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第一部 人も馬も新入隊員
第四話 初めての騎乗 1
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「あの、牧野先輩」
「ん?」
「私、競馬は詳しくないんですけど、50戦7勝って良い成績なんですか? それとも良くない成績なんですか?」
ホワイトボードに書かれている馬情報を、ペンでさしながら質問をする。
「俺も競馬には詳しくないけど、5歳で競走馬ではなく騎馬隊の馬になるってことは、推して知るべしな成績なんじゃないかな」
「あー……そういうことなんですね」
つまり成績が振るわなかったので、早い段階で競走馬から引退したというわけだ。
「競走馬として活躍できなかったけど、騎馬隊の馬として新たな人生というか馬生?をすごせるのは幸せなことだと思う。国内にある民間の乗馬クラブや学校の部活も、数は限られているし」
「騎馬隊がある警察って、京都府警と警視庁と皇宮警察だけでしたっけ。もっとたくさんあれば良いのに」
「予算もかかることだし、メリットがなければ設立されないのは、しかたのないことだけどね」
研修の予定をすべて書き終えた。それを見て先輩は、頭の中で訓練の予定を組み立てているようだ。
「やって来る新しい馬すべてに言えることだけど、元が競馬で走っていたこともあって、けっこう気性が荒かったり神経質な馬が多いんだ。それを乗馬向きの馬に調教していくのは、なかなか大変なことだ。かかる時間も馬によりけりで、そこはやってみないとわからない」
先輩はそこで言葉切った。
「だからと言って、担当する馬が慣れるまで、騎乗訓練をしないというわけにはいかない。馬越さんの騎乗訓練は、当面の間は新入りの馬の調教と並行して、別の馬でやっていくことになると思う」
「わかりました」
「新入りが嫉妬深い性格じゃないと良いんだけどね」
「なんでですか?」
先輩は私の質問に、ちょっとだけおどけた笑みを浮かべる。
「自分以外の馬に乗ったことがわかると、すねることがあるから」
「そんなことが!」
「水野さん、それで随分と苦労したからね」
当時のことを思い出したのか、気の毒そうな表情をしてみせた。
「噛まれたり毛をむしられたり、大変な目ばかりに遭ってるんですね、水野さん」
「ま、それも馬の個性ってやつだから」
明日やってくる丹波号(予定)が嫉妬深くないことを祈っておこう。拗ねて噛まれたりむしられたりするのは、さすがに馬好きの私もごめんだ。
「さてと、そろそろ馬場に出ての訓練が始まるよ。俺達も着替えてこようか」
「今のままダメなんですか? 練習ですよね」
「そのままだと膝や腿がジャージにこすれて、練習が終わる頃には真っ赤になるけど、それでも良かったらそのままでもかまわないよ?」
「あ、そういうこと……」
訓練用のズボンを支給されたのは、そういうことだったのかと納得。
「実際のところそれもあるけど、作業用のジャージの寿命が短くなる心配のほうが大きいんだけどね」
「ああ、それもあるのか……」
「思ってるより下半身が馬具とこすれるから、買い換える時は見た目より丈夫さ重視で」
「わかりました!」
着替えて厩舎に向かうと、馬たちがソワソワしている気配が伝わってきた。中には通路に顔をのぞかせ、荒い鼻息や足踏みの音を立てている子もいる。
「なんか興奮してませんか、馬たち」
「いつもは午前中にも訓練があるんだけど、今日は色々と用事が立て込んでいて、それぞれの馬は馬場を職員に引かれて歩く程度だったんだ。そのせいだと思う」
「騎馬隊の人達を乗せるのが待ちきれないんですね」
「そういうこと。ずっと狭い場所にいるより外に出るほうが好きなのは、馬も人間も同じなんだ」
後ろから水野さん達がやってきた。隊員の顔が見えたとたん、馬たちが嬉しそうにいななく。
「噛まれていたなんて信じられないぐらい、水野さん熱烈歓迎ですね」
「ここまでくるの長かったんだよ? それまで噛まれ放題だったから」
笑いながら自分が乗る馬の元へと向かった。馬房から顔を出している相棒に話しかけながら鼻面をなる。
「うん、信じられません。噛まれたり髪をむしられていたなんて」
「だよね。今じゃそれも、馬の愛情表現だったんじゃないかって話になってる。水野さんは絶対に違うって言ってるけど」
「噛んでいた時のこいつ、絶対に俺に対する愛情なんて1ミリもなかったよ。それは俺が保証する」
「一体どんな保証ですか、それ」
少しだけ、そのころの水野さんと馬の様子を見てみたい気がした。準備を終えた馬から外へと引かれていく。どの馬もとても従順に隊員達に従っていた。
「みんな、良い子ですね」
「そうだね。あそこまでするのが大変なんだけどね」
「あ、そうだ、馬越さん。今日の騎乗練習、こいつに乗ってみる?」
厩舎の外に出た水野さんが私達の前で立ち止まる。
「え、良いんですか?」
「もちろん」
「あの、噛まれたりしませんよね? むしられたりも」
「さあ、それはどうかなあ……」
アハハハと笑いながら行ってしまった。隣に立っている先輩を見あげる。
「あの、大丈夫なんですよね?」
「ん? ああ、大丈夫だと思うよ?」
先輩は首をかしげてみせた。
「なんでそこで疑問形」
「馬たちにとって馬越さんは初めて見る人だし、もしかしたら馬流の手荒い歓迎を受けるかなって」
「馬流の手荒い歓迎……」
「噛むかロデオになるか、そこは馬の気分しだいだと思うね」
ロデオ? いま、ロデオと言いましたか、先輩?! しかも馬の気分しだい?!
「あの、調教は終わってるんですよね?! おとなしくしているという選択肢はないんですか?」
「もちろんあるとも。子供たちとの触れ合いタイムでは皆、おとなしくしているんだから」
「あの、やっぱり水野さんの馬以外が……」
「どの馬も一緒だよ。やる時はやる」
「ええええ……やる時はやるって」
どうしてそこまで自信満々で言うのか。
「もしかして、先輩も手荒い歓迎の経験者だったり?」
「俺? 俺の時は初対面でにらみ合った結果、俺が勝ったら何もされなかった」
「なんですかそれ……」
それは一体、どういう信頼関係の作り方?!
「馬との信頼関係の構築には、これといった正解はないんだ。先輩としてアドバイスはしてあげられるけど、俺がとった方法が馬越さんの正解になるとは限らない」
「ていうか、できそうにありません、それ」
どう考えても無理。というか、そんなことができる先輩のほうが珍しい存在だと思う。
「だよね。さて、水野さん達の騎乗訓練の様子を見学させてもらおう」
「先輩も乗るんですよね?」
「もちろん」
馬場に行くと、水野さん達はすでに馬上の人となり、一列になって柵に沿って歩かせていた。
「普通に歩かせるのが最初はとても難しいんだよ」
「そうなんですか?」
「元が競争馬だろ? 競馬では人を乗せてゲートが開いたら、弾丸のように飛び出していくのが常だったから、人を乗せる=全力ダッシュって習慣づている馬ばかりだからね」
言われてみればテレビで流れるレースでも、スタート前のゲートに入る馬はソワソワしている子が多い。
「なるほど。そういう習慣を矯正するための、調教でもあるんですね」
「そういうこと。たまにどうやっても無理な馬もいて、そういう馬は牧場に返されるんだ。馬好きなら、話ぐらいは聞いたことあるよね、引退した競走馬のその後の話」
「あります。だからそれもあって、騎馬隊とか受け皿がもっと増えたら良いのにって思ってます」
柵の前に立ち、水野さん達が馬を歩かせているのをながめる。先輩と私がいる前を通りすぎる時、馬たちがこっちを気にしている素振りを見せた。水野さんが乗っていた子なんて、あからさまにこっちを見て鼻息を吹きかけくる。
「あー、新入りが来たぞって顔をされたねえ」
先輩がニヤニヤと笑った。
「あの様子だと、歓迎あるかもね」
「え?! あ、隊長はどの馬にも好かれてるんですよね? 人間だけじゃなく馬の隊長でもあるわけだし、隊長がいてくれたらおとなしくしてませんかね?!」
「あいつら賢いから、隊長の前ではおとなしくするだろうけど、日をあらためてやるよ、きっと」
「えええええ、そんな賢さ要らない……」
いぃぃぃぃやぁぁぁぁと心の中で悲鳴をあげる。
「しかたないね。馬越さん、ここでは新参者で一番の下っ端だから」
しかたがないとか言わないでほしい。
「馬よりもですか」
「うん、馬よりも下だと思われてる。頑張って訓練をして、下克上しないと」
先輩は他人事のようにニコニコしていた。まあそりゃ、他人事なんだけど。
「ん?」
「私、競馬は詳しくないんですけど、50戦7勝って良い成績なんですか? それとも良くない成績なんですか?」
ホワイトボードに書かれている馬情報を、ペンでさしながら質問をする。
「俺も競馬には詳しくないけど、5歳で競走馬ではなく騎馬隊の馬になるってことは、推して知るべしな成績なんじゃないかな」
「あー……そういうことなんですね」
つまり成績が振るわなかったので、早い段階で競走馬から引退したというわけだ。
「競走馬として活躍できなかったけど、騎馬隊の馬として新たな人生というか馬生?をすごせるのは幸せなことだと思う。国内にある民間の乗馬クラブや学校の部活も、数は限られているし」
「騎馬隊がある警察って、京都府警と警視庁と皇宮警察だけでしたっけ。もっとたくさんあれば良いのに」
「予算もかかることだし、メリットがなければ設立されないのは、しかたのないことだけどね」
研修の予定をすべて書き終えた。それを見て先輩は、頭の中で訓練の予定を組み立てているようだ。
