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イケメン後輩のスマホを拾ったらロック画が、俺
84 今までの俺、これからの君と side 北門
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「えっ?! あ……、なんで?」
目を白黒させて驚いている先輩に、ついにネタ晴らしの時間が来た。俺は心の中でにんまりとした。
「だって燈真先輩ならきっと俺にスマホを届けに来てくれると思ったから」
「俺が、届けないで、他の人がもってくる可能性も……」
と言いながら先輩の声はどんどん小さくなる。
「……まあ、ないよな。あの状況じゃ、ほぼ俺確定だ」
「俺は先輩が世話好きだって知ってたから。きっと届けに来てくれるって思ってた。もしもロック画を見ることになったら、それで少しでも俺に興味を持ってくれたらって……。本気で願ってた」
「ま、まじか! お前そんなこと考えてたのかよ!」
「でも、俺の賭けは見事当たりましたよ」
指と指を絡めて握った手を上げて、俺は先輩に見せつけながらにぎにぎとした。
「ほら、掴まえた」
「ば、バカじゃねぇの」
先輩はまた明らかに恥ずかしそうな顔する。あーまた、苛めたくなる。どうしたらいいんだろう。
可愛がりたいのに、優しくしたいのに、どうしてもちょっかいを出したくなる。
「ねぇ、先輩。ちゃんと正面から顔の分かる写真撮らせて。それでそれを改めてロック画にしたい。駄目?」
「えええ?! やめろって。恥ずかしすぎるだろ! むりむり!」
「オネガイシマス」
屈んで顔を覗き込む。上目遣いの俺のおねだりに、先輩は弱すぎる。
(この顔でいいことはあんまりなかったけど、先輩がたまに蕩けそうな顔で見てくれるのはいいな)
「ま、良いけどさ」
(年下ムーブを起こすとすぐに了解するの、ちょろすぎるよ。先輩)
そういうところもいいところなんだけど、言質は取ったからね
俺は即座にインカメにしたスマホを向けた。
なにもこんな屋外で写真を撮る必要もないのに、先輩の気が変わらないうちに、先手を引いて路地の横の街灯の下に立った。明るさが足りて、カメラにちゃんと俺たちの顔が浮かび上がっている。
「なんか恋人同士って感じがする」
「うるせー」
「幸せ」
「はずかしーやつ。」
悪態をついたくせに、先輩は眉を下げて困ったような恥ずかしそうなたまらなく可愛い顔をしてる。
「おい、もっと屈まないとお前の頭切れてるぞ」
「分かりましたって」
俺は屈んで顔が頬が先輩にくっつく程に近づいた。
「撮りますよ」
「おお」
シャッターボタンを押すタイミングで。俺は横を向くと素早く先輩の柔らかな頬にキスを落とした。
「ぎゃあ!! なにすんだよ!」
先輩はリアクション芸人ぐらい、分かりやすく飛び上がる。
なんて揶揄いがいがある人なんだろう。それで可愛くて、格好良くて、俺の彼氏さんは最強だって思う。
もちろん先輩が動いたせいで写真はブレブレで全然ちゃんと映ってない。
「もういいだろ! おしまい!」
逃げようとした先輩の肩がしっと掴むと、抱っこを嫌がる猫みたいにぎゃいぎゃい暴れてる。
「あー、動いちゃダメですよ。ほらもう一度」
「もう、キスすんなよ」
「なにそれ、フリですか? 欲しがりだなあ、燈真」
「はあ? 呼び捨てすんなよ、後輩! 断じてフリじゃない、フリじゃないからな!」
そんなこといってもちょっと嬉しそう。地元の路地で何やってんだろ。
写真の出来上がりが満足が行くまでって口実で、何度でもキスをしたいんだ。
ああ最高に幸せだな。これからずっと、君と一緒。
目を白黒させて驚いている先輩に、ついにネタ晴らしの時間が来た。俺は心の中でにんまりとした。
「だって燈真先輩ならきっと俺にスマホを届けに来てくれると思ったから」
「俺が、届けないで、他の人がもってくる可能性も……」
と言いながら先輩の声はどんどん小さくなる。
「……まあ、ないよな。あの状況じゃ、ほぼ俺確定だ」
「俺は先輩が世話好きだって知ってたから。きっと届けに来てくれるって思ってた。もしもロック画を見ることになったら、それで少しでも俺に興味を持ってくれたらって……。本気で願ってた」
「ま、まじか! お前そんなこと考えてたのかよ!」
「でも、俺の賭けは見事当たりましたよ」
指と指を絡めて握った手を上げて、俺は先輩に見せつけながらにぎにぎとした。
「ほら、掴まえた」
「ば、バカじゃねぇの」
先輩はまた明らかに恥ずかしそうな顔する。あーまた、苛めたくなる。どうしたらいいんだろう。
可愛がりたいのに、優しくしたいのに、どうしてもちょっかいを出したくなる。
「ねぇ、先輩。ちゃんと正面から顔の分かる写真撮らせて。それでそれを改めてロック画にしたい。駄目?」
「えええ?! やめろって。恥ずかしすぎるだろ! むりむり!」
「オネガイシマス」
屈んで顔を覗き込む。上目遣いの俺のおねだりに、先輩は弱すぎる。
(この顔でいいことはあんまりなかったけど、先輩がたまに蕩けそうな顔で見てくれるのはいいな)
「ま、良いけどさ」
(年下ムーブを起こすとすぐに了解するの、ちょろすぎるよ。先輩)
そういうところもいいところなんだけど、言質は取ったからね
俺は即座にインカメにしたスマホを向けた。
なにもこんな屋外で写真を撮る必要もないのに、先輩の気が変わらないうちに、先手を引いて路地の横の街灯の下に立った。明るさが足りて、カメラにちゃんと俺たちの顔が浮かび上がっている。
「なんか恋人同士って感じがする」
「うるせー」
「幸せ」
「はずかしーやつ。」
悪態をついたくせに、先輩は眉を下げて困ったような恥ずかしそうなたまらなく可愛い顔をしてる。
「おい、もっと屈まないとお前の頭切れてるぞ」
「分かりましたって」
俺は屈んで顔が頬が先輩にくっつく程に近づいた。
「撮りますよ」
「おお」
シャッターボタンを押すタイミングで。俺は横を向くと素早く先輩の柔らかな頬にキスを落とした。
「ぎゃあ!! なにすんだよ!」
先輩はリアクション芸人ぐらい、分かりやすく飛び上がる。
なんて揶揄いがいがある人なんだろう。それで可愛くて、格好良くて、俺の彼氏さんは最強だって思う。
もちろん先輩が動いたせいで写真はブレブレで全然ちゃんと映ってない。
「もういいだろ! おしまい!」
逃げようとした先輩の肩がしっと掴むと、抱っこを嫌がる猫みたいにぎゃいぎゃい暴れてる。
「あー、動いちゃダメですよ。ほらもう一度」
「もう、キスすんなよ」
「なにそれ、フリですか? 欲しがりだなあ、燈真」
「はあ? 呼び捨てすんなよ、後輩! 断じてフリじゃない、フリじゃないからな!」
そんなこといってもちょっと嬉しそう。地元の路地で何やってんだろ。
写真の出来上がりが満足が行くまでって口実で、何度でもキスをしたいんだ。
ああ最高に幸せだな。これからずっと、君と一緒。
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