入れたいのに入れたいのに入れたいのに「ピュルッ」と出てしまう「元ショタ勇者」の物語

人外倫理

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第一部

インタビュー ウィズ サラ(後)

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 UI的に「送信ボタン」っぽい、大きなボタンを、サラが「ポチリ」と押した。僕は隣に腰掛けて、それを見守っていた。



 タブレットの画面上に、僕には読めない文字がどんどんと映し出されていった。サラは神妙な顔で、それに目を通していった。



「要約するとだな・・・」



 サラは、そこまで言って、固まってしまった。今までのやり取り的に、サラは何かを例えたり、長いセンテンスをまとめるのは得意ではないようだ。結構な量の文章が出力されたので、要約できなかったのだと思う・・・。



 それはそれで「可愛いな」なんて思っちゃう僕もいるけど、内容がわからないと、ちょっと困ってしまう><。



「・・・や、やっぱし、読み上げるわ」



 そう言い直すと、サラは、舌っ足らずなアニメ声で・・・でも若干「ロボ風」になって、文章を読み上げ始めた。こういう場面ではちょくちょく、サラによる物真似が入る。サラは物真似が好きなのだろうか・・・? もしくはニュアンスを少しでも正確に伝える為の、サラなりの気配りなのかな?



 どっちにしろ、そのたどたどしい、機械じみた可愛いアニメ声に、ほんわかしてしまって、ほとんど内容が入ってこなかった・・・><。



 聞き取れた内容の中には「軽く絶頂」というような言葉が3回も出てきて(僕はそれだけは聞き逃さなかった)それを読み上げる度に、サラの顔は赤くなった。ますます内容が頭に入ってこなかった・・・><。



 少し悪いなとは思いつつも、結局、もう一度、サラに(ゆっくりめに)読み上げ直してもらい、僕はそれをメモ帳に書き記した。



ーーーーーー



 GPTZZ96の出力内容はこんな感じだった。



◎ 「異世界転生者」へ大精霊の「見習い」が「体宿り」を行った前例はありません。その為「大精霊」が「異世界転生者」へ「体宿り」をした際の情報を元に推測をお伝えします。

 「大精霊」が絶頂に近づき「元の状態に戻ろう」とした際に「宿られた側」の体が「転生前」の姿に近づいた前例は、過去に3件あります。体が大きくなる場合には、脳の大型化も起こるので、心にも影響が出ることは十分にありうるでしょう。

 原因としては「大型化した脳がうまく使えていない」、「精神も体に引きずられて、以前の状態に戻ってしまった」といったことが考えられます。実際に「宿られ主」が脳の変調を訴えた事例は上記3件のうち2件となっています。

 いずれの場合も「宿られ主」が眠りについた際に、記憶が定着して、安定状態に戻ったことが確認されています。脳への変調は、一過性のものであると見受けられます。

 今回のケースでは、2日前に「当、大精霊見習い(サラ)」が「軽く絶頂したこと」が検出されています。「宿られ主(ポチタロウ)」の体が大きくなったことも確認されています。その際には「宿られ主(ポチタロウ)」がすでに眠りについていたため、そのまま精神が安定状態に移行したと考えられます。

 29分前に「当、大精霊見習い(サラ)」が「軽く絶頂」した際には「宿られ主(ポチタロウ)」は覚醒状態にありました。その為、脳の状態が不安定になっている恐れがあります。
 「見習い」の「軽い絶頂」はセーフティにより「大精霊が絶頂に近づいた場合」と同じように捉えられます。故に、大精霊の場合と同じ現象が起こったのだと推察されます。

 結論を述べますと「宿られ主(ポチタロウ)」が眠りにつく、または心を落ち着けて、しばらく安静にしていれば、記憶が定着して元の状態に戻る確率が高いです。



ーーーーーー



 メモをしたそれを、僕は再度、読み返していた。レトロPCと峠の豆腐屋さんが混じった「キュウロク」という愛称のAIさんは、名前の割りには、優秀な感じだった。ちょっと「お堅いお役所仕事」って感じはあったけど><。



