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第十章 対抗戦 予選
第90話 チュートリアル:ワウゼゴゾ
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暗い。
暗い廊下。
天井に設置された灯体は、明かりを灯す事のできない力尽きたものばかりで、非常灯が怪しく灯るだけ。
辛うじて夜目に慣れない目でも見れる程の薄暗い廊下で、まだしぶとく生きている灯体からチカチカと明りが点滅し、怪しさや不気味さを演出している。
「ッフ、ッフ――」
体操着姿の少女が一人。緊張からか息を乱し、魔法陣を展開しながら重い歩を進める。
行先なんて分からない。でもバリアがあるから万が一でも平気。
それがあるが故、手が震えても彼女を勇気づけた。
「それにしても……ここって何なの……?」
既視感のある廊下。中央に線が引かれている学校の廊下に酷似しているが、明らかに学校ではない。
「……この部屋は入れる」
無数にあると錯覚する部屋は、入れる部屋と扉が開かない部屋があるのは今わかった。
中は薄暗く、机が規則正しく並んでると思いきや、倒れていたり机の上に横たわった机があったりする。廊下と同じく完全に死んだ天井灯が。生き長らえた灯体もチカチカと不規則に光っている。
「……」
あまり見ない光景だが、廊下と違い不思議と不気味さは無いと感じる女生徒。
乱雑に置かれている椅子が複数あり、その一つに腰かけた。
「……なんなのよもう、マジで怖いんだけどぉ」
震える脚を休めるために腰かけた。いつでも攻撃できる魔法陣を展開したままなのは当然の事。今は対抗戦のバトルロワイアル。確実に生き残らねばならない。
リストバンドを操作し、クラス名簿を見ると、既に何人か脱落しているのが分かった。
「全然大丈夫じゃないじゃん……。はあーもう!」
上手くいったと、チーム戦で作戦通りにBクラスの数を減らせたのには確かな実感があった。だがこのバトルロワイアルはチーム戦であり個人戦。作戦通りに集まるどころか自分の居場所さえ分からないでいた。
それによってイラつき、少し声を張って怒ってしまった。
瞬間――
「ッ!?」
突然後ろから口を塞がれ、混乱した。
「――」
やられる! と、悲鳴を出したが声にならない。心臓の鼓動が早くなるのは当然だが、取り乱す彼女が次の瞬間に徐々に落ち着きを取り戻すことになる。
「お願いだから静かに。私はCクラスの協力者よ……」
「……」
「落ち着いたようだね。じゃあ手を離すよ」
ギリギリ聞こえる小声で話され、彼女は静かに振り向いた。
「ホントだ、味方だ」
「わかったら静かにして。お願いだから」
見た事があった。別クラスだが挨拶する程度の間柄。
(確か名前は――)
名前を引き出す前に、自分より震えている事に気が付いた。
彼女は何で怯えてるのかと聞いてみた。
「怖いから……」
確かに雰囲気とか不気味な場所だと共感した。自分も怖いと。
「そんなんじゃない……! ここには居るの……」
……居る? バトルロワイアルだから当然敵が――
「違うの、……違う!」
そう続けたが怯えた小声で遮られた。首を振って怯えを表現された。怖がり具合があまりに普通じゃないと思い、背中にイヤな汗をかきながら、ゆっくりでいいから話してと会話した。
「……チーム戦もそうだけど、このバトルロワイアルのフィールドって、実際に合ったダンジョンを模したフィールドって聞いたことあるでしょ」
ある。噂程度で信ぴょう性は無い。でも彼女は間違いなく聞いたことがあった。これは攻略者の卵である学生に慣れさせるためと勝手に結論付いている。
「このフィールドには居る。私たち学生を狩る疑似モンスターのハンターが……!」
そんなバカなと彼女は言った。
「私は見たの……! 暗がりの向こうで怪しく光る二つの目が……! 怖くて必死に逃げたけど、合流した味方が後ろで断末魔をあげて……! アレは……間違いなく、死んだ……」
背中にゾクリとした悪寒が走る。
今はバトルロワイアル。バリアが全身を張っているのに、怯える彼女は何の迷いもなく死んだと言う。そんなのおかしいと、声を出して言いたかったが、物言わぬ綴られる恐怖を感じ、あながち嘘じゃないかもと彼女は思ってしまった。
そんな時だった。
部屋の近くで重い何かを引きずる音が聞こえてきたのは。
ギイイィィィ――
「「ッ!!」」
口を手で覆い、反射的に身を縮こます。
違う。違う。ありえない。
それを心の内で叫ぶ度に、引きずる異音が鮮明に聞こえて止まない。
二人が自然と身を潜め合い、音のする方を見る。
ギイイイイ――
曇りガラス張りのこの部屋。すぐそこの廊下の天井付近が点滅している明りが滲んで見える。
