47 / 48
二人の時間
兄さんカメラ
しおりを挟む
「それじゃあ行ってきますね俺の兄さん」
「お前三時間しか寝てないのに、その体力はどこから来るんだよ!」
と言うのも、今日は明け方まで豹君が盛りまくってて僕はまだベッドから出られないのだ、それなのに弟ってばちゃんと朝起きてネクタイ巻いて仕事に行くと言う。
「女の子みたいな体力しかなくて本当可愛いねホー君は」
「触るんじゃねぇよ絶倫妖怪」
ネクタイ直しながら布団掛けてきて額にキスとかイケメン過ぎて死んでくれよ大好き。
「俺が家出た後、ちょっと寂しくなっちゃってぬいぐるみ抱きながらもじもじして、でもやっぱり昨日のセックスの疲労が抜けなくて寝ちゃって、昼過ぎに起きて、あ、やっぱりパンちゃんいない……ってさっきより寂しくなって、俺が作ったおにぎり食べながら、好きだよってライン送って、あああ! もう変なの送っちゃった!! って悶えながら【俺も】ですって返信見て、安心してにやにやしてお風呂入って、お家の事はしておかなきゃって洗濯したり掃除したり、でも兄さん要領いいからすぐ終わっちゃって、お絵かきして、今夜はパンちゃんと何食べようかなー? って考えながら俺が買ってあげたエプロン着けてご飯作って弟の帰りソワソワ待ってる兄さん非常に萌ゆるぅううううう!!!!」
「何なんだよ! 気持ち悪いんだよお前は本当にさあ!!! え? 何? この家監視カメラでも付いてるの? きょわい!!」
キョロキョロして天上の電気とかめっちゃ目凝らして見る、したら豹君はふふふふふふふふふと笑って、ベッドに腰掛けると長い足組んでポケットから携帯出して何か見せてきた。
画面には小さい白いドーム型の機械、真ん中にカメラが付いててその下に小さな穴が開いてる。
「ねえ俺コレ欲しいんですけど、どう思いますか」
「何コレ」
「お留守番中の兄さんを見たり、話しかけたり、おやつもあげられるカメラ。買っていいですか」
「おやつって何だよ」
「卵ボーロかなんか入れておきますよ、遠隔操作で俺が会社でボタンを押せばこの小さい穴からポンっておやつが出てきます」
「それを僕が食うの?」
「そうですそうです、空中でキャッチする感じ」
「っつか、おいちょっと待て! これドッグカメラって書いてあるぞ、愛犬を見守るカメラってどうゆう事だよ」
「凄いでしょ? ほらちゃんと説明文読んで、お留守番している兄さんが起きたり、おやつを待っていたりする行動を俺のスマホに自動通知でお知らせしてくれるんですよ」
「は?」
「それでそれで俺がいいなと思った機能がここ、兄さんが吠えたらスマホに自動通知してくれる機能! いいこにお留守番している兄さんが吠えたら、いち早く感知し、俺のスマホに通知が送られるので、何が起きているのか素早く確認することができます。だって最高じゃないですか!!!!」
「ざけてんのかテメェさっきから“愛犬”を“兄さん”に置き換えてるけど、偉大な兄ちゃんを犬呼ばわりとか万死に値するぞ」
「えええ?! でも兄さん程……首輪の……似合う人もいないと……思うんですけど」
「何はあはあしながら答えてんだよ。え? おい何だそれ! 何その首輪どっから出して来たんだよ!!」
なななななななーーーんか、パンサー君いつの間にか赤い首輪持って、金具のとこ舐め回してるんだけ……ってTAKAってベルトのとこ印字されてるよ特注?!!!
「お前の性癖どうなってんだよ、僕をどうしたいの」
「小学生の時から俺という檻にあなたを閉じ込めたいと思っていました」
「眼鏡キラじゃねぇよ、よくもまあそんな変態小学生の仮面被ったままここまでこれたね」
「だからこそ今、爆発してるんでしょう。やっぱり兄さんは俺だけを愛してくれた、そしてやっと俺の元に来てくれた兄さん兄さん大好き口開けて? 秘密のキスしましょう」
「ヤッ……だぁ」
頭撫でてきて軽く唇何度も重ねてきて格好良い顔が近すぎて恥ずかしいんだってば本当に!
