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兄弟の時間1 ※
しおりを挟む「あっ……んん、ねぇ豹ッ」
「何ですか」
目閉じてんのはありがたいんだけど、その分前よりキスが深いのは気のせいかな。
もう見なくていいからめちゃくちゃにキスしてる気がする。
上の歯も下の歯も、頬の内側も上顎も舐められるとこ全部舐めてきたのに豹君まだキスやめてくんないんだけど。
口の回りぬるぬるしてやじゃないの。
「キ……ス長くな、い?」
「嫌ですか」
「嫌ってゆうか」
「兄さんのエッチの知識って二次元なので、前戯のキスはマンガだったら精々長くて二ページかアニメなら五秒位でしょうから、そんなもんだと思ってるんだろうけど、本番はキスで一時間はしますよ」
「いっ、一時間?!」
「しますよ、だって好きな人とセックスするんですよ」
「そっか……一時間か、ほう! そうなのかわかった頑張る、ファイト僕!」
深呼吸して、はいって顎上げたら豹君ニタッて笑って絶対嘘の時の顔だぞコレハ!
「口開けて下さい」
「今の顔ムカついたからもうやだ!」
「嫌じゃないでしょ、兄さんが好きな豹君でしょ」
ちょっとぉ! 好きだよって言ったからか豹が強気になってる気がするぅ!
が、しかしエッチをすると決めたらするんだ、だって僕男の子だから!
ここで撤退するわけにはいかん!
ってそんな身構えなくても実際は裸の豹が抱き締めてくるから、それだけで変な声出るし、何に期待してんだか近付かれたら勝手に顔に角度つけてしまう。
そしたらやっぱり絡まるキスが始まって、僕だって強気になりたいのに、直ぐに思考が溶けていく。
腕、肩に乗せてて良かった力入んなくなるし頭だって支えて貰わなきゃ体グラグラだ。
ヤバイじゃん、こんなキス一時間もされんの。
「でも……んっぅ、口、疲れ……る」
「じゃあ少し休憩」
「うん…………あっ、ひぅ!」
離れた唇が耳に滑ってきて待ってよ! これ全然休憩じゃないし!
「兄さんの口素直に俺の飲み込んでて可愛かったです」
「そんな、の……お前が飲ませてくるかひやぁ!」
耳元で話されて、息と一緒に舌が入ってきてゾクゾクって背中に電気みたいの走る。
何だよ、耳って音聞く器官じゃないのかよ、耳朶噛まれたりクチクチ鳴ってて腰震えてくるから!
「ああ凄い、また涎垂らしてる舐めてあげなきゃ」
「んっんん……あっん」
顎から真っ赤な舌が口に向かってきてそのまま口の中に沈んで、また豹でいっぱいになる。
耳、ぬるぬるのまま手で弄ってくるしちょっともう、あの……。
「無理、無ッ……体辛、い」
「じゃあ横になりましょうね」
キスしながら背中支えて寝かせてくれるんだけど。
「何なの、僕お姫様かなんかなの」
「お兄様ですよ」
「知っておる」
僕が持ってきたクッションと枕重ねて寝かせてくれて、豹が覆い被さってきて、わわわわ……ちょっとこれやだ。
「何で目逸らすんですか」
「え、あの……だっ……だってパンちゃん……」
「はい」
「かっ……こいいか、ら……」
答えて自分も恥ずかしくなっちゃってケット手繰り寄せて顔隠す!
