【R18】私が後輩のセフレに沼ってから別れるまでのお話。

志貴野ハル

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第4章

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「やっ、ダメ、ユウマくん……っ」

 トロトロと透明な粘液を吐き出す切先を蜜口に押し付けられて、そのままゆっくりと腰が突き上げられる。

「あっ……んぅうっ……」
「少しだけ……、中には、出さないから……たぶん」
「っ、たぶん、って……っ、ん、ふぅ……っ」
「あぁ、ほら、……そうやって締めてると出すよ?」

 くぷっ、くぷっ、と空気が混ざるような音を漏らして、腰がゆったりと揺れる。膣内が少しずつ満たされていく感覚に、理性を無視して身体が震えてくる。

「や、やだ……っ」
「嫌なんだ」

 ユウマくんがくっくっ、と笑いながら一番奥に腰を食い込ませてきた。目の奥がばちんと白く光って、一瞬で果てそうになるのをすんでのところで堪える。

「あぁっ、んあ……っ、……あぁっ、抜いてっ、抜いてぇっ」
「……せんぱいが、もう一回イッてくれたらかな……」
「……うぅ……っ」

 そんなの、恥ずかしすぎて無理に決まっている。

「んっ、……ユウマくんっ、ユウマくん……っ」
「……ずっと言おうと思ってたんだけど、ヤッてる最中に名前呼ばれるのすげえ興奮するから、今はやめた方がいいよ」

 指摘されて、ひゅ、と喉が鳴った。それを見てユウマくんがにやりと笑う。
 膣の最奥に熱い先端を何度も押し付けられる。腰を引くときに気持ちいいところが引っかかるように擦れて、また名前を呼びそうになったから、唇を噛んで声を押し殺した。

「……あー、せんぱい、声我慢すると締まるんだ。力入れてんの、勝手に入ってんの、これ、どっち?」
「……んはっ、……は、……あぅうッ、ん……」
「無視か」

 つかまれていた腰をゆさゆさと乱暴に揺すぶられて、グチュグチュと膣内で体液が泡立つ。

「ん……んぅ、っ……は、あっ……あぁっ、やぁあっ……あぁっ」

 つま先立ちの足がさらにピンと張る。対照的に腕の力は抜けていきそうになって、落ちないように意識を集中させた。
 グチュッグチュッと膣内を抉るストロークが大きくなって、子宮全体をめちゃくちゃに穿たれる。
「あっ、あっ……あぁっ……んん……っ」
「……は、きつ……、もう少し……もっと寄りかかっていいよ……」

(そんなことしたらもっと奥に当たって、すぐにイッちゃう……っ)

 大きく膨らんだペニスで絶頂する想像をして、膣の奥をきゅうっと絞る。ユウマくんもそれを感じ取ったのか、硬く張り出した亀頭を子宮口に当てて腰をぐりぐりと押し付けてきた。

「……はっ、……はッ、……あ、……あ……ぐぅッ」

 グチュ、グチュ、と子宮口をこじ開けるようにひと突きされるごとに、空気が漏れたような音を出して唇がはくはくと弧を描く。膣内はさっきから強く蠢動していて、限界が近い。
「……ゆ、っ……まくん……っ」
「……ん……?」
「いっ、……く…………い、くぅ……っ」

 声に出すと一気に身体が震え上がった。ゾクゾクとした快感が頭のてっぺんまで突き抜けて、視界が白く塗りつぶされる。つま先立ちの膝から力が抜け落ちて、ユウマくんに全体重を預けて果ててしまった。

「あっ……あっ…………ふ、う、……ぁッ~~~~~~~……」
「…………っ……」

 膣内が、キュッ、キュッ、と脈動している。ダメなのに、精液を催促しているみたいに、膣内に埋まる固くて大きいままのペニスを舐めしゃぶる。
 しばらくして痙攣がおさまる前に、吊り上げられた片足が解放されて硬いままのペニスが私の中から抜けていった。どちらのものともわからないとろりとした体液が足の間をつたって内ももをくすぐった。

「……立てる?」

 両脇を抱えられるように支えられているけど、足元がおぼつかない。無言でふるふると首を横に振ると、笑いながら抱きかかえられた。裸でくっついていることが今さら恥ずかしいなんて考えている暇もなく、バスタオルを巻かれてベッドまで運ばれる。
 何度もして、お互いの弱点も気持ちいいところも全部、知り尽くされてるのに、なんで飽きないんだろう……。

