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剣完成
しおりを挟むあの後、アインは寮に戻ったが、その後は特に何もない日常が進んでいった。
そしてある日…
「今日は重大な行事についての発表がある。」
「なんですか?」
「今度、2年生以上の生徒でトーナメント戦を行う。と言っても夏休みの直後だがな。」
「そんなトーナメントなんてものがあったのですか?なんで1年は出ちゃいけないんですか。」
そんなことをナイツが言っていた。
「それは、まだ1年だからまだ出るのは早いだろうという理由だ。」
「そんなことないですよ。だって僕はこの学校に入って、もうcランクまで上がったんですよ。」
「そういう問題じゃない。先輩の戦いを見て、このトーナメントについて勉強をしておけということだ。」
「僕なら一発で出場しても活躍できますよ。」
「だから、そういう意味じゃないんだ。もしも今年の生徒の中に騎士長の息子なんて言う超強いやつがいても、1年の時点では出場できないんだ。今年は観戦で我慢してくれ。」
「わかりました。」
ナイツ君はしぶしぶ納得していた。
「それで今回のトーナメントに関してはお前たち冒険科1年は結構いい席がもらえるぞ。」
「そうなんですか?」
「ああ、冒険科の生徒は大体2年から出場することになるから、先に近くでトーナメントを見せることによって、来年のトーナメントへのやる気を増やしていきたいなと思ったんだ。それでは今日も授業を開始するぞ。」
先生がそう言うといつもの授業が始まって行った。
が、特に何もなかった。
「アイン君。」
「なに?キャロライン?」
「アイン君って来年のトーナメントにでるの?」
「うん。出るつもりだよ。今年も僕の知り合いが出るしね。」
「そうなんだ。それじゃあ、来年は一緒に訓練をしよ。」
「うん。何も用事が無かったら一緒に訓練をしよう。」
そういうとキャロラインはほかの所に行った。
「トーナメントは夏休みの直後って言ってたけど、そもそも夏休みは何をしよう。」
アインはそんな心配をしながら日々を過ごしていった。
そしてさらに十数日たって、アインは武器屋に向かっていた。
「おっちゃ~ん。」
「おお、アインやっと来たか。もうできているぞ。」
武器屋のおっちゃんはそう言うと、店の奥から剣を取ってきた。
「これが☆4の剣だ。」
「お、おう。さすがに☆4の剣はすごいね。」
アインの目の前に出された剣は光り輝いていた。
「これにはどんな効果がついているの?」
「これは魔物に対しての攻撃力が100%上がるという効果だ。」
「それって実質2倍っていうこと?」
「そうだな。しかもこれは武器の攻撃力を2倍にするんじゃなく、本人の攻撃力と武器の攻撃力を足してから2倍にするんだ。」
「効果はわかったよ。ありがとう。それじゃあ帰るね。」
「おう、大事に使ってくれよ。」
そしてアインは寮に帰って行った。
「これは夏休みに渡せばいいかな?」
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