「ほら、素直にしないと兄さんが辛いよ。俺勃ってきちゃったの気付いてる?」
「止めろってキスすんな」
「拒絶されると更に興奮してまた枯れるまでハメちゃいますよ、いいの? 朝冷や汗出る程腰痛くなってましたよね」
「お前のせーだろ!」
「そうだよ? 俺の愛が深すぎて兄さんの腰にずっしり来ちゃったんだって素敵ですね」
「首ッ舐め、んなぁ!! 歯立てちゃ、ヤァ」
「ねえしょぼいチンコまた硬くさせてあげましょうか、また俺が欲しくて泣いちゃう体にさせてもいい?」
「待てよ、会社……遅ッこ」
覆いかぶさってきて唇を塞がれて、口では気持ち悪い変態な事ばっか言ってくるのに、くれるキスはどこまでも優しくて優しくて軟く舌を吸われてゾクゾクくる奴だった。
酷いんだマジで、豹はよく分かってる。
キツクされたら反抗出来るのに、わざと拒絶できない位の強さで攻めてくるから腰疼いて舌欲しくなってしまう。
そんでいい感じに気持ち良くなってくると舌を引くるから、ちんちんキツクなって、舌ももっともっとってなる。
「舌柔らかい、したくなってきたね、ああ……すっげー顔、パパとママには見せられないやらしい顔してますよ。もう弟とセックスしたくてしょうがないね、いいよそのまま上手におねだりして」
「したくねえ、よ」
「嘘、欲しくて舌絡ませてるじゃないですか、自分から意地らしい音させてますよ。弟の性欲煽ってチンコ硬くして本当いけない兄さんだね。俺仕事行かないといけないのに」
「違ッ」
「ねえ兄ちゃん、俺達もう子供じゃないんだからこの先もできるんだよ」
「んんっ!!」
言われて、もっとしたくなってる僕はどうしたらいいんだ!
体痛いのに、今目の前にある弟が好き過ぎてどうにかなってしまいそうです、だって銀色の髪も琥珀の瞳も低い声もそれを発する唇も喉仏も、僕よりも大きな体に長い指にすっげー蕩ける愛撫、好き好き好き好き……。
「なあに? 言いたい事言って?」
「ううううう……!!! もう早く会社行けよぉ!!!」
「待って待って兄さん泣かないで」
目開けたら相変わらずじっと見てるし。
肩を力の限り押し返した。
「こんなの耐えられる訳ないだろ!! 僕達じーちゃんなっても一緒にいるのに毎日こんなんさせる気かよ!」
「ああ……」
眼鏡直して弟は即答した。
「死ぬ直前までする」
「変態眼鏡が今死ね!」
「心中開始~!!!」
緩く首絞めてくるし!
「いいから! もうそういうのいいから!! 会社行けよ、この金づる!! お前なんかお金稼ぐしか能がない弟なんだよ! たまに僕の性欲処理に使ってやってるけどな!!! さっさと荷馬車のように働いて来いよ性欲馬鹿」
「兄さんからの罵倒最高に痺れる……! はいはい、もう兄さんってば可愛いんだから分かりましたよ。この生活を維持するためにも仕事頑張ってきますね」
最後に超超超優しく(本当好き)抱き締めてきて(そのまま抱いて)頭にキスしてきて、弟は僕を寝かせるとベッドから離れた。
「ではいってきます兄さん」
「ああ」
イスに掛かっていたジャケット取って部屋を出てバタンとドアが閉まる。
あ、何だよ行くと決めたらあっけないのな。
何だよ、行っちゃうんだ。
そしたら少しドア開いて、
「ボック寂しいよぉグスン……」
「思ってねえよ! さっさと行け!」
この野郎、にやにやしやがって!! 枕投げ付けたら避けて投げキッスしてきたし、何だよそんなのイケメンしか許されねえ行為だぞ! うっわスゲーイケメンだった! ご馳走様!!
