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第二十二章 サバイバル
第285話 チュートリアル:祝福
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東京都攻略者学園極限サバイバル。
それが去年の攻略者トーナメントに変わる、今回の催しだ。
テレビやネット、人語り。大盛り上がりを魅せたトーナメントが今年も開催されると期待していた声が大多数を占めていた中、放送権を含む利権や経済効果を投げ捨ててまで国連もとい学園がサバイバルを強行したのは、一会にルーラーズの存在が絡んでいると噂されている。
ルーラーズと言えば当然夏休みに起きた事件――『マリオネットレイド』か。件のマリオネットレイドは現役攻略者、または攻略者の卵である学生と、対軽モンスター撃退用携帯式刺股の所持を許可された免許持ち一般人の活躍で、予想を上回る快挙を成した。
大型モンスターのドール系の出現や、世界が破界される寸前にまで追い詰められた人類。紆余曲折あるものの、結果としてカルーディが引き起こした『マリオネットレイド』を制した人類は、勝利の凱旋で日常へと戻る。
と、噂の真意は分からないけど、『マリオネットレイド』があったのは事実。
そして俺がこの手でカルーディを殺めたのも事実……。
まぁそれは一旦置いといて。
実のところ、元々秋の催しトーナメント開催から何回か目にはサバイバルをする算段があったらしく、それが前倒しになったって説が強かったり。
確かに個々の実力を計るにはタイマントーナメントは一種の物差しとしては有効なのかもしれない。
しかしながら昨今に蔓延るダンジョンに潜り調査、モンスターを倒し踏破する。言葉で言うのは簡単だけど、一日そこらで成し遂げる程ダンジョンは甘くはない。
後にロシアのバイカル湖が凍った事件――ダンジョン『氷結界の里』に繋がる、俺が惹句さんと出会ったダンジョン『息吹く荒野 ウィンドウィルダネス』にて、何日も滞在していた攻略者たちが居たのがいい例だ。
ダンジョン固有の環境。蔓延る強暴なモンスター。牙を剥く自然。体外的な要因だけではなく、腹が減れば食料問題。喉が渇けば水問題。人間だれしも休息が必要故の安全地帯確保。
実力はあれど生き抜く力を備えなければ、一流の攻略者にはなれないだろう。
無論すべてが現地調達と言う訳では当然ない。各々の腰には携帯食料やら飲料水やらが。背負ったリュックにはサバイバルに役立つセットやらも詰め込んでいる。
ただただモンスターに強ければいいと言うものではなない。絶対に生き抜く。それが一番求められるのかも知れない。
では本題。
東京都攻略者学園極限サバイバルは「ポイント制」でありかつ「生き残ること」。それが大前提。
サバイバル終了時に生き残った者の取得ポイントを競い、一番ポイントが多い生徒が優勝者となる。
ポイントの取得方法。それは徘徊する疑似モンスターを倒したり、各所に鎮座しているボスモンスターを倒したり。後は攻略者同士でバトルし、撃破すればポイントがもらえる。
如何に頑張ってボスを倒しポイントを稼ごうが、如何に頑張って仲の良い友達を倒してポイントを稼ごうが、終了時まで生き残らなければ何の意味も無いのである。
つまりは、だ。
戦わなければ生き残れない!! 戦っても生き残れない!!
実質日朝の仮面ライダー龍〇だったり。
――ブウウンン!
――キュルキュル。
サバイバル開始の知らせが鳴り響くと同時に、手首に巻いたスマートウォッチから耐久値のあるバリアが俺の体に展開された。
『チュートリアル:極限サバイバルを生き残ろう!』
振り返ったサバイバルの概要は脳内ソードベントで切り裂いた。
闘技場と観客席を改装したトーナメント会場がサバイバルの場所だ。
サバイバル環境は森林地区と草原地区の二つだと事前情報にある。
しかし情報はそれだけであり、川や湖と言った飲み水と言う生命線や崖や丘の高低差、気温といった環境や場所の情報は一切ない。
それらの位置や比較的安全地帯を見つける事がサバイバルの一環なのは言うまでもない。
一年生から三年生までが一斉にランダム転移。開始直後にモンスターや生徒同士で戦闘開始の可能性もあるし、ぽつんと一人で佇む可能性もある。
「……」
どうやら俺は後者の様で……。
一人ぽつんと開始。
可愛い系の小さなモンスターからクソデカ斧を引きずりまわすモンスターが跋扈する森林や草原が目の前に広がっている。エンカウントした後輩たちや別クラスの面々とバトルする。きっと俺の考えなんて甘ちゃんだと分からされる。
そう思っていた時期が、私にもありました……。
「……どこやねん、ここ」
まさかの関西弁。
関西人以外が関西弁を話す事が心底嫌いな関西人の皆さん、ごめんなさい。
しゃーないやんだって!? 石造りの地下牢みたいな場所なんやから!!
