26 / 40
第一部 人も馬も新入隊員
第二十六話 葵祭、けど留守番です
しおりを挟む
そしていよいよ五月十五日、葵祭の当日がやってきた。
「うわ、本当に快晴ですよ、水野さん!」
「そうだねー……」
「ぜんぜん喜んでませんね」
「そんなことないよー……」
棒読み状態の水野さんは、音羽の手綱をひいて、馬バスへと歩いていく。その足取りは心なしか重い。
「はいはーい、さっさと進んでね、水野君! 青葉が後ろでつかえてるんだから!」
そんな水野さんを、戸田さんが後ろから容赦なく追い立てる。
「戸田さん、その検非違使装束、すごく似合ってますね!」
「そりゃもう何年も着てるものだからね~、すっかり体になじんじゃってるわよ」
にこやかに応じる戸田さん。前を歩いていた水野さんが立ち止まり振り返った。
「俺は? 俺はどうなの? 今年が初めてだから、なじんでないよね?!」
「そんなことないですよ、水野さん! すごく似合ってます! いかにも平安騎馬隊って感じです!」
そこは嘘ではない。水野さんも似合っている。そもそも、何百万円をかけて作った装束なのだ。似合わないなんてことはありえない。水野さんは「ポリスまろん君」と嘆いているが、断じてそんなことはない。どこから見ても、素敵な平安騎馬隊員だ。
「本当にそう思ってる?」
「もちろんです。乗馬用のズボンとブーツも違和感ないですね。もちろん頭のそれも」
「そこはなかなか考えられてるなって思うわ。はいはい、水野君! 早く進んで! まずはお馬さんを車に乗せるのが先! 自分のことは後回し!」
戸田さんがさらに追い立てた。二頭が馬バスに乗りこむ。中では土屋さんが、馬と車輛の固定具をつなぐ作業をしている声が聞こえてきた。
「酒井さんも一緒なんでしたっけ?」
横にやってきた先輩に話しかけた。
「御所からうちの車で移動して、道中の要所要所で待機してくれるそうだ」
蹄鉄が道中ではずれることはめったにないということだが、なにごとにも万が一ということがある。特に今回初めて参加する音羽のことも考え、明日くる予定にしていたのを急きょ変更して、行列に同行してくれることになったのだ。ただし全ルートを歩くのは大変なので、道具をつんだ騎馬隊の車輛でということらしい。
「私、いかなくても良かったんですかね? ほら、途中でのボロ拾いとか」
「それは問題ないよ。行列には牛さんもいるからね。拾う人はそれなりに確保されてる。それに」
先輩が私を見下ろして笑う。
「お母さんが行っちゃったら、丹波がすねるだろ?」
「そんなことないですよ。丹波君だって、ちゃんとお留守番できます」
「俺はもう、男同士の友情にひびを入れるのはイヤだからね」
「でも先輩、音羽君の手綱係なんですよね? うらやましいなあ……」
今日の先輩はいつもの作業着ではなく、警察官の制服を着ている。初めて参加する音羽の手綱を引くためだ。
「そこはしかたがない。俺はチーム丹波の一員ではあるけど、今は相棒の馬がいないし、ここでは一番身軽に動ける人間だからね」
「いいなあ」
「馬越さんには丹波の訓練という重要な仕事があるだろ? 今年はあきらめなさい」
「了解でーす。広報さんが撮る動画を楽しみにしてまーす」
さすがに勤務時間中に、ローカル局の中継を見るわけにはいかない。夜のニュース番組を見るか、広報さんが撮った動画を見るしかないようだ。
「さて、出発の準備はできたか?」
隊長がやってきた。今日は隊長も制服姿だ。手綱をひくわけではないが、先導をする音羽と青葉について歩くということだった。
「水野さんがウジウジ言ってる以外は、問題なしですね」
先輩が笑いながら答える。
「そこは無視だな。御所で家族と合流したら、少しは気分も上向きになるだろ。では出発! 脇坂、留守をよろしくたのむぞ」
馬バスや先輩たちを乗せた車が出発するのを、留守番組が手を振って見送った。
「いやあ、見送るのが久しぶりすぎて、めちゃくちゃ新鮮だよ」
隊長に留守を任された脇坂さんが笑う。
「愛宕は行きたがらないんですか?」
「もうお爺ちゃんだし、街中を歩くことには執着してないからね。今日はまったり、馬場でお馬さん行進をさせるよ」
ニコニコしながら厩舎に向かった。脇坂さんの後ろについていくと、丹波が顔をこっちをのぞいている。
「置いていかれる気持ち、なんとなく理解できた気がするよ、丹波くーん」
そう言いながら、丹波の鼻面をなでた。もちろん音羽と青葉以外の馬たちは留守番で残っている。葵祭だからといって、普段やっていることが中止になるわけではない。まず朝一番にやることは、厩舎のおそうじだ。
