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8 レオン2
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急いで帰国した俺を母が出迎えた。目を真っ赤に腫らしている。
「レオン、やっと帰ってきてくれたのね。こんなに立派な青年になって……間に合って良かったわ。お父様にお顔を見せてあげて……」
久しぶりに見る父はベッドに寝ているせいかとても小さく見えた。
「父上、レオンです。長い間顔も見せずに申し訳ありませんでした」
父はゆっくりと手を伸ばして俺の頬を撫でる。
「レオンよ。もうわしは長くない。お前も覚悟を決めなさい。このヴォルテーヌ家を守り支えていくのはお前しかいないのだから……」
「はい、父上。全力を尽くします」
それから三日後、父は安らかに息を引き取った。
「何度か発作を起こしていたから、私たちは覚悟していたのよ」
今や3人の子持ちとなったジャネット(侯爵家に嫁いでいる)が言う。
「でもアステリアで勉強を続けているレオンに心配かけたくないからって、言わなかったのよ、お父様は」
「そうだったのか……」
失恋で周りが見えなくなっていた自分の愚かさに、今更ながら後悔ばかりだ。
無事に葬儀を終え、相続などの手続きも終わった。俺はこれからヴォルテーヌ公爵として生きていかなければならない。夢みたいな初恋にしがみついていてはいけないのだ。
ある日、執事のクレールが来客を告げる。
「クレマン伯爵夫妻がご挨拶にお見えです」
(なんと、ちょうどいいところに……リュシエンヌは俺の初恋に引導を渡しに来てくれたのか。よし、ずっと言えなかったおめでとうを今日こそ……言おう)
マルセルが部屋に入ってきた。もう30代半ばになって、腹に貫禄が出始めている。そして後ろからリュシエンヌが……。
(あれ?)
「お久しぶりです、レオン様。今日は妻を紹介させていただきたくご挨拶にあがりました」
「初めましてレオン様、妻のアラベルです。今後ともよろしくお願いいたします」
顔を上げたその女性はリュシエンヌではない。顔も、髪も、瞳の色も、全てが違う!
「マルセル、確か……ソワイエ子爵令嬢と婚約していたのでは……?」
すると二人ともかすかに顔を曇らせた。
「はい、そうです。ご存知だったのですか」
「あ、ああ。私は12年前、リュシエンヌに家庭教師として来てもらっていたから……」
「では、リュシエンヌが12年間眠ったままだということも知ってますか?」
「眠った、まま……?」
開いた口が塞がらない。彼はいったい何を言っているのだろうか?
突然、妻のアラベルが声をあげて泣き始めた。
「わ、私が……最後にリュシエンヌと会っていたのです……二人でお茶を飲んでいたら突然、彼女が倒れて……」
しゃくり上げて話にならないアラベルの代わりにマルセルが説明した。
12年前、リュシエンヌは突然倒れそれ以来一度も目を覚ますことなく眠り続けているのだという。
「それは病気なのか? それとも事件・事故なのか?」
「もちろん、両方の線で調べが進みました。しかし眠り続ける病気など誰も存在を知りません。それで、毒物ではないかと、飲みかけの茶やポットの中身、そして一緒にいたアラベルは徹底的に調べられました」
しかしどこからも何の毒物も見つからず、何より『何日もただ眠り続けるだけ』という毒など聞いたことがない。だから毒物ではないという結論に落ち着いた。
「リュシエンヌは息もせず、心臓も止まっています。それなのに身体はまるで生きているかのように柔らかく血色も良く、そうまるで……時が止まっているようでした。彼女の時間がいつか動き出すのではと私は5年間待ち続けましたが……爵位を継ぐにあたりこのままではいけないという周囲の声もあって婚約を解消したのです」
まだ泣き続けている妻の肩をマルセルは抱き寄せた。
「リュシエンヌとの思い出を語り合える唯一の人がアラベルでした。きっといつか目覚めるから、と私を励ましてくれて……いつのまにか私にとってアラベルは心を分かち合う大切な存在となり、自然な成り行きで結婚を申し込みました。今でも年に一度は二人でリュシエンヌのもとを訪れて枕元で話し掛けています」