しゃーないやんだって!? ぽつぽつ蝋燭があるだけの暗い場所やねんから!!
「え、マジでどこ……」
木々に囲まれてスタート。風が吹く草原でスタート。そう思っていたからジメッとした暗い場所スタートなんて誰も予想できない。
「幸い空気はある」
一瞬混乱したけど頭は冷静。少し埃っぽいこの場所は石造りの一室と言ったところか。太陽の日差しなんてもちろん無いし、明りと言ったら蝋燭だけ。しかもご丁寧に通路の各所に蠟燭が灯っている。
「……とりあえず進むか」
既にサバイバルは始まっている。訳が分からんと足踏みしていても仕方ないから進む選択。
――ポチャン。ポチャン。
俺の歩く音と何処からか聞こえる水の滴る音。聞こえる音と言えばその程度。蝋燭の火があるとはいえ暗いのには違いなく、それこそ何か出てきそうな雰囲気だ。
恐怖心が無い俺はずんずん進んでいくけど、普通の男子や女子ならば怖いだろうなぁ~。ジメジメしてるし、埃っぽいし、なんかキノコ生えてるしで不気味が増す。
そんな事を思っていると、曲がり角。
「……」
――ッブオン。
取り回しがいいように小さく出したオーラ剣を構えながら、サッと曲がり角を曲がった。
瞬間――
「――」
強暴なモンスターが不意を突こうと襲ってくる。事も無く。
「何だアレ……」
少し広めの部屋に、発光する炎の様な何かがあった。
それは何かを吸収しているのか、ふわふわな光の線が炎に集まっている。
警戒しながら近づき、そっと炎に手をかざした。
すると、ブワッと黄色の光が膨張し、俺を包む。
何事か。
視界の端のメッセージが視界中央に表示。
『LOST GRACE DISCOVERED』
「!?」
なんかエルデルリングス始まったわ……。
DLC楽しみだわぁ~。
それが去年の攻略者トーナメントに変わる、今回の催しだ。
テレビやネット、人語り。大盛り上がりを魅せたトーナメントが今年も開催されると期待していた声が大多数を占めていた中、放送権を含む利権や経済効果を投げ捨ててまで国連もとい学園がサバイバルを強行したのは、一会にルーラーズの存在が絡んでいると噂されている。
ルーラーズと言えば当然夏休みに起きた事件――『マリオネットレイド』か。件のマリオネットレイドは現役攻略者、または攻略者の卵である学生と、対軽モンスター撃退用携帯式刺股の所持を許可された免許持ち一般人の活躍で、予想を上回る快挙を成した。
大型モンスターのドール系の出現や、世界が破界される寸前にまで追い詰められた人類。紆余曲折あるものの、結果としてカルーディが引き起こした『マリオネットレイド』を制した人類は、勝利の凱旋で日常へと戻る。
と、噂の真意は分からないけど、『マリオネットレイド』があったのは事実。
そして俺がこの手でカルーディを殺めたのも事実……。
まぁそれは一旦置いといて。
実のところ、元々秋の催しトーナメント開催から何回か目にはサバイバルをする算段があったらしく、それが前倒しになったって説が強かったり。
確かに個々の実力を計るにはタイマントーナメントは一種の物差しとしては有効なのかもしれない。
しかしながら昨今に蔓延るダンジョンに潜り調査、モンスターを倒し踏破する。言葉で言うのは簡単だけど、一日そこらで成し遂げる程ダンジョンは甘くはない。
後にロシアのバイカル湖が凍った事件――ダンジョン『氷結界の里』に繋がる、俺が惹句さんと出会ったダンジョン『息吹く荒野 ウィンドウィルダネス』にて、何日も滞在していた攻略者たちが居たのがいい例だ。
ダンジョン固有の環境。蔓延る強暴なモンスター。牙を剥く自然。体外的な要因だけではなく、腹が減れば食料問題。喉が渇けば水問題。人間だれしも休息が必要故の安全地帯確保。
実力はあれど生き抜く力を備えなければ、一流の攻略者にはなれないだろう。
無論すべてが現地調達と言う訳では当然ない。各々の腰には携帯食料やら飲料水やらが。背負ったリュックにはサバイバルに役立つセットやらも詰め込んでいる。
ただただモンスターに強ければいいと言うものではなない。絶対に生き抜く。それが一番求められるのかも知れない。
では本題。
東京都攻略者学園極限サバイバルは「ポイント制」でありかつ「生き残ること」。それが大前提。
サバイバル終了時に生き残った者の取得ポイントを競い、一番ポイントが多い生徒が優勝者となる。
ポイントの取得方法。それは徘徊する疑似モンスターを倒したり、各所に鎮座しているボスモンスターを倒したり。後は攻略者同士でバトルし、撃破すればポイントがもらえる。
如何に頑張ってボスを倒しポイントを稼ごうが、如何に頑張って仲の良い友達を倒してポイントを稼ごうが、終了時まで生き残らなければ何の意味も無いのである。
つまりは、だ。
戦わなければ生き残れない!! 戦っても生き残れない!!
実質日朝の仮面ライダー龍〇だったり。
――ブウウンン!
――キュルキュル。
サバイバル開始の知らせが鳴り響くと同時に、手首に巻いたスマートウォッチから耐久値のあるバリアが俺の体に展開された。
『チュートリアル:極限サバイバルを生き残ろう!』
振り返ったサバイバルの概要は脳内ソードベントで切り裂いた。
闘技場と観客席を改装したトーナメント会場がサバイバルの場所だ。
サバイバル環境は森林地区と草原地区の二つだと事前情報にある。
しかし情報はそれだけであり、川や湖と言った飲み水と言う生命線や崖や丘の高低差、気温といった環境や場所の情報は一切ない。
それらの位置や比較的安全地帯を見つける事がサバイバルの一環なのは言うまでもない。
一年生から三年生までが一斉にランダム転移。開始直後にモンスターや生徒同士で戦闘開始の可能性もあるし、ぽつんと一人で佇む可能性もある。
「……」
どうやら俺は後者の様で……。
一人ぽつんと開始。
可愛い系の小さなモンスターからクソデカ斧を引きずりまわすモンスターが跋扈する森林や草原が目の前に広がっている。エンカウントした後輩たちや別クラスの面々とバトルする。きっと俺の考えなんて甘ちゃんだと分からされる。
そう思っていた時期が、私にもありました……。
「……どこやねん、ここ」
まさかの関西弁。
関西人以外が関西弁を話す事が心底嫌いな関西人の皆さん、ごめんなさい。
しゃーないやんだって!? 石造りの地下牢みたいな場所なんやから!!
しゃーないやんだって!? ぽつぽつ蝋燭があるだけの暗い場所やねんから!!
「え、マジでどこ……」
木々に囲まれてスタート。風が吹く草原でスタート。そう思っていたからジメッとした暗い場所スタートなんて誰も予想できない。
「幸い空気はある」
一瞬混乱したけど頭は冷静。少し埃っぽいこの場所は石造りの一室と言ったところか。太陽の日差しなんてもちろん無いし、明りと言ったら蝋燭だけ。しかもご丁寧に通路の各所に蠟燭が灯っている。
「……とりあえず進むか」
既にサバイバルは始まっている。訳が分からんと足踏みしていても仕方ないから進む選択。
――ポチャン。ポチャン。
俺の歩く音と何処からか聞こえる水の滴る音。聞こえる音と言えばその程度。蝋燭の火があるとはいえ暗いのには違いなく、それこそ何か出てきそうな雰囲気だ。
恐怖心が無い俺はずんずん進んでいくけど、普通の男子や女子ならば怖いだろうなぁ~。ジメジメしてるし、埃っぽいし、なんかキノコ生えてるしで不気味が増す。
そんな事を思っていると、曲がり角。
「……」
――ッブオン。
取り回しがいいように小さく出したオーラ剣を構えながら、サッと曲がり角を曲がった。
瞬間――
「――」
強暴なモンスターが不意を突こうと襲ってくる。事も無く。
「何だアレ……」
少し広めの部屋に、発光する炎の様な何かがあった。
それは何かを吸収しているのか、ふわふわな光の線が炎に集まっている。
警戒しながら近づき、そっと炎に手をかざした。
すると、ブワッと黄色の光が膨張し、俺を包む。
何事か。
視界の端のメッセージが視界中央に表示。
『LOST GRACE DISCOVERED』
「!?」
なんかエルデルリングス始まったわ……。
DLC楽しみだわぁ~。
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