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初めての自分の部屋
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部屋の外に出てほっと胸をなでおろす。
あの神官にいつ別人だといわれるかとひやひやしていた。
「あ、あの、イーサン・ハーシェル? ぼ、僕はローレンス・デリンです。よろしく……って君は僕のことを知っているんだよね」
不愛想にこちらを見ている少年に何か言わないといけないと思って挨拶をしてみた。
「僕、事故で記憶がなくて。同室といわれたけれど、去年からずっとそうだったのかな?」
イーサンはふと目をそらした。
「ここでは姓は名乗ってはいけない、それも忘れているのか?」
わずかにいら立ちを含んだ声で言う。
「あ、ああ、そうみたい。君は……」
「どうでもいいだろう。ついて来いよ」
彼はまた大股で歩き始めた。俺はおいていかれないように後を追う。
「こっちが食堂で、こっちに行くと講義室がある」
不愛想だが、それでもイーサンは指示されたとおりに場所を教えてくれる。
「この奥には寮があって、学生のほとんどはここで寝泊まりをしている。ああ、そっちは上級生の部屋だから。一二年生は、こっち」
長い廊下を抜けて階段を上って、また廊下を抜けて、階段。目が回りそうな経路をようやく抜けて、たどり着いたローレンスの部屋は建物の隅のほうだった。
「あとで、この階の共同の居間や勉強部屋は教える」
扉を開くと風が流れてきた。窓を開けて換気をしていたのだろうか。
少し落ち着く気がして、おそるおそる部屋を覗いてみた。
部屋は入り口から二つに仕切られていた。風にあおられて目隠しの布がはためき、きれいに整理された寝台と机がちらりと見えた。
「……君の部屋はこちらだ」
イーサンはその隣のカーテンを開けた。
「あれ、こっちのほうが広い?」
「お前が、広いほうがいいと言い張ったんじゃないか」
うんざりした口調でイーサンが返した。
「そ、そうだったのか?」
俺は自分の部屋に入ってみる。
隣のイーサンの部屋に比べて、ごちゃごちゃした部屋だった。いろいろな小物が置いてあったり、クッションが投げてあったり。全体的に調度品が豪華だ。しばらく誰も入っていなかったのだろう。空気が重いような気がする。
俺は、イーサンに習い、窓を開けた。外の空気が気持ちいい。
大きな出窓から外を覗くと、下は小さな空き地になっているようだった。生徒が一人、剣術の訓練らしきことをしているのが見えた。
「バスルームはその横にある。使い方はわかるよな」
背後から声をかけられて振り返ると、イーサンがこちらの部屋を覗いていた。
入り口に近い扉を開けるとバスルームがあった。
バスタブとシャワーがあるのか。さすが帝国。魔道具のレベルが違う。井戸で水をかぶっていた戦士の学校を思いだして、俺は試しにシャワーの栓をひねってみる。
「うわ、あちちちちち」
いきなり湯が降ってきた。止めようとしたがなかなか止まらない。
「おい、何を……そうじゃなくて、止めるときは押すんだよ。こう」
頭から湯を浴びて、服がぐしゃぐしゃだ。
「おまえなぁ」
同じようにびしょぬれになったイーサンは、半ば腹を立て、半ば呆れて俺をにらんだ。
「ごめん、勝手がよくわからなくて」
「仕方ない。これで拭いて」
イーサンが渡してくれたタオルで水が飛び散った床を掃除する。
「これでいいかな」
「……床じゃなくて、お前が使えって渡したんだよ」
ため息をつきながら、もう一枚タオルを持ってくる。俺の同室は意外に面倒見がいい奴らしい。
「学校でお湯が出るんだね……」
やっぱり帝国はすごいよ、と言いそうになって俺は慌てて口をつぐんだ。
「そんなの、感心することじゃぁ……お前!」
イーサンが慌てている。
「ん? どうした?」
「何やってるんだよ」
何をやっているって、そりゃ、体をふいているだけ……
「いや、いや、やめろよ。そんな、慎みのない……」
イーサンは慌てたように俺にタオルを投げかけて部屋に押し込む。
「いや、服を脱がないと、体拭けないだろ? おいおい」
いったいなんだというんだ? 当たり前のことをしただけなのに。そう思ってから俺は気が付いた。俺が戦士の学校のときのように振舞っていたことを。
ひょっとして、帝国では人前で服を脱ぐのはマナー違反だったのだろうか。肌を見せては駄目だ、とか?