「……ユウマくん……」

 ベッドの中で体を起こして、座ったままのユウマくんのペニスに触れる。痛そうなくらい赤く充血していて、ずっと硬いままだ。先っぽの透明なぬるぬるを指に絡ませて吸い寄せられるように舌を伸ばすと、頭の上で笑う声が聞こえた。

「……なに、先輩、すげー発情してるじゃん。あ、ねえ、おもちゃ買ったのに使ってないよ。使おうか」
「あ……」

 ユウマくんが立ち上がってベッドを降りた。箱を破るように雑に開けて、ローターに電池を入れて戻ってくる。

「最初はどこがいいかな」
 指先でつままれたローターが細かく振動している。無意識に喉がこくんと唸った。
 ベッドの上でぺたんと座り込んでいる私に向かい合ったユウマくんが、無防備な乳首にローターを当てた。

「どんな感じ?」
「ん、くすぐったい……」

 気持ちいいというよりも、そっちの感覚が強い。

「……先輩、ドMだからな、痛いほうがいい?」

 ベッドに寝かせられて今度はお互い横向きに向かい合う。ユウマくんの頭が下がって、ローターが当たっているもう一方の乳首にかりっ、と歯を立てられた。それから、ちゅ、ちゅっ、と強めに吸われて、背中がぞわぞわと震え出す。

「やぁ……っ」

 ちゅぽ、と吸い付くような音を立てて唇が離れる。

「全然、反応違う。せっかく買ったのに」

 ユウマくんがくすくすと笑って、ローターが乳首からおへそを通って下腹部に移動した。

「……あ、あっ、やだやだ……っ」

 お風呂で膣内を責められて何度もイッたから、今、弱いそこをいじられると思うと怖い……。
 手で遮ろうと伸ばす前に、ぐりっとクリトリスを押しつぶされる。

「っ、やぁあああ——っ」

 ヴヴヴヴ……と虫の羽音のような機械音が足の間で響いて、かくんかくんと腰がバウンドする。揺れてずれてしまうローターが、何度も強く押しつけられてクリトリスを揺すぶられる。

「あっ、あっ……、あぁっ、やめ、ぇ……っ」
「やめてほしい? ほんとに?」

 入り口から溢れた愛液がローターを濡らしてぬるぬると滑る。焦らされているみたいに快楽が離れたり強くなったりする。

「んやっ、あぁっ……、あっ、あっ、……あぁっ」

 ローターが下から上へクリトリスを撫であげるように往復して、クチュクチュという水音と無機質な機械音が混ざる。ユウマくんの舌がまた胸の先端をとらえて吸い付いた。びくんっと腰が仰け反る。

「あっ、……ぁあっ」
「……足、閉じないで」

 ユウマくんの膝が内ももの間に入り込んで快感の逃げ場が無くなる。ずっと刺激されたクリトリスは腫れたように大きくなって、ローターの当たる面積を増やして振動を全部拾い上げていった。下腹部が上下にしなってあっという間にイキそうになる。

「あっ、あっ……や……っ、あぁっ……」
「ん……、ナカ全然いじってないのに、すごい溢れてくる。ほら、すげえぬるぬる。これ、ちゃんとクリトリスに当たってる? 気持ちいい?」
「ゃっ、あ———……っ」
「ねぇ、先輩、聞いてる?」
「ぅ、んっ、うん……っ、きもちぃっ、きもちいいからっ……」
「ほんと? ちんこ突っ込んでないから、イッてるとか全然わかんないからさ」

 そんなことを言いながら、包皮をかぶったクリトリスにローターを押し当てられて、上下に強く揺すぶられる。

「あ———っ、ダメっ、ダメ、それぇっ」
「これ? 気持ちよくない?」
「ちが、ちがぅ……っ、やだやだっ、……あっ、あっ、まって、……ダメっ…………い、くぅう……っ」

 逃げる腰を押さえつけられて、びくびくと身体全体が震える。
 はっ、はっ、と息を荒くして下腹部を痙攣させるたびに、こぷっ……と愛液がお尻のほうまで流れていく感覚がした。
 休む間もなく体を起こしたユウマくんにあっさりと両足を開かれて、どろどろの膣内に熱くなった肉棒を一気に突き立てられる。
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