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第九章 それぞれの想い
第76話 チュートリアル:あなたの心を奪うのはルール違反でしょうか
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「はいドリンクね」
「ありがとー。ホントにいいの? ジュース奢ってもらって」
映画館の売店。そこでジュースのMサイズを二つ買って一つを瀬那に手渡した。ポップコーンも買ってもよかったけど、食べたばっかりだしジュースで十分だと。
「もちろん。少しはカッコつけさせてよ。っつっても、ジュース奢るのがせいぜいだけど……」
「ハハ、ありがとね。でも無理にカッコつけるのはしなくてもいいと思う。普段からカッコいいから……」
「」
アカーーーーーーーーン!! アカンよこれ!! 映画館でそんな事いっちゃだめだぞ!! 俺が鼻血出すから!!
列に並ぶために少し前を歩かれて最後の方が微かに聞こえた。表情は分からなかったけど、俺みたいに赤面してるのだろうか……。
「予告映像見てると怖さが伝わってくるね……!」
「う、うん」
周りに並んでいる人たちも同じ映画を見る人だ。今から見るホラー映画の話で持ち切りで、それを耳にした瀬那がワクワクしている。
チケットを店員に見せて入場。と同時に入場者特典として銀色の封を貰えた。
カンショウゴアケテネ――
デカデカと怖そうなフォントで書かれている。
「後で一緒に開けよっか!」
「そだな」
ホットドッグを食べている時に聞いた。ホラーは好きなのかと。
「好きって言う程じゃないけど、一人じゃ見ないかなぁアハハー。たまには怖い物見たさで見たいなって思うくらい」
らしい。
「上映から日にち経ってるから人が少ないね」
「俺らの周りには居ないな」
そして始まる本編。
《きゃあああああああああああ!!》
可愛らしい人形が狂ったように人間を襲っている。突然大きな音を出してびっくりさせる演出や、じわじわと殺人人形が人を追い詰める描写は見ていて普通に面白い。
まぁ別に怖くないけど。
《ドコニイクノ》
《きゃああああああああ!》
そもそも俺には恐怖心が無い。
至高の肉体の代償に感情を一つ欠落した。それからと言うもの、苦手だったホラー映画をサブスクで見まくったのはいい思い出だ。中には怖いだろうなぁと思うものや、ギャグ見せられたと思う映画もあった。
このホラー映画を見に行きたいとは思ってなかったけど、瀬那が提案してきたし断る理由も今は無い。
《シンデ?》
《チョオマエフザケン――》
だからこうしてじっくり、瀬那の横顔が見れる。正直、映画より瀬那を見てる時間が多い。
まだ物語中盤だけど、びっくり要素でビクつく瀬那を見ているととても楽しい。
《ミツケタ!!》
「ッ!!」
ほら、また驚いた。
緊張しっぱなしで途中からジュースを飲んでいない。両手を握って必死に怖さに耐えている印象だ。
「……ふふ」
なんだろう、この可愛い生き物は。
普段は食べてばかりでも努力熱心で、笑ってる顔が可愛くて、優しくて。泣き言を言っても結局努力しようとする瀬那。
そんな彼女だから――
「――ふぅ」
しょうがない。俺のわがままに付き合ってもらおうかな。
「っぇ?」
両手を強く握っている瀬那に、俺はそっと右手で両手に触れた。
「ごめん、怖いから手、握っていいよね」
「……うん」
何事かと俺の顔を見る瀬那。すかさず耳打ちし許可を得ると、俺は少しだけ、ほんの少しだけ添えるから握るに持っていった。
瀬那の手は俺より小さくて、柔らかくて、温かくて……。
それから瀬那は驚く度に手に力が入って俺の手を強く握ってくれた。
上映が終わると明りが付き始め、出ていけの催促がかかる。
「足もと気を付けて」
「うん、ありがと」
シアターから出るとドリンクとポップコーン容器の廃棄スペースが設置されていた。そこにわずかな二人分の飲み残しを廃棄し、スマホの充電スペースがある立って雑談できるテーブルに自然と移動した。
「――マジで面白かったね! 私思ったよりも驚いちゃった……! お恥ずかしい限りで……」
「恥ずかしいのは俺の方だって! 手まで握ってもらったし! それにAIが自我に目覚めたシーンとか人間に牙を剥くシーンとか凄かったよな!」
