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どうすればざまあされるかな。
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夢でわたしは追放された。
ここ、乙女ゲームの世界じゃなかった。
乙女ゲームを舞台にライバル令嬢(悪役令嬢っていうの?)が
馬鹿なヒロインを『ざまあ』する小説だった。
ざまあは嫌だけど、追放されたら自由になれるのかな。
男爵さまに怒られるよね。
わたしのために使ったお金の額を考えるとすごく悩む。
どうしよう。わたしだけを切り捨ててもらって、
男爵さまは関係ないって訴えれば聞いてもらえる?
元平民なんてどうでもいいってなればいいんだけど。
どうすればざまあされるかな。
クローならわかるかな。
頼っちゃ駄目だよね。わたしが自分でなんとかしないと。
あー、前世の記憶なんで忘れちゃったんだろう。
わたしが馬鹿だからだけどー。
ほんとに覚えてられなかったんだもん。
一気にマナーとか言葉とか詰め込まれたら
前の記憶なんてすっぽ抜けてこぼれていっちゃうよ~。
でもわたし、『ざまあ』されるって思い出したんだから
がんばればもっと思い出せるんじゃないかな?
賢くなれば思い出すとか?
待って、『賢く』がまず無理では?
もう脳の細胞減っていくだけだよー。細胞が減るの?
シワが減るんだっけ?
うう、こんなことで悩んでる時点で賢くなんて無理っぽい。
いつになく色々悩んでたらいつの間にか寝てた。
翌朝起きたら、なんだか妙にすっきりしてた。
あと、夢を見た!
断片的だけどまた少し思い出した。
もしかしてやっぱりわたし賢いんじゃない?
前世の知識!
化粧水的なあれです! 柑橘系皮エキス。
効果あるかどうかもわからないけど、あったんだよそういうの。
ミッカンがみかんなのはわかる。たぶん、みかん。
レモンとかより使い方は難しくないって何かで見た。
前世のわたし美容オタクだったのかな?
……それはなさそう~。村に居るとき散々日焼けしてたよ。
クローに帽子被れって注意されるくらいね。
ミッカンの皮をただ家畜の餌にするより
美容用品に使えるなら利益もっと増えるよね。
クローに伝えたい。
でもどうやって?
商人さんとは安定した連絡がまだ取れない。
急ぐなら執事さん通すしかないよね。
ああ~おヒゲのピクピクが止まらないんじゃない?
怖い~。
でもちゃんとやらなきゃ。
お嬢様らしく話せば、ヒゲピクは減らせることを学んだからね。
「執事さん。わたくし、故郷の者へ荷物を送りたいのですけれど」
ちゃんと言葉遣いに気をつけて言ったのに、
すごく冷たい目で見られた。
でもヒゲピクはなかったよ! がんばった!
「男爵様へまずお伺いを立てるべきではございませんか」
それはそうかもしれないけど、男爵様怖すぎるんだよ~。
わたしの顔を見るたびに
『金を掛けてやったんだ。金持ち捕まえろ』オーラがすごい。
超プレッシャー感じる。
「わかりました。では、お時間があるとき男爵さまに伺ってみますね」
「そのようになさいませ」
執事さん、ほんとわたしのこと嫌いだよね。
だって会話するとき心がこもってないし、お嬢様としか呼ばない。
わかってるからいいけど、地味にダメージ食らうのきつい。
味方が居ないって実感させられる。
早くなんとかして帰りたい。
ここ、乙女ゲームの世界じゃなかった。
乙女ゲームを舞台にライバル令嬢(悪役令嬢っていうの?)が
馬鹿なヒロインを『ざまあ』する小説だった。
ざまあは嫌だけど、追放されたら自由になれるのかな。
男爵さまに怒られるよね。
わたしのために使ったお金の額を考えるとすごく悩む。
どうしよう。わたしだけを切り捨ててもらって、
男爵さまは関係ないって訴えれば聞いてもらえる?
元平民なんてどうでもいいってなればいいんだけど。
どうすればざまあされるかな。
クローならわかるかな。
頼っちゃ駄目だよね。わたしが自分でなんとかしないと。
あー、前世の記憶なんで忘れちゃったんだろう。
わたしが馬鹿だからだけどー。
ほんとに覚えてられなかったんだもん。
一気にマナーとか言葉とか詰め込まれたら
前の記憶なんてすっぽ抜けてこぼれていっちゃうよ~。
でもわたし、『ざまあ』されるって思い出したんだから
がんばればもっと思い出せるんじゃないかな?
賢くなれば思い出すとか?
待って、『賢く』がまず無理では?
もう脳の細胞減っていくだけだよー。細胞が減るの?
シワが減るんだっけ?
うう、こんなことで悩んでる時点で賢くなんて無理っぽい。
いつになく色々悩んでたらいつの間にか寝てた。
翌朝起きたら、なんだか妙にすっきりしてた。
あと、夢を見た!
断片的だけどまた少し思い出した。
もしかしてやっぱりわたし賢いんじゃない?
前世の知識!
化粧水的なあれです! 柑橘系皮エキス。
効果あるかどうかもわからないけど、あったんだよそういうの。
ミッカンがみかんなのはわかる。たぶん、みかん。
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前世のわたし美容オタクだったのかな?
……それはなさそう~。村に居るとき散々日焼けしてたよ。
クローに帽子被れって注意されるくらいね。
ミッカンの皮をただ家畜の餌にするより
美容用品に使えるなら利益もっと増えるよね。
クローに伝えたい。
でもどうやって?
商人さんとは安定した連絡がまだ取れない。
急ぐなら執事さん通すしかないよね。
ああ~おヒゲのピクピクが止まらないんじゃない?
怖い~。
でもちゃんとやらなきゃ。
お嬢様らしく話せば、ヒゲピクは減らせることを学んだからね。
「執事さん。わたくし、故郷の者へ荷物を送りたいのですけれど」
ちゃんと言葉遣いに気をつけて言ったのに、
すごく冷たい目で見られた。
でもヒゲピクはなかったよ! がんばった!
「男爵様へまずお伺いを立てるべきではございませんか」
それはそうかもしれないけど、男爵様怖すぎるんだよ~。
わたしの顔を見るたびに
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「わかりました。では、お時間があるとき男爵さまに伺ってみますね」
「そのようになさいませ」
執事さん、ほんとわたしのこと嫌いだよね。
だって会話するとき心がこもってないし、お嬢様としか呼ばない。
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味方が居ないって実感させられる。
早くなんとかして帰りたい。
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