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番外編 会議の後の物語
しおりを挟む今回の話は、アインに15黒金貨をもらった国の話である。
私の名前はハリーという。
偉大なるチャールズ王に仕えているものなのだが、今回の交渉では、思いもよらぬ成果を上げられた。
そして今、私はアイン殿が用意してくれた飛行船に乗って、自国に帰っている途中だ。
(実は、今回の戦争は、どれくらいの報酬がもらえるかの調査のためだったから、結構自国と遠いんだよな~。)
そう、この国はタートに大量の人を運ぶ機械があることを教えてもらい、そして、実験的に戦争に参加した美で、自国とは遠かったのだった。
そして、数時間後…
「ハリー様!お戻りになったのですね?」
「ええ、出来れば王に会えないか?」
「安心してください。王も貴方の帰還をお待ちしておりました。それでは中へ。」
私が帰ってくると、事前に王が門番に伝えてあったらしく、すぐに玉座の間に呼ばれた。
「王様!ハリー様が主鳥になられました!」
「そうか…それでは中に入るように…」
玉座の間の扉の向こうから、王の声が聞こえた。
そして、ハリーは中に入ると、頭をたれ、帰還の報告をした。
「外交大臣ハリー。ただいまお戻りしました!」
「うむ、顔を上げてよい。」
「ハッ!」
そしてハリーが顔を上げると、王の隣に、内政のトップ2人の公爵と宰相がいた。
「それでは、これからは報告のほうに移らせていただきます。王様、少し面倒かもしれませんが、一旦会議室の方へ。」
宰相の人がそういったので、我々4人は会議室。しかも、年間1回使われるかどうかというレベルの最高会議室まで向かった。
そして、会議室に着き、全員が着席すると…
「ハリー長旅ご苦労。気を楽にしろ。私たちの仲じゃないか。」
「いいのですか?」
「ああ、そもそも、外交大臣なんだから、国の最高重要人の1人なんだ。そんなにかしこまっている必要は無い。」
「そうか…分かった。」
「それでは、私も敬語をやめさせていただきますね。」
そういうと、宰相の人は一回大きな息をして、気持ちを入れ替えた。
「まぁ、玉座の間では、砕けた口調になってはいけないからね。宰相でも、これは守っているよ。
と、こんな話をしている場合じゃなかった。それじゃあ、今回の出来事を報告してくれ。」
「分かった。」
そして、ハリーはアインが今回の会議をどのように進めていったのかを伝えた。
具体的には、今回の戦争相手国を大体5等分にして、そこからいろいろな交渉をしていくシステムだということを伝えた。
「そうか…それでは、本当にハリーの交渉術が試された訳だな。」
「ああ、正直困ったよ。元々多少は決められているかと思っていたのに、交渉によって全てが変わるなんて…」
「まぁ、それについてはご苦労というしかないな。それで、今回はどれくらいの領地を入手したんだ?まぁ、遠いからあまり土地に執拗にならなくていいとは伝えたが…」
「そう聞いていたので、土地は一切もらっていません。その代わりに金をもらってきました。」
「そうか…土地は無しか…」
「もしかしてあったほうが良かったとか…」
「いや、大丈夫だが…まぁ、良い。それでどのくらいの金をもらったのだ?」
ハリーは王にそう聞かれたので、黒金貨15枚が入ったマジックアイテムを渡した。
「ん?ほとんど重さを感じないのだが…」
「アイン殿が硬貨はなくなると困るから、マジックアイテムに入れて行きなよと言ってくださったので、それはマジックアイテムなんだよ。」
「そうか…通りで軽い訳だ。それじゃあ、中を見るぞ。」
そして王は袋の中をのぞくのだった。
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