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とつぜんだがツクヨが、
「一回戻るのじゃ」
と言ってきた。
「お?なんかあるのか?」
「これでも、魔王だから気になるところもあるしのぉ、あまり動けなくてモヤモヤしとったからいい機会になったのじゃ!次からはテン達だけ呼べばいいからの?」
「なんでだよ。魔王も呼ぶぞ?」
「我は忙しいでな」
「そうか」
「また必要だったら呼べばいいのじゃ!じゃあの」
とテン達を返還する。
飛行機には乗せられないからな。
俺達は東京へと戻ってくると土産を持っていくとみんな別れて帰る。
俺は転移で『プライド』の前に行くと入っていく。
「おかえりなさいませ、お待ちしていました」
「よ!如月も元気だったか!」
「はい!げんきですよ!」
「ポーションなんかは足りたか?」
「はい、あれだけあれば足りますよ」
「あはは」
また災害支援で必要かもしれないから50000本は用意しておいたからな。
「あちらはどうでしたか?」
「あはは、俺だけS級になっちゃった」
「それはまた、詳しく聞かせてください。こちらへ」
といつもの席に行くと、根掘り葉掘り聞いてくる。
まぁ、隠すことじゃないし全部言ったら。
「それはお辛かったですね。でもしょうがないですが」
「そう、しょうがないからな」
「では、カードを」
とS級になったのでブラックカードだ。
「ほいほい」
「さすがS級の証ですね。今までの分を入れてきますので」
「あいよ」
そろそろあいつらも召喚しないとなぁ。
ん?あいつらそんなとこにいるのか?もしかしたら行けるかもな。
「河地様?」
「お、おう!サンキューな!」
「あ、『黄金騎士』様が代えの鎧が欲しいと言ってました」
「えー、あれ作るの大変なんだよ」
「あはは、伝えましたので」
「あはは、じゃーな!」
と言って『プライド』の外に出る。
家に帰るとようやく帰ってきたな。
「あ、お帰りなさい」
「おう!ミライ、これ土産だ」
「わぁ、カニですね!」
「メグミは?」
トテトテと走ってきて、
「お帰りなさい」
「ただいま、これ土産な!」
「わぁ、カニだ!ありがとうございます」
といって冷蔵庫にしまいに行った。
ヤトベースの中を見るとそこまで変わってないので今すぐに必要なものはないな!
「よし!行ってみるか!」
テン達を探して…転移!
赤い絨毯の敷き詰められた広い大広間のようなところだな。
『にゃ!テンの勝ちにゃ!』
「ぬぐぐ、くそ」
「テンは強いですね」
「何やってんだ?」
『おう。ヤト、これはにゃ』
…
『おおい!ヤト!にゃんでここに?』
「召喚しようと思ったらテン達を感じたから来てみた」
流石に転移できるとは思ってなかったが、
「す、凄いのじゃ、賢者でもできないのじゃぞ」
「さ、さ、さすがヤト様」
「おお、MPがだいぶ減ってるが、ツクヨの召喚と同じくらいか」
周りを見ると、
「おわ!モンスター!?」
『にゃ!ここは魔人族の街にゃ!みんな別に見境なく襲ってこないにゃ!』
「そ、そうか、なんか落ち着かないな」
モンスターに囲まれてるがモンスターの方がタジタジだ。
「ま、魔王様こちらは?」
「我の主人じゃ!にしても凄いのう!地球からこちらにくるなんて!」
「な!ビックリしたよ。できるかな?って思ったら出来たよ」
窓があるので窓の外を見る。
「へぇ、ここがテン達がいた世界か」
『そうにゃ、ここがテン達の世界にゃ!あっちがテンが仕事してた鉱山にゃ!』
「へぇ、ここは?」
「我の城じゃ!」
ツクヨが胸を張る。
「へぇ、さすが魔王だな!」
「えへへ」
“ボン!ボン!”
