251 / 288
第十九章 進路
第251話 チュートリアル:乱痴気騒ぎ
しおりを挟む
静かなリビング。
シン……と静まり返ったリビングに聞こえてくるのは、二十四時間駆動する冷蔵庫の駆動音。チクタクと壁に飾っている時計の音も聞こえる。
テーブルには三つの湯吞。湯呑から湯気が立っているのと同じで、急須の口からも湯気が立っている。つまりはアチアチというわけだ。
俺の目の前に座っているのはあまり見たことの無い真剣な顔の父さん。そして綺麗な姿勢で座る母さん。
物言わぬ圧がこのリビングを支配しているのは、誰がどう見ても変わらないだろう。
二人に対峙している俺はと言うと。
「……」
めちゃくちゃ居心地が悪い。
真剣な両親を前にすると、がきんちょの頃の俺が悪い事して怒られたのをどうしても思い出す。今では何で怒られたか忘れたけど、この緊張感は体に染みついている……。
まぁ今絶賛しつけされてるって訳じゃない。
「萌、お前の考えを聞きたい」
俺の進路についての家族会議だ。
腕を組んだ父さんの眼差しが俺を射貫く。
「……」
無言で視線をずらした。
それを見た母さんが鼻から息を吐き、湯呑を手に取った。
「……別に萌を責めてる訳じゃないのよ。仕事のごたごたがあったとは言え、一人息子の進路相談に乗れなかった私たちがいけないの……。素直に謝るわ……」
そう言って湯呑を傾けてお茶を飲んだ。
「気持ちは嬉しいけど、仕事が忙しいのはいつもの事だし、俺は気にしてない。むしろ俺が迷惑ばかりかけてるからさ、その……、感謝してる」
「「萌……」」
一人息子からの感謝の言葉。それを聞いた両親は声を揃えて震わせ、優しい表情を息子に向けるのだった。
「それはそれ」
「これはこれ」
「もう十八なんだから、答えは出てるのよね?」
「!?」
俺の渾身の演技、破れる。
まぁ演技はしたけど思いは本当だったり。
昨今の世界事情を抱えながらも、わざわざ時間を作って両親が俺に会いに来たのは、可愛い息子の様子を見に来ただけではない。普通に進路について家族会議しようとの旨だ。
「じゃあ整理するよ? 電話でも言ったけど――」
銀獅子・ヤマトサークルといった大手からのオファーや、引率してくれた小中堅サークルからのオファーが学園に正式に来ているのは既に伝えてある。
両親、特に母さんは大手のヤマトサークルを強く推している。理由は大手だと言うことは当然だけど、どうやら日本最強の女――大和 撫子さんと公私ともに付き合いがあるらしく、撫子さんに任せれば安心なのだと……。
まぁルーラーズの報告とかもだし直で見てるから知人だと知ってはいたけど、人の見る眼が確かな母さんがお墨付きの印を押す程の信頼。
ポニーテール高身長つり目スタイル抜群堅物なお姉さまの株が俺の中でうなぎ登りだ。
だからヤマトサークルに入れと、そう言われると思っていた。
「萌、国連に入らない?」
「は?」(猫ミーム)
唐突な母上からの提案。予想だにしない斜め上からの剛速球が、俺の股間にダイレクトアタック!!