「さて。今日は人数も少ないことだし、効率的に動かないと訓練時間が削られてしまうな。馬越さん、馬たちを順番に外に移動させていってくれるかな」
「りょうかいです」
「久世は猫車で古いワラの回収をよろしくー」
「りょうかーい」
馬房の掃除道具を手にした脇坂さんは、その場にいた全員に次々と指示を出していく。
「丹波君から順番に移動していきまーす」
「じゃあ残りは、古いワラのかき出しを開始ー!」
あちらこちらで「りょうかい」の声があがった。
実は愛宕もベテランだが、その相棒である脇坂さんも、騎馬隊に長くいる隊員だ。それもあって、隊長が不在になる時は留守を任されることが多い。実質、副隊長的存在なのだが、残念なことに本人にその自覚はまったくない、というのが他の人達の意見だ。
「馬越さん、馬たちの移動が終わったら、久世と一緒に古いワラとボロの回収作業を頼むね」
「はーい」
「音羽がいなくて良かったな、馬越さん」
すれ違いざまに久世さんがニヤリと笑った。
「別に音羽がいても問題なかったと思いますよ? そりゃまあ、まだ下克上は果たせてませんけどね」
「それ、一体どういうことをしたら、下克上達成ってことになるんだ?」
「そこがわからないから困ってるんですよ。あ、でも馬の手をしてる時は、音羽もおとなしいですからね。ある意味、調略はできているのかも」
「おそるべし馬の手」
久世さんが笑いながら、古いワラとボロが山積みになった猫車を押して、厩舎を出ていく。
それからいつもより少ない人数で必死になって厩舎の掃除をし、お馬さん達に朝ごはんを食べてもらって馬場に出る。二頭だけが留守をしているのに、やけに馬場も馬場の周りも静かだった。
「そろそろ行列が出発するって~中継が始まるよ~」
「もうそんな時間か」
「もうそんな時間ですよ~」
午前一の訓練が終わり、いつものように丹波達を洗い終えた直後、井上さんがやってきた。
「この出発直前の中継が、いちばん騎馬隊を紹介してもらえるタイミングだからね。皆、ここだけは何としてでも見るんだ」
「そうなんですか。教えてもらえて良かったです!」
ひなたぼっこをする馬たちを残し、事務所へと急ぐ。もちろん馬たちのこともあるし、そもそも今は勤務時間中。建物の中には入らず、一階の窓の外からの視聴だ。事務所にあるテレビのサイズが無駄に大きい理由、なんとなくわかった気がする。
「すごいタイミングですね。ピッタリです」
「そりゃ、ここに来て俺は長いからね。最初の頃なんて、見損ねてばかりで悔しい思いをしたものさ」
少しだけ遠い目をした。ベテランの脇坂さんのことだ。きっとわかっていて、朝の掃除も皆を急かしたのだろう。
「お、水野さん映ってるやん?」
「今回は初参加のお馬さんだからね。絶対に紹介されると思ってた」
「水野さんの奥さんには?」
久世さんがふりかえる。
「もちろん伝えておいた。この時間帯は録画するって言ってたよ」
「それは良かった」
アナウンスさんが平安騎馬隊のこと、先導をする音羽と青葉、そして騎手の水野さんと戸田さんの紹介をしている。しっかりと紹介されていたから、水野さんのお子さんもあとで見たら大喜びだろう。
「音羽、ちょっとソワソワしてますかね」
音羽が落ち着かない様子なのに気づいた。
「あれだけ人が多い場所って、なかなか行く機会がないから。しかもヘリも飛んでるし、馬的にはかなりうるさいと思う」
「それもあっての、牧野先輩同伴ですか?」
「そういうこと。隊長が同伴しても良いんだけど、階級的にほら、偉い人がそういうことをするのって、なんとなくサマにならないだろ?」
「いろいろとめんどくさいんですねえ、お巡りさんも。一般の人から見たら、誰が偉いかなんて絶対にわからないと思いますけど」
私がそう言うと、坂脇さんが確かにと笑う。
「ま、いろいろあるのさ、お馬さん以上に人間はね」
行列が動き出すと、画面は主役の斎王代やそのお付きの人達の映像に切り替わった。
「うわ、本当に快晴ですよ、水野さん!」
「そうだねー……」
「ぜんぜん喜んでませんね」
「そんなことないよー……」
棒読み状態の水野さんは、音羽の手綱をひいて、馬バスへと歩いていく。その足取りは心なしか重い。
「はいはーい、さっさと進んでね、水野君! 青葉が後ろでつかえてるんだから!」
そんな水野さんを、戸田さんが後ろから容赦なく追い立てる。
