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お兄ちゃんはお利口さん
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てっきりご飯は買った物だと思っていたら朝に作ってくれたのかラップに包まれたサンドウィッチだった。
その隣には魔法瓶が置いてあって中には温かいコーヒーが入ってた。
何か……これ、何だよこのサンドウィッチ……手にした瞬間胸にジワッとキマシタヨ!
弟の手作りなんてお兄ちゃんちょっと感動してる……!
ハッ! そうか! 僕も朝ご飯手作りしたら良かったのか!
ナンテコッタァア!! あそこで眠気を押し殺して二人分の朝食作ったら家出しなくても済んだかもしれないな!
いや、待てよそんなのした日には、もう日本にはいられない! って海外移住って選択肢が増えてたかもしれないな。
そんな事になったらもう出家だな、家出どころじゃない、あれ? 家出って逆にしたら出家? なにこの寂聴トリビア! ツィートツィート。
魔法瓶片手に家の中を見て回ってみる、2LDKって独り暮らしには広すぎませんか。
部屋は僕が寝てた部屋ともう一つガランとした段ボールが数個置かれただけの部屋があった。
家具とかもおしゃれで格好良いけどさ、マジあいつ何の仕事してんだろ。
そういえば、ドライブなう(あの人に想いを馳せて…………)とか気持ち悪い事ツィートしてる日もあったけどあれ自分の車なのかな。
凄くない僕免許すらないや。
家を一周してまたリビングに戻ってきて昨日は全く探検しなかったからキッチンに入ってみる。
真っ白い人工大理石のカウンターキッチンは綺麗に片付いてて、油汚れ一つない。
でも調味料や調理器具置いてあるから簡単なもんだけじゃなくて、しっかり料理するんだアイツ。
冷蔵庫には"お昼は赤いタッパーに入ってます"って鳥がメモ帳くわえてて、クッソ可愛いなコレ鷹じゃん!
それでタッパーには炒飯が入ってた。
あ、これ僕が好きな牛乳プリンだ、ふむ……ドアポケットにはデカビタもある。
ヤバイな、恥ずかしい事に好物目の前に僕のテンションがちょっと上がっちゃってる!
え? だからアイツいつ用意したの?
考えても鳥肌しか立ってこないから、とりあえずサンドウィッチ食べながらゆっくり携帯見たら、ブランコに一人で乗ってるとこから、コンビニで休んでるところ、タクシー拾ってるとこマンションついたとこ、ハートのカップ二人で持ってる所って時系列に全部写真撮られて家族に共有されてた。
い、家出の意味…………!!
そりゃ心配されないはずだよ!
しかもオイッ! 彼シャツーとかやってる写真見て今気付いたんだけど、ティーシャツの背中のとこに"大黒柱"って書いてあった、何の嫌がらせだコレは。
そんで朝イチ今朝の兄さんってパンに挟まってるとこもう送ってるし。
はいはい、あれねあれねパターンDね、わかったわかった。
もういいよ、"兄弟仲良くてなにより(^^)"ってお母さんからメッセージきてるけど否定するのも面倒臭いから止めておいた。
黙って朝ご飯を食べるのは昨日と変わらないな。
ツナサンド……僕が一番好きな中身だ。
味もバッチリだし秒で食べて横になって何しよ。
家出て散歩ったって僕今大黒柱の彼シャツ一枚だしな。
家の中……掘り出せそうなお宝もなさそうだし。
テレビでも見るか、とやたらと大きなテレビ視界に入れたら、お!テレビ台のガラス戸の中にたくさんDVDあるのを発見してしまった!
何何何! ワクワクするワクワクする!!
飛び起きて見に行ったら、僕が大好きな24が全巻揃ってた……! 他にも海外ドラマいっぱいある!! しゅ、しゅごい! しゅてき!
なんて事だよ、これはシーズン1から早く見なきゃ!
あ、でもコレ見たらとりあえず24時間テレビから離れられなくなるんだけど平気か? シーズン6まであるんだけど平気か僕。
一週間かかるぞ、一度見始めたは絶対最後まで気になるし、これ罠か?
何か弟がクックックって笑ってる気がするぞ、止めとこうかな。
そうだな、止めよう!その手には乗るか!!
ジャックバウアーと共にテロからアメリカを救うべく僕は立ち上がったのであった………………!!!
お昼を過ぎた頃だ。
炒飯チンして食べて、一応朝のサンドウィッチの皿と一緒にタッパーやカップも洗っとく、ついでに豹が使ったカップも。
何だろう……DVDスゲー楽しいんだけど集中力が続かないのは年のせいかな。
昔だったら流しに置いといて後で洗う!って感じでテレビに張り付いてたのに。
洗った食器を置く水切りかごは一人用で、豹は本当にいつもここで一人なんだな。
なんて、ふと弟の事なんか考えちゃったりなんかして…………。
「今25だから、24、23、22、21、20、19、18……8年か……」
泡のついた指を折って豹の一人でいた時間を数えた。
大学に合格した豹は、家から通える距離なのに家を出ていった。
そんでそれっきりだ。
大きな休みになったら戻ってきたりもしたけど、就職してからは休みもなくてあんまり帰ってこなくなった。
会社に勤めるようになって自信でもついたのかな、帰って来ないわりにはたまに会うと態度もでかくなってベタベタしてきて反応に困った。
僕無職で話なんて合わないし。
なんせインドア派なニートとパリピのイケメンだぞ、共通の話題探す方が難しいっつーの!
昔はどうだったかな。
うーんっと昔は、そうだな昔はむしろ逆だった。
弟のが内気で僕のが社交的だった。
髪のせいもあったと思う、白髪混じりの銀髪は良い意味でも悪い意味でも目を引いたんだ。
僕は格好良いだろ友達に自慢してたけど、人と違うのって小さい時はいじりの対象だよな眼鏡もかけてたし。
学校の帰り道、ランドセルの肩紐を強く握りながら豹は小石を蹴って言った。
「いいな、兄ちゃんは」
「ん? 何が?」
「強いし、足も速いしクラスの人気者で。僕なんかよりもたくさん友達がいて学校も楽しそう」
「強いって俺が? そりゃパンちゃんから見たら大きく見えるかもしれないけど俺クラスじゃ小さい方だし、人気者っつーかモノマネ上手いじゃん? 皆がやってやってやってって見にきてるだけだよ」
と当時人気だったお笑い芸人のモノマネしたら、豹は笑った。
豹は髪を弄られても陰口言われても何も言い返していないようだった。
体は大きい方だからケンカしたら負けないと思うんだけど、やられたからってやり返すようなヤツじゃなかった。
優しくて賢くて可愛い弟なんだ。
そんな弟が悲しい顔してたら、そりゃお兄ちゃんだから助けてあげたいって思う。
だからかな、いつも僕が取れる一番は豹に譲ってた。
かけっこも、ご飯食べるのも、そろばんも、物を貰う順番も褒められるのも何もかも、まず豹からでいいよって僕があげられるものは全部あげた。
同情なのか、助けたいのか、そんなのはよくわからない。
でも僕と一緒にいる間くらい一番になって明るい気持ちになってほしかったんだ、少しでも気弱な所が直るといいなって思って。
でもそれ位しか頭悪くて思い浮かばなくて、後他に豹が元気になる事ってなんだろって考えた。
それで…………それでそれをしたからって解決するとは思わなかったけど、もう一つ思い付いたのを提案してみた。
「ああ、あのさ豹」
「ん? なぁに?」
「自分の事さ、"俺"って言ってみたら?」
「俺?」
「そそ、何かそっちの方が男ッ! って感じしない?」
「男……? そうかな……お、れ……俺、かぁ」
「おう、いい感じじゃん。豹体大きい方だろ? 口調が少し変わっただけでも皆ビビると思うよ」
「そっかな」
「あ、乱暴者になるとかそういう意味じゃないぞ?」
「うん、わかってるよ? 俺…………うん俺やってみるよ」
「ファイト! そーだな、じゃぁ俺は逆に自分の事"僕"って言ってみようかな」
「ホー君が僕?」
「そう、僕…………へへへ僕か、何かスゲー変な感じする! 僕かぁ~」
深い意味があって始めた訳じゃなかったけど、結局僕はあれ以来僕で、豹は俺だ。
でも言葉って不思議なもので、それから弟の中でどんな変化があったのかはわからないけど、以後豹がいじめられてる姿を見なくなった。
体を張って弟をかばったって僕は弟より先に卒業してしまうし、上手く解決できて僕は安心した。
はあ、豹と久々に会ったからかな。
やけに昔を思い出すな。
手を拭ってまたソファーに座って続きを見た。
真剣に見ていたつもりだったけど、いつの間にか意識が飛んでいたみたいだ。
突然冷たい物が頬に触れて僕は目を覚ました。
「…………んっ!」
反射的にそこに触れたら手が濡れて、目を開けたら缶ビールを持った豹が僕の顔を覗き込んでいた。
眠気眼に眼鏡がキラッと光る。
「ただいま兄さん、お利口に待ってたみたいですね」
その隣には魔法瓶が置いてあって中には温かいコーヒーが入ってた。
何か……これ、何だよこのサンドウィッチ……手にした瞬間胸にジワッとキマシタヨ!