またドアが閉まってしーんとして、ああ今度こそ本当に行ったみたいだった。
え、あ、嘘寂しい。
マジで行っちゃった、メッセージもこない、そっか歩いたり仕事の事してんのかな。
豹のぬいぐるみを手繰り寄せて少し布団に潜り込んだら、体辛くていつの間にか寝ていた。
そんで目が覚めて、弟が腰に貼ってくれた湿布が痒くなって剥がして、大分体も楽になったなって部屋を出て、しんとした広いビングに胸がきゅんとなる、テーブルに置いてあったおにぎりを手に取った。
相変わらず塩分濃いめなんですけど、でも寝不足の中僕の事考えながら握ってくれたんだよな……とか思ったらてへへへと口が緩んで、とりあえず起きたって合図に好きって送っておいた。
ってあああああ!! 気持ち悪い! 何だよ起き掛けに好きとか!! って送信取り消ししようとしたのに直に、俺もですって返って来てニヤけてしまった。
で、お風呂にゆっくり浸かって体解して腰の痛みも引いたし、少し休んでちょちょいと家事でもしておいた。
つっても、でも男二人分の家事なんて大した仕事でもなくて、直ぐに終わって暇だから次の漫画のネームでも書いとく。
あ、もう六時か……昨日は餃子作ったんだけど、まだひき肉残ってるし今日はミートソースでも作ろうかな、よしじゃあエプロンエプロン、それと洗濯物も畳もう。
うん、中々良い感じに出来たから、後は少し冷まして味落ち着かせて……おお、もう八時かパンちゃん何も言ってなかったから今日は早く帰ってくるのかなーまだかなーまだかなー。
っておい、ちょっと待ってくれよ、どの辺から気付いてた?!!!
これ、ま ん ま じ ゃ ね え か !!!
アイツが言ってた僕のまんまじゃねえかよ!!
どうしてくれる!
ま、いっか。
マイソファーで丸まって携帯弄って、ああ、へえ……さっき豹が見せてきたやつ、二万七千円もすんのかよ……。
僕以外何もいらないって言ってる弟が唯一欲しがる物が僕がらみってのがアレだけど……買ってあげたいよな?
仕方ないなあバイトでもすっかなあ。
そしたら、豹から今会社出ましたよ。
ってメッセージ着て、つい「わーい」って言ってしまった。
慌てて口塞いで、そうか、カメラ買ったらこれが豹に通知されてしまうの?
そんで、いいこいいこっておやつが出てくんの? それを僕が空中でキャッチ?
おい、何かそれ、ちょっと面白いな、欲しいな。
よし、じゃあ資金集めだ! と拳を握ったけど豹には内緒だ。
「お前三時間しか寝てないのに、その体力はどこから来るんだよ!」
と言うのも、今日は明け方まで豹君が盛りまくってて僕はまだベッドから出られないのだ、それなのに弟ってばちゃんと朝起きてネクタイ巻いて仕事に行くと言う。
「女の子みたいな体力しかなくて本当可愛いねホー君は」
「触るんじゃねぇよ絶倫妖怪」
ネクタイ直しながら布団掛けてきて額にキスとかイケメン過ぎて死んでくれよ大好き。
「俺が家出た後、ちょっと寂しくなっちゃってぬいぐるみ抱きながらもじもじして、でもやっぱり昨日のセックスの疲労が抜けなくて寝ちゃって、昼過ぎに起きて、あ、やっぱりパンちゃんいない……ってさっきより寂しくなって、俺が作ったおにぎり食べながら、好きだよってライン送って、あああ! もう変なの送っちゃった!! って悶えながら【俺も】ですって返信見て、安心してにやにやしてお風呂入って、お家の事はしておかなきゃって洗濯したり掃除したり、でも兄さん要領いいからすぐ終わっちゃって、お絵かきして、今夜はパンちゃんと何食べようかなー? って考えながら俺が買ってあげたエプロン着けてご飯作って弟の帰りソワソワ待ってる兄さん非常に萌ゆるぅううううう!!!!」
「何なんだよ! 気持ち悪いんだよお前は本当にさあ!!! え? 何? この家監視カメラでも付いてるの? きょわい!!」
キョロキョロして天上の電気とかめっちゃ目凝らして見る、したら豹君はふふふふふふふふふと笑って、ベッドに腰掛けると長い足組んでポケットから携帯出して何か見せてきた。
画面には小さい白いドーム型の機械、真ん中にカメラが付いててその下に小さな穴が開いてる。
「ねえ俺コレ欲しいんですけど、どう思いますか」
「何コレ」
「お留守番中の兄さんを見たり、話しかけたり、おやつもあげられるカメラ。買っていいですか」
「おやつって何だよ」
「卵ボーロかなんか入れておきますよ、遠隔操作で俺が会社でボタンを押せばこの小さい穴からポンっておやつが出てきます」
「それを僕が食うの?」
「そうですそうです、空中でキャッチする感じ」
「っつか、おいちょっと待て! これドッグカメラって書いてあるぞ、愛犬を見守るカメラってどうゆう事だよ」
「凄いでしょ? ほらちゃんと説明文読んで、お留守番している兄さんが起きたり、おやつを待っていたりする行動を俺のスマホに自動通知でお知らせしてくれるんですよ」
「は?」
「それでそれで俺がいいなと思った機能がここ、兄さんが吠えたらスマホに自動通知してくれる機能! いいこにお留守番している兄さんが吠えたら、いち早く感知し、俺のスマホに通知が送られるので、何が起きているのか素早く確認することができます。だって最高じゃないですか!!!!」
「ざけてんのかテメェさっきから“愛犬”を“兄さん”に置き換えてるけど、偉大な兄ちゃんを犬呼ばわりとか万死に値するぞ」
「えええ?! でも兄さん程……首輪の……似合う人もいないと……思うんですけど」
「何はあはあしながら答えてんだよ。え? おい何だそれ! 何その首輪どっから出して来たんだよ!!」
なななななななーーーんか、パンサー君いつの間にか赤い首輪持って、金具のとこ舐め回してるんだけ……ってTAKAってベルトのとこ印字されてるよ特注?!!!
「お前の性癖どうなってんだよ、僕をどうしたいの」
「小学生の時から俺という檻にあなたを閉じ込めたいと思っていました」
「眼鏡キラじゃねぇよ、よくもまあそんな変態小学生の仮面被ったままここまでこれたね」
「だからこそ今、爆発してるんでしょう。やっぱり兄さんは俺だけを愛してくれた、そしてやっと俺の元に来てくれた兄さん兄さん大好き口開けて? 秘密のキスしましょう」
「ヤッ……だぁ」
頭撫でてきて軽く唇何度も重ねてきて格好良い顔が近すぎて恥ずかしいんだってば本当に!
「ほら、素直にしないと兄さんが辛いよ。俺勃ってきちゃったの気付いてる?」
「止めろってキスすんな」
「拒絶されると更に興奮してまた枯れるまでハメちゃいますよ、いいの? 朝冷や汗出る程腰痛くなってましたよね」
「お前のせーだろ!」
「そうだよ? 俺の愛が深すぎて兄さんの腰にずっしり来ちゃったんだって素敵ですね」
「首ッ舐め、んなぁ!! 歯立てちゃ、ヤァ」
「ねえしょぼいチンコまた硬くさせてあげましょうか、また俺が欲しくて泣いちゃう体にさせてもいい?」
「待てよ、会社……遅ッこ」
覆いかぶさってきて唇を塞がれて、口では気持ち悪い変態な事ばっか言ってくるのに、くれるキスはどこまでも優しくて優しくて軟く舌を吸われてゾクゾクくる奴だった。
酷いんだマジで、豹はよく分かってる。
キツクされたら反抗出来るのに、わざと拒絶できない位の強さで攻めてくるから腰疼いて舌欲しくなってしまう。
そんでいい感じに気持ち良くなってくると舌を引くるから、ちんちんキツクなって、舌ももっともっとってなる。
「舌柔らかい、したくなってきたね、ああ……すっげー顔、パパとママには見せられないやらしい顔してますよ。もう弟とセックスしたくてしょうがないね、いいよそのまま上手におねだりして」
「したくねえ、よ」
「嘘、欲しくて舌絡ませてるじゃないですか、自分から意地らしい音させてますよ。弟の性欲煽ってチンコ硬くして本当いけない兄さんだね。俺仕事行かないといけないのに」
「違ッ」
「ねえ兄ちゃん、俺達もう子供じゃないんだからこの先もできるんだよ」
「んんっ!!」
言われて、もっとしたくなってる僕はどうしたらいいんだ!
体痛いのに、今目の前にある弟が好き過ぎてどうにかなってしまいそうです、だって銀色の髪も琥珀の瞳も低い声もそれを発する唇も喉仏も、僕よりも大きな体に長い指にすっげー蕩ける愛撫、好き好き好き好き……。
「なあに? 言いたい事言って?」
「ううううう……!!! もう早く会社行けよぉ!!!」
「待って待って兄さん泣かないで」
目開けたら相変わらずじっと見てるし。
肩を力の限り押し返した。
「こんなの耐えられる訳ないだろ!! 僕達じーちゃんなっても一緒にいるのに毎日こんなんさせる気かよ!」
「ああ……」
眼鏡直して弟は即答した。
「死ぬ直前までする」
「変態眼鏡が今死ね!」
「心中開始~!!!」
緩く首絞めてくるし!
「いいから! もうそういうのいいから!! 会社行けよ、この金づる!! お前なんかお金稼ぐしか能がない弟なんだよ! たまに僕の性欲処理に使ってやってるけどな!!! さっさと荷馬車のように働いて来いよ性欲馬鹿」
「兄さんからの罵倒最高に痺れる……! はいはい、もう兄さんってば可愛いんだから分かりましたよ。この生活を維持するためにも仕事頑張ってきますね」
最後に超超超優しく(本当好き)抱き締めてきて(そのまま抱いて)頭にキスしてきて、弟は僕を寝かせるとベッドから離れた。
「ではいってきます兄さん」
「ああ」
イスに掛かっていたジャケット取って部屋を出てバタンとドアが閉まる。
あ、何だよ行くと決めたらあっけないのな。
何だよ、行っちゃうんだ。
そしたら少しドア開いて、
「ボック寂しいよぉグスン……」
「思ってねえよ! さっさと行け!」
この野郎、にやにやしやがって!! 枕投げ付けたら避けて投げキッスしてきたし、何だよそんなのイケメンしか許されねえ行為だぞ! うっわスゲーイケメンだった! ご馳走様!!
またドアが閉まってしーんとして、ああ今度こそ本当に行ったみたいだった。
え、あ、嘘寂しい。
マジで行っちゃった、メッセージもこない、そっか歩いたり仕事の事してんのかな。
豹のぬいぐるみを手繰り寄せて少し布団に潜り込んだら、体辛くていつの間にか寝ていた。
そんで目が覚めて、弟が腰に貼ってくれた湿布が痒くなって剥がして、大分体も楽になったなって部屋を出て、しんとした広いビングに胸がきゅんとなる、テーブルに置いてあったおにぎりを手に取った。
相変わらず塩分濃いめなんですけど、でも寝不足の中僕の事考えながら握ってくれたんだよな……とか思ったらてへへへと口が緩んで、とりあえず起きたって合図に好きって送っておいた。
ってあああああ!! 気持ち悪い! 何だよ起き掛けに好きとか!! って送信取り消ししようとしたのに直に、俺もですって返って来てニヤけてしまった。
で、お風呂にゆっくり浸かって体解して腰の痛みも引いたし、少し休んでちょちょいと家事でもしておいた。
つっても、でも男二人分の家事なんて大した仕事でもなくて、直ぐに終わって暇だから次の漫画のネームでも書いとく。
あ、もう六時か……昨日は餃子作ったんだけど、まだひき肉残ってるし今日はミートソースでも作ろうかな、よしじゃあエプロンエプロン、それと洗濯物も畳もう。
うん、中々良い感じに出来たから、後は少し冷まして味落ち着かせて……おお、もう八時かパンちゃん何も言ってなかったから今日は早く帰ってくるのかなーまだかなーまだかなー。
っておい、ちょっと待ってくれよ、どの辺から気付いてた?!!!
これ、ま ん ま じ ゃ ね え か !!!
アイツが言ってた僕のまんまじゃねえかよ!!
どうしてくれる!
ま、いっか。
マイソファーで丸まって携帯弄って、ああ、へえ……さっき豹が見せてきたやつ、二万七千円もすんのかよ……。
僕以外何もいらないって言ってる弟が唯一欲しがる物が僕がらみってのがアレだけど……買ってあげたいよな?