「やって来る新しい馬すべてに言えることだけど、元が競馬で走っていたこともあって、けっこう気性が荒かったり神経質な馬が多いんだ。それを乗馬向きの馬に調教していくのは、なかなか大変なことだ。かかる時間も馬によりけりで、そこはやってみないとわからない」
先輩はそこで言葉切った。
「だからと言って、担当する馬が慣れるまで、騎乗訓練をしないというわけにはいかない。馬越さんの騎乗訓練は、当面の間は新入りの馬の調教と並行して、別の馬でやっていくことになると思う」
「わかりました」
「新入りが嫉妬深い性格じゃないと良いんだけどね」
「なんでですか?」
先輩は私の質問に、ちょっとだけおどけた笑みを浮かべる。
「自分以外の馬に乗ったことがわかると、すねることがあるから」
「そんなことが!」
「水野さん、それで随分と苦労したからね」
当時のことを思い出したのか、気の毒そうな表情をしてみせた。
「噛まれたり毛をむしられたり、大変な目ばかりに遭ってるんですね、水野さん」
「ま、それも馬の個性ってやつだから」
明日やってくる丹波号(予定)が嫉妬深くないことを祈っておこう。拗ねて噛まれたりむしられたりするのは、さすがに馬好きの私もごめんだ。
「さてと、そろそろ馬場に出ての訓練が始まるよ。俺達も着替えてこようか」
「今のままダメなんですか? 練習ですよね」
「そのままだと膝や腿がジャージにこすれて、練習が終わる頃には真っ赤になるけど、それでも良かったらそのままでもかまわないよ?」
「あ、そういうこと……」
訓練用のズボンを支給されたのは、そういうことだったのかと納得。
「実際のところそれもあるけど、作業用のジャージの寿命が短くなる心配のほうが大きいんだけどね」
「ああ、それもあるのか……」
「思ってるより下半身が馬具とこすれるから、買い換える時は見た目より丈夫さ重視で」
「わかりました!」
着替えて厩舎に向かうと、馬たちがソワソワしている気配が伝わってきた。中には通路に顔をのぞかせ、荒い鼻息や足踏みの音を立てている子もいる。
「なんか興奮してませんか、馬たち」
「いつもは午前中にも訓練があるんだけど、今日は色々と用事が立て込んでいて、それぞれの馬は馬場を職員に引かれて歩く程度だったんだ。そのせいだと思う」
「騎馬隊の人達を乗せるのが待ちきれないんですね」
「そういうこと。ずっと狭い場所にいるより外に出るほうが好きなのは、馬も人間も同じなんだ」
後ろから水野さん達がやってきた。隊員の顔が見えたとたん、馬たちが嬉しそうにいななく。
「噛まれていたなんて信じられないぐらい、水野さん熱烈歓迎ですね」
「ここまでくるの長かったんだよ? それまで噛まれ放題だったから」
笑いながら自分が乗る馬の元へと向かった。馬房から顔を出している相棒に話しかけながら鼻面をなる。
「うん、信じられません。噛まれたり髪をむしられていたなんて」
「だよね。今じゃそれも、馬の愛情表現だったんじゃないかって話になってる。水野さんは絶対に違うって言ってるけど」
「噛んでいた時のこいつ、絶対に俺に対する愛情なんて1ミリもなかったよ。それは俺が保証する」
「一体どんな保証ですか、それ」
少しだけ、そのころの水野さんと馬の様子を見てみたい気がした。準備を終えた馬から外へと引かれていく。どの馬もとても従順に隊員達に従っていた。
「みんな、良い子ですね」
「そうだね。あそこまでするのが大変なんだけどね」
「あ、そうだ、馬越さん。今日の騎乗練習、こいつに乗ってみる?」
厩舎の外に出た水野さんが私達の前で立ち止まる。
「え、良いんですか?」
「もちろん」
「あの、噛まれたりしませんよね? むしられたりも」
「さあ、それはどうかなあ……」
アハハハと笑いながら行ってしまった。隣に立っている先輩を見あげる。
「あの、大丈夫なんですよね?」
「ん? ああ、大丈夫だと思うよ?」
先輩は首をかしげてみせた。
「なんでそこで疑問形」
「馬たちにとって馬越さんは初めて見る人だし、もしかしたら馬流の手荒い歓迎を受けるかなって」
「馬流の手荒い歓迎……」
「噛むかロデオになるか、そこは馬の気分しだいだと思うね」
ロデオ? いま、ロデオと言いましたか、先輩?! しかも馬の気分しだい?!
