30代社畜の私が1ヶ月後に異世界転生するらしい。

ひさまま

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第一章

草木染め!

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 家に戻り、服を麻袋に入れて、汚れを残して服だけ出してみた。汚れは落ちて大分きれいになったけど、黄ばみは落ちていなかった。

 うん、染めよう。

 ワンピースを下染めする。昔体験学習でしたので、手順はわかる。
 
 失敗したのは、花の量。ワンピースを染めるには、量が足りなかった。

 なんで足りると思ったんだろう?料理などは、量って入れるので失敗はないけど、大体の量の計算や目測が苦手。明らかに少ないので、いったん麻袋にしまう。

 仕方がないので玉ねぎの皮で染めようかな。紅茶もあるけど、もったいない。玉ねぎの皮を麻袋から水分抜いて濾し袋に入れ煮出す。

 薬品があればよかったけど、ミョウバンしかないのでミョウバンを3パーセント。

 いい感じに染め上がった。黄ばみも誤魔化せている。明日、街に行こう。


 街に行くのに、戸籍代わりの銅板を持って行く。これがなかったら街に入れない。顔馴染みなら入れるが、ユーリさんは、記憶の中では3回しか街に行ったことがない。基本、おじいさんが行っていたようだ。

 麻袋は置いていく。私の生命線だ。畳んで、姫林檎の鉢の下に隠す。今は林檎も無いので、万が一誰かが来ても何もしないはず。
 下手に家の中に入れておくと、泥棒が万一来て見せかけの食料を盗むのに麻袋を使われたらたまらない。


 今回、日本から持ち込んだものを少し売ろうと思う。目立たないのは野菜かな?戸籍があれば、広場で物を売るのは自由。領を跨いだらお金がかかる。背負いかご一つ分ぐらいの量で軽くて需要のある物。麻袋を持ち込めれば、なんでも売れるけど、森の中から来ているのに不自然だもんね。いっぱいの荷物は。


 うーん。何を売ろうかな。
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