政略結婚したかった

わさび

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「確かに一緒にはいられるけど結局婚約は解消じゃん」

両家から呼び出され、婚約破棄の手続きを終えた後デビューのお祝いをするなんともいえない場を無事に乗り越えた。本当に疲れた...楓も僕の家にそのまま泊まっていくと言ったので今は2人で就寝準備中だ。

「そうだね」
「結婚できるって自信満々に言ってたのに...」
「できるよ?」
「...ん?」

できるのか?首を傾げると、「かわいいね」と僕の頭を撫でてきた。上機嫌だな

「政略結婚じゃなくて、恋愛結婚するんだよ。これからは堂々とイチャイチャしたってBL営業としてウケるだろうし、そのまま“実は本当に付き合ってました~”って言って結婚しよう」
「アリなのか!?そんな...」

アイドルに憧れていた自分としてはちょっと不誠実で気が引けるが...

「大丈夫。アイドルも全力でやってたらファンの人も絶対認めてくれるよ。最近のボーイズグループはBL需要も高まっているし、一般人とアイドルが結婚っていうよりメンバー同士の結婚は受け入れやすいんじゃないかな」
「う、うん。そうだね...!」
「だから僕と付き合ってください」
「はい...!」

政略結婚したかったけどできなかった僕は恋愛結婚することになりそうです...♡






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