 要するに「寝れば治る」・・・ということだろう。とりあえずは、よかった・・・。「29分前に軽く絶頂した」などと具体的に書かれてしまったサラは、恥ずかしかっただろうけど><。それを2回も読み上げさせちゃったけど><。でもおかげで、いろいろとわかった。


 サラにお願いして、タブレットで30分のタイマーをセットしてもらい、僕は仮眠をとることにした。サラもスーも待たせちゃうことになるけど「不安定な精神のまま」でいるのが怖かった。



 「誰かを待たせる」のも正直、僕はあんまり好きではない。



 僕は「誰かを待たせるくらいなら、僕が待とう」なんて、待ち合わせ場所には30分前には着いて、そこらへんをフラフラと散策するタイプだ。でも「待たせる」以上に「感情のままに人を傷つけてしまうこと」が嫌だった。



 冒険時代の名残で、のび○くんほどではないにしても、早寝は得意な方だ。ちょっとでも眠ってしまおう・・・。そう思った。



 サラは「これも俺様の、夢だったんだよ!」なんて、後付けで「今思いついたであろう夢」を僕に語った。



 いわく「ポチ公を膝枕で、寝かしつけることも、俺様の夢だ」と。何でも「夢」にしちゃったら勝ちなのかな? そう思ってちょっとだけ苦笑してしまった。



 それでも甘んじてそれを受け入れて、僕は目を閉じた。また膝枕状態になって、ドキドキして寝れなくなるかな? とも思ったんだけど、サラのぬくもりが、今の僕にはちょうど心地よかった。「目を閉じて心を落ち着けるだけでも、きっと大丈夫・・・」そんな風に言い聞かせているうちに、僕は眠りについていた。



■■■■■■
□□□□□□


インタビュー ウィズ サラ(後)


■■■■■■
□□□□□□



ー ティラタタタ、タタタターン♪ ティラタタタ、タタタターン♪ ー



 朝食の時間にホテルで流れそうな、ピアノの音がして目が覚めた。タブレットのアラームが鳴ったのだ。



 スーに膝枕されているような・・・なんか、そんな夢を見ていた気がする。一瞬で状況を思い出して、サラに少し、申し訳ない気分になってしまった。サラに膝枕されながら、別の子の膝枕の夢を見るなんて、不謹慎なことをしてしまった><。



 目を開けると、サラの顔があって、ウトウトと船を漕いでいた。口の端からよだれが垂れていた。それが今にも、僕の顔に垂れ落ちてきそうだった・・・。



 普通なら避けるべきところなのかもしれないけど、僕はそれを見て、逆にまた、欲情にかられてしまいそうになった><。無防備に目の前で隙を見せてくれる子に、僕はとってもヨワヨワなのだ><。


 
 幼女の、サラのよだれなんて僕にとっては御褒美だ。でも御褒美がすぎるので、今それを浴びるわけにはいかない。エッチな気持ちになってしまう恐れが多分にある><。



 まだ、踏み込んだ、大事な質問が残っている。それを聞いてしまわないと。



 (名残惜しさを感じつつも)僕はサラの太ももから頭を上げた。サラの肩を優しくゆすって起こし始めた。



ー ティラタタタ、タタタターン♪ ティラタタタ、タタタターン♪ ー

 

「サラ・・・サラ?」
「んあ?」
 サラがパチリと目をあけて、よだれをぬぐいとった。



(ああ、よだれが・・・もったいない><。・・・)



 そんなことを、思ってしまった><。サラがタブレットを操って、アラームのスイッチを切った。



ーーーーーー



 心は落ち着いていた。



 元々、落ち着き始めたように、感じてはいたのだ。念のためのAIへの質問で、念のための仮眠だった。石橋を叩けるだけ叩いた。あとはその橋を渡ろう。



 心が平静になった今。冷静に「重要な質問」へと足を踏み込もう・・・。



「サラ・・・大事な質問があるんだ」
 僕は言った。



「ふあぁぁぁーーー・・・っと! わかった・・・ちゃんと聞く」
 あくびと、のびをしていたサラは、僕の様子を見て、まじめな顔になってうなずいた。



「僕の体を覆っているオーラみたいなものって、サラがいるから、できてるんだよね?」
「ん? ああ・・・。俺様が宿っている間は、お前の体を自動的に守るようになってる・・・らしい」
「自動的に・・・ってことは、サラの意思では解除できない・・・のかな?」
「だなぁ・・・そういう風にシステムが組み込まれてる・・・らしい」