仕方ないなあバイトでもすっかなあ。
そしたら、豹から今会社出ましたよ。
ってメッセージ着て、つい「わーい」って言ってしまった。
慌てて口塞いで、そうか、カメラ買ったらこれが豹に通知されてしまうの?
そんで、いいこいいこっておやつが出てくんの? それを僕が空中でキャッチ?
おい、何かそれ、ちょっと面白いな、欲しいな。
よし、じゃあ資金集めだ! と拳を握ったけど豹には内緒だ。
0
あなたにおすすめの小説
王様お許しください
nano ひにゃ
BL
魔王様に気に入られる弱小魔物。
気ままに暮らしていた所に突然魔王が城と共に現れ抱かれるようになる。
性描写は予告なく入ります、冒頭からですのでご注意ください。
つまりは相思相愛
nano ひにゃ
BL
ご主人様にイかないように命令された僕はおもちゃの刺激にただ耐えるばかり。
限界まで耐えさせられた後、抱かれるのだが、それもまたしつこく、僕はもう僕でいられない。
とことん甘やかしたいご主人様は目的達成のために僕を追い詰めるだけの短い話です。
最初からR表現です、ご注意ください。
俺より俺の感情が分かる後輩は、俺の理解を求めない
nano ひにゃ
BL
大嫌いだと思わず言ってしまった相手は、職場の後輩。隠さない好意を受け止めきれなくて、思い切り突き放す様なことを言った。嫌われてしまえば、それで良かったのに。嫌いな職場の人間になれば、これ以上心をかき乱されることも無くなると思ったのに。
小説になろうにも掲載しています。
学園一のスパダリが義兄兼恋人になりました
すいかちゃん
BL
母親の再婚により、名門リーディア家の一員となったユウト。憧れの先輩・セージュが義兄となり喜ぶ。だが、セージュの態度は冷たくて「兄弟になりたくなかった」とまで言われてしまう。おまけに、そんなセージュの部屋で暮らす事になり…。
第二話「兄と呼べない理由」
セージュがなぜユウトに冷たい態度をとるのかがここで明かされます。
第三話「恋人として」は、9月1日(月)の更新となります。
躊躇いながらもセージュの恋人になったユウト。触れられたりキスされるとドキドキしてしまい…。
そして、セージュはユウトに恋をした日を回想します。
第四話「誘惑」
セージュと親しいセシリアという少女の存在がユウトの心をざわつかせます。
愛される自信が持てないユウトを、セージュは洗面所で…。
第五話「月夜の口づけ」
セレストア祭の夜。ユウトはある人物からセージュとの恋を反対され…という話です。
被虐趣味のオメガはドSなアルファ様にいじめられたい。
かとらり。
BL
セシリオ・ド・ジューンはこの国で一番尊いとされる公爵家の末っ子だ。
オメガなのもあり、蝶よ花よと育てられ、何不自由なく育ったセシリオには悩みがあった。
それは……重度の被虐趣味だ。
虐げられたい、手ひどく抱かれたい…そう思うのに、自分の身分が高いのといつのまにかついてしまった高潔なイメージのせいで、被虐心を満たすことができない。
だれか、だれか僕を虐げてくれるドSはいないの…?
そう悩んでいたある日、セシリオは学舎の隅で見つけてしまった。
ご主人様と呼ぶべき、最高のドSを…
姫の護衛が閨での男の武器の調査をした件
久乃り
BL
BLは耽美
たとえ内容が頓知気であっても耽美なのです。
この話は、姫の護衛として輿入れについてきた騎士が、姫のために皇帝陛下の男の武器を身体をはって調査するというお話です。
男同士で番だなんてあってたまるかよ
だいたい石田
BL
石堂徹は、大学の授業中に居眠りをしていた。目覚めたら見知らぬ場所で、隣に寝ていた男にキスをされる。茫然とする徹に男は告げる。「お前は俺の番だ。」と。
――男同士で番だなんてあってたまるかよ!!!
※R描写がメインのお話となります。
この作品は、ムーンライト、ピクシブにて別HNにて投稿しています。
毎日21時に更新されます。8話で完結します。
2019年12月18日追記
カテゴリを「恋愛」から「BL」に変更いたしました。
カテゴリを間違えてすみませんでした。
ご指摘ありがとうございました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる