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向こうの大陸のおさらい
しおりを挟む「それでは、地図を持ってきますので、少し待っていてください。」
そして、アインは部屋から出て行った。
「ふ~。何とか不可侵を結べたな。」
「そうですね。王よ。」
「まさか、国内の1領主だったものがここまで大きくなるとはな…」
「確かにそうですね。彼自身の強さがあったので、暗殺などには苦労しないと思っていましたが、まさかここまで大きくなるとは誰も予想していなかったでしょう。」
「本当に、国の中に残していたら、アイン君1人だけで一個の勢力ができてしまうところだった。」
「ああ、しかも正規の王朝よりも強い勢力ができてしまうところだったな。」
「まぁ、不可侵は結べましたし、これで少しは安心ですね。」
3人がこんな会話をしていると、アインが地図を持って部屋に帰ってきた。
「向こうの大陸の地図を持ってきましたよ。」
「おお、それでは見せてくれ。」
そしてアインは3人に向こうの大陸の地図を見せた。
「これは…私たちの大陸と大きさがほぼ一緒じゃないか?」
「はい。こっちの大陸と向こうの大陸の大きさはあまり変わりません。」
「それでは、向こうにもこちらの国々と同じくらいの力をもった国があるのか?」
「いえ、この地図は線が多いと思いませんでしたか?」
「確かに多いな。それに何の関係があるんだ?」
「実はこの線一本ずつが国境なのですよ。」
「なんと!?それではこちらの大陸では1つ1つの国が小さいじゃないか。」
「はい。こちらの大陸は1つ1つの国が小さいため、こちらの国に比べますと、どの国も力や物資で劣っています。」
「そうだったのか。ちなみに、国名が消されている部分は何なのだ?」
「ああ、それは最近消滅した国ですね。」
「最近、国がなくなったのか?」
「ええ、その跡地は連合軍で山分けしましたから、実はその国境線間違えているんですよ。」
「連合軍?」
「はい。向こうの大陸では、1つの国対1つの国で十分大きな戦争になりましたが、こちらではお互いの力が大体拮抗しているので、他の国と協力をして国を倒すのですよ。」
「そうなのか。それでアイン殿は今回どっち側についていたんだ?」
「今回僕は連合軍側ですね。そもそも発案者が僕ですし。」
「そうなのかい?君は国を滅ぼすのは嫌…いや、向こうの大陸でもいくつか滅ぼしていたね。」
「今回も大義名分は有ったのですよ。それに、今回はきっかけを作っただけで、いずれは起きていたことですし。」
「何が起こったの?」
「ええ、その国が勇者を召喚しまして、その勇者たちが、市民には犯罪。他の国でも問題を起こしていて、それを国が許していたので倒しました。しかし、市民は倒していませんよ。」
「アイン君は相変わらず、圧倒的勝利で終わるね。」
「何故です?」
「市民を倒さずに終わるって言うのは結構大きな力の差が無いとできない芸当なんだよ。」
「まぁ、今回は人数も結構違いましたし。」
「それでも圧倒的な力の差が有ったのは変わりないね。」
「まぁ、そうですね。」
「ちなみにアイン殿、あなたの国も向こうの大陸に進出したと言っていなかったか?」
「はい。向こうの大陸に進出しましたよ。」
「それでアイン殿の国はどれなのだ?」
「ああ、それはこの国ですね。」
そしてアインが指を指したのは、地図の中でもトップクラスに大きい国だった。
「アイン殿。アイン殿は最近向こうの大陸に行ったのでは?」
「そうですけど…」
「では、何故こんなにも領土が大きいのだ?」
「ああ、これは、最初に目をつけた場所が、強い魔物だらけで、誰も近づかない場所だったので、そこの魔物を処理して、そこを国にしました。他の国の許可も出ていますよ。」
「そうだったのか。それでは向こうの大陸でも成功しているのだな?」
「はい。そうですね。」
「ちなみにだが、今から私たちの国が行ったとして、向こうに領地を作れる可能性はあるか?」
「まぁ、海辺の国から領地をもらえばいけるかもしれませんが…難しいと思いますよ。」
「やはりか…よし、もうこの話はいいぞ。」
「わかりました。それでは3人を呼んできますね。」
そして、またアインは部屋を出て、3人を呼びに行った。
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