「予てからと言うより、萌が攻略者として目覚めた時から、私たちと一緒にって。そんな考えを持っていたの」
穏やかな声が俺の耳をくすぐる。
「いやはや、この話はもっと早くするべきだったがなぁ。忙しとはいえ、無理やりでも時間を作って顔を出すべきだったと、父さんも母さんも反省してる」
困った顔の父さんを見たのは久しぶりかも知れない。
「忙しいのは分かってるって言ったろ?」
父さんの眉毛がハノ字になる。
「いやそれにしても国連かぁ……」
攻略者サークルの選択肢しか無いと思っていたら、まさかの国連で働くと言う選択肢が登場だ。
全裸で座禅組みながら悩みに悩み、脳内でハッピー米須が腕振り回していたのはいったいなんだったのか。
俺の冷え切った身体を温めてくれたあの時の瀬那……。とっても良い匂いがしたなぁ……。
「萌も知っての通り、ママもパパも国連で働いてるでしょ?」
でも瀬那も俺の匂いが好きだって言ってくれてるなぁ……。
「だから私たちが提示できるのは二つ。ママの下に着いて働くのが一つ」
しっぽりんほんほ恋人生活がしたいンゴ。一緒に料理したり一緒にゲームしたり一緒の布団で寝たいンゴねぇ……。
「父さんの下で働いて、研究者になる事がもう一つだ」
早く会いたいンゴ……。
「……萌聞いてるの?」
「おッ!? 聞いてる聞いてる!!」
瀬那に会いたい欲が強すぎて少しばかりトリップしてしまったらしい。怪訝な顔をした両親が無言の圧をかけてくる。
「父さんと母さんの提案はすごくうれしい。俺の将来を憂いて少しでも安定させたいって想いがビシバシ伝わるわ」
お国の仕事をしている両親からすれば、攻略者なんて命を張った職業より、自分の手の届く範囲に居させたい。多くのサークルが歩割制で賃金を渡しているのと違い、国連からの安定したお金を稼がせたい。
今まで放任主義だったお父さんと母さんのせめてもの気遣いが俺には感じれる。
「じゃあ国連の選択肢を選んで――」
「でもそれって不味くないですか? 普通に縁故採用ですよねぇ」
パッと明るい表情をした母さんが呆気にとられた。
「おい萌。泡沫事件で大手に縁作ってるから説得力無いぞ」
「その返しはぐうの音もありません!!」
パパにレスバで負ける。
「母さんも父さんも、それなりの地位に就いてるってのは何となく分かる。だからこそ縁故で引き入れようと画策してるんですよね」
「画策? まぁ画策かぁ……」
難しい顔をした父さん。
「俺今未来のヴィジョンが見えました。例えばそう、父さんと一緒の研究者になったとしよう。初めは、お! 蓮司さんの息子かぁ! これはさぞ有能に違いない! って研究仲間に思われるじゃん」
「ど、どうだろうな」
「でも動きも遅いし頭も悪いしでキンピカのメッキが剝がれてくんだ。あれ? あいつ実は無能なんじゃね? ってさ。それから始めるんだよ、裏で俺を陥れる算段がさ!」
「……お前は何を言ってるんだ?」
真顔の父さん。
「そして母さんと同じ所で働くとするじゃん? お! 有栖さんの御子息かぁ! これはさぞ有能に違いない! って同僚に想われるじゃん」
「どうかしらね……」
「でも動きもトロイし頭の回転も遅いしでキンピカのメッキが剝がれてくんだ。あれ? あいつ実は無能なんじゃね? ってさ。それから始めるんだよ、裏で俺を陥れる算段がさ!」
「……否定できないのが悔しいわね」
「いやそこは否定してくれよ!? どんな職場だよ!?」
「ごめんね萌……。ママの考えが甘かったみたい……」
「ちょ、怖いからその選択肢は無しで!」
眉間を押さえて難しい顔をする母さん。おおよそだけど、面倒そうな純血派の介入が容易に想像できたんだと思う。純血派《あいつら》だけは絶対に許さん。ファントム・ディビジョンに眠るホンさんのためにも、純血派は滅ぶべきである(過激派)
そんな事を思っていると、お茶を飲んだ父さんが口を開く。
「じゃあ萌、お前の考えを聞かせてくれ。今でこそ国連という選択肢ができたが、心の内は攻略者、つまりはヤマトサークルといった大手のサークルに入るって決めていたのか?」
「ん? まぁ……」
攻略者になる。父さんの予想は当たっている。
「まぁ当然の選択。男の子だし、ダンジョンに潜って活躍したいもんね」
「まぁね……」