「あの、調教は終わってるんですよね?! おとなしくしているという選択肢はないんですか?」
「もちろんあるとも。子供たちとの触れ合いタイムでは皆、おとなしくしているんだから」
「あの、やっぱり水野さんの馬以外が……」
「どの馬も一緒だよ。やる時はやる」
「ええええ……やる時はやるって」
どうしてそこまで自信満々で言うのか。
「もしかして、先輩も手荒い歓迎の経験者だったり?」
「俺? 俺の時は初対面でにらみ合った結果、俺が勝ったら何もされなかった」
「なんですかそれ……」
それは一体、どういう信頼関係の作り方?!
「馬との信頼関係の構築には、これといった正解はないんだ。先輩としてアドバイスはしてあげられるけど、俺がとった方法が馬越さんの正解になるとは限らない」
「ていうか、できそうにありません、それ」
どう考えても無理。というか、そんなことができる先輩のほうが珍しい存在だと思う。
「だよね。さて、水野さん達の騎乗訓練の様子を見学させてもらおう」
「先輩も乗るんですよね?」
「もちろん」
馬場に行くと、水野さん達はすでに馬上の人となり、一列になって柵に沿って歩かせていた。
「普通に歩かせるのが最初はとても難しいんだよ」
「そうなんですか?」
「元が競争馬だろ? 競馬では人を乗せてゲートが開いたら、弾丸のように飛び出していくのが常だったから、人を乗せる=全力ダッシュって習慣づている馬ばかりだからね」
言われてみればテレビで流れるレースでも、スタート前のゲートに入る馬はソワソワしている子が多い。
「なるほど。そういう習慣を矯正するための、調教でもあるんですね」
「そういうこと。たまにどうやっても無理な馬もいて、そういう馬は牧場に返されるんだ。馬好きなら、話ぐらいは聞いたことあるよね、引退した競走馬のその後の話」
「あります。だからそれもあって、騎馬隊とか受け皿がもっと増えたら良いのにって思ってます」
柵の前に立ち、水野さん達が馬を歩かせているのをながめる。先輩と私がいる前を通りすぎる時、馬たちがこっちを気にしている素振りを見せた。水野さんが乗っていた子なんて、あからさまにこっちを見て鼻息を吹きかけくる。
「あー、新入りが来たぞって顔をされたねえ」
先輩がニヤニヤと笑った。
「あの様子だと、歓迎あるかもね」
「え?! あ、隊長はどの馬にも好かれてるんですよね? 人間だけじゃなく馬の隊長でもあるわけだし、隊長がいてくれたらおとなしくしてませんかね?!」
「あいつら賢いから、隊長の前ではおとなしくするだろうけど、日をあらためてやるよ、きっと」
「えええええ、そんな賢さ要らない……」
いぃぃぃぃやぁぁぁぁと心の中で悲鳴をあげる。
「しかたないね。馬越さん、ここでは新参者で一番の下っ端だから」
しかたがないとか言わないでほしい。
「馬よりもですか」
「うん、馬よりも下だと思われてる。頑張って訓練をして、下克上しないと」
先輩は他人事のようにニコニコしていた。まあそりゃ、他人事なんだけど。
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