と爆発音がなる。
「ん?なんだ!?」
『人攫いにゃ!こっちの人間にゃ!』
「我が行く」
と飛び出して行ったツクヨに続いて俺も窓から飛ぶとテンとネオもしがみついてきた。
「お主らここを魔王城と知っての狼藉か?」
「おい、こいつ魔王らしいぞ!捕まえたら高く売れるんじゃないか?」
「だな!よし、捕まえよう!」
と8人の男が取り囲む。
「おいおい、多勢に無勢だな?」
“ドンッ”とほぼ落ちてきたのと一緒だから砂煙が舞う。
『にゃ!おまえら観念するにゃ」
とこちらを見ると、
「おいおい人間がいるじゃねーか?何お前?捨てられたのか?」
「まぁいい、そいつも奴隷にすれば簡単なことだ」
俺にかかってくる男の首を掻っ切る。
「えっ!?」
「こっちなら別に構わないだろ?」
異世界だし悪者だからな。
「主人は手が早いからな」
『ニャーもいくにゃ!』
ものの数分で全員捕まえたら泣き出す男達。
「た、助けてくれよ!」
「同じ人間だろ?」
「いや違うから、お前らとは」
3人死んで5人が生き残りだ。
「ツクヨ?どうするんだ?」
「まずはどうやってここに来たのかじゃな!」
「だってさ!」
「お、王国に捕まってる奴隷から道を聞き出して」
とペラペラ喋ってくれるな。
「ツクヨ?」
「もうよい」
「だってさ、んじゃな!」
と5人は連れていかれる。
「ツクヨ?どうしたい?」
「な、仲間を助けたい」
「だろうな!助けようか!」
これがツクヨが動けない理由か。
「じゃが我はここを動けぬ」
「俺が助けてくるよ!待ってろ!」
「わ、、分かったのじゃ、お願いします」
「了解!テンも待ってろよ?」
『ニャーも行きたいけど待ってるにゃ!』
よし!異世界の悪い人間なら俺も気にしなくていいからな!
「んじゃ、王国ってのはどっちだ?」
「あっちの方角にゃ!」
「よし、んじゃ行ってくる!」
お、そうだ。空飛ぶ絨毯を作ろうかな。
『ん?どうしたんにゃ?』
「絨毯はないかな?」
「絨毯をもってこい!」
ドタバタと絨毯が持ってこられて、それとエァーリェの葉とウィドウの実を入れて錬金する。
・空飛ぶ絨毯…魔力を使い空を飛ぶことができる。
よし!
「んじゃいってくるな!」
『にゃ!空飛んでるにゃ!』
「さすが主人…」
「いってらっしゃいませ!」
とテン達に手を振り王国へと向かう。
「一回戻るのじゃ」
と言ってきた。
「お?なんかあるのか?」
「これでも、魔王だから気になるところもあるしのぉ、あまり動けなくてモヤモヤしとったからいい機会になったのじゃ!次からはテン達だけ呼べばいいからの?」
「なんでだよ。魔王も呼ぶぞ?」
「我は忙しいでな」
「そうか」
「また必要だったら呼べばいいのじゃ!じゃあの」
とテン達を返還する。
飛行機には乗せられないからな。
俺達は東京へと戻ってくると土産を持っていくとみんな別れて帰る。
俺は転移で『プライド』の前に行くと入っていく。
「おかえりなさいませ、お待ちしていました」
「よ!如月も元気だったか!」
「はい!げんきですよ!」
「ポーションなんかは足りたか?」
「はい、あれだけあれば足りますよ」
「あはは」
また災害支援で必要かもしれないから50000本は用意しておいたからな。
「あちらはどうでしたか?」
「あはは、俺だけS級になっちゃった」
「それはまた、詳しく聞かせてください。こちらへ」
といつもの席に行くと、根掘り葉掘り聞いてくる。
まぁ、隠すことじゃないし全部言ったら。
「それはお辛かったですね。でもしょうがないですが」
「そう、しょうがないからな」
「では、カードを」
とS級になったのでブラックカードだ。
「ほいほい」
「さすがS級の証ですね。今までの分を入れてきますので」
「あいよ」
そろそろあいつらも召喚しないとなぁ。
ん?あいつらそんなとこにいるのか?もしかしたら行けるかもな。
「河地様?」
「お、おう!サンキューな!」
「あ、『黄金騎士』様が代えの鎧が欲しいと言ってました」
「えー、あれ作るの大変なんだよ」
「あはは、伝えましたので」
「あはは、じゃーな!」
と言って『プライド』の外に出る。
家に帰るとようやく帰ってきたな。
「あ、お帰りなさい」
「おう!ミライ、これ土産だ」
「わぁ、カニですね!」
「メグミは?」
トテトテと走ってきて、
「お帰りなさい」
「ただいま、これ土産な!」
「わぁ、カニだ!ありがとうございます」
といって冷蔵庫にしまいに行った。
ヤトベースの中を見るとそこまで変わってないので今すぐに必要なものはないな!