 あくまでも「らしい」とのことだけど、サラは自分でそれを、解除できないようだ。



「・・・ってことは、逆に、サラがいなくなっちゃったら、このオーラも自動的に解けるんだよね?」
「そうなるな・・・って、お前まさか!?」



 サラも気づいたらしい。「時が止まっていく現象」を打破できるであろう(でも最悪な)方法を。



 自分の頭の中の空間にいながらに尚も、僕には、体全体をオーラで包まれているような感覚があった。「サラの処女膜を破ったら、スーの処女膜も破れるかも?」的なことを言っちゃったけど、それよりもたぶん、この「オーラ的な何か」が、僕とスーのエッチの妨げになっているのだと思う。



 サラの膜を破っても、それは消えたりしなかった。ならば、スーや他の子とエッチしようとしても、同じ現象が、まだ起こり続けるような気がした。



 この現象は大精霊の加護を受けていない、小さな妖精さんのリリにだけは関係ないものだろう。でも、そもそもリリには、物理的に挿入が難しい><。僕がものすごい鬼畜になったら、流血と共にそれは可能なのかもしれないけど、そんなことはしたくない><。



 話が逸れちゃった><。こっちは別件だ。



 おそらくだけど、サラ及び、他の大精霊見習いを「先に思い切りイかせ」ちゃったら、僕らの体から離れることになる。僕らを包むオーラが消えて、大精霊同士の干渉もなくなるだろうから、スーやみんなへの挿入が可能になるだろう・・・。



「あ、ごめん。僕は、サラを先に、えーと・・・本イキさせるようなことはしないから・・・」
「はぐぅ!」



 サラもその方法に、気づいたようだったので、先に「それはしない」と告げておくことにした。これは確認でしかなかったのだ。・・・でも、ちょっと言い方は悪かったと思う><。サラがまた、はぐぅ、と赤面した。



 もし、サラを先にイかせてしまったら、サラが口上で述べた「みんなの処女膜をぶち破って、それから盛大に俺様をイカせろ」って言葉を守れなくなる。あれはきっと「サラの大きな夢」なんだと思う。「大好きになっちゃった、サラの大きな夢」・・・ならば僕はそれを叶えてあげたい。



「僕は君を、できるだけいい形で、精霊界? に送り返したいから・・・このやり方は不採用だよ?」
「ポチ公・・・」
「ただ、知っておきたかったんだ。サラが自分でオーラみたいのが、解除できるのか? を。でも、できないってことなら、また何か、別の方法を考えるよ」
「・・・・・」



 サラは困った顔で、何も言えなくなっていた。



「大丈夫だって! サラは、こっちの世界へえっと・・・『究極のエロス』を求めてやってきたんだよね?」
「はぅ・・・ぅ。あ、ああ」



「ってことは、何かきっと方法があるんだよ! オーラ的なヤツを解除しないでも、僕がみんなにその・・・挿入できて、サラもちゃんと気持ちよくなれる方法が・・・」
「はわわ! ・・・だと嬉しい・・・><」



 そうなのだ・・・。



 「エッチなことを体験しにきたサラ」を、まっさきにイカせないと「僕が挿入できない」なんてのはおかしい。僕の体の感覚を通して、サラが「エッチな経験をして帰る」。サラに話を聞く限りでは、そんな手はずのハズなのだ・・・。



「方法がなきゃ、詐欺だよ! その時は、サラを本イキさせるよりも前に、これを仕組んだ張本人を突き止めて、とっちめてやる! システムを破壊するのも辞さない!」
「明日太・・・」



「だから、安心してサラ・・・。君を本イキさせるのは、君の夢を叶えてからだよ? その為に必要な壁は、全部、僕がぶち破るからね?」
「ポ、ポチ公! わ、わかったから!・・・と、とりあえず『本イキ』とか、言うのをやめろ! なんか想像しちゃうから><」
「わ、わかった。ごめん><」