「それで、リュシエンヌは今どこに? ソワイエ家で療養しているのか?」
「はい。しかし3年前に彼女の両親が相次いで亡くなり、後を継いだ兄夫妻が今後彼女をどこまで面倒見てくれるのか、不安なところです……」
(なんだって? リュシエンヌを見放そうとしているのか? そんなことはさせない)
「教えてくれてありがとう。リュシエンヌについては私ができるだけのことをしよう。かつて、我が家と交流を持っていた女性なのだから」
「ああ、公爵様にそう仰っていただけたら私も安心できます。できればちゃんとした療養所などに移してもらえたらとずっと思っていたのです」
療養所などに移すものか。たとえ眠っていたとしても大事なリュシエンヌを他人の手に渡したりしない。我が屋敷に引き取り、でき得る限りの治療をしよう、そう決意した。
「公爵様……どうかリュシエンヌをよろしくお願いいたします……」
アラベルが鼻を真っ赤にしながら懇願した。
「任せてくれ。私が必ず彼女を助けてみせる」
「公爵様は、リュシエンヌに恩義を感じてらっしゃるんですね……リュシーも、とても可愛い双子たちだといつも私に話していましたわ」
「子供が好きだと私にもよく話していました。優しい……女性でした」
マルセルも少し目を赤くしている。彼女のことを思い出し哀しくなったのかもしれない。
「私はずっとアステリアに滞在していて、こんなことになっているとは全く知らなかった。だからリュシエンヌは君と結婚したと思っていたし、もう子供もいるだろうと勝手に想像していたんだ……そういえば、君たちにも子供はいるんだろう?」
気まずそうに顔を見合わせる二人にハッとした。
「すまない、余計なことを言ったようだ」
「いえ、そんな……実は結婚してからわかったのですが、私は妊娠しにくいようで……夫にも申し訳なくて……」
「アラベル。それはもういいと言っているだろう? 遠縁の子を養子にすればいいのだから」
「マルセル……」
子供がいなくても、養子を貰えば家は存続できる。
(俺も……そういうことになるかもしれない。リュシエンヌを引き取り結婚したとしても、彼女は眠ったままなのだから)
「レオン、やっと帰ってきてくれたのね。こんなに立派な青年になって……間に合って良かったわ。お父様にお顔を見せてあげて……」
久しぶりに見る父はベッドに寝ているせいかとても小さく見えた。
「父上、レオンです。長い間顔も見せずに申し訳ありませんでした」
父はゆっくりと手を伸ばして俺の頬を撫でる。
「レオンよ。もうわしは長くない。お前も覚悟を決めなさい。このヴォルテーヌ家を守り支えていくのはお前しかいないのだから……」
「はい、父上。全力を尽くします」
それから三日後、父は安らかに息を引き取った。
「何度か発作を起こしていたから、私たちは覚悟していたのよ」
今や3人の子持ちとなったジャネット(侯爵家に嫁いでいる)が言う。
「でもアステリアで勉強を続けているレオンに心配かけたくないからって、言わなかったのよ、お父様は」
「そうだったのか……」
失恋で周りが見えなくなっていた自分の愚かさに、今更ながら後悔ばかりだ。
無事に葬儀を終え、相続などの手続きも終わった。俺はこれからヴォルテーヌ公爵として生きていかなければならない。夢みたいな初恋にしがみついていてはいけないのだ。
ある日、執事のクレールが来客を告げる。
「クレマン伯爵夫妻がご挨拶にお見えです」
(なんと、ちょうどいいところに……リュシエンヌは俺の初恋に引導を渡しに来てくれたのか。よし、ずっと言えなかったおめでとうを今日こそ……言おう)
マルセルが部屋に入ってきた。もう30代半ばになって、腹に貫禄が出始めている。そして後ろからリュシエンヌが……。
(あれ?)
「お久しぶりです、レオン様。今日は妻を紹介させていただきたくご挨拶にあがりました」
「初めましてレオン様、妻のアラベルです。今後ともよろしくお願いいたします」
顔を上げたその女性はリュシエンヌではない。顔も、髪も、瞳の色も、全てが違う!
「マルセル、確か……ソワイエ子爵令嬢と婚約していたのでは……?」
すると二人ともかすかに顔を曇らせた。
「はい、そうです。ご存知だったのですか」
「あ、ああ。私は12年前、リュシエンヌに家庭教師として来てもらっていたから……」
「では、リュシエンヌが12年間眠ったままだということも知ってますか?」
「眠った、まま……?」
開いた口が塞がらない。彼はいったい何を言っているのだろうか?
突然、妻のアラベルが声をあげて泣き始めた。
「わ、私が……最後にリュシエンヌと会っていたのです……二人でお茶を飲んでいたら突然、彼女が倒れて……」
しゃくり上げて話にならないアラベルの代わりにマルセルが説明した。
12年前、リュシエンヌは突然倒れそれ以来一度も目を覚ますことなく眠り続けているのだという。
「それは病気なのか? それとも事件・事故なのか?」
「もちろん、両方の線で調べが進みました。しかし眠り続ける病気など誰も存在を知りません。それで、毒物ではないかと、飲みかけの茶やポットの中身、そして一緒にいたアラベルは徹底的に調べられました」
しかしどこからも何の毒物も見つからず、何より『何日もただ眠り続けるだけ』という毒など聞いたことがない。だから毒物ではないという結論に落ち着いた。
「リュシエンヌは息もせず、心臓も止まっています。それなのに身体はまるで生きているかのように柔らかく血色も良く、そうまるで……時が止まっているようでした。彼女の時間がいつか動き出すのではと私は5年間待ち続けましたが……爵位を継ぐにあたりこのままではいけないという周囲の声もあって婚約を解消したのです」
まだ泣き続けている妻の肩をマルセルは抱き寄せた。
「リュシエンヌとの思い出を語り合える唯一の人がアラベルでした。きっといつか目覚めるから、と私を励ましてくれて……いつのまにか私にとってアラベルは心を分かち合う大切な存在となり、自然な成り行きで結婚を申し込みました。今でも年に一度は二人でリュシエンヌのもとを訪れて枕元で話し掛けています」
「それで、リュシエンヌは今どこに? ソワイエ家で療養しているのか?」
「はい。しかし3年前に彼女の両親が相次いで亡くなり、後を継いだ兄夫妻が今後彼女をどこまで面倒見てくれるのか、不安なところです……」
(なんだって? リュシエンヌを見放そうとしているのか? そんなことはさせない)
「教えてくれてありがとう。リュシエンヌについては私ができるだけのことをしよう。かつて、我が家と交流を持っていた女性なのだから」
「ああ、公爵様にそう仰っていただけたら私も安心できます。できればちゃんとした療養所などに移してもらえたらとずっと思っていたのです」
療養所などに移すものか。たとえ眠っていたとしても大事なリュシエンヌを他人の手に渡したりしない。我が屋敷に引き取り、でき得る限りの治療をしよう、そう決意した。
「公爵様……どうかリュシエンヌをよろしくお願いいたします……」
アラベルが鼻を真っ赤にしながら懇願した。
「任せてくれ。私が必ず彼女を助けてみせる」
「公爵様は、リュシエンヌに恩義を感じてらっしゃるんですね……リュシーも、とても可愛い双子たちだといつも私に話していましたわ」
「子供が好きだと私にもよく話していました。優しい……女性でした」
マルセルも少し目を赤くしている。彼女のことを思い出し哀しくなったのかもしれない。
「私はずっとアステリアに滞在していて、こんなことになっているとは全く知らなかった。だからリュシエンヌは君と結婚したと思っていたし、もう子供もいるだろうと勝手に想像していたんだ……そういえば、君たちにも子供はいるんだろう?」
気まずそうに顔を見合わせる二人にハッとした。
「すまない、余計なことを言ったようだ」
「いえ、そんな……実は結婚してからわかったのですが、私は妊娠しにくいようで……夫にも申し訳なくて……」
「アラベル。それはもういいと言っているだろう? 遠縁の子を養子にすればいいのだから」
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子供がいなくても、養子を貰えば家は存続できる。
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