57 / 57
第五十七話 最後の戦い
しおりを挟む
ロケットは一旦、地球の軌道上に乗る事となる。ゾムビーの親玉を見つけるまでの時間、無暗に動くのは頭のいい判断とは言えないからである。ロケットに乗った4人は、親玉の声がしないか、辛抱強く待つ。と、ここで身体がhunter.N州支部の宇宙通信所に連絡をとる。
『こちらロケット内、ヤツの声は聞こえていない。そちらに声は届いているか?』
『……こちら宇宙通信所、親玉の声はこちらにも届いていない。! これは……!!』
『どうした?』
『こちら宇宙通信所、ロケットの進行方向よりおぞましい雰囲気をした球体を発見した』
『! 以前確認された、ゾムビーの巣の様なものか?』
『以前確認されたモノと同様のモノだ。時速30キロでロケットへ進行中。念の為、不測の事態に備える様に!』
『ラジャー』
「隊長、どうしたのですか?」
主人公が身体に問う。
「ああ、以前出くわした球体が、こちらへ向けて進行してきている。ある程度の距離になったら、ツトム、お前が石を持ってロケット外へ出て行ってくれ」
「分かりました。酸素ボンベの準備をお願いします」
主人公に酸素ボンベが装着させられる。装着するのは身体である。過去に経験があるのか、手慣れた手つきでそれは装着させられた。
「隊長ォオオ! あれをォオオ!」
逃隠が叫ぶ。
「どうした? サケル……!」
「!!」
身体、主人公は確認した。コックピットから確かに見える、紫色の球体を――。
「ツトム、心の準備はいいか?」
「……はい」
主人公は内部ハッチがある場所へ向かった。そこに辿り着くと、内部ハッチを開け、外部ハッチを確認した。次に内部ハッチを閉める。フーと大きく溜め息をつく主人公。目をキッとさせる。
(これが最後……これさえ終われば……皆を助けられる……!)
外部ハッチに手をやる主人公。
「……行くぞ」
外部ハッチから宇宙へ出て行く主人公。手には十数個のあの石が。宇宙へ出ると、80メートルほど先に、紫色の球体が存在していた。
「あれだ……以前スマシさんと見たコトがある」
そう主人公が呟いた矢先――、
バコッという音と共に、貨物庫から袋詰めされたゾムビーが球体へ向けて放り出された。
「! そういえばゾムビーも宇宙へ還すんだったっけ。こういう方法なんだね……」
「聞こえるか、ツトム」
「!」
トランシーバーから身体の声が聞こえてきた。
「隊長……」
「もし、万が一だが、相手が攻撃してきたら、グングニルで応戦するんだ。容赦は要らない、向こうがウソをついた事になるんだからな」
「はは……そうですね、でもそうならないように願ってます」
「くれぐれも気を付ける様に!」
「……はい」
静かに言う主人公はリジェクトを使い、球体に近付いて行った。30メートルほど進んだだろうか? 球体はこちらに気付き、速度を下げていく。途中、貨物庫から放り出されたゾムビーを、袋ごと球体が取り込んでいった。不気味さを肌で感じながら、主人公は進んで行く。遂には2、3メートルくらいまで球体に近付いた。そこで主人公と球体は進むのを止めた。
「い……居るのか? ゾムビーの……親玉……」
先に口を開いたのは主人公だった。その数秒後、
「パカァ……」
半径数十メートルはあろう球体は不気味な音を立てながら開いていった。その中は――、
「ゾゾォ……」
「ゾムゥ」
「ゾゾ……」
ゾムビーで溢れかえっていた。その中心に――、
『ヤア……ヨクゾ来テクレタナ』
ゾムビーの親玉が存在していた。
「石を還しに来た! 近くに来てくれ」
主人公は強く言う。
『分カッテイル。今、行ク』
すーっと幽霊の様に親玉は近付いて来た。10秒もしないうちに、親玉は主人公の手が届く場所まで近くへ来ていた。親玉の“声”はロケット内の身体達にも届いていた。
(ツトム……)
(だい……)
身体や逃隠は祈るような思いで戦況を見つめていた。親玉は主人公に手を差し伸べる。
『サア』
コクリと頷いて主人公は右手にあった十数個の“石”を差し出した。そのまま親玉の手のひらに石を渡す主人公。
『ソウダ……ソレデイイ。サア、我ガ同胞達ヨ、我等ガ住処ヘ、還ロウゾ……!』
両手を広げるゾムビーの親玉。主人公は不意に、謎の気配を感じ、地球を見る。地球の数カ所から、紫色の光がゾムビーの親玉目掛けて差し込んでいた。そして――、
ブワッとそこからゾムビー達が親玉目掛けて引き寄せられていった。
「ゾゾ……」
「ゾム……」
「ゾゾォ……」
「! 何を……!?」
動揺する主人公。
「ゾゾ……」
「ゾム……」
次々とゾムビー達は地上から引き寄せられていく。
「今、何をした!?」
主人公は親玉に問う。親玉は淡々と答えた。
「ナアニ、石ノ力デ同胞達地上カラ宇宙ヘ引ッ張リ出シタマデダ」
(!? 石に、そんな力が……これで、地上から全てのゾムビー達が居なくなる。本当に和解できるんだ……)
主人公は不意に、爆破の残した遺書を思い出した。
(回想)
ゾムビー達が大切にしている石を奪ったのも私たち人間だ。そこは反省すべき点だと、私は切に思う。ゾムビーにも手を差し伸べる、共に歩んでいくという道もあるかも知れない。そこで具体的な方法を何か模索してくれないだろうか? 身体副隊長、サケル隊員、ツトム隊員、その他の隊員達でも構わない。何か策を考案して欲しい。そしてそれを実行に移し、ゾムビー達との戦いに、終止符を打ってくれ。
(回想終了)
(これで……スマシさんの悲願も叶う……これで……?)
『本当にいいの?』
主人公の陰が、主人公に語り掛けてくる。
『本当にこれで良かったの?』
抜刀、爆破の姿が脳裏に浮かぶ。
『二人の命を奪った敵……』
そして尾坦子との想い出が過ぎる。
(僕の大切な人を一時は……)
地上からの光は全て消え、全ての地上に居たゾムビーは球体の中に還った様子だった。
『オ帰リ、同胞達ヨ』
一方でうつむく主人公。ぼそりと何か呟く。
「……るか」
『ナンダ?』
その声をはっきりとは聞き取れなかった親玉は、主人公に耳を傾ける。
「お前達に僕の気持ちが分かるかぁあああ!!」
主人公の体は、両手から全身へと虹色に光り輝いて行った。
『!?』
「グングニル!!!!」
カッと輝き出すゾムビー達。
「ゾゾォ……!!」
「ゾム……!」
少しばかり苦しそうに声を上げる。
『人間ヨ。ココマデノ力ヲ持ッテイタトハ……私モ、コレマデカ……』
光は、ゾムビー達、紫色の石、球体、そしてゾムビーの親玉を包み込んで行き、その全てを消滅させていった。
「ハァァアアアア!!!!」
更に力を込める主人公。輝きは強く激しくなっていく。
そして――、シュウウンと、光とゾムビー達は消えていった。
「やった……か……?」
主人公は全ての力を使い果たして、疲労困憊となっていた。
虚ろぐ意識の中、ゾムビーの親玉は思うのだった。
『欲深キ人間共メ……。ドコマデモ己ガ信念ヲ突キ通シテミロ。ソノ先ニ何ガ待ッテイルノカ、見モノダナ……』
回避とサイコとツトム外伝 ~ゾムビー~ 完
『こちらロケット内、ヤツの声は聞こえていない。そちらに声は届いているか?』
『……こちら宇宙通信所、親玉の声はこちらにも届いていない。! これは……!!』
『どうした?』
『こちら宇宙通信所、ロケットの進行方向よりおぞましい雰囲気をした球体を発見した』
『! 以前確認された、ゾムビーの巣の様なものか?』
『以前確認されたモノと同様のモノだ。時速30キロでロケットへ進行中。念の為、不測の事態に備える様に!』
『ラジャー』
「隊長、どうしたのですか?」
主人公が身体に問う。
「ああ、以前出くわした球体が、こちらへ向けて進行してきている。ある程度の距離になったら、ツトム、お前が石を持ってロケット外へ出て行ってくれ」
「分かりました。酸素ボンベの準備をお願いします」
主人公に酸素ボンベが装着させられる。装着するのは身体である。過去に経験があるのか、手慣れた手つきでそれは装着させられた。
「隊長ォオオ! あれをォオオ!」
逃隠が叫ぶ。
「どうした? サケル……!」
「!!」
身体、主人公は確認した。コックピットから確かに見える、紫色の球体を――。
「ツトム、心の準備はいいか?」
「……はい」
主人公は内部ハッチがある場所へ向かった。そこに辿り着くと、内部ハッチを開け、外部ハッチを確認した。次に内部ハッチを閉める。フーと大きく溜め息をつく主人公。目をキッとさせる。
(これが最後……これさえ終われば……皆を助けられる……!)
外部ハッチに手をやる主人公。
「……行くぞ」
外部ハッチから宇宙へ出て行く主人公。手には十数個のあの石が。宇宙へ出ると、80メートルほど先に、紫色の球体が存在していた。
「あれだ……以前スマシさんと見たコトがある」
そう主人公が呟いた矢先――、
バコッという音と共に、貨物庫から袋詰めされたゾムビーが球体へ向けて放り出された。
「! そういえばゾムビーも宇宙へ還すんだったっけ。こういう方法なんだね……」
「聞こえるか、ツトム」
「!」
トランシーバーから身体の声が聞こえてきた。
「隊長……」
「もし、万が一だが、相手が攻撃してきたら、グングニルで応戦するんだ。容赦は要らない、向こうがウソをついた事になるんだからな」
「はは……そうですね、でもそうならないように願ってます」
「くれぐれも気を付ける様に!」
「……はい」
静かに言う主人公はリジェクトを使い、球体に近付いて行った。30メートルほど進んだだろうか? 球体はこちらに気付き、速度を下げていく。途中、貨物庫から放り出されたゾムビーを、袋ごと球体が取り込んでいった。不気味さを肌で感じながら、主人公は進んで行く。遂には2、3メートルくらいまで球体に近付いた。そこで主人公と球体は進むのを止めた。
「い……居るのか? ゾムビーの……親玉……」
先に口を開いたのは主人公だった。その数秒後、
「パカァ……」
半径数十メートルはあろう球体は不気味な音を立てながら開いていった。その中は――、
「ゾゾォ……」
「ゾムゥ」
「ゾゾ……」
ゾムビーで溢れかえっていた。その中心に――、
『ヤア……ヨクゾ来テクレタナ』
ゾムビーの親玉が存在していた。
「石を還しに来た! 近くに来てくれ」
主人公は強く言う。
『分カッテイル。今、行ク』
すーっと幽霊の様に親玉は近付いて来た。10秒もしないうちに、親玉は主人公の手が届く場所まで近くへ来ていた。親玉の“声”はロケット内の身体達にも届いていた。
(ツトム……)
(だい……)
身体や逃隠は祈るような思いで戦況を見つめていた。親玉は主人公に手を差し伸べる。
『サア』
コクリと頷いて主人公は右手にあった十数個の“石”を差し出した。そのまま親玉の手のひらに石を渡す主人公。
『ソウダ……ソレデイイ。サア、我ガ同胞達ヨ、我等ガ住処ヘ、還ロウゾ……!』
両手を広げるゾムビーの親玉。主人公は不意に、謎の気配を感じ、地球を見る。地球の数カ所から、紫色の光がゾムビーの親玉目掛けて差し込んでいた。そして――、
ブワッとそこからゾムビー達が親玉目掛けて引き寄せられていった。
「ゾゾ……」
「ゾム……」
「ゾゾォ……」
「! 何を……!?」
動揺する主人公。
「ゾゾ……」
「ゾム……」
次々とゾムビー達は地上から引き寄せられていく。
「今、何をした!?」
主人公は親玉に問う。親玉は淡々と答えた。
「ナアニ、石ノ力デ同胞達地上カラ宇宙ヘ引ッ張リ出シタマデダ」
(!? 石に、そんな力が……これで、地上から全てのゾムビー達が居なくなる。本当に和解できるんだ……)
主人公は不意に、爆破の残した遺書を思い出した。
(回想)
ゾムビー達が大切にしている石を奪ったのも私たち人間だ。そこは反省すべき点だと、私は切に思う。ゾムビーにも手を差し伸べる、共に歩んでいくという道もあるかも知れない。そこで具体的な方法を何か模索してくれないだろうか? 身体副隊長、サケル隊員、ツトム隊員、その他の隊員達でも構わない。何か策を考案して欲しい。そしてそれを実行に移し、ゾムビー達との戦いに、終止符を打ってくれ。
(回想終了)
(これで……スマシさんの悲願も叶う……これで……?)
『本当にいいの?』
主人公の陰が、主人公に語り掛けてくる。
『本当にこれで良かったの?』
抜刀、爆破の姿が脳裏に浮かぶ。
『二人の命を奪った敵……』
そして尾坦子との想い出が過ぎる。
(僕の大切な人を一時は……)
地上からの光は全て消え、全ての地上に居たゾムビーは球体の中に還った様子だった。
『オ帰リ、同胞達ヨ』
一方でうつむく主人公。ぼそりと何か呟く。
「……るか」
『ナンダ?』
その声をはっきりとは聞き取れなかった親玉は、主人公に耳を傾ける。
「お前達に僕の気持ちが分かるかぁあああ!!」
主人公の体は、両手から全身へと虹色に光り輝いて行った。
『!?』
「グングニル!!!!」
カッと輝き出すゾムビー達。
「ゾゾォ……!!」
「ゾム……!」
少しばかり苦しそうに声を上げる。
『人間ヨ。ココマデノ力ヲ持ッテイタトハ……私モ、コレマデカ……』
光は、ゾムビー達、紫色の石、球体、そしてゾムビーの親玉を包み込んで行き、その全てを消滅させていった。
「ハァァアアアア!!!!」
更に力を込める主人公。輝きは強く激しくなっていく。
そして――、シュウウンと、光とゾムビー達は消えていった。
「やった……か……?」
主人公は全ての力を使い果たして、疲労困憊となっていた。
虚ろぐ意識の中、ゾムビーの親玉は思うのだった。
『欲深キ人間共メ……。ドコマデモ己ガ信念ヲ突キ通シテミロ。ソノ先ニ何ガ待ッテイルノカ、見モノダナ……』
回避とサイコとツトム外伝 ~ゾムビー~ 完
0
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(5件)
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
戦国鍛冶屋のスローライフ!?
山田村
ファンタジー
延徳元年――織田信長が生まれる45年前。
神様の手違いで、俺は鹿島の佐田村、鍛冶屋の矢五郎の次男として転生した。
生まれた時から、鍛冶の神・天目一箇神の手を授かっていたらしい。
直道、6歳。
近くの道場で、剣友となる朝孝(後の塚原卜伝)と出会う。
その後、小田原へ。
北条家をはじめ、いろんな人と知り合い、
たくさんのものを作った。
仕事? したくない。
でも、趣味と食欲のためなら、
人生、悪くない。
愛しているなら拘束してほしい
守 秀斗
恋愛
会社員の美夜本理奈子(24才)。ある日、仕事が終わって会社の玄関まで行くと大雨が降っている。びしょ濡れになるのが嫌なので、地下の狭い通路を使って、隣の駅ビルまで行くことにした。すると、途中の部屋でいかがわしい行為をしている二人の男女を見てしまうのだが……。
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
ゾムビーという安直なネーミングセンスが絶妙にギャグ感があって良かったです笑
若干描写と文体が弱いかなと感じる点もありましたが、概ねサクサクと読むことが出来てテンポもよく、読みやすい作品だと思います!これからも執筆頑張ってください!
感想、ありがとうございます。
詳細な描写ができるようになりたいです(切実)
本編と共にサクサク読みました!
進化してますね。
面白かったです。
作者、ラジオドラマとか書いてみても
いいかも!
感想、ありがとうございます。
ラジオドラマに公募する、、、ハードル高そうですね(笑)
ツイッターにてご応募ありがとうございます。
此方はまだ読んでいないので、感想書かせて頂きますね。
素敵な作品読ませてもらいました。
SF,ギャグ,シリアス,ホラーという沢山のジャンルを組み合わせた物語で驚きました。
今の所、ギャグやシリアス要素はありませんがこれから出てくるのでしょうか。
続きを読むのを楽しみにしています。
個人的にゾムビーがツボです笑。
悪の視点側というのがいいですね。
人間からは理解されないゾムビーの苦労や辛さを上手く表現できていると思いました。
微力ではありますが、応援しております。
これからも頑張ってくださいませ。
感想、ご丁寧にありがとうございます。
驚かれたのは初めてかも知れません(^^;
ゾムビーは悪、人間は善という固定概念を
少々覆してみようと考え作りました!