――ドンッと心臓が悲鳴をあげる音が聞こえた。
滲むガラスの向こうに、怪しく目を光らせる人型のナニカが現れたからだった。
「「――――」」
部屋の奥に身を潜めて隠れたいが、防衛本能からか、息を殺して様子を伺ってしまう。
ギイィ――ギィイイィィ――
何かを引き摺り確かな足取りでゆっくりと歩を進めるナニカ。
滲む背景は人に見える。人であってほしいが人じゃない可能性が高い。これはそう、学園が用意した仕掛けだから……。
そう思う事で平常心を保っている節が二人にはある。
「そこに誰かいるのかー!」
「「ッ!?!?」」
急に聞こえてきた大きな呼び声。
聴覚が反応したが、視覚が反応したのは――
「イ゛グデバアアアアアアアアアア!!!!!」
聞き慣れない言語で叫び、声の方に向かって物凄い速さで走るナニカだった。
「く、来るなああああ!! うわああぁあああああ――」
ズンッ――
断末魔は重い何かの音でかき消された。
「ぁぁ……ぁぁぁ……」
ここで震えていた彼女がリストバンドを見ていた。覗き込むと、Cクラスの一人が脱落したようだった。
震える手で彼女の手を握った。二人で乗り切るんだと、微かに聞こえる程の小声で伝えた。
「……」
「……」
断末魔から体感数分。あれからナニカはこちらに姿を現さず、向こうへ行ったんだと二人は結論づけた。
冷静に考えれば、ナニカが異常な存在だったら既に運営が対処しているはず。つまりナニカの存在は正常で、れっきとしたハンターの役を担っている可能性が高い。
つまりこのバトルロワイアルは、生徒VS生徒VS疑似モンスターの構図が成り立つと言う事になる。そうとも結論づけた。
「このままここにいちゃダメ……。作戦通り、Bクラスの三人を探しに行こう」
「……うん。怖いけど、きっと大丈夫……」
この場から動く事や、扉を開ける事すら嫌な気持ちでいっぱいだった。だが二人がいるから、二人でいるから、行動する勇気が湧いて出た。
できるだけ音を出さずに扉を開ける。左右を確認し、人の気配が無い事を探ると同時に、引き摺る音も無いと分かり、そそくさと部屋から出た。
「こっちに行ってみよ。奴の背中を追う形になるけど、背中には目が無いっぽいし」
「うん。こっちは音を出さずに、向こうの音に警戒しよう」
そう小声で話し合いながら、数歩歩いた時だった。
後ろから何かが落ちた音が聞こえた。
振り返る事すらできない。
「――ヤュベガモ」
「「きゃ――――」」
悲鳴が木霊する。
二年生のバトルロワイアルは始まっている。
暗い廊下。
天井に設置された灯体は、明かりを灯す事のできない力尽きたものばかりで、非常灯が怪しく灯るだけ。
辛うじて夜目に慣れない目でも見れる程の薄暗い廊下で、まだしぶとく生きている灯体からチカチカと明りが点滅し、怪しさや不気味さを演出している。
「ッフ、ッフ――」
体操着姿の少女が一人。緊張からか息を乱し、魔法陣を展開しながら重い歩を進める。
行先なんて分からない。でもバリアがあるから万が一でも平気。
それがあるが故、手が震えても彼女を勇気づけた。
「それにしても……ここって何なの……?」
既視感のある廊下。中央に線が引かれている学校の廊下に酷似しているが、明らかに学校ではない。
「……この部屋は入れる」
無数にあると錯覚する部屋は、入れる部屋と扉が開かない部屋があるのは今わかった。
中は薄暗く、机が規則正しく並んでると思いきや、倒れていたり机の上に横たわった机があったりする。廊下と同じく完全に死んだ天井灯が。生き長らえた灯体もチカチカと不規則に光っている。
「……」
あまり見ない光景だが、廊下と違い不思議と不気味さは無いと感じる女生徒。
乱雑に置かれている椅子が複数あり、その一つに腰かけた。
「……なんなのよもう、マジで怖いんだけどぉ」
震える脚を休めるために腰かけた。いつでも攻撃できる魔法陣を展開したままなのは当然の事。今は対抗戦のバトルロワイアル。確実に生き残らねばならない。
リストバンドを操作し、クラス名簿を見ると、既に何人か脱落しているのが分かった。
「全然大丈夫じゃないじゃん……。はあーもう!」
上手くいったと、チーム戦で作戦通りにBクラスの数を減らせたのには確かな実感があった。だがこのバトルロワイアルはチーム戦であり個人戦。作戦通りに集まるどころか自分の居場所さえ分からないでいた。
それによってイラつき、少し声を張って怒ってしまった。
瞬間――
「ッ!?」
突然後ろから口を塞がれ、混乱した。
「――」
やられる! と、悲鳴を出したが声にならない。心臓の鼓動が早くなるのは当然だが、取り乱す彼女が次の瞬間に徐々に落ち着きを取り戻すことになる。
「お願いだから静かに。私はCクラスの協力者よ……」
「……」
「落ち着いたようだね。じゃあ手を離すよ」
ギリギリ聞こえる小声で話され、彼女は静かに振り向いた。
