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イケメン後輩のスマホを拾ったらロック画が、俺
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ちらっと北門を見たら、パンの包み紙を開いてる。
「「いただきます」」
パンを大口で頬張ったらすごく美味しい。輪っかになったクロワッサン生地ももっちりしてて、シナモンの香りとすごくあってる。
「これ、うまっ! 一口食べるか?」
つい、兄貴と話しているノリでパンを差しだしたら、北門がきょとんっとした表情になる。
「あ、ええと……」
ああ、北門はあんまりこういうことしないのかな。俺がまたパンに口を持っていったのと、すっと綺麗な唇がパンを握る俺の手元に近づいたのが同時だった。
北門がぐっと歯を食いこませて、ちぎる姿はワイルドだ。だけど食いちぎれなくって輪っかが千切れて綱みたいになったまま、北門の方へずるりって持っていかれる。
俺はこのまま残り全部あげてもいいかって手を離して、あ、でも今北門が離したらパンが落ちる。パンに噛みついたまま俺は顔を上げた。
「「……っ!」」
(うお。これ、なんだ。あれあれ。あれだよ。有名な犬のアニメ映画のやつだ)
ほらあれだ、お互いに食べてたパスタの端が繋がってるやつ。
びっくりしてお互い見合わせて、身動き止まって、固まった。口元緩めかけたけど、でももしも北門が口離したら落ちちゃうじゃん。
ああ、どうしたらいいか分からないで、足だけジタバタしたら、北門がパンの端をつまんで、食いちぎると大きな笑い声をあげた。
「あははは。なんで口で掴んでるんですか! 先輩、意味わかんない。すげえ、面白い!」
「だって同時に離したら落っことすかと思ってなあ」
かあって頬が熱くなった。ひとしきり笑って、空気感が朝の和やかな感じに戻った。そしたら俺の頬を北門の指の腹がそっと撫ぜていった。
「髪型、似合ってますね」
こういう台詞を目線合わせていってくるから、喜びより先に恥ずかしさでどんな反応していいか分からなくなる。
うう、俺も。こいつになんかやり返してやりたい。けど思いつかないよ。
ちょっとだけ、さっきのお姉さんとのやり取りのもやもやも手伝って、ちょぴっと文句を言う。
「……さっきは微妙な顔してたくせに。似合ってないって思ってるのかと思ってた」
「それは、ね……」
北門は俺から目線を外す。手元に残っていたパンの一欠片を口に放り込んで食べ切ると、べコって音を立てて水のペットボトルを握った。
「北門」
催促の声を出した俺に、水をごくりと煽った北門が流し目をくれる。
「すごく似合ってたから、悔しいんです」
(はい? 今なんて?)
「なんだよ、それ。お前こそ意味わからん」
北門がすっと目を細めた。なんか優しくて甘い雰囲気。また俺に向かって手を伸ばす。頬や唇のあたり、シュガーシナモンの粉を指先で払われる。ちょっとくすぐったい。ぺろって、その指先を北門が舐めた。
「甘っ……」
「……っ!」
ちなみにこのパンがモデルになってまして。クロワッサン生地、もちもちサクサク、シナモンシュガーがぱらぱら落ちて燈真の口の周りについてます(笑) そこはかとなく💛型なんです。
「「いただきます」」
パンを大口で頬張ったらすごく美味しい。輪っかになったクロワッサン生地ももっちりしてて、シナモンの香りとすごくあってる。
「これ、うまっ! 一口食べるか?」
つい、兄貴と話しているノリでパンを差しだしたら、北門がきょとんっとした表情になる。
「あ、ええと……」
ああ、北門はあんまりこういうことしないのかな。俺がまたパンに口を持っていったのと、すっと綺麗な唇がパンを握る俺の手元に近づいたのが同時だった。
北門がぐっと歯を食いこませて、ちぎる姿はワイルドだ。だけど食いちぎれなくって輪っかが千切れて綱みたいになったまま、北門の方へずるりって持っていかれる。
俺はこのまま残り全部あげてもいいかって手を離して、あ、でも今北門が離したらパンが落ちる。パンに噛みついたまま俺は顔を上げた。
「「……っ!」」
(うお。これ、なんだ。あれあれ。あれだよ。有名な犬のアニメ映画のやつだ)
ほらあれだ、お互いに食べてたパスタの端が繋がってるやつ。
びっくりしてお互い見合わせて、身動き止まって、固まった。口元緩めかけたけど、でももしも北門が口離したら落ちちゃうじゃん。
ああ、どうしたらいいか分からないで、足だけジタバタしたら、北門がパンの端をつまんで、食いちぎると大きな笑い声をあげた。
「あははは。なんで口で掴んでるんですか! 先輩、意味わかんない。すげえ、面白い!」
「だって同時に離したら落っことすかと思ってなあ」
かあって頬が熱くなった。ひとしきり笑って、空気感が朝の和やかな感じに戻った。そしたら俺の頬を北門の指の腹がそっと撫ぜていった。
「髪型、似合ってますね」
こういう台詞を目線合わせていってくるから、喜びより先に恥ずかしさでどんな反応していいか分からなくなる。
うう、俺も。こいつになんかやり返してやりたい。けど思いつかないよ。
ちょっとだけ、さっきのお姉さんとのやり取りのもやもやも手伝って、ちょぴっと文句を言う。
「……さっきは微妙な顔してたくせに。似合ってないって思ってるのかと思ってた」
「それは、ね……」
北門は俺から目線を外す。手元に残っていたパンの一欠片を口に放り込んで食べ切ると、べコって音を立てて水のペットボトルを握った。
「北門」
催促の声を出した俺に、水をごくりと煽った北門が流し目をくれる。
「すごく似合ってたから、悔しいんです」
(はい? 今なんて?)
「なんだよ、それ。お前こそ意味わからん」
北門がすっと目を細めた。なんか優しくて甘い雰囲気。また俺に向かって手を伸ばす。頬や唇のあたり、シュガーシナモンの粉を指先で払われる。ちょっとくすぐったい。ぺろって、その指先を北門が舐めた。
「甘っ……」
「……っ!」
ちなみにこのパンがモデルになってまして。クロワッサン生地、もちもちサクサク、シナモンシュガーがぱらぱら落ちて燈真の口の周りについてます(笑) そこはかとなく💛型なんです。
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