弟の手作りなんてお兄ちゃんちょっと感動してる……!
ハッ! そうか! 僕も朝ご飯手作りしたら良かったのか!
ナンテコッタァア!! あそこで眠気を押し殺して二人分の朝食作ったら家出しなくても済んだかもしれないな!
いや、待てよそんなのした日には、もう日本にはいられない! って海外移住って選択肢が増えてたかもしれないな。
そんな事になったらもう出家だな、家出どころじゃない、あれ? 家出って逆にしたら出家? なにこの寂聴トリビア! ツィートツィート。
魔法瓶片手に家の中を見て回ってみる、2LDKって独り暮らしには広すぎませんか。
部屋は僕が寝てた部屋ともう一つガランとした段ボールが数個置かれただけの部屋があった。
家具とかもおしゃれで格好良いけどさ、マジあいつ何の仕事してんだろ。
そういえば、ドライブなう(あの人に想いを馳せて…………)とか気持ち悪い事ツィートしてる日もあったけどあれ自分の車なのかな。
凄くない僕免許すらないや。
家を一周してまたリビングに戻ってきて昨日は全く探検しなかったからキッチンに入ってみる。
真っ白い人工大理石のカウンターキッチンは綺麗に片付いてて、油汚れ一つない。
でも調味料や調理器具置いてあるから簡単なもんだけじゃなくて、しっかり料理するんだアイツ。
冷蔵庫には"お昼は赤いタッパーに入ってます"って鳥がメモ帳くわえてて、クッソ可愛いなコレ鷹じゃん!
それでタッパーには炒飯が入ってた。
あ、これ僕が好きな牛乳プリンだ、ふむ……ドアポケットにはデカビタもある。
ヤバイな、恥ずかしい事に好物目の前に僕のテンションがちょっと上がっちゃってる!
え? だからアイツいつ用意したの?
考えても鳥肌しか立ってこないから、とりあえずサンドウィッチ食べながらゆっくり携帯見たら、ブランコに一人で乗ってるとこから、コンビニで休んでるところ、タクシー拾ってるとこマンションついたとこ、ハートのカップ二人で持ってる所って時系列に全部写真撮られて家族に共有されてた。
い、家出の意味…………!!
そりゃ心配されないはずだよ!
しかもオイッ! 彼シャツーとかやってる写真見て今気付いたんだけど、ティーシャツの背中のとこに"大黒柱"って書いてあった、何の嫌がらせだコレは。
そんで朝イチ今朝の兄さんってパンに挟まってるとこもう送ってるし。
はいはい、あれねあれねパターンDね、わかったわかった。
もういいよ、"兄弟仲良くてなにより(^^)"ってお母さんからメッセージきてるけど否定するのも面倒臭いから止めておいた。
黙って朝ご飯を食べるのは昨日と変わらないな。
ツナサンド……僕が一番好きな中身だ。
味もバッチリだし秒で食べて横になって何しよ。
家出て散歩ったって僕今大黒柱の彼シャツ一枚だしな。
家の中……掘り出せそうなお宝もなさそうだし。
テレビでも見るか、とやたらと大きなテレビ視界に入れたら、お!テレビ台のガラス戸の中にたくさんDVDあるのを発見してしまった!
何何何! ワクワクするワクワクする!!
飛び起きて見に行ったら、僕が大好きな24が全巻揃ってた……! 他にも海外ドラマいっぱいある!! しゅ、しゅごい! しゅてき!
なんて事だよ、これはシーズン1から早く見なきゃ!
あ、でもコレ見たらとりあえず24時間テレビから離れられなくなるんだけど平気か? シーズン6まであるんだけど平気か僕。
一週間かかるぞ、一度見始めたは絶対最後まで気になるし、これ罠か?
何か弟がクックックって笑ってる気がするぞ、止めとこうかな。
そうだな、止めよう!その手には乗るか!!
ジャックバウアーと共にテロからアメリカを救うべく僕は立ち上がったのであった………………!!!