「あ、あと・・・さ」
「うん?」



「お前がメモをとってる時なんかはさ、ずっとお前の目を通して、手とかメモだけが見えてたから。・・・だから今回、その・・・『メモをしてるお前』とか『話してるお前の姿』は、初めて見たんだけど・・・」
「うん」



「お前は、カッコつけてねぇ時の方が、その・・・いや。カッコつけてねぇお前、かっこ良過ぎんよぉ・・・」



 サラはそう言うと、横から僕の腰のあたりに抱きついて、うつむき、顔を隠してしまった。やけに赤い、サラの耳だけが見えた。言ってしまってから、恥ずかしくなったのだと思う。



ー どこらへんがそんなにカッコイイ要素だったんだろう? ー



 サラの琴線に触れたその部分を、僕は知りたかった。でも聞いてしまったら「カッコ良かったこと」まで台無しになりそうで、聞くに聞けなかった><。



 やっぱり「かっこよさ」を捨て切れてない僕がいた・・・><。



ーーーーーー



「質問は、もう一つあるんだ・・・サラ・・・」
 顔を隠しちゃったサラの頭を撫でながら(撫でちゃったらまずかったかな? なんて思いながら)僕は言葉を続けた。



「ん? ・・・あぁ、わかった」
 サラは僕のズボンを両手でつかんだままで、それでも顔を上に上げた。



 いつかと同じように、結構な至近距離で、また目と目が合った。


 
 サラの手のぬくもりを感じた。少し甘い、いいニオイがした。サラは目の前に確かにいる・・・。



 だから、少し信じられなかったけど、それでも僕はサラにこう聞いた。



「技術的なことは、言わなくてもいいから、答えて欲しい・・・。においとか、味とか、ぬくもりとか、えーと・・・感触とか。・・・ちゃんと感じられるけど。・・・ここって、高度に発展した、VR空間なの?」
「まあ、明日太の世界の創作で言うところの『フルダイブ』に近い・・・かな?」



「やっぱり・・・」



 五感がちゃんとあったけど、そっちの方がなんか腑に落ちた。すぐに物が出てきたり、サラが消えていく時に、古いゲームみたいにノイズが入ったり・・・。そういうのって「ここが電脳空間」なら容易に説明がつく気がしたのだ・・・。



「じゃあさ、えっと。ここに今いるサラは、実体じゃないってこと?」



 これは聞きたくない質問ではあった・・・。もしそうだとしたら「サラへの3回の中出し」はあくまでVRの世界での出来事になってしまう・・・><。



「いや、俺様はちゃんとここにいるぞ。逆だな・・・」
「逆?」



「あ、わりぃ・・・んーーーっと」



 サラはそう言って、また固まってしまった。苦手ながらにサラは「言葉にすること」を頑張っている。僕は何も言わないで(「なるべくニッコリと」を心がけながら)待った。きっと自分で言葉を紡ぐ方がサラの為にもなるだろう。



「俺様はこの***に実体で入れる。あ、これダメなやつか・・・。この場所に実体で入れる」
「うん」



「でも、明日太の方は逆に『実体』じゃねぇんだよ・・・。この『明日太の頭の中に創られた空間』の中に、明日太のVR体が創られてて、そんでやっと、俺様と会えるんだよ・・・言ってること、わかるか?」
「なんとなくは・・・」



「俺様は『自分』で、ここにいて、明日太は『VR体』でここにいる・・・これでどうだ?」
「うん。よくわかった。頑張ってくれて、ありがとね、サラ」
「おぅ!」



 サラは得意げだ。僕まで嬉しくなる・・・。



 でも、だ・・・。嬉しくなっている場合ではないのかもしれない。



 この場合、一つだけ、とても気になってしまう問題があった。



 すなわち「結局、僕ってまだ童貞なの?」・・・これだった。



ーーーーーー



 かっこ悪いとは思いつつ、聞かずにはいられなかった。僕はサラにそのままそれを聞いてしまった。



 「結局、僕ってまだ童貞なの?」と・・・。



 童貞であることは僕が長らく引きずってきた問題だ><。今回やっと卒業できた・・・と思ったのに・・・><。実体×VR体って、どう判定したらいいんだろう?