だって、だってだって首太いな、筋張ってんな鎖骨出てる腕太い腹筋ある、顔イケメンって。
「モンスターかよお前ッ!」
「ああ、もう可愛い兄さん出てきて出てきて、エッチの続きさせて」
「やっぱいいよ! 心臓バクバクするから今日は止めんんんっ」
ケット剥ぎ取られて、当たり前だけど格好良い人目の前に現れて口の舐め回してくる、舌擦られ過ぎてヒリヒリするのに、もう顎だって疲れてきてるのに、目合って細められてああ……口引いちゃやだ。
「もっとす、る豹」
「んん……兄さん好き」
下から手伸ばして銀髪の頭抱え込んで、自分から豹の口に舌入れたら優しく噛んでくれて声我慢できなくなってくる。
吸われて遊ばれて、豹が片手で下がってきた眼鏡を取って枕の横に置く、そんな仕草にきゅんときて乙女かよ僕。
顔、整ってる癖に赤い、まあ僕だって絶対赤いけど。
またキスして、本当に長い時間してた。
二人で酸欠になって呼吸荒くなってるのに、目があったら何でか笑ってまたキスした。
豹はそのカーブした唇のまま僕の顔にいっぱいキスしてきて、同じ数だけ好きって言う。
僕はもう嬉しいんだか幸せなんだかよくわかんなくて、鼻の下伸びないように必死に口結びながら淡い刺激に堪えて顔を縦に振るだけだった。
その濡れた唇がまた耳に移動してきて思わず声を漏らしたら胸にチクッと刺激が灯って体が震えた。
耳されたまんまで全身痺れて分かんないけど、豹の手が胸這い回って爪とか指で出っ張りを引っ掻いてくる。
ぴちゃぴちゃ鳴ってる耳の奥で、豹が低い声で言った。
「ここ気持ちいいですか」
「あっ……分かんない……けど」
「分かんないなら分かるまでやりましょうね」
ぐじゅって頭にまで響くくらい耳の中舌入れて引っ込んでって、背中痺れる。
豹は耳から顔を離すと口開きっぱなしになってる僕の唇にキスして、ゆっくり舌を下に滑らせていった。
喉仏のとこ舌が掠めて小さいとか言われて吸われて、ムカついたのに反論できなかった。
首、ちゅっちゅってされてその度鼻から声出てくすぐったいのとは違うこの感じ、初めて感覚だ。
色んな事が初めて過ぎて頭追い付かない、また首とか胸とかチリチリ痛いから紅いの着けてる。
でもそんのいいから、あっちがむずむずして。
「豹……」
「ああ、焦らしてごめんなさい」
豹はくすってして舌出したまま、さっき弄ってた所を舐めあげてきて、
「あっ…ああっ! それ、やっ」
「ほら、これ兄さんがしてほしかったのでしょう」
赤くなってる場所全部舌で覆われて、舌先が乳首をわざと掠めて、何これ胸されると腰浮いちゃ……。
「下もこっちも直ぐ勃っちゃうんですね」
「んっ、ぅあっ……待って胸なんて」
弄った事ないから知らない、こんなビリビリ体反応すんの。
「兄さん顔蕩けてますよ、そんなにいいの?」
「あっ……! ひょ、あああああ!!」
両手できゅって同時につねられて、背中反れて口から声止まんない。
涙出そうなのに豹は舌舐めずりしながら僕見てるし、そのまま乳首弄りながらキスしてきて訳わかんなくて舌すげー暴れる。
「いいね兄さんの体、ここ弄っただけでイケるようになりましょうね」
「やぁ、だぁ……胸やめっ」
「止めて欲しい人の顔じゃないですよ」
「ひぃッ!!」
歯見せてわざと乳首噛んでる所見せつけられて、ああ、本当にやだ、ちんこドクドクして痛い。
根元噛まれて、吸われながら舐められて、もう無理無理。
「自分で触っちゃダメでしょう兄さん」
「やだぁ、やだぁ!」
ビクビク脈打つとこに手伸ばしたら捕まれて、乳首ヒリヒリして痛い。
「あーあ、また兄さんの口、涎でだらだらになってる、そんなに乳首気持ち良かったの?」
「胸、もういいから苦しっんんん」
両手顔の横で押さえ付けられて、豹は垂れた涎全部舐めて口に押し戻してくる、どっちのかよくわかんない唾液飲み込んで。
もうそんなのどうでもいい、キスなんかいい。
乳首ヒリヒリすんのも我慢するから、
「豹、もう痛いから、痛いよ」
「ん? 兄さんどこか痛いんですか?」
額つけて、わかってる癖に僕の唇を舐めて聞いてきて。
「じんじん、可笑しくなるから」
「どこがですか?」
言いながら、ここだろって言わんばかりに膝で下着の上から下半身にゴリゴリやってきて、声出てまともに話せない。
「んっ…………ああっ! やっ……」
「兄さん俺にどうして欲しいの? キスして欲しいの?」
「ちがっ……」
「ああ、これですか?」
片手が離れて、ぐりって痛い位乳首摘ままれて。
「ひぃああ! そうじゃなっ……」
「でも硬くさせて凄く好きそうですよ? これ」
クリクリやりながら、じっと僕の顔見てる。
痛くって切なくって開放されてる片手を豹の頬に寄せた。
言葉途切れるけど、でももう限界で破裂しそうなんだもん。
頬撫でて、口の中に指突っ込む長い舌に指からませて、
「して? 口」
押さえ付けられる手も握り込んで、
「手……も、パンちゃ……んので、僕のちんち……ん気持ちよ、くして?」
僕にしては上手に言えたと思ったんだけど、豹は眉をひそめて舌打ちした。
口に入れた手にギリリッて爪割れそうな位歯を立てられて思わず叫んだ。
「泣かしてやるよ」
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