お昼を過ぎた頃だ。
炒飯チンして食べて、一応朝のサンドウィッチの皿と一緒にタッパーやカップも洗っとく、ついでに豹が使ったカップも。
何だろう……DVDスゲー楽しいんだけど集中力が続かないのは年のせいかな。
昔だったら流しに置いといて後で洗う!って感じでテレビに張り付いてたのに。
洗った食器を置く水切りかごは一人用で、豹は本当にいつもここで一人なんだな。
なんて、ふと弟の事なんか考えちゃったりなんかして…………。
「今25だから、24、23、22、21、20、19、18……8年か……」
泡のついた指を折って豹の一人でいた時間を数えた。
大学に合格した豹は、家から通える距離なのに家を出ていった。
そんでそれっきりだ。
大きな休みになったら戻ってきたりもしたけど、就職してからは休みもなくてあんまり帰ってこなくなった。
会社に勤めるようになって自信でもついたのかな、帰って来ないわりにはたまに会うと態度もでかくなってベタベタしてきて反応に困った。
僕無職で話なんて合わないし。
なんせインドア派なニートとパリピのイケメンだぞ、共通の話題探す方が難しいっつーの!
昔はどうだったかな。
うーんっと昔は、そうだな昔はむしろ逆だった。
弟のが内気で僕のが社交的だった。
髪のせいもあったと思う、白髪混じりの銀髪は良い意味でも悪い意味でも目を引いたんだ。
僕は格好良いだろ友達に自慢してたけど、人と違うのって小さい時はいじりの対象だよな眼鏡もかけてたし。
学校の帰り道、ランドセルの肩紐を強く握りながら豹は小石を蹴って言った。
「いいな、兄ちゃんは」
「ん? 何が?」
「強いし、足も速いしクラスの人気者で。僕なんかよりもたくさん友達がいて学校も楽しそう」
「強いって俺が? そりゃパンちゃんから見たら大きく見えるかもしれないけど俺クラスじゃ小さい方だし、人気者っつーかモノマネ上手いじゃん? 皆がやってやってやってって見にきてるだけだよ」
と当時人気だったお笑い芸人のモノマネしたら、豹は笑った。
豹は髪を弄られても陰口言われても何も言い返していないようだった。
体は大きい方だからケンカしたら負けないと思うんだけど、やられたからってやり返すようなヤツじゃなかった。
優しくて賢くて可愛い弟なんだ。
そんな弟が悲しい顔してたら、そりゃお兄ちゃんだから助けてあげたいって思う。
だからかな、いつも僕が取れる一番は豹に譲ってた。
かけっこも、ご飯食べるのも、そろばんも、物を貰う順番も褒められるのも何もかも、まず豹からでいいよって僕があげられるものは全部あげた。
同情なのか、助けたいのか、そんなのはよくわからない。
でも僕と一緒にいる間くらい一番になって明るい気持ちになってほしかったんだ、少しでも気弱な所が直るといいなって思って。
でもそれ位しか頭悪くて思い浮かばなくて、後他に豹が元気になる事ってなんだろって考えた。
それで…………それでそれをしたからって解決するとは思わなかったけど、もう一つ思い付いたのを提案してみた。
「ああ、あのさ豹」
「ん? なぁに?」
「自分の事さ、"俺"って言ってみたら?」
「俺?」
「そそ、何かそっちの方が男ッ! って感じしない?」
「男……? そうかな……お、れ……俺、かぁ」
「おう、いい感じじゃん。豹体大きい方だろ? 口調が少し変わっただけでも皆ビビると思うよ」
「そっかな」
「あ、乱暴者になるとかそういう意味じゃないぞ?」
「うん、わかってるよ? 俺…………うん俺やってみるよ」
「ファイト! そーだな、じゃぁ俺は逆に自分の事"僕"って言ってみようかな」
「ホー君が僕?」
「そう、僕…………へへへ僕か、何かスゲー変な感じする! 僕かぁ~」
深い意味があって始めた訳じゃなかったけど、結局僕はあれ以来僕で、豹は俺だ。
でも言葉って不思議なもので、それから弟の中でどんな変化があったのかはわからないけど、以後豹がいじめられてる姿を見なくなった。
体を張って弟をかばったって僕は弟より先に卒業してしまうし、上手く解決できて僕は安心した。
はあ、豹と久々に会ったからかな。
やけに昔を思い出すな。
手を拭ってまたソファーに座って続きを見た。
真剣に見ていたつもりだったけど、いつの間にか意識が飛んでいたみたいだ。
突然冷たい物が頬に触れて僕は目を覚ました。
「…………んっ!」
反射的にそこに触れたら手が濡れて、目を開けたら缶ビールを持った豹が僕の顔を覗き込んでいた。
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