「俺も気持ちは分る。パパはスキルがないからダンジョンに潜れないが、冒険したいと言う気持ちは分る。萌の想いは尊重するつもりだ」
「あざす」
微笑む両親。
「で? どこの大手だ? ヤマトに銀獅子といった大手から引く手あまただろ」
「大手のサークルじゃないです」
「え? じゃあ前に言ってた勢いのある中堅サークル、ファイブドラゴンに行くの?」
「優星さんの所にも行きません」
何言ってんだこいつは。と顔を見合わせる二人。
じゃあ何だと二人が俺を見た。
「――俺、フリーで攻略者するわ」ニコッ
とびきりのスマイルでお届け。
少し間が開き。
「「ダメだ(よ)」」
真顔で否定された。
「男の子やし、ダンジョンに潜って活躍したいって分かってくれたやん!!」
「ダメ」
「冒険したいって気持ち! 萌の想いは尊重するって言ってくれたやん!!」
「ダメ」
「なんでえええええええええ!?!?」
俺氏、テーブル突っ伏して号泣。
「サークルに入るならいざ知らず! フリーで攻略者ぁ!? 絶対ダメよ!!」
「フリーがいいの!!」
ママ、激怒。
「自由にダンジョンに潜りたいと言う気持ちは分る! だがフリーはダメだ!! 甘く考えすぎている!!」
「いややフリーがいいの!!」
パパ、激怒。
「冷静になれ萌これは――」
「考えが甘すぎるのよだいたいね――」
「嫌や嫌や嫌や嫌や――」
花房家。
乱痴気騒ぎ。
シン……と静まり返ったリビングに聞こえてくるのは、二十四時間駆動する冷蔵庫の駆動音。チクタクと壁に飾っている時計の音も聞こえる。
テーブルには三つの湯吞。湯呑から湯気が立っているのと同じで、急須の口からも湯気が立っている。つまりはアチアチというわけだ。
俺の目の前に座っているのはあまり見たことの無い真剣な顔の父さん。そして綺麗な姿勢で座る母さん。
物言わぬ圧がこのリビングを支配しているのは、誰がどう見ても変わらないだろう。
二人に対峙している俺はと言うと。
「……」
めちゃくちゃ居心地が悪い。
真剣な両親を前にすると、がきんちょの頃の俺が悪い事して怒られたのをどうしても思い出す。今では何で怒られたか忘れたけど、この緊張感は体に染みついている……。
まぁ今絶賛しつけされてるって訳じゃない。
「萌、お前の考えを聞きたい」
俺の進路についての家族会議だ。
腕を組んだ父さんの眼差しが俺を射貫く。
「……」
無言で視線をずらした。
それを見た母さんが鼻から息を吐き、湯呑を手に取った。
「……別に萌を責めてる訳じゃないのよ。仕事のごたごたがあったとは言え、一人息子の進路相談に乗れなかった私たちがいけないの……。素直に謝るわ……」
そう言って湯呑を傾けてお茶を飲んだ。
「気持ちは嬉しいけど、仕事が忙しいのはいつもの事だし、俺は気にしてない。むしろ俺が迷惑ばかりかけてるからさ、その……、感謝してる」
「「萌……」」
一人息子からの感謝の言葉。それを聞いた両親は声を揃えて震わせ、優しい表情を息子に向けるのだった。
「それはそれ」
「これはこれ」
「もう十八なんだから、答えは出てるのよね?」
「!?」
俺の渾身の演技、破れる。
まぁ演技はしたけど思いは本当だったり。
昨今の世界事情を抱えながらも、わざわざ時間を作って両親が俺に会いに来たのは、可愛い息子の様子を見に来ただけではない。普通に進路について家族会議しようとの旨だ。
「じゃあ整理するよ? 電話でも言ったけど――」
銀獅子・ヤマトサークルといった大手からのオファーや、引率してくれた小中堅サークルからのオファーが学園に正式に来ているのは既に伝えてある。
両親、特に母さんは大手のヤマトサークルを強く推している。理由は大手だと言うことは当然だけど、どうやら日本最強の女――大和 撫子さんと公私ともに付き合いがあるらしく、撫子さんに任せれば安心なのだと……。
まぁルーラーズの報告とかもだし直で見てるから知人だと知ってはいたけど、人の見る眼が確かな母さんがお墨付きの印を押す程の信頼。
ポニーテール高身長つり目スタイル抜群堅物なお姉さまの株が俺の中でうなぎ登りだ。
だからヤマトサークルに入れと、そう言われると思っていた。
「萌、国連に入らない?」
「は?」(猫ミーム)
唐突な母上からの提案。予想だにしない斜め上からの剛速球が、俺の股間にダイレクトアタック!!
「予てからと言うより、萌が攻略者として目覚めた時から、私たちと一緒にって。そんな考えを持っていたの」
穏やかな声が俺の耳をくすぐる。
「いやはや、この話はもっと早くするべきだったがなぁ。忙しとはいえ、無理やりでも時間を作って顔を出すべきだったと、父さんも母さんも反省してる」
困った顔の父さんを見たのは久しぶりかも知れない。
「忙しいのは分かってるって言ったろ?」
父さんの眉毛がハノ字になる。
「いやそれにしても国連かぁ……」
攻略者サークルの選択肢しか無いと思っていたら、まさかの国連で働くと言う選択肢が登場だ。
全裸で座禅組みながら悩みに悩み、脳内でハッピー米須が腕振り回していたのはいったいなんだったのか。
俺の冷え切った身体を温めてくれたあの時の瀬那……。とっても良い匂いがしたなぁ……。
「萌も知っての通り、ママもパパも国連で働いてるでしょ?」
でも瀬那も俺の匂いが好きだって言ってくれてるなぁ……。
「だから私たちが提示できるのは二つ。ママの下に着いて働くのが一つ」
しっぽりんほんほ恋人生活がしたいンゴ。一緒に料理したり一緒にゲームしたり一緒の布団で寝たいンゴねぇ……。
「父さんの下で働いて、研究者になる事がもう一つだ」
早く会いたいンゴ……。
「……萌聞いてるの?」
「おッ!? 聞いてる聞いてる!!」
瀬那に会いたい欲が強すぎて少しばかりトリップしてしまったらしい。怪訝な顔をした両親が無言の圧をかけてくる。
「父さんと母さんの提案はすごくうれしい。俺の将来を憂いて少しでも安定させたいって想いがビシバシ伝わるわ」
お国の仕事をしている両親からすれば、攻略者なんて命を張った職業より、自分の手の届く範囲に居させたい。多くのサークルが歩割制で賃金を渡しているのと違い、国連からの安定したお金を稼がせたい。
今まで放任主義だったお父さんと母さんのせめてもの気遣いが俺には感じれる。
「じゃあ国連の選択肢を選んで――」
「でもそれって不味くないですか? 普通に縁故採用ですよねぇ」
パッと明るい表情をした母さんが呆気にとられた。
「おい萌。泡沫事件で大手に縁作ってるから説得力無いぞ」
「その返しはぐうの音もありません!!」
パパにレスバで負ける。
「母さんも父さんも、それなりの地位に就いてるってのは何となく分かる。だからこそ縁故で引き入れようと画策してるんですよね」
「画策? まぁ画策かぁ……」
難しい顔をした父さん。
「俺今未来のヴィジョンが見えました。例えばそう、父さんと一緒の研究者になったとしよう。初めは、お! 蓮司さんの息子かぁ! これはさぞ有能に違いない! って研究仲間に思われるじゃん」
「ど、どうだろうな」
「でも動きも遅いし頭も悪いしでキンピカのメッキが剝がれてくんだ。あれ? あいつ実は無能なんじゃね? ってさ。それから始めるんだよ、裏で俺を陥れる算段がさ!」
「……お前は何を言ってるんだ?」
真顔の父さん。
「そして母さんと同じ所で働くとするじゃん? お! 有栖さんの御子息かぁ! これはさぞ有能に違いない! って同僚に想われるじゃん」
「どうかしらね……」
「でも動きもトロイし頭の回転も遅いしでキンピカのメッキが剝がれてくんだ。あれ? あいつ実は無能なんじゃね? ってさ。それから始めるんだよ、裏で俺を陥れる算段がさ!」
「……否定できないのが悔しいわね」
「いやそこは否定してくれよ!? どんな職場だよ!?」
「ごめんね萌……。ママの考えが甘かったみたい……」
「ちょ、怖いからその選択肢は無しで!」
眉間を押さえて難しい顔をする母さん。おおよそだけど、面倒そうな純血派の介入が容易に想像できたんだと思う。純血派《あいつら》だけは絶対に許さん。ファントム・ディビジョンに眠るホンさんのためにも、純血派は滅ぶべきである(過激派)
そんな事を思っていると、お茶を飲んだ父さんが口を開く。
「じゃあ萌、お前の考えを聞かせてくれ。今でこそ国連という選択肢ができたが、心の内は攻略者、つまりはヤマトサークルといった大手のサークルに入るって決めていたのか?」
「ん? まぁ……」
攻略者になる。父さんの予想は当たっている。
「まぁ当然の選択。男の子だし、ダンジョンに潜って活躍したいもんね」
「まぁね……」
