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イケメン後輩のスマホを拾ったらロック画が、俺
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隠していた顔を両手首を掴んで外された。紫陽花の小道は花が綺麗で、緑の葉が青々としげって、人目から俺たちの姿を隠してくれてる。
「ちゃんと言ってください」
かがみ気味の姿勢で、急な敬語でお願いされた。逆光で影を落としても目鼻立ちが際立つ北門の顔が俺の顔のほんのすぐ側にある。
ああ、こんな風に見つめられたら余計に言えそうにない。ちらっと見上げたあと、俺は目をぎゅうっと瞑った。
「す、好き、かも」
「かもって、なんだよ」
くすくすって、低くてちょっと掠れた笑い声がカッコいいぞ。それを合図に鼻先にキスされた。
「え?」
なんでここ? 場所が違うよって思って思わず目を開けたら、北門がいたずらっぽく微笑んでる。
あ、なんかこれ、からかいの予感。
思わず尖らせた唇に、素早くキスされた。
「こっちが良かったよね?」
なんていって蕩けるような目元で笑われた。
「ああ、もうさあ。唯のそういうとこ……」
沼だ沼。まんまとはまってしまった。俺本当にこいつのこと手に負えんのかな。
「でた、先輩のユイ呼び」
「唯って呼んじゃダメなのか? いい名前なのに。俺の「唯一」って感じがするぞ」
北門はぽかんっとした表情を一瞬して、綺麗な形の眉を下げる。
そのあと北門が俺の隣にしゃがんだ状態で頭を抱え、「ああーっ」って近くにいた鳩が飛び立つぐらいの大声で唸った。
「うわっ! びっくりした!」
俺も驚いて、思わずぺたって後ろに尻もちをついた。
北門はそんな俺を長い脚で跨いだ状態で立ち上がると腕を腰に当てた。
「ほんと。この人。沼だ……」
「はあ? お前が言うか?」
北門に先に言われたが、俺は沼じゃない。お前が沼なら、俺はアスファルトの上の水たまりぐらいだ。
北門に腕を引っ張って無理やり俺の事を立たせて、ダンスを踊るみたいにくるって俺たちは回った。紫陽花が風に揺れてる。北門がリュックごと俺を力いっぱい抱きしめてきた。
「先輩、やっぱ、最高だ!」
「痛いっ! さっきも思ったけど、水筒が当たってぎゅっとされると痛いんだって」
笑いながら北門は俺のリュックをとりさって、地面においてしまった。もういいわけができない。
逃げ出せないほどの、ぎゅう、ぎゅうのハグが炸裂する。
紫陽花達がまる、ああなにやってんだ。恥ずかしい奴らだなあって、笑ってるみたいだ。
「ああ、もう。さあ。先輩ってなんでいつも、俺が欲しい言葉ばっかくれんの? なんなわけ、天使? 天使なのか? こんな可愛い人と、離れられるわけないだろ」
こっちだって思ってるよ。こんな可愛くて、大げさな後輩は、俺の恋人だ。
「ところで……。お前なんで俺の写真をロック画にしてたの?」
「ちゃんと言ってください」
かがみ気味の姿勢で、急な敬語でお願いされた。逆光で影を落としても目鼻立ちが際立つ北門の顔が俺の顔のほんのすぐ側にある。
ああ、こんな風に見つめられたら余計に言えそうにない。ちらっと見上げたあと、俺は目をぎゅうっと瞑った。
「す、好き、かも」
「かもって、なんだよ」
くすくすって、低くてちょっと掠れた笑い声がカッコいいぞ。それを合図に鼻先にキスされた。
「え?」
なんでここ? 場所が違うよって思って思わず目を開けたら、北門がいたずらっぽく微笑んでる。
あ、なんかこれ、からかいの予感。
思わず尖らせた唇に、素早くキスされた。
「こっちが良かったよね?」
なんていって蕩けるような目元で笑われた。
「ああ、もうさあ。唯のそういうとこ……」
沼だ沼。まんまとはまってしまった。俺本当にこいつのこと手に負えんのかな。
「でた、先輩のユイ呼び」
「唯って呼んじゃダメなのか? いい名前なのに。俺の「唯一」って感じがするぞ」
北門はぽかんっとした表情を一瞬して、綺麗な形の眉を下げる。
そのあと北門が俺の隣にしゃがんだ状態で頭を抱え、「ああーっ」って近くにいた鳩が飛び立つぐらいの大声で唸った。
「うわっ! びっくりした!」
俺も驚いて、思わずぺたって後ろに尻もちをついた。
北門はそんな俺を長い脚で跨いだ状態で立ち上がると腕を腰に当てた。
「ほんと。この人。沼だ……」
「はあ? お前が言うか?」
北門に先に言われたが、俺は沼じゃない。お前が沼なら、俺はアスファルトの上の水たまりぐらいだ。
北門に腕を引っ張って無理やり俺の事を立たせて、ダンスを踊るみたいにくるって俺たちは回った。紫陽花が風に揺れてる。北門がリュックごと俺を力いっぱい抱きしめてきた。
「先輩、やっぱ、最高だ!」
「痛いっ! さっきも思ったけど、水筒が当たってぎゅっとされると痛いんだって」
笑いながら北門は俺のリュックをとりさって、地面においてしまった。もういいわけができない。
逃げ出せないほどの、ぎゅう、ぎゅうのハグが炸裂する。
紫陽花達がまる、ああなにやってんだ。恥ずかしい奴らだなあって、笑ってるみたいだ。
「ああ、もう。さあ。先輩ってなんでいつも、俺が欲しい言葉ばっかくれんの? なんなわけ、天使? 天使なのか? こんな可愛い人と、離れられるわけないだろ」
こっちだって思ってるよ。こんな可愛くて、大げさな後輩は、俺の恋人だ。
「ところで……。お前なんで俺の写真をロック画にしてたの?」
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