【全寮制男子高校】城下町ボーイズライフ【長編】

川端続子

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【26】秉燭夜遊~さよならアルクアラウンド

さよならアルクアラウンド、目指す目的地は新宝島

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「いっくんはバカでいなよ」
 ずっとそのまま馬鹿で居て欲しい。
 そうすることで救われるものがある。
 多分、だから御門寮の空気は、変わってしまったのだろう。
「いや、オレは空気読める頭のいい子なんで、馬鹿のふりしてるだけなんで。鳳っスよ鳳」
「すぐ鷹落ちするよ」
「しねーっす!」
 むっとして言う幾久に、久坂は笑顔を見せた。
 いつもの、やや生意気な雰囲気のある、久坂の表情だった。
「いっくんはさ、図々しいよねえ」
 タイミングも歩く事も、我儘を言うのも。
 そういやそうだ、案外杉松も、ああいうところが多かった。
 幾久は久坂に言い返した。
「そうじゃないと、サッカーで勝てないんで」
「そうなの?こじつけじゃなく?」
「そっす。わざと痛いふりして時間稼ぐとか、交代で時間稼ぐとか、勝つためのセオリーなんで」
「あはは。スポーツなのに」
「だからっスよ。真剣勝負って、そういうもんじゃないっすか」
 みっともなくてかっこ悪い。
 勝てなかったら、ただ無駄に走り回っただけになる。
「―――――そっか。真剣勝負って、みっともないのか」
「……ないっすよ。必死になって汗かいて怪我して。それでも負けたりしたら罵声とんでくるっすもん。やってらんないっす」
「そりゃ大変だ」
「でも、勝てば、勝ちっス」
 当たり前だろ、と久坂は笑いかけて、やめた。
 勝てば勝ち。
 その通りでしかないのに、その言葉は久坂に響いた。
 結局、久坂らは勝つことが出来た。
「僕はね、姉のおかげで勝てたんだよ」
 幾久が久坂を見上げると、久坂は言った。
「僕らの知らない間に、姉と祖父は入籍してた」
「―――――え?」
 ちょっと待て、と幾久は思う。
 六花は久坂の兄の妻ではなかったのか。
「なんていうか、凄い手だよね。兄が先に亡くなって、相続の権利は祖父と僕。でも祖父も亡くなったから、祖父名義のものは全部僕。だけど、後見人が必要で、だったら僕のものでも全部父に奪われる」
「……はい、」
「けど、祖父は亡くなる前に『六花さん』と入籍してた。祖父は再婚って形になるよね。そうなると祖父の妻は六花。祖父の財産は当然『全て妻のものになる』」
「―――――そ、ういう、事、っスか」
「すごいよね。兄にも祖父にも、その提案して、おまけにちゃんと遺言書まで残させて」
「ちょっと待ってください。だったらなんで、そんな争いになったんスか?」
 最初から久坂の祖父と六花が形だけとはいえ夫婦であったなら、久坂の家の財産がどうの、なんて話になるわけもないし、最初から全部妻の六花のものになるはずでは。
 幾久がそう思うと、久坂が言った。
「だから、僕の為だよ。僕が父親に同情して、後々久坂の家を渡したりしない為に、本性晒すまで時間をかけたんだよ」
 幾久は驚いて目を見開く。
 だったら、無駄に久坂が傷ついたのも、六花のせいではないか。
「なんか、それ怖い」
「そう。怖いんだよ。もし本気で久坂の家の事を考えていて、事業がそこまで悪くなければ、祖父の再婚や権利のあるなしなんて、弁護士使って調べれば一発で判る事だ。でもそれを勝手に思い込んで、自分にも権利があるはず、なんて判断する経営者は多分、とんでもない損どころか債務者の可能性があるって。そしてそういう奴は、財産を持っていても、必ず同じ失敗をする。そう姉は言ってた」

 そんな事を考えもせず、金は手に入る、だったら久坂を誰が引き取るのか、財産はどう分配するのか。
 六花の考えた通り、久坂に入り込んだ連中はそうやって楽し気に堂々と泥棒をやっていた。
 そんな連中を一瞬で静まらせた六花のやり口は見事だった。
 ―――――だけど、人生全部を変えさせた。