「俺も気持ちは分る。パパはスキルがないからダンジョンに潜れないが、冒険したいと言う気持ちは分る。萌の想いは尊重するつもりだ」
「あざす」
微笑む両親。
「で? どこの大手だ? ヤマトに銀獅子といった大手から引く手あまただろ」
「大手のサークルじゃないです」
「え? じゃあ前に言ってた勢いのある中堅サークル、ファイブドラゴンに行くの?」
「優星さんの所にも行きません」
何言ってんだこいつは。と顔を見合わせる二人。
じゃあ何だと二人が俺を見た。
「――俺、フリーで攻略者するわ」ニコッ
とびきりのスマイルでお届け。
少し間が開き。
「「ダメだ(よ)」」
真顔で否定された。
「男の子やし、ダンジョンに潜って活躍したいって分かってくれたやん!!」
「ダメ」
「冒険したいって気持ち! 萌の想いは尊重するって言ってくれたやん!!」
「ダメ」
「なんでえええええええええ!?!?」
俺氏、テーブル突っ伏して号泣。
「サークルに入るならいざ知らず! フリーで攻略者ぁ!? 絶対ダメよ!!」
「フリーがいいの!!」
ママ、激怒。
「自由にダンジョンに潜りたいと言う気持ちは分る! だがフリーはダメだ!! 甘く考えすぎている!!」
「いややフリーがいいの!!」
パパ、激怒。
「冷静になれ萌これは――」
「考えが甘すぎるのよだいたいね――」
「嫌や嫌や嫌や嫌や――」
花房家。
乱痴気騒ぎ。
53
あなたにおすすめの小説
うちの冷蔵庫がダンジョンになった
空志戸レミ
ファンタジー
一二三大賞3:コミカライズ賞受賞
ある日の事、突然世界中にモンスターの跋扈するダンジョンが現れたことで人々は戦慄。
そんななかしがないサラリーマンの住むアパートに置かれた古びた2ドア冷蔵庫もまた、なぜかダンジョンと繋がってしまう。部屋の借主である男は酷く困惑しつつもその魔性に惹かれ、このひとりしか知らないダンジョンの攻略に乗り出すのだった…。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする
夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】
主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。
そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。
「え?私たち、付き合ってますよね?」
なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。
「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。
陰キャの俺が学園のアイドルがびしょびしょに濡れているのを見てしまった件
暁ノ鳥
キャラ文芸
陰キャの俺は見てしまった。雨の日、校舎裏で制服を濡らし恍惚とする学園アイドルの姿を。「見ちゃったのね」――その日から俺は彼女の“秘密の共犯者”に!? 特殊な性癖を持つ彼女の無茶な「実験」に振り回され、身も心も支配される日々の始まり。二人の禁断の関係の行方は?。二人の禁断の関係が今、始まる!
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
キャバ嬢(ハイスペック)との同棲が、僕の高校生活を色々と変えていく。
たかなしポン太
青春
僕のアパートの前で、巨乳美人のお姉さんが倒れていた。
助けたそのお姉さんは一流大卒だが内定取り消しとなり、就職浪人中のキャバ嬢だった。
でもまさかそのお姉さんと、同棲することになるとは…。
「今日のパンツってどんなんだっけ? ああ、これか。」
「ちょっと、確認しなくていいですから!」
「これ、可愛いでしょ? 色違いでピンクもあるんだけどね。綿なんだけど生地がサラサラで、この上の部分のリボンが」
「もういいです! いいですから、パンツの説明は!」
天然高学歴キャバ嬢と、心優しいDT高校生。
異色の2人が繰り広げる、水色パンツから始まる日常系ラブコメディー!
※小説家になろうとカクヨムにも同時掲載中です。
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる