーリス様を殺す気か!」」

 「「不敬だぞ!」」

 「お前らくどい!こいつと俺は1号機と2号機だ」

 「「‥‥」」

 「「‥‥」」

 「というわけで、最初の先頭が俺と2号機だ。いいよな2号機?」

 仮面越しの目線でモーリスの了解をとったよ。モーリスなら絶対引き受けてくれるはずだから。

 こくこく
 コクコク

 「6,000体のブッシュウルフの半分。3,000の相手をする正門の男2隊が今回の作戦のキモだ」

 ひそひそ
 ヒソヒソ
 ひそひそ

 「言いたいこともあるだろうが、もう少し待てよ」

 「いいか。とにかくサカス向かう俺たちも、元々のグラシアの騎士団も冒険者もめちゃくちゃ少ないんだよ。
   普通に考えてだぞ。10,000体を500人や1,000人で相手できると思うか?」

 「「‥‥」」

 「「‥‥」」

 「「‥‥」」


















 「そういうことだ」




 「2号機の大剣なら一撃でブッシュウルフを粉砕できるよな」

 こくこく

 「俺も一刀両断くらいはなんとかできるかな」

 「よく言う。1号機、お前帝都の武闘祭でも首席になったんだろ?中原最強の帝都騎士団でもほとんどお前に勝てなかったんだろ?」

 「ほとんどじゃ‥‥ないぞ。たぶん」

 ざわざわ
 ザワザワ
 ざわざわ

 「クックック。怒らせたら怖い狂犬。狂犬団の団長さんだもんな」

 「あーあーあー!2号機てめー!なんでそんなこと言うんだよ!」

 わははははは  
 ワハハハハハ  
 フフフフフフ

 10傑の仲間が笑っていたよ。
 
 「とにかく2号機からも言うぞ。1号機の言うことに従え。1セルテも疑うな。以上だ」





























 「ありがとな2号機。そんじゃ続きな。
 いくら強い2号機でもブッシュウルフを1晩1人で3,000体倒すのは絶対に無理なんだよ」

 こくこく
 コクコク
 こくこく

 ほら見たことか!と若い騎士団員たちが得意げな顔で俺を見ていたよ。

 「だからな、ここからがこの作戦の可否を分ける大事な点なんだ」

























 俺は指で1人ずつ指名していったんだ。

 「ボイス騎士団長さんの横‥‥あんたとアンタとあんたとアンタとあんたとアンタ。
 サカス騎士団最強のあんたたち6人の助けがいるんだよ」

 「「「(な、なんでわかるんだ?)」」」








 「なんで?そんなの当たり前だろ。さっき俺が魔力を放出したとき、すかさず手を武器にかけたのはこの6人だけだ。
 ガキが偉そうな言い方するけどな
、騎士団長さんとこの6人はふだんから常在戦場の気構えなんだよ。

 正門は失敗すりゃ1番最初にブッシュウルフに喰われる場所なんだよ。こん中で背中預けて死地に向かえるのはこの最強の騎士団員さんたち以外あり得ないんだよ」

 「「ヨシ!」」

 「「よしっ!」」

 こくこく
 コクコク
 こくこく

 ボイス騎士団長さんと6人の騎士団員さんたちが、この日初めて熱意のこもった目を俺に向けたんだ。
 他方、その他大勢の騎士団員さんは下を向いたんだ。

 「だけどな、勘違いするなよ。あんたらは決して弱かねぇぞ。
 だいたい王国最強のヴィヨルド騎士団なんだろ。天才ヘンリーの兄貴自慢の騎士団員さんなんだろ?」

 「「‥‥」」

 「「‥‥」」

 「「‥‥」」





 「俺ら14人が担当するのは正門だけなんだ。
 始まったらもう動けないんだよ。

 でも敵は正門だけじゃない。ブッシュウルフが襲ってくるのは東門も西門もあるだろ。下手すりゃどっかの城壁が崩れるかもしんないじゃん。
 そんな広いグラシアの城壁にも上がらなきゃならねぇ。冒険者と助けあって彼らの指揮もしなきゃならない。民も守れなきゃならない」







 「もう俺が言いたいことはわかってくれるよな。あんたらサカスの騎士団さん全員がいなきゃ今回の作戦は絶対成功しない。全員が作戦を理解して参加してくれなきゃブッシュウルフの大群には勝てないんだよ。あんたらはグラシア市民のありったけの期待を背負ってんだぞ!」

 ぐぐぐぐっ
 ググググッ
 ぐぐぐぐっ

 こぶしを握りしめ、前を向くサカス騎士団員たちが見えたんだ。




 ここからはゆっくりと説明したよ。

 「まず俺と2号機が先頭に立つ。さっきも言ったように砂時計は1度にたくさん落ちてこないからな」

 「2号機、その場で一切動かず、休憩せずに1撃の連撃で落ちてくるブッシュウルフを何体だったら仕留められる?」

 「‥‥よくて10体だ」

 2号機モーリスが一切の迷いなく応えた。

 「だな。俺も同じだ。まあいい線だろうな。俺と2号機がそれぞれ人1人立てれるくらいの場所に陣取る」

 「「なんだ?人形か!?」」

 「「人形?」」

 「「ブッシュウルフ?」」

 キン消しサイズのフィギュアを発現させて説明したんだ。

 「先頭が1号機と2号機だ。それぞれの後ろに順に並んで控えるのはサカス騎士団の3人だ。

 さっきも言ったように4人でも3,000体のブッシュウルフを倒すのは到底無理なんだよ。

 だからグラシアの騎士団さんからも精鋭各3人に参加してもらう。

 合計で7人が順番に先頭に立つんだよ」

 こくこく
 コクコク
 こくこく

 「もうわかるよな。正門の1号機隊、2号機隊の7人。ざくっと1人あたりの担当は‥‥428体だ。
 1回に10体として40回回ってきたらお役御免だな」

 「クックック。1号機君それまで生きてたらだけどな」

 くっくっく
 クックック
 くっくっく
 
 「いいねその返答と漢の顔。さすが精鋭さんたちだよ」

 わははははは 
 ワハハハハハ 
 わははははは 

 でも……。

 「「「マジか!」」」
 
 「「「あり得ん!」」」

 「「「死ににいく気か!」」」

 納得のいかない騎士団員さんも多かったんだ。

 「正門には14人だけでいい」

 「「‥‥」」

 「「‥‥」」

 「「‥‥」」

 「さっき2号機も言ったように、ブッシュウルフは1度によく殺れて10体だ。目標10体。でもな、そんなのは最初だけだ。
 ヤバくなったらすぐに後ろのやつに声をかけて交代する。まあ半点鍾に1回休憩‥‥‥‥も無理だな。7人なんて順番すぐ回ってくるぞ」

 ごくんっ  
 ゴクンッ  
 ごくんっ

 「人生最大の辛さと疲れは保証するよ」

 こくこく
 コクコク
 こくこく

 なんだかんだと、さすがヴィヨルド領の騎士団だよな。一気に武人の漢顔になってきたよ。
 
 「あんまり参考になんねぇけどな、オークたちとこのやり方で闘ったとき、最後は空気も吸えなかったぞ。たぶんあのとき、もし負けたら
噛まれても八つ裂きになっても痛くなかっただろうなって思うよ。なんせ無呼吸で先に死んでるだろうからさ」

 「「‥‥」」

 「「‥‥」」

 「「‥‥」」

 「「‥‥」」

 「「‥‥」」

 「「‥‥」」

 「脅かせたんなら勘弁してくれ。俺からみんなへのお願いは、サカスの6人とグラシアの6人➕1、2号機が動き出したら。
 みんなは仲間にがんばれと声援だけをかけてくれ。あとは‥‥討伐が終わるまで一切しゃべるな」

 「「‥‥」」

 「「‥‥」」

 「「‥‥」」

 「後詰めの6人も自分の順番が回ってくるまで、武具の手入れ以外一切何もするな。たとえ目の前の仲間が失敗して喰われてもブッシュウルフが横から自分を噛んできても。
 ただ座って順番がくるまで待機だ」

 「「‥‥」」
 
 「「‥‥」」

 「「‥‥」」

 「「‥‥」」

 「「‥‥」」


 「次説明するぞ。先頭に立つ者の左右には深さ2メルの溝をつける。
 溝はこのあとグラシアに着いたらすぐに俺が発現するからな。
 仕留めたブッシュウルフは次から次へ左右の溝に落ちるだろ」

 地図上にフィギュアを並べて、その様子を実演してみたんだ。

 「「「なるほど!」」」

 「1号機隊も2号機隊も、1歩も引かない。ひたすら斬りまくる。それしかしない。てかそれしかできない」

 「でだ。溝に落ちたブッシュウルフはそのままにしてたら邪魔だよな。だから溜めずにどんどん掻き出す。
 そんで掻き出したブッシュウルフをリアカーに乗せてロナウ河の北港に棄ててくる」

 「この仕事はグラシアの市民、文官とここにいる有志の文官だ。やってくれるよな文官さん?」

 「「「えっ!?」」」

 「「「俺?(私?僕?)」」」

 「「「‥‥」」」

 「「「‥‥」」」

 「「「‥‥」」」

 「「‥‥」」

 「「‥‥」

 「‥‥」

 「‥‥」

 「」



 文官さんたちは‥‥‥‥ほぼ全員が俯いていたよ。そんな文官さんたちは、気まずいからなのか、彼らの正当性を主張したいからのか、口々に大声で非難してきたよ。

 「「「なんてひどい!」」」

 「「「領民を使うのか!?」」」

 「「「女子ども、年寄りもいるんだぞ!」」」

 「「「なんとか言えよ!」」」































 「じゃあ有志でなくてお前ら文官、全員強制参加で来るか。女子どものグラシア領民を助けに?」

 「「‥‥」」

 「「‥‥」」

 「「‥‥」」


 「いいか、自分の身は自分で守る。そんなのは当たり前なんだよ。騎士団も冒険者も商人も文官も関係ないんだよ。一致団結、困難には全員で立ち向かうんだよ!
 だから闘ったこともない領民に作戦の指示するために。騎士団さんと冒険者さんのプロがいる。グラシアを救うために。今ここに俺たち誇りあるサカスの人間がいるんだよ!違うのか文官は?」

 「「‥‥」」

 「「‥‥」」

 「「‥‥」」

 「「‥‥」

 「‥‥」

 「‥‥」

 「」


 途端に下を向く文官たちだった。




 「ゴスペルさん」

 「はいはい1号機君」

 「サカスとグラシア、力のある冒険者3人組を3組お願いできますか?溝からブッシュウルフ引っ張り上げてリアカーに載せるだけの作業です。だけって言っても‥‥最悪に重くてキツい役目ですけど」

 「3組で回せと言うんじゃな」

 「仰るとおりです。ゴスペルさんの指示で正門のブッシュウルフのリアカーへの積出しをお願いします。
 あと北の港までリアカーが滞りなく運搬できるような流れ。なんなら紐で通り道を作ってもいいと思います。行きは道の右側、帰りは左側を走るみたいな決まりを作ってください。
 リアカーはサカスに逃げてきた奴らから強制徴用してください。それでいいよな2号機?」

 こくこく
 コクコク

 「ゴスペルギルド長。逆らうやつは名前を聞いといてください。ヴィヨルド家として処罰すると」

 「心得た!」









 「もう一度確認するぞ。
 正門では俺と2号機以下各6人が斬りまくる。斬ったブッシュウルフは冒険者がリアカーに載せる。あと 
はそのままグラシア領民がリアカーで引っ張ってってロナウ河にボーンだ。ここまでの説明でわからない奴はいるか?」

 ぶるんぶるん
 ブルンブルン



























 でも。
 まってましたとばかり。こざっぱりとした形の、さっきとは違う別の若い文官の男性が質問してきたんだ。メガネしてるよ。メガネを装着できるくらい金持ちってことは貴族だよな。

 「1号機君。仮にその作戦が成功しても‥‥10,000体ものブッシュウルフの死骸がロナウ河を下るんだよね?
 腐敗した魔獣は浮くんだよ?大量の死骸になるんだよ?知ってるのかな?浮いた死骸は河口まで流れるよ?それって河口の王都、王家に迷惑をかけないかな。
 私はね、そのやり方はヴィヨルド領の品格を下げると思うよ。
 1号機君はそんなことすらわからなかったんだな。てか考えてもいないんだよね。だから田舎者の力だけ自慢じゃ駄目なんだよ。もっと頭を使おうよ。頭がなかったら聞いてくれたまえ」

 どうだ、みたいな鼻高々のオーラを出して。さも文官といった若い男性役人が質問したんだ。

 「どうなんだい?言葉もないか。まあ当然か。クックック」

 「あーそこはぜんぜん平気だよ。気にしなくていい」

 「なにが平気なんだい?だって10,000体のブッシュウルフを河に流すんだろ?
 さっきも言ったように水につけた魔獣は1日も経たずに腐敗するんだよ。腐敗した魔獣は水の魔獣でさえ食べないんだよ!どこが平気なんだい!ぜんぜん平気じゃないだろ!
 ったく、そんなこともわからないのか!だからヴィヨルドごときの田舎学生は!」






























 「あんちゃん‥‥」

 「あ、あんちゃん!?君は誰に口を聞いている!ぼ、僕は貴族だぞ!王都から準男爵としてヴィヨルドに招聘されてわざわざやってきてるんだぞ!」

 「あんちゃん、じゃああんたもグラシアに着いてくるか?俺が何も考えてないかどうか、自分の目で確かめて見ればいいじゃん。だろ?」

 「い、い、いくわけないだろ!武力のない私は頭でこの領に貢献してるんだ!なんで死ににいかなくっちゃならないんだ!だいたい私は貴族だぞ!さっきから貴族にその口の聞き方はなんだ?」

 「「そうだそうだ!」」

 「「口の聞き方から直せ」」

 同じような若者が賛同して口から泡を飛ばしていたよ。

 「とりあえず‥‥‥‥黙れ!」

 「「「ヒッッ!」」」

 「あのな、明日の夜起こることは間違いなくヴィヨルドの歴史に残る大事件だよ。
 ロナウ河に流すブッシュウルフの結末も含めてな。
 てか吟遊詩人が語る題材にもなるよ。まぁ、自分大好きオツムのいい貴族のあんちゃんたちは黙って安全なところから吟遊詩人の話でも聞いてろよ」

 「「「くっ‥‥」」」

 「(ダーリンらしい)」

 「「(本当)」」

 「心配すんな。この作戦が失敗したら俺が絞首刑になってやるよ」























 「もう作戦の大筋はわかったよな。全力の1太刀だから1回に1人が立ち向かえられるのはよくて10振り20振りだ。
 てかそれだけしか刀を振れないんだよ。ブッシュウルフは骨も硬いし、剣に脂も付くからな」

 こくこく 
 コクコク
 
 「じゃあ残りの話も早く終わらすぞ」


―――――――――――


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