「ホントだ、味方だ」
「わかったら静かにして。お願いだから」
見た事があった。別クラスだが挨拶する程度の間柄。
(確か名前は――)
名前を引き出す前に、自分より震えている事に気が付いた。
彼女は何で怯えてるのかと聞いてみた。
「怖いから……」
確かに雰囲気とか不気味な場所だと共感した。自分も怖いと。
「そんなんじゃない……! ここには居るの……」
……居る? バトルロワイアルだから当然敵が――
「違うの、……違う!」
そう続けたが怯えた小声で遮られた。首を振って怯えを表現された。怖がり具合があまりに普通じゃないと思い、背中にイヤな汗をかきながら、ゆっくりでいいから話してと会話した。
「……チーム戦もそうだけど、このバトルロワイアルのフィールドって、実際に合ったダンジョンを模したフィールドって聞いたことあるでしょ」
ある。噂程度で信ぴょう性は無い。でも彼女は間違いなく聞いたことがあった。これは攻略者の卵である学生に慣れさせるためと勝手に結論付いている。
「このフィールドには居る。私たち学生を狩る疑似モンスターのハンターが……!」
そんなバカなと彼女は言った。
「私は見たの……! 暗がりの向こうで怪しく光る二つの目が……! 怖くて必死に逃げたけど、合流した味方が後ろで断末魔をあげて……! アレは……間違いなく、死んだ……」
背中にゾクリとした悪寒が走る。
今はバトルロワイアル。バリアが全身を張っているのに、怯える彼女は何の迷いもなく死んだと言う。そんなのおかしいと、声を出して言いたかったが、物言わぬ綴られる恐怖を感じ、あながち嘘じゃないかもと彼女は思ってしまった。
そんな時だった。
部屋の近くで重い何かを引きずる音が聞こえてきたのは。
ギイイィィィ――
「「ッ!!」」
口を手で覆い、反射的に身を縮こます。
違う。違う。ありえない。
それを心の内で叫ぶ度に、引きずる異音が鮮明に聞こえて止まない。
二人が自然と身を潜め合い、音のする方を見る。
ギイイイイ――
曇りガラス張りのこの部屋。すぐそこの廊下の天井付近が点滅している明りが滲んで見える。
――ドンッと心臓が悲鳴をあげる音が聞こえた。
滲むガラスの向こうに、怪しく目を光らせる人型のナニカが現れたからだった。
「「――――」」
部屋の奥に身を潜めて隠れたいが、防衛本能からか、息を殺して様子を伺ってしまう。
ギイィ――ギィイイィィ――
何かを引き摺り確かな足取りでゆっくりと歩を進めるナニカ。
滲む背景は人に見える。人であってほしいが人じゃない可能性が高い。これはそう、学園が用意した仕掛けだから……。
そう思う事で平常心を保っている節が二人にはある。
「そこに誰かいるのかー!」
「「ッ!?!?」」
急に聞こえてきた大きな呼び声。
聴覚が反応したが、視覚が反応したのは――
「イ゛グデバアアアアアアアアアア!!!!!」
聞き慣れない言語で叫び、声の方に向かって物凄い速さで走るナニカだった。
「く、来るなああああ!! うわああぁあああああ――」
ズンッ――
断末魔は重い何かの音でかき消された。
「ぁぁ……ぁぁぁ……」
ここで震えていた彼女がリストバンドを見ていた。覗き込むと、Cクラスの一人が脱落したようだった。
震える手で彼女の手を握った。二人で乗り切るんだと、微かに聞こえる程の小声で伝えた。
「……」
「……」
断末魔から体感数分。あれからナニカはこちらに姿を現さず、向こうへ行ったんだと二人は結論づけた。
冷静に考えれば、ナニカが異常な存在だったら既に運営が対処しているはず。つまりナニカの存在は正常で、れっきとしたハンターの役を担っている可能性が高い。
つまりこのバトルロワイアルは、生徒VS生徒VS疑似モンスターの構図が成り立つと言う事になる。そうとも結論づけた。
「このままここにいちゃダメ……。作戦通り、Bクラスの三人を探しに行こう」
「……うん。怖いけど、きっと大丈夫……」
この場から動く事や、扉を開ける事すら嫌な気持ちでいっぱいだった。だが二人がいるから、二人でいるから、行動する勇気が湧いて出た。
できるだけ音を出さずに扉を開ける。左右を確認し、人の気配が無い事を探ると同時に、引き摺る音も無いと分かり、そそくさと部屋から出た。
「こっちに行ってみよ。奴の背中を追う形になるけど、背中には目が無いっぽいし」
「うん。こっちは音を出さずに、向こうの音に警戒しよう」
そう小声で話し合いながら、数歩歩いた時だった。
後ろから何かが落ちた音が聞こえた。
振り返る事すらできない。
「――ヤュベガモ」
「「きゃ――――」」
悲鳴が木霊する。
二年生のバトルロワイアルは始まっている。
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