物語後半は俺も見入ってしまった。まさか最後ああなってしまうなんて。でも続編あるだろうなぁあの終わり方は……。
「あ、あのさ」
「うん?」
「手……」
「あ!? ごめん、いつまでも握ってて!」
中盤から握りっぱなしだった。思わず離してしまったけど、瀬那の表情はどこか寂しそうだった。
「と、とりあえず行こか」
「……うん」
複合施設である学園島のにあるここは、ファッションからおもちゃ、フード、映画館まで選り取り見取りだ。
最近のトレンドの服とか物色しゲーセンを回ったり、UFOキャッチャーで苦汁を飲まされたり、レストランが並ぶ階でぶらぶらしながら二人の時間を過ごしていた。
「晩飯どこがいい?」
「変に冒険するより馴染みのある店行こうよ!」
そう言って瀬那が選んだ店は大人から子供まで人気な店、サイゼだった。
「エスカルゴ美味しぃ!!」
「確かに!」
同じものを頼んで舌鼓。ミラノ風ドリアも最高だ。至高の肉体になって消費カロリーが増えたから食べる量も増えた。食費がかさむけど、そこは我が家の料理長が上手い具合にやりくりしてるから助かってる。
「あ、ムール貝とソーセージ食べていいの!?」
「存分に食うのだ! サイゼは安い! なにより沢山食べて強くなろう!」
「いただきます!!」
星のカー○ィが二人。びゅおー、と洋食を吸い込む。
金に糸目付けずたまにはこうして食べたい時もある。でも注文しすぎは良くないぞ!
「ンク」
喉が渇いたから水を飲む。
(それにしても……)
「パクパク」
(机の上に乗っている……! 胸が!! とんでもなく柔らかそうだ!!)
オーマイガー……。天は二物を与えてしまった。女性の平均身長より少し高い瀬那だが、それでも大きな胸は重いのだろう。机の上に乗せると楽だと聞くし、授業中も席を詰めて置いているくらいだ。
(大きくてハリがあって柔らかそうだけど、なんだあの犯罪的な胸の谷間は!)
俺の中の辛抱たまらんカ○ロットが言っている。「チチ! ぺぇず――」
「むー! 萌、どこみてるのぉ」
「!? ごごごめん! 男の本能と言いますか気が抜けるとつい目がいっちゃうんです……許してください!」
不機嫌そうに頬を膨らませる瀬那。どうやら魔性のフェロモンを醸し出すお乳様を凝視しすぎた様だ。素直に謝ろう。
「……別に怒ってないよ。私って胸大きいの自覚あるし」
「でしょうね」キリッ
「切り替えはや!」
珍しく瀬那からツッコミを受けた。
「でもこれは武器であり防具ですから! 師匠が言ってた!」
「そ、そスか……」
あの股間ツルツル仙人め、反応しない股間がないからって好き放題言いやがって!! いや、もしや本当なのでは? あの細目はふざけた事言って真面目な時あるからなぁ。
「ありがとうございましたー!」
「ごちそうさまですぅ」
会計を済ませ店から出た。時間は夜の十九時前。デートの解散には早いからちょっとブラブラする事に決まった。
小物やインテリア、ハンドクリームを見て回っていると、気づけば施設の庭園に出ていた。
暗くなる時間も早くなり、もう外はビルの明りが綺麗なほどになっている。
「もうイルミネーションがあるのか」
「綺麗だね……」
寒くなっていく季節。それを彩る様に、いたるところに幻想的なイルミネーションが飾られている。
夜のせいか、寒いせいか、カップルが行きかうせいか、イルミネーションのせいか。一緒に歩いて触れ合う指が寂しそうで。
「……」
「……」
気付けば指から絡め、自然と手を握っていた。
イルミネーションが綺麗だなんて感じてる余裕なんか俺には無い。手から伝う彼女の温もりが、心臓の鼓動を速めるからだ。
そんな中、二人の目を奪ったのは、夜の人工島を一望できる施設が代表する観覧車だった。
何も言わず、自然と歩を進める。
「気を付けて乗って」
「うん」
二人だけになる空間に入った。
「ありがとー。ホントにいいの? ジュース奢ってもらって」
映画館の売店。そこでジュースのMサイズを二つ買って一つを瀬那に手渡した。ポップコーンも買ってもよかったけど、食べたばっかりだしジュースで十分だと。
「もちろん。少しはカッコつけさせてよ。っつっても、ジュース奢るのがせいぜいだけど……」
「ハハ、ありがとね。でも無理にカッコつけるのはしなくてもいいと思う。普段からカッコいいから……」
「」
アカーーーーーーーーン!! アカンよこれ!! 映画館でそんな事いっちゃだめだぞ!! 俺が鼻血出すから!!