「戸田さん、その検非違使装束、すごく似合ってますね!」
「そりゃもう何年も着てるものだからね~、すっかり体になじんじゃってるわよ」
にこやかに応じる戸田さん。前を歩いていた水野さんが立ち止まり振り返った。
「俺は? 俺はどうなの? 今年が初めてだから、なじんでないよね?!」
「そんなことないですよ、水野さん! すごく似合ってます! いかにも平安騎馬隊って感じです!」
そこは嘘ではない。水野さんも似合っている。そもそも、何百万円をかけて作った装束なのだ。似合わないなんてことはありえない。水野さんは「ポリスまろん君」と嘆いているが、断じてそんなことはない。どこから見ても、素敵な平安騎馬隊員だ。
「本当にそう思ってる?」
「もちろんです。乗馬用のズボンとブーツも違和感ないですね。もちろん頭のそれも」
「そこはなかなか考えられてるなって思うわ。はいはい、水野君! 早く進んで! まずはお馬さんを車に乗せるのが先! 自分のことは後回し!」
戸田さんがさらに追い立てた。二頭が馬バスに乗りこむ。中では土屋さんが、馬と車輛の固定具をつなぐ作業をしている声が聞こえてきた。
「酒井さんも一緒なんでしたっけ?」
横にやってきた先輩に話しかけた。
「御所からうちの車で移動して、道中の要所要所で待機してくれるそうだ」
蹄鉄が道中ではずれることはめったにないということだが、なにごとにも万が一ということがある。特に今回初めて参加する音羽のことも考え、明日くる予定にしていたのを急きょ変更して、行列に同行してくれることになったのだ。ただし全ルートを歩くのは大変なので、道具をつんだ騎馬隊の車輛でということらしい。
「私、いかなくても良かったんですかね? ほら、途中でのボロ拾いとか」
「それは問題ないよ。行列には牛さんもいるからね。拾う人はそれなりに確保されてる。それに」
先輩が私を見下ろして笑う。
「お母さんが行っちゃったら、丹波がすねるだろ?」
「そんなことないですよ。丹波君だって、ちゃんとお留守番できます」
「俺はもう、男同士の友情にひびを入れるのはイヤだからね」
「でも先輩、音羽君の手綱係なんですよね? うらやましいなあ……」
今日の先輩はいつもの作業着ではなく、警察官の制服を着ている。初めて参加する音羽の手綱を引くためだ。
「そこはしかたがない。俺はチーム丹波の一員ではあるけど、今は相棒の馬がいないし、ここでは一番身軽に動ける人間だからね」
「いいなあ」
「馬越さんには丹波の訓練という重要な仕事があるだろ? 今年はあきらめなさい」
「了解でーす。広報さんが撮る動画を楽しみにしてまーす」
さすがに勤務時間中に、ローカル局の中継を見るわけにはいかない。夜のニュース番組を見るか、広報さんが撮った動画を見るしかないようだ。
「さて、出発の準備はできたか?」
隊長がやってきた。今日は隊長も制服姿だ。手綱をひくわけではないが、先導をする音羽と青葉について歩くということだった。
「水野さんがウジウジ言ってる以外は、問題なしですね」
先輩が笑いながら答える。
「そこは無視だな。御所で家族と合流したら、少しは気分も上向きになるだろ。では出発! 脇坂、留守をよろしくたのむぞ」
馬バスや先輩たちを乗せた車が出発するのを、留守番組が手を振って見送った。
「いやあ、見送るのが久しぶりすぎて、めちゃくちゃ新鮮だよ」
隊長に留守を任された脇坂さんが笑う。
「愛宕は行きたがらないんですか?」
「もうお爺ちゃんだし、街中を歩くことには執着してないからね。今日はまったり、馬場でお馬さん行進をさせるよ」
ニコニコしながら厩舎に向かった。脇坂さんの後ろについていくと、丹波が顔をこっちをのぞいている。
「置いていかれる気持ち、なんとなく理解できた気がするよ、丹波くーん」
そう言いながら、丹波の鼻面をなでた。もちろん音羽と青葉以外の馬たちは留守番で残っている。葵祭だからといって、普段やっていることが中止になるわけではない。まず朝一番にやることは、厩舎のおそうじだ。
「さて。今日は人数も少ないことだし、効率的に動かないと訓練時間が削られてしまうな。馬越さん、馬たちを順番に外に移動させていってくれるかな」
「りょうかいです」
「久世は猫車で古いワラの回収をよろしくー」
「りょうかーい」
馬房の掃除道具を手にした脇坂さんは、その場にいた全員に次々と指示を出していく。
「丹波君から順番に移動していきまーす」
「じゃあ残りは、古いワラのかき出しを開始ー!」
あちらこちらで「りょうかい」の声があがった。