「よし!行ってみるか!」
テン達を探して…転移!
赤い絨毯の敷き詰められた広い大広間のようなところだな。
『にゃ!テンの勝ちにゃ!』
「ぬぐぐ、くそ」
「テンは強いですね」
「何やってんだ?」
『おう。ヤト、これはにゃ』
…
『おおい!ヤト!にゃんでここに?』
「召喚しようと思ったらテン達を感じたから来てみた」
流石に転移できるとは思ってなかったが、
「す、凄いのじゃ、賢者でもできないのじゃぞ」
「さ、さ、さすがヤト様」
「おお、MPがだいぶ減ってるが、ツクヨの召喚と同じくらいか」
周りを見ると、
「おわ!モンスター!?」
『にゃ!ここは魔人族の街にゃ!みんな別に見境なく襲ってこないにゃ!』
「そ、そうか、なんか落ち着かないな」
モンスターに囲まれてるがモンスターの方がタジタジだ。
「ま、魔王様こちらは?」
「我の主人じゃ!にしても凄いのう!地球からこちらにくるなんて!」
「な!ビックリしたよ。できるかな?って思ったら出来たよ」
窓があるので窓の外を見る。
「へぇ、ここがテン達がいた世界か」
『そうにゃ、ここがテン達の世界にゃ!あっちがテンが仕事してた鉱山にゃ!』
「へぇ、ここは?」
「我の城じゃ!」
ツクヨが胸を張る。
「へぇ、さすが魔王だな!」
「えへへ」
“ボン!ボン!”
と爆発音がなる。
「ん?なんだ!?」
『人攫いにゃ!こっちの人間にゃ!』
「我が行く」
と飛び出して行ったツクヨに続いて俺も窓から飛ぶとテンとネオもしがみついてきた。
「お主らここを魔王城と知っての狼藉か?」
「おい、こいつ魔王らしいぞ!捕まえたら高く売れるんじゃないか?」
「だな!よし、捕まえよう!」
と8人の男が取り囲む。
「おいおい、多勢に無勢だな?」
“ドンッ”とほぼ落ちてきたのと一緒だから砂煙が舞う。
『にゃ!おまえら観念するにゃ」
とこちらを見ると、
「おいおい人間がいるじゃねーか?何お前?捨てられたのか?」
「まぁいい、そいつも奴隷にすれば簡単なことだ」
俺にかかってくる男の首を掻っ切る。
「えっ!?」
「こっちなら別に構わないだろ?」
異世界だし悪者だからな。
「主人は手が早いからな」
『ニャーもいくにゃ!』
ものの数分で全員捕まえたら泣き出す男達。
「た、助けてくれよ!」
「同じ人間だろ?」
「いや違うから、お前らとは」
3人死んで5人が生き残りだ。
「ツクヨ?どうするんだ?」
「まずはどうやってここに来たのかじゃな!」
「だってさ!」
「お、王国に捕まってる奴隷から道を聞き出して」
とペラペラ喋ってくれるな。
「ツクヨ?」
「もうよい」
「だってさ、んじゃな!」
と5人は連れていかれる。
「ツクヨ?どうしたい?」
「な、仲間を助けたい」
「だろうな!助けようか!」
これがツクヨが動けない理由か。
「じゃが我はここを動けぬ」
「俺が助けてくるよ!待ってろ!」
「わ、、分かったのじゃ、お願いします」
「了解!テンも待ってろよ?」
『ニャーも行きたいけど待ってるにゃ!』
よし!異世界の悪い人間なら俺も気にしなくていいからな!
「んじゃ、王国ってのはどっちだ?」
「あっちの方角にゃ!」
「よし、んじゃ行ってくる!」
お、そうだ。空飛ぶ絨毯を作ろうかな。
『ん?どうしたんにゃ?』
「絨毯はないかな?」
「絨毯をもってこい!」
ドタバタと絨毯が持ってこられて、それとエァーリェの葉とウィドウの実を入れて錬金する。
・空飛ぶ絨毯…魔力を使い空を飛ぶことができる。
よし!
「んじゃいってくるな!」
『にゃ!空飛んでるにゃ!』
「さすが主人…」
「いってらっしゃいませ!」
とテン達に手を振り王国へと向かう。
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