列に並ぶために少し前を歩かれて最後の方が微かに聞こえた。表情は分からなかったけど、俺みたいに赤面してるのだろうか……。
「予告映像見てると怖さが伝わってくるね……!」
「う、うん」
周りに並んでいる人たちも同じ映画を見る人だ。今から見るホラー映画の話で持ち切りで、それを耳にした瀬那がワクワクしている。
チケットを店員に見せて入場。と同時に入場者特典として銀色の封を貰えた。
カンショウゴアケテネ――
デカデカと怖そうなフォントで書かれている。
「後で一緒に開けよっか!」
「そだな」
ホットドッグを食べている時に聞いた。ホラーは好きなのかと。
「好きって言う程じゃないけど、一人じゃ見ないかなぁアハハー。たまには怖い物見たさで見たいなって思うくらい」
らしい。
「上映から日にち経ってるから人が少ないね」
「俺らの周りには居ないな」
そして始まる本編。
《きゃあああああああああああ!!》
可愛らしい人形が狂ったように人間を襲っている。突然大きな音を出してびっくりさせる演出や、じわじわと殺人人形が人を追い詰める描写は見ていて普通に面白い。
まぁ別に怖くないけど。
《ドコニイクノ》
《きゃああああああああ!》
そもそも俺には恐怖心が無い。
至高の肉体の代償に感情を一つ欠落した。それからと言うもの、苦手だったホラー映画をサブスクで見まくったのはいい思い出だ。中には怖いだろうなぁと思うものや、ギャグ見せられたと思う映画もあった。
このホラー映画を見に行きたいとは思ってなかったけど、瀬那が提案してきたし断る理由も今は無い。
《シンデ?》
《チョオマエフザケン――》
だからこうしてじっくり、瀬那の横顔が見れる。正直、映画より瀬那を見てる時間が多い。
まだ物語中盤だけど、びっくり要素でビクつく瀬那を見ているととても楽しい。
《ミツケタ!!》
「ッ!!」
ほら、また驚いた。
緊張しっぱなしで途中からジュースを飲んでいない。両手を握って必死に怖さに耐えている印象だ。
「……ふふ」
なんだろう、この可愛い生き物は。
普段は食べてばかりでも努力熱心で、笑ってる顔が可愛くて、優しくて。泣き言を言っても結局努力しようとする瀬那。
そんな彼女だから――
「――ふぅ」
しょうがない。俺のわがままに付き合ってもらおうかな。
「っぇ?」
両手を強く握っている瀬那に、俺はそっと右手で両手に触れた。
「ごめん、怖いから手、握っていいよね」
「……うん」
何事かと俺の顔を見る瀬那。すかさず耳打ちし許可を得ると、俺は少しだけ、ほんの少しだけ添えるから握るに持っていった。
瀬那の手は俺より小さくて、柔らかくて、温かくて……。
それから瀬那は驚く度に手に力が入って俺の手を強く握ってくれた。
上映が終わると明りが付き始め、出ていけの催促がかかる。
「足もと気を付けて」
「うん、ありがと」
シアターから出るとドリンクとポップコーン容器の廃棄スペースが設置されていた。そこにわずかな二人分の飲み残しを廃棄し、スマホの充電スペースがある立って雑談できるテーブルに自然と移動した。
「――マジで面白かったね! 私思ったよりも驚いちゃった……! お恥ずかしい限りで……」
「恥ずかしいのは俺の方だって! 手まで握ってもらったし! それにAIが自我に目覚めたシーンとか人間に牙を剥くシーンとか凄かったよな!」
物語後半は俺も見入ってしまった。まさか最後ああなってしまうなんて。でも続編あるだろうなぁあの終わり方は……。
「あ、あのさ」
「うん?」
「手……」
「あ!? ごめん、いつまでも握ってて!」
