ガチャから始まる錬金ライフ

あに

文字の大きさ
9 / 170

引っ越し

しおりを挟む

 カレンは相当怒られたようだった。
 なんとかな許してもらったようだが、ダンジョンはしばらく禁止だとメールがきていた。
 俺は家に帰ると流石に疲れてビールを飲んで寝てしまった。
 翌朝はあいにくの雨だが、とりあえず『ガチャ』でもしようかな。
 と思うが、億が手に入ったんだからとりあえず引っ越しするか?

「せっかく金ができたんだからな!」
 ネットで物件を調べるとまぁまぁのところで冒険者用の物件があったのでそこに電話で問い合わせる。
 とりあえず近くまで行くと言うことになり、タクシーで近くまで行くと管理会社の女性が待っていた。

「河地様でしょうか?」
「はい!今回はお願いします」
「はい!一応これと似た物件も二、三用意してありますのでとりあえず最初の物件からで」
「はい!」
 と言うと目の前のマンションに入って行く。
「まずは2LDKのマンションで家賃が15万、ダンジョンが近い為、安心して過ごせない方が多いのでこの価格ですね」
「ほぉ、綺麗ですね!」
「築浅でここらの物件だとここが一番かと」
 ほかの物件も写真で見せてもらったがやはりここが一番良さそうだな。

「ここに決めます!」
「はい!ありがとうございます」
 あとは管理会社に行って契約を済ませると、即入居可能なので鍵を渡された。

 いい物件も見つかったし、ほんと今日はのんびりできてるな!

 元の家に帰って荷物をマジックバッグに詰めていくと荷物は少なかったな。
 ビックリするほど少なかったようで綺麗さっぱりなくなった。
 あとは掃除をして退去の連絡だな。

 掃除もなんとか終わって管理会社にも連絡したし、立ち会いはなしだ。まぁ、だいぶ住んでたし取られても数万だろ。
「長年ありがとうございました」
 といって管理会社に寄って鍵を返して来た。

 流石に八畳ワンルームから2LDKへの引越しなので買い物をすることにした。
 タクシー移動なんてリッチになったな!

 複合商業施設に行く。
 ベッドに寝具、冷蔵庫にテレビ、洗濯機とどんどん買って行く。
 前のものは処分してもらいその場で持ち帰れるものはマジックバッグに入れて行く。

 あとビールも箱で何箱か買って、それに合わせてピザやツマミも大量に買って行く。
 ミネラルウォーターも忘れずに。
 久しぶりに服も買う。
 流行りがわからないからジーンズにロンT、ダウンにジャケットと買って行く。
 替えのパンツもここで大人買いだな。

 ある程度買い物が終わったら美容室で髪を切ってもらう。
 流行りがわからないからお任せする。
 サッパリして若返ったようだな!

 結構時間がたったので新居に戻って買ったものを置いて行く。

 ビールを片手にこんなに楽しいことはないな。

 ある程度片付いたらソファーに座ってまったりとテレビを見る。
 どこぞのダンジョンがスタンピートしてモンスターが溢れ出したみたいだな。
 俺も気をつけないとな。
「ステータスオープン」

ーーー
河地夜人カワチヤト 31歳
ジョブ ガチャ師Lv2 鑑定士Lv3  錬金術師Lv3 シーフLv7
レベル40
STR   110(+20)
DEF   92(+10)
INT   93(+20)
DEX   91(+10)
AGI   113(+20)
LUK   63
スキル 『ガチャ』(245/300)『鑑定』『錬金術』『上級短剣術』『罠探知』『罠解除』『鍵開け』『気配探知』『ダブル』『全耐性』
SP 40
ーーー
「結構上がってるな!錬金術では何ができるのかな?」

・低級ポーション…薬草+聖水
・中級ポーション…上薬草+聖水
・上級ポーション…上薬草+聖水+蜂蜜
・解毒薬…毒草+聖水
・石化解除薬…岩きのこ+聖水
・インゴット…金属。
・魔力ポーション…魔力茸+聖水
・TSポーション…反転きのこ+聖水
・視力ポーション…光水晶+聖水
・呪い解除薬…呪いカボチャ+聖水



「ほぉ、結構色々できるな!あとダブルってなんだ?」

『ダブル』…ドロップが増えることがある。

 おぉ!シーフのやつか!


 よし!ガチャの時間だ!
『ガチャ』カモン!!
 銀色の筐体が輝いて見えるぜ!
 マジックバッグから魔石を取り出すと色がついてる魔石があるな。

 ・火属性の魔石。
 あぁ、これが属性魔石か!これは取っておこう。
 んでとりあえず110連してみよっか!
 投入口に魔石を入れて行く。
 よく見ないと属性魔石を入れてしまうので注意だな!

 赤が47、青が44、紫が8、銀が8、金が3。
「よし!」
 赤が、
・中級ポーション×16
・TSポーション×3
・魔力ポーション×8
・上級ポーション×6
・結界石×4個セット×2
・視力ポーション×4
・石化解除薬×3
・呪い解除薬×5

 よしよし、まぁいいだろう。
 次は青、
・ミノタウルス革のベスト
・ミノタウルス革の剣帯×3
・フルプレートアーマー
・黒鬼牛のレザーアーマー
・ミスリルの短剣
・ミスリルソード
・黒鬼牛のパンツ
・黒鬼牛のロングコート
・月の扇
・ミノタウルス革のリュック×4
・ツヴァイソード
・太陽と月の双剣
・アサシンダガー
・クレイモア
・竜断剣
・ガイアナックル
・バイタル鉢巻
・鋼鉄の手甲×3
・鋼鉄のグリーブ×2
・鋼鉄の剣×5
・忍刀・朧
・大太刀・沙羅駆
・小太刀・風雅
・鋼鉄のヘルメット×4
・鋼鉄のシャベル×4