そういえば、デリン家で俺の世話をしてくれた召使たちは着替えの手伝いをするときにみんな薄いベールのようなものをつけていた。
今度から気を付けよう……帝国では人前で服を脱ぐのは駄目。
俺は頭を拭きながらそう誓った。
とにかく、なにか服を着なければ。
俺はワードローブを開けてみる。
ローレンスのワードローブには服が詰め込まれていた。それも実用性がなさそうな服ばかりが。誰が、こんなひらひらした服を着て歩くんだ? こんなに薄い布だと稽古のときにすぐに穴が開いてしまう。
俺は隅のほうにかかっていた制服を着ることにした。同じ隅にほとんど手入れのされていない練習用の剣と胴着が無造作に置かれていた。さらにその奥には、儀礼用だが本物の剣や格闘用のグローブも。全く使われていないな。俺は儀式用の剣を抜いて振り回してみた。
「洗濯物はまとめて洗ってもらうから……危ない! そんなもの、振り回すな」
「あ、ごめん。隅で見つけたんだ」
俺は剣のバランスを確かめる。
「いい剣だね。使いやすそうだ……」
イーサンはとんでもないものを見たという表情を浮かべていた。これも間違った行動なのか?
「こ、こうすると、何か思い出せそうな気がする……せ、洗濯ものだね。この濡れた制服、まとめてでいいかな」
慌てて剣を鞘に納めて入れてあったところに戻す。
「ああ。預かる。あとで場所を教えるから……」
イーサンの後ろ姿が消えてから、俺は寝台に腰を下ろして頭を抱える。
また、やらかしてしまったらしい。
本当に、記憶にございません、という言い訳だけでやっていけるのだろうか。
俺はこまごまとした瓶のおかれたローレンスの机を見た。脇にある本棚にはきちんと本が並べられ、埃が積もっていた。並べてから一度も引き出していないみたいだった。
坊ちゃまは、お勉強があまり得意ではありませんでした。
執事の言葉が頭をよぎる。デリン家の人たちはこの部屋のどこかにイーサンの失踪の手掛かりがあると思っているみたいだった。手掛かりがあれば持ってきてほしいと頼まれていたが。
机の周りや引き出しを開けてみたが、出てきたのは化粧道具や雑貨だけで、筆記用具の類は申し訳程度しかない。贈り物についていただろうリボンやカードも無造作に突っ込んである。
何か大切にとってあるものはないだろうか。ざっと改めたが、大切にとってあるようなものはない。
秘密の手帳とか、メモとか、ないのか。逢引の予定とか、そういうものが書かれた痕跡は?
あちこちひっくり返して、結論付けた。
物はたくさんあるけど、ここにあるのはガラクタだけだ。
俺はがっかりした。
わかりやすく駆け落ちの集合場所とか、行方とか書いてあればよかったのに。
ぼんやりと見た窓の外から気持ちのいい風が吹いてくる。
なにか、手掛かりを残しておいてくれよ、ローレンス。
俺はため息をつく。
このままここにとどまるのは想像以上に骨が折れそうだ。
あの神官にいつ別人だといわれるかとひやひやしていた。
「あ、あの、イーサン・ハーシェル? ぼ、僕はローレンス・デリンです。よろしく……って君は僕のことを知っているんだよね」
不愛想にこちらを見ている少年に何か言わないといけないと思って挨拶をしてみた。
「僕、事故で記憶がなくて。同室といわれたけれど、去年からずっとそうだったのかな?」
イーサンはふと目をそらした。
「ここでは姓は名乗ってはいけない、それも忘れているのか?」
わずかにいら立ちを含んだ声で言う。
「あ、ああ、そうみたい。君は……」
「どうでもいいだろう。ついて来いよ」
彼はまた大股で歩き始めた。俺はおいていかれないように後を追う。
「こっちが食堂で、こっちに行くと講義室がある」
不愛想だが、それでもイーサンは指示されたとおりに場所を教えてくれる。
「この奥には寮があって、学生のほとんどはここで寝泊まりをしている。ああ、そっちは上級生の部屋だから。一二年生は、こっち」
長い廊下を抜けて階段を上って、また廊下を抜けて、階段。目が回りそうな経路をようやく抜けて、たどり着いたローレンスの部屋は建物の隅のほうだった。
「あとで、この階の共同の居間や勉強部屋は教える」
扉を開くと風が流れてきた。窓を開けて換気をしていたのだろうか。
少し落ち着く気がして、おそるおそる部屋を覗いてみた。
部屋は入り口から二つに仕切られていた。風にあおられて目隠しの布がはためき、きれいに整理された寝台と机がちらりと見えた。
「……君の部屋はこちらだ」
イーサンはその隣のカーテンを開けた。
「あれ、こっちのほうが広い?」
「お前が、広いほうがいいと言い張ったんじゃないか」
うんざりした口調でイーサンが返した。
「そ、そうだったのか?」
俺は自分の部屋に入ってみる。
隣のイーサンの部屋に比べて、ごちゃごちゃした部屋だった。いろいろな小物が置いてあったり、クッションが投げてあったり。全体的に調度品が豪華だ。しばらく誰も入っていなかったのだろう。空気が重いような気がする。
俺は、イーサンに習い、窓を開けた。外の空気が気持ちいい。
大きな出窓から外を覗くと、下は小さな空き地になっているようだった。生徒が一人、剣術の訓練らしきことをしているのが見えた。
「バスルームはその横にある。使い方はわかるよな」
背後から声をかけられて振り返ると、イーサンがこちらの部屋を覗いていた。
入り口に近い扉を開けるとバスルームがあった。
バスタブとシャワーがあるのか。さすが帝国。魔道具のレベルが違う。井戸で水をかぶっていた戦士の学校を思いだして、俺は試しにシャワーの栓をひねってみる。
「うわ、あちちちちち」
いきなり湯が降ってきた。止めようとしたがなかなか止まらない。
「おい、何を……そうじゃなくて、止めるときは押すんだよ。こう」
頭から湯を浴びて、服がぐしゃぐしゃだ。
「おまえなぁ」
同じようにびしょぬれになったイーサンは、半ば腹を立て、半ば呆れて俺をにらんだ。
「ごめん、勝手がよくわからなくて」
「仕方ない。これで拭いて」
イーサンが渡してくれたタオルで水が飛び散った床を掃除する。
「これでいいかな」
「……床じゃなくて、お前が使えって渡したんだよ」
ため息をつきながら、もう一枚タオルを持ってくる。俺の同室は意外に面倒見がいい奴らしい。
「学校でお湯が出るんだね……」
やっぱり帝国はすごいよ、と言いそうになって俺は慌てて口をつぐんだ。
「そんなの、感心することじゃぁ……お前!」
イーサンが慌てている。
「ん? どうした?」
「何やってるんだよ」
何をやっているって、そりゃ、体をふいているだけ……
「いや、いや、やめろよ。そんな、慎みのない……」
イーサンは慌てたように俺にタオルを投げかけて部屋に押し込む。
「いや、服を脱がないと、体拭けないだろ? おいおい」
いったいなんだというんだ? 当たり前のことをしただけなのに。そう思ってから俺は気が付いた。俺が戦士の学校のときのように振舞っていたことを。
ひょっとして、帝国では人前で服を脱ぐのはマナー違反だったのだろうか。肌を見せては駄目だ、とか?
そういえば、デリン家で俺の世話をしてくれた召使たちは着替えの手伝いをするときにみんな薄いベールのようなものをつけていた。
今度から気を付けよう……帝国では人前で服を脱ぐのは駄目。
俺は頭を拭きながらそう誓った。
とにかく、なにか服を着なければ。
俺はワードローブを開けてみる。
ローレンスのワードローブには服が詰め込まれていた。それも実用性がなさそうな服ばかりが。誰が、こんなひらひらした服を着て歩くんだ? こんなに薄い布だと稽古のときにすぐに穴が開いてしまう。
俺は隅のほうにかかっていた制服を着ることにした。同じ隅にほとんど手入れのされていない練習用の剣と胴着が無造作に置かれていた。さらにその奥には、儀礼用だが本物の剣や格闘用のグローブも。全く使われていないな。俺は儀式用の剣を抜いて振り回してみた。
「洗濯物はまとめて洗ってもらうから……危ない! そんなもの、振り回すな」
「あ、ごめん。隅で見つけたんだ」
俺は剣のバランスを確かめる。
「いい剣だね。使いやすそうだ……」
イーサンはとんでもないものを見たという表情を浮かべていた。これも間違った行動なのか?
「こ、こうすると、何か思い出せそうな気がする……せ、洗濯ものだね。この濡れた制服、まとめてでいいかな」
慌てて剣を鞘に納めて入れてあったところに戻す。
「ああ。預かる。あとで場所を教えるから……」
イーサンの後ろ姿が消えてから、俺は寝台に腰を下ろして頭を抱える。
また、やらかしてしまったらしい。
本当に、記憶にございません、という言い訳だけでやっていけるのだろうか。
俺はこまごまとした瓶のおかれたローレンスの机を見た。脇にある本棚にはきちんと本が並べられ、埃が積もっていた。並べてから一度も引き出していないみたいだった。
坊ちゃまは、お勉強があまり得意ではありませんでした。
執事の言葉が頭をよぎる。デリン家の人たちはこの部屋のどこかにイーサンの失踪の手掛かりがあると思っているみたいだった。手掛かりがあれば持ってきてほしいと頼まれていたが。
机の周りや引き出しを開けてみたが、出てきたのは化粧道具や雑貨だけで、筆記用具の類は申し訳程度しかない。贈り物についていただろうリボンやカードも無造作に突っ込んである。
何か大切にとってあるものはないだろうか。ざっと改めたが、大切にとってあるようなものはない。
秘密の手帳とか、メモとか、ないのか。逢引の予定とか、そういうものが書かれた痕跡は?
あちこちひっくり返して、結論付けた。
物はたくさんあるけど、ここにあるのはガラクタだけだ。
俺はがっかりした。
わかりやすく駆け落ちの集合場所とか、行方とか書いてあればよかったのに。
ぼんやりと見た窓の外から気持ちのいい風が吹いてくる。
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