中盤から握りっぱなしだった。思わず離してしまったけど、瀬那の表情はどこか寂しそうだった。
「と、とりあえず行こか」
「……うん」
複合施設である学園島のにあるここは、ファッションからおもちゃ、フード、映画館まで選り取り見取りだ。
最近のトレンドの服とか物色しゲーセンを回ったり、UFOキャッチャーで苦汁を飲まされたり、レストランが並ぶ階でぶらぶらしながら二人の時間を過ごしていた。
「晩飯どこがいい?」
「変に冒険するより馴染みのある店行こうよ!」
そう言って瀬那が選んだ店は大人から子供まで人気な店、サイゼだった。
「エスカルゴ美味しぃ!!」
「確かに!」
同じものを頼んで舌鼓。ミラノ風ドリアも最高だ。至高の肉体になって消費カロリーが増えたから食べる量も増えた。食費がかさむけど、そこは我が家の料理長が上手い具合にやりくりしてるから助かってる。
「あ、ムール貝とソーセージ食べていいの!?」
「存分に食うのだ! サイゼは安い! なにより沢山食べて強くなろう!」
「いただきます!!」
星のカー○ィが二人。びゅおー、と洋食を吸い込む。
金に糸目付けずたまにはこうして食べたい時もある。でも注文しすぎは良くないぞ!
「ンク」
喉が渇いたから水を飲む。
(それにしても……)
「パクパク」
(机の上に乗っている……! 胸が!! とんでもなく柔らかそうだ!!)
オーマイガー……。天は二物を与えてしまった。女性の平均身長より少し高い瀬那だが、それでも大きな胸は重いのだろう。机の上に乗せると楽だと聞くし、授業中も席を詰めて置いているくらいだ。
(大きくてハリがあって柔らかそうだけど、なんだあの犯罪的な胸の谷間は!)
俺の中の辛抱たまらんカ○ロットが言っている。「チチ! ぺぇず――」
「むー! 萌、どこみてるのぉ」
「!? ごごごめん! 男の本能と言いますか気が抜けるとつい目がいっちゃうんです……許してください!」
不機嫌そうに頬を膨らませる瀬那。どうやら魔性のフェロモンを醸し出すお乳様を凝視しすぎた様だ。素直に謝ろう。
「……別に怒ってないよ。私って胸大きいの自覚あるし」
「でしょうね」キリッ
「切り替えはや!」
珍しく瀬那からツッコミを受けた。
「でもこれは武器であり防具ですから! 師匠が言ってた!」
「そ、そスか……」
あの股間ツルツル仙人め、反応しない股間がないからって好き放題言いやがって!! いや、もしや本当なのでは? あの細目はふざけた事言って真面目な時あるからなぁ。
「ありがとうございましたー!」
「ごちそうさまですぅ」
会計を済ませ店から出た。時間は夜の十九時前。デートの解散には早いからちょっとブラブラする事に決まった。
小物やインテリア、ハンドクリームを見て回っていると、気づけば施設の庭園に出ていた。
暗くなる時間も早くなり、もう外はビルの明りが綺麗なほどになっている。
「もうイルミネーションがあるのか」
「綺麗だね……」
寒くなっていく季節。それを彩る様に、いたるところに幻想的なイルミネーションが飾られている。
夜のせいか、寒いせいか、カップルが行きかうせいか、イルミネーションのせいか。一緒に歩いて触れ合う指が寂しそうで。
「……」
「……」
気付けば指から絡め、自然と手を握っていた。
イルミネーションが綺麗だなんて感じてる余裕なんか俺には無い。手から伝う彼女の温もりが、心臓の鼓動を速めるからだ。
そんな中、二人の目を奪ったのは、夜の人工島を一望できる施設が代表する観覧車だった。
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