「うーん、それはお前がどう思うか? じゃないか?」
「僕がどう思うか?」



「あぁ・・・。お前の世界のアニメでも、たしかフルダイブで、その・・・エッチなことをしてたやつあるよな?」
「・・・あったのかな?」



「あるんだよ・・・。そんで、あれだとさ、それぞれちゃんと『結ばれた』って感じになってたから、明日太がそう思えるなら童貞卒業でいんじゃね?」
「うーーーーん・・・」



 僕にとっては、微妙なところだった。僕は童貞をこじらせまくってきたのだ><。今さら「VRで童貞卒業できました」で終わっていいのかな? なんて思ってしまう。



 ついでに(言いにくいけど)聞きたくなってしまった、もう一つの質問もしてみることにした。



「えっとさ・・・その・・・」
「?」



「サラはその・・・もう・・・処女・・・ではないわけ?」
「はう! ・・・こ、このポチ公が・・・」



「ご、ごめん。でも気になっちゃって・・・」
「・・・あぁ! そうだよ! ・・・お前が・・・たとえVR体だとしても、お前が俺様の・・・膜をぶち破ったんだよ!」



「サラ・・・」
「さぁたんの初めては、ちゃんと明日太がもらってくれたんだよ?」



 サラは「さぁたん口調」で上目遣いで、そう言い直した。



 キュンとしてしまった。可愛すぎるから、やめて欲しい><。てか、僕まで「はぐぅ」とか言いそうになってしまった。サラも僕に何か言われたときに、こんな気持ちだったのかもしれない><。



「わかった・・・ちゃんと、僕がサラの初めてをもらった。ありがとね、サラ」
「うん・・・」



 これはしっかりと受け入れよう。サラが言うようにVR体だとしても、僕が「僕の意思で」それをしたのだ。サラの初めては僕のものだ。



 でも。



ー VR体でも童貞卒業なのか? ー



 こっちの問題はまだ、ちょっとだけモヤっとしていた。



 処女を奪えたのだし、ちゃんと気持ちよかったし、入ってる感覚もあったし、出した感覚もあった。卒業できた、と言えばできたんだろうけど「所詮VRだろ?」って言われたら否定もできない。



 仮に風俗へ行ってエッチをしてきて「童貞を卒業した」とする。自慢げにそれを語ってしまったりして「どうせまだ素人童貞だろ?」とか言われちゃったなら、やっぱり否定できないだろう。なんかそれと似ている気がしたのだ。風俗とか、行ったことないけど・・・。



 どう考えればいいんだろう?



・・・
・・・
・・・。



 僕がう~ん、う~んと、唸っていると、サラが言った。



「とりあえず、半分、童貞卒業ってことでいんじゃね?」
「・・・な、なるほど・・・・」



 サラのその言葉はなんとなくすっと、僕の腑に、また落ちた。



 確かに僕は経験をしたし、サラはちゃんと実体で、処女膜も破れたわけだし・・・。でも「卒業した」と言い切れる自信もなかったので「半分卒業」って捉えておくのはいいかもしれない。



 それに、スーとエッチした時に、我慢ができなくなっちゃって、二度もおんなじ失敗を繰り返しちゃった時と違って、今回の僕には「進めた感」があった。



 「全く進歩がなかった」となると落ち込んでしまったりもするけれど「少しでも進めた」って感じられたから、それでいい気もした。



「それでいっか・・・」
 僕はサラのその言葉で妥協しておくことにした。



 てか、思えば順調すぎたような・・・。何かしら僕がおちんちんを挿れるということに対しては、オチがつくような・・・薄々と、そんな気がしていたのだ><。



 僕の童貞の道程は、まだ長いのかもしれない・・・。それでも半分、進めたのだ・・・。



 これでも僕は進んだのだ><。



 自分に、そう言い聞かせた。



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