実は愛宕もベテランだが、その相棒である脇坂さんも、騎馬隊に長くいる隊員だ。それもあって、隊長が不在になる時は留守を任されることが多い。実質、副隊長的存在なのだが、残念なことに本人にその自覚はまったくない、というのが他の人達の意見だ。
「馬越さん、馬たちの移動が終わったら、久世と一緒に古いワラとボロの回収作業を頼むね」
「はーい」
「音羽がいなくて良かったな、馬越さん」
すれ違いざまに久世さんがニヤリと笑った。
「別に音羽がいても問題なかったと思いますよ? そりゃまあ、まだ下克上は果たせてませんけどね」
「それ、一体どういうことをしたら、下克上達成ってことになるんだ?」
「そこがわからないから困ってるんですよ。あ、でも馬の手をしてる時は、音羽もおとなしいですからね。ある意味、調略はできているのかも」
「おそるべし馬の手」
久世さんが笑いながら、古いワラとボロが山積みになった猫車を押して、厩舎を出ていく。
それからいつもより少ない人数で必死になって厩舎の掃除をし、お馬さん達に朝ごはんを食べてもらって馬場に出る。二頭だけが留守をしているのに、やけに馬場も馬場の周りも静かだった。
「そろそろ行列が出発するって~中継が始まるよ~」
「もうそんな時間か」
「もうそんな時間ですよ~」
午前一の訓練が終わり、いつものように丹波達を洗い終えた直後、井上さんがやってきた。
「この出発直前の中継が、いちばん騎馬隊を紹介してもらえるタイミングだからね。皆、ここだけは何としてでも見るんだ」
「そうなんですか。教えてもらえて良かったです!」
ひなたぼっこをする馬たちを残し、事務所へと急ぐ。もちろん馬たちのこともあるし、そもそも今は勤務時間中。建物の中には入らず、一階の窓の外からの視聴だ。事務所にあるテレビのサイズが無駄に大きい理由、なんとなくわかった気がする。
「すごいタイミングですね。ピッタリです」
「そりゃ、ここに来て俺は長いからね。最初の頃なんて、見損ねてばかりで悔しい思いをしたものさ」
少しだけ遠い目をした。ベテランの脇坂さんのことだ。きっとわかっていて、朝の掃除も皆を急かしたのだろう。
「お、水野さん映ってるやん?」
「今回は初参加のお馬さんだからね。絶対に紹介されると思ってた」
「水野さんの奥さんには?」
久世さんがふりかえる。
「もちろん伝えておいた。この時間帯は録画するって言ってたよ」
「それは良かった」
アナウンスさんが平安騎馬隊のこと、先導をする音羽と青葉、そして騎手の水野さんと戸田さんの紹介をしている。しっかりと紹介されていたから、水野さんのお子さんもあとで見たら大喜びだろう。
「音羽、ちょっとソワソワしてますかね」
音羽が落ち着かない様子なのに気づいた。
「あれだけ人が多い場所って、なかなか行く機会がないから。しかもヘリも飛んでるし、馬的にはかなりうるさいと思う」
「それもあっての、牧野先輩同伴ですか?」
「そういうこと。隊長が同伴しても良いんだけど、階級的にほら、偉い人がそういうことをするのって、なんとなくサマにならないだろ?」
「いろいろとめんどくさいんですねえ、お巡りさんも。一般の人から見たら、誰が偉いかなんて絶対にわからないと思いますけど」
私がそう言うと、坂脇さんが確かにと笑う。
「ま、いろいろあるのさ、お馬さん以上に人間はね」
行列が動き出すと、画面は主役の斎王代やそのお付きの人達の映像に切り替わった。
4
あなたにおすすめの小説
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
老聖女の政略結婚
那珂田かな
ファンタジー
エルダリス前国王の長女として生まれ、半世紀ものあいだ「聖女」として太陽神ソレイユに仕えてきたセラ。
六十歳となり、ついに若き姪へと聖女の座を譲り、静かな余生を送るはずだった。
しかし式典後、甥である皇太子から持ち込まれたのは――二十歳の隣国王との政略結婚の話。
相手は内乱終結直後のカルディア王、エドモンド。王家の威信回復と政権安定のため、彼には強力な後ろ盾が必要だという。
子も産めない年齢の自分がなぜ王妃に? 迷いと不安、そして少しの笑いを胸に、セラは決断する。
穏やかな余生か、嵐の老後か――
四十歳差の政略婚から始まる、波乱の日々が幕を開ける。
理想の男性(ヒト)は、お祖父さま
たつみ
恋愛
月代結奈は、ある日突然、見知らぬ場所に立っていた。
そこで行われていたのは「正妃選びの儀」正妃に側室?