「それに、僕はその頃まだ十四だった。知ってる?十五になったら、自分の意志で養子になることが出来るって」
 幾久は首を横に振る。
「だから姉はね、僕を逃がしたんだよ。家出してしまえば手続きはできない。僕は十五になってから城下町に戻った。誕生日が過ぎてたからね。『あたしの子供になりなさい』ってさ。『あんたは私と杉松の子だから』って」
 財産しか目に入らない父や親せきしかいない自分に、全く血のつながりのない六花がそう言って久坂を抱きしめた。
「兄と結婚をせずにいたのも、兄が生きていた頃から、最悪の事態を考えていたって、僕は後から聞いたんだ。僕が、一番生きやすくなるように、兄と姉は企んでた」
 杉松の妻となるはずだったのに、その祖父の妻となり。
 杉松を失なっても次の人生があるはずなのに、瑞祥の母となった。
 滅茶苦茶だ。
 どうしてそこまで。
 そう思っても、六花は言った。
『私の人生よ。私の好きにさせて貰うわ』
 どうあがいてもあの人は、思い通りに生きるだろう。
「スゲーっす。愛っすね、愛」
 心底感心したように幾久が言うが、あまりに言葉が軽くて、久坂は笑ってしまった。
「いっくんは本当に馬鹿だなあ。狸が丁度いいんじゃない?」
「なんでっすか。褒めたのに。スゲーっス、六花さんも杉松さんも。親なんかメじゃないっすね」
 うんうんと頷く幾久は、どこまで話が分かっているのか、久坂には判らない。
 だけど、これでいいんだ、と思えた。
 どうせその人の痛みなんかその人にしか判らない。
 本当なら自分は、申し訳ないと思わないといけないはずだった。
 だけど血縁なんか何の意味もないと笑う六花の言葉に、そうだろうと思う自分が居る。
 この図々しさで、なんとか生きてきたのかもしれない。

『図々しくおなり、瑞祥』

 そうしないと生きてなんかいけないわよ。
 どこまでも図々しくなりなさい。
 そういう意味では、まだまだ兄貴に届かないわね。

 あのおとなしく穏やかで、賢い兄のどこが図々しいのだろう。
 そういつも疑問に思っていたのだけど。
(けど、確かに図々しいかな)
 出逢ってすぐ、自分の為に、六花にプロポーズして、六花も笑ってそれを了承した。
 結婚が決まっていたのに、自分の弟を守る為に、兄ではなく祖父と結婚して、しかもずっと内緒にしていた。
 最後の最後に勝つために。
 まだ中学生の久坂に、一生の傷を刻んでも、それでも絶対に守るのだと。
 久坂は父親と縁を切り、いまではどこで何をしているのかも知らない。どうでもいいとしか思わない。

 だけどそんな風に、素直に愛されて、どこまでも甘ったれる、兄の姿を見て、ひょっとしたらそうなのかな、と思った。

「せんぱーい、ぼちぼち帰りません?オレ、腹減ってきたんスけど」
 そう言う幾久に、久坂は『成程』と笑った。
 この図々しさが、自分にはもっと必要なのかもしれない。
「難しい話は退屈だったね」
「いや、難しいんじゃなくて重いんス。普通後輩にそういうの言わないもんっスよ」
「狸だから大丈夫だよ」
「なんかそれ言っとけば全部オチになるとか思ってません?」
 もう、と幾久が呆れるが、久坂は思い切り息を吸った。
 胸に入り込む風は爽やかだ。

 雪の中、高杉に手を引っ張られ、ここまで逃げた。

 懐かしい場所へは帰れない。
 何度通っても、どんなに叫んでも、杉松には決して届く事がない。
 きっと誰と一緒に居ても、ずっと一生寂しいのだろう。

 だけど。
 長い長い旅路は、いまやっとここで終わった。
 久坂はそう思った。

「さーて、じゃあ狸のお腹がしぼむ前に、宿に帰るか!」
 久坂が言ったので、幾久は「ウス」と立ち上がろうとしたのだが、長く座っていたせいで足が知らない間にしびれた幾久は体勢を崩して思わず川へ落ちそうになった。
「あぶない!」
「うわぁあああ!」
 なんとか久坂が引っ張り、落ちずに済んだ。
「ったく、なにやってんだ。濡れ狸になるつもりか」
「えっ?オレが足しびれたの、瑞祥先輩のせいじゃないっすか!」
「なんで僕のせいなんだよ」
「話長い!重い!だから!」
「こじつけんな。先帰る」
「ひっでぇええええ!ひとでなし!」
「うるさい。知るか」
 むっとした幾久は、久坂に向かって言った。
「おにーちゃんのくせに!弟置いてくな!」
「僕には優しい兄しかいない」
「弟もいるぞぉおおおお!つれてけー!」
「弟でも置いてくわ。うるさい」
 一応、歩みを遅くしながら久坂が歩いていると、やっとしびれがとれた幾久が、へろへろになりながらついて来た。
「ほんっと人でなし」
「人でないのはいっくんだろ、狸め」
 むかついた幾久が久坂を足で蹴飛ばすと、久坂は幾久を追いかけようとしたが、幾久の首根っこをひっ捕まえた。
「やばいいっくん、大人しくしとけ。僕とハル、このへんで喧嘩して怒られたんだから」
「え、マジっすか」
「マジ。今から叱られるのやだろ?僕もお腹すいたし」
「―――――仕方ない。休戦します」
 流石にこれからお説教なんかされたら空腹どころか、背中とお腹がくっついてしまう。
 仕方なく歩いていると、幾久等に声がかかった。
「遅かったの。川に流されちょるんかと心配したぞ」
 宇治橋の手前で待っていたのは、高杉らだった。
「先輩ら、先に帰ったんじゃなかったんスか?」
「おお、そう思ったんじゃがの。こいつらが、幾久だけじゃ心配じゃと」
 こいつら、と高杉が指さすと、御堀に児玉、普に山田、服部に弥太郎の姿があった。
 幾久は胸が熱くなって、お礼を言おうとすると、久坂が言った。
「さすが判ってるね。さっきいっくん、川に落ちそうになってさ」
「えっ、大丈夫か?幾久」
 児玉が心配するが幾久は首を横に振った。
「川には落ちなかったけど、瑞祥先輩に酷い目にあった」
「じゃあいつもの事じゃん」
 普が言うので幾久は頷く。
「そうそう、いつもの事って。え?」
「だっていっくん、いっつも瑞祥先輩に酷い目にあってるって言ってるじゃん」
 普が言うと久坂が笑顔で尋ねた。
「その話、詳しく聞こうかな」
「いらないっすよ」
「いっくんには聞いてない」
 ぎゃあぎゃあ騒ぎ始めた幾久等に、高杉が苦笑した。
「ええから帰るぞ、瑞祥」
 宇治橋の上、帰ろうと久坂に願ったあの時のように、高杉は久坂に手を伸ばした。
 久坂は一瞬、面食らったような表情だったが、ニッと笑うと「いいよ」と手を伸ばし、高杉と手を繋ぐ。
「なんだーまた二人つきあってんすか」
 幾久が茶化すと久坂が返した。
「そう、デキてんの」
 すると普が幾久に飛びつく。
「いっくん!ぼくらもデキちゃおう!」
「ヤダよ」
「一年は全員で出来てろ」
 久坂が言うと、普言った。
「うわ、イケメンつええ。ハーレムだって、男子校でハーレム。聞きました?」
 すると話を聞いていた児玉が、本気なのか冗談なのか判らないくらい真剣に言った。
「俺はついていきます」
「タマが言うとマジでやべえって」
 幾久が笑う。
「で、今日はこれからどうするか決めた?また内宮に来るの?」
 御堀が尋ねると幾久が叫ぶ。
「もーいい!飽きた!もう神社飽きた!もういっす!昨日いーっぱいまわったし!」
 飽きた、との言葉に、高杉が尋ねた。
「じゃあ、今日は名古屋に寄るか。お前ら名古屋城行った事は?」
「ない!」
「ないっす!」
「僕はあるけどね」
 御堀が言うと普が怒鳴った。
「きしめん!名古屋のういろう!味噌カツー!」
 朝食が伸びてしまい、お腹がすいた面々は、普の言葉ですっかり頭の中が名古屋モードに切り替わった。

 板の宇治橋の上を渡る、人々の足音が増え始めた。
 すっかり明るくなった世界は昨日見たのと同じ風景だ。

 食べ物の話になると空腹が増したのか、一年生連中はばたばたと走り出し、先を歩く久坂と高杉を追い越して行った。
 なにを食べよっか、ともう名古屋に行く気満々の一年生に、久坂が言った。
「今日は多分、カレーが待ってるよ」
 その言葉と、意味に、高杉は「そうじゃのう」と笑った。

 栄人特製のちくわ入りカレー。
 あの時もそうだった。
 心配した栄人が、鍋一杯にカレーを作って待っていてくれた。

 変わらないものが救ってくれることもある。
 変わるものが助けてくれることも。

 後輩たちにはただの旅行でも、自分達にはこれがきっと、人生で二番目に意味のある旅になるだろう。

 一番はいつも―――――あの旅だ。
 雪の中逃げた。
 二人一緒に。

 久坂は呟いた。

「―――――帰ろう」

 あの町に。でもあの時間にじゃない。
 兄の時間から逃れようとしても、きっと僕らは逃れない。
 もっと深く、もっと強く、兄をなぞり、自分の道だと堂々と言おう。
 同じ道で何が悪い。
 自分たちがちゃんと選んだ。

『ぼく、兄ちゃんと同じが良い』

 昔、いつもそう言って杉松を困らせた。
 同じで良い。
 どんなに同じを願っても、きっと永久に手に入らないなら、僕らが永久にこの世界を去るまで、ずっと願い続けるんだ。

 二人は手を繋いで宇治橋を越えた。
 あの時と同じように。
 決して振り返ることなく、先を走る後輩たちを追いかけた。



 秉燭夜遊・終わり
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