「はぁ、しんどいな。でもまぁヘルメットとかは使わないだろ?」
しおりを挟む
感想 5

あなたにおすすめの小説

俺だけLVアップするスキルガチャで、まったりダンジョン探索者生活も余裕です ~ガチャ引き楽しくてやめられねぇ~

シンギョウ ガク
ファンタジー
仕事中、寝落ちした明日見碧(あすみ あおい)は、目覚めたら暗い洞窟にいた。 目の前には蛍光ピンクのガチャマシーン(足つき)。 『初心者優遇10連ガチャ開催中』とか『SSRレアスキル確定』の誘惑に負け、金色のコインを投入してしまう。 カプセルを開けると『鑑定』、『ファイア』、『剣術向上』といったスキルが得られ、次々にステータスが向上していく。 ガチャスキルの力に魅了された俺は魔物を倒して『金色コイン』を手に入れて、ガチャ引きまくってたらいつのまにか強くなっていた。 ボスを討伐し、初めてのダンジョンの外に出た俺は、相棒のガチャと途中で助けた異世界人アスターシアとともに、異世界人ヴェルデ・アヴニールとして、生き延びるための自由気ままな異世界の旅がここからはじまった。

なんとなく歩いてたらダンジョンらしき場所に居た俺の話

TB
ファンタジー
岩崎理(いわさきおさむ)40歳バツ2派遣社員。とっても巻き込まれ体質な主人公のチーレムストーリーです。

貧乏冒険者で底辺配信者の生きる希望もないおっさんバズる~庭のFランク(実際はSSSランク)ダンジョンで活動すること15年、最強になりました~

喰寝丸太
ファンタジー
おっさんは経済的に、そして冒険者としても底辺だった。 庭にダンジョンができたが最初のザコがスライムということでFランクダンジョン認定された。 そして18年。 おっさんの実力が白日の下に。 FランクダンジョンはSSSランクだった。 最初のザコ敵はアイアンスライム。 特徴は大量の経験値を持っていて硬い、そして逃げる。 追い詰められると不壊と言われるダンジョンの壁すら溶かす酸を出す。 そんなダンジョンでの15年の月日はおっさんを最強にさせた。 世間から隠されていた最強の化け物がいま世に出る。

アラフォーおっさんの週末ダンジョン探検記

ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
 ある日、全世界の至る所にダンジョンと呼ばれる異空間が出現した。  そこには人外異形の生命体【魔物】が存在していた。  【魔物】を倒すと魔石を落とす。  魔石には膨大なエネルギーが秘められており、第五次産業革命が起こるほどの衝撃であった。  世は埋蔵金ならぬ、魔石を求めて日々各地のダンジョンを開発していった。

最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~

ある中管理職
ファンタジー
 勤続10年目10度目のレベルアップ。  人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。  すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。  なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。  チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。  探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。  万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。

レベル1の時から育ててきたパーティメンバーに裏切られて捨てられたが、俺はソロの方が本気出せるので問題はない

あつ犬
ファンタジー
王国最強のパーティメンバーを鍛え上げた、アサシンのアルマ・アルザラットはある日追放され、貯蓄もすべて奪われてしまう。 そんな折り、とある剣士の少女に助けを請われる。「パーティメンバーを助けてくれ」! 彼の人生が、動き出す。

オッサン齢50過ぎにしてダンジョンデビューする【なろう100万PV、カクヨム20万PV突破】

山親爺大将
ファンタジー
剣崎鉄也、4年前にダンジョンが現れた現代日本で暮らす53歳のおっさんだ。 失われた20年世代で職を転々とし今は介護職に就いている。 そんな彼が交通事故にあった。 ファンタジーの世界ならここで転生出来るのだろうが、現実はそんなに甘く無い。 「どうしたものかな」 入院先の個室のベッドの上で、俺は途方に暮れていた。 今回の事故で腕に怪我をしてしまい、元の仕事には戻れなかった。 たまたま保険で個室代も出るというので個室にしてもらったけど、たいして蓄えもなく、退院したらすぐにでも働かないとならない。 そんな俺は交通事故で死を覚悟した時にひとつ強烈に後悔をした事があった。 『こんな事ならダンジョンに潜っておけばよかった』 である。 50過ぎのオッサンが何を言ってると思うかもしれないが、その年代はちょうど中学生くらいにファンタジーが流行り、高校生くらいにRPGやライトノベルが流行った世代である。 ファンタジー系ヲタクの先駆者のような年代だ。 俺もそちら側の人間だった。 年齢で完全に諦めていたが、今回のことで自分がどれくらい未練があったか理解した。 「冒険者、いや、探索者っていうんだっけ、やってみるか」 これは体力も衰え、知力も怪しくなってきて、ついでに運にも見放されたオッサンが無い知恵絞ってなんとか探索者としてやっていく物語である。 注意事項 50過ぎのオッサンが子供ほどに歳の離れた女の子に惚れたり、悶々としたりするシーンが出てきます。 あらかじめご了承の上読み進めてください。 注意事項2 作者はメンタル豆腐なので、耐えられないと思った感想の場合はブロック、削除等をして見ないという行動を起こします。お気を悪くする方もおるかと思います。予め謝罪しておきます。 注意事項3 お話と表紙はなんの関係もありません。

ダンジョン発生から20年。いきなり玄関の前でゴブリンに遭遇してフリーズ中←今ココ

高遠まもる
ファンタジー
カクヨム、なろうにも掲載中。 タイトルまんまの状況から始まる現代ファンタジーです。 ダンジョンが有る状況に慣れてしまった現代社会にある日、異変が……。 本編完結済み。 外伝、後日譚はカクヨムに載せていく予定です。

処理中です...