王太子はまったく好みじゃない。
彼女は「これは夢だ」と思い、とっとと「正妃」を辞退してその場から去る。
彼女が思いこんだ「夢設定」の流れの中、帰った屋敷は超アウェイ。
そんな中、現れたまさしく「理想の男性」なんと、それは彼女のお祖父さまだった!
彼女を正妃にするのを諦めない王太子と側近魔術師サイラスの企み。
そんな2人から彼女守ろうとする理想の男性、お祖父さま。
恋愛よりも家族愛を優先する彼女の日常に否応なく訪れる試練。
この世界で彼女がくだす決断と、肝心な恋愛の結末は?
◇◇◇◇◇設定はあくまでも「貴族風」なので、現実の貴族社会などとは異なります。
本物の貴族社会ではこんなこと通用しない、ということも多々あります。
R-Kingdom_1
他サイトでも掲載しています。
今さらやり直しは出来ません
mock
恋愛
3年付き合った斉藤翔平からプロポーズを受けれるかもと心弾ませた小泉彩だったが、当日仕事でどうしても行けないと断りのメールが入り意気消沈してしまう。
落胆しつつ帰る道中、送り主である彼が見知らぬ女性と歩く姿を目撃し、いてもたってもいられず後を追うと二人はさっきまで自身が待っていたホテルへと入っていく。
そんなある日、夢に出てきた高木健人との再会を果たした彩の運命は少しずつ変わっていき……
☘ 注意する都度何もない考え過ぎだと言い張る夫、なのに結局薬局疚しさ満杯だったじゃんか~ Bakayarou-
設楽理沙
ライト文芸
☘ 2025.12.18 文字数 70,089 累計ポイント 677,945 pt
夫が同じ社内の女性と度々仕事絡みで一緒に外回りや
出張に行くようになって……あまりいい気はしないから
やめてほしいってお願いしたのに、何度も……。❀
気にし過ぎだと一笑に伏された。
それなのに蓋を開けてみれば、何のことはない
言わんこっちゃないという結果になっていて
私は逃走したよ……。
あぁ~あたし、どうなっちゃうのかしらン?
ぜんぜん明るい未来が見えないよ。。・゜・(ノε`)・゜・。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
初回公開日時 2019.01.25 22:29
初回完結日時 2019.08.16 21:21
再連載 2024.6.26~2024.7.31 完結
❦イラストは有償画像になります。
2024.7 加筆修正(eb)したものを再掲載
白衣の下 第一章 悪魔的破天荒な医者と超真面目な女子大生の愛情物語り。先生無茶振りはやめてください‼️
高野マキ
ライト文芸
弟の主治医と女子大生の甘くて切ない愛情物語り。こんなに溺愛する相手にめぐり会う事は二度と無い。
お茶をしましょう、若菜さん。〜強面自衛官、スイーツと君の笑顔を守ります〜
ユーリ(佐伯瑠璃)
ライト文芸
陸上自衛隊衛生科所属の安達四季陸曹長は、見た目がどうもヤのつく人ににていて怖い。
「だって顔に大きな傷があるんだもん!」
体力徽章もレンジャー徽章も持った看護官は、鬼神のように荒野を走る。
実は怖いのは顔だけで、本当はとても優しくて怒鳴ったりイライラしたりしない自衛官。
寺の住職になった方が良いのでは?そう思うくらいに懐が大きく、上官からも部下からも慕われ頼りにされている。
スイーツ大好き、奥さん大好きな安達陸曹長の若かりし日々を振り返るお話です。
※フィクションです。
※カクヨム、小説家になろうにも公開しています。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる