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もう15歳
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父が去った後、大丈夫かと心配するクラウドと、別館の談話室で遅い昼食をとりました。
気分が悪いわけではありませんが、食欲はありません。しかし食べないと、更に心配したクラウドにベッドへ押し込まれてしまうでしょう。
私は紅茶で流し込みつつ、苦労して普段通りの量をお腹へ収めました。
「カーラ様、この後はどうされますか?」
「そうですね・・・少し散歩しようかな」
やや重たい胃の中身を消化するために、目的も無くぶらぶら歩くことにします。平日ならば他の生徒たちの迷惑になりそうなこの行為も、多くの生徒が外出している休日ならば、問題ありません。
昼食の後片付けを終えたクラウドと共に、学園内を歩きます。足は自然に行ったことのない方へ向き、見慣れない景色を楽しみながらゆっくりと歩きました。
「こちらが魔法演習場です」
「はぁ・・・大きいですね」
目の前にあるレンガ造りの建物は、高さこそ鍛錬場と変わりませんが、広さがその比ではありません。たぶん6倍はあるのではないでしょうか。
ゲームでは外から見るなんてことはありませんでしたし、攻撃魔法が使えない治癒術師であるゲーム主人公は、武闘大会くらいでしか訪れませんでした。なのでこの角度から見たのは初めてです。
そう言えば武闘大会前にここを下見をしておこうと思って、その大会が帝国からの宣戦布告で中止になりましたから忘れていましたよ。
魔法演習場は魔法学の実技場を兼ねています。よって魔法学を受講していない私は、一度も訪れたことがありません。それに平日は何かしらのクラブが使用していますから、私がうろついては邪魔になるかと遠慮して近づきませんでした。
ぼけ―っと見上げていたら、私が興味深そうに見ているのを感じ取ったらしく、クラウドが入り口に手をかけます。通常は施錠されていて開くはずはない扉が、手前へ簡単に開きました。
「どなたかが使用中のようです」
魔法演習場も鍛錬場も、前もって学園事務へ届け出れば、休日でも使用することができます。
武闘大会が中止になったため、武術の授業でも最近は皆、たるみ気味ですが練習熱心な方もいるようですね。
せっかくなので少し中を覗いてみたいな。邪魔をしないようにこっそり見るくらいならば、許されるでしょうか。
「少し、お待ちください。許可を頂いてきます」
優秀な従者であるクラウドが察してくれて、何か言う前に一礼して中へ入っていきました。そして割とすぐに戻ってきます。
これだけ早いという事は、すぐに断られたか、逃げられたかしましたかね?
「どうでしたか?」
「構わないそうです」
許可を得たというのに浮かない表情をしている、クラウド。あまり私が近づきたがらない人物なのでしょうか。
はっ・・・まさか。
「・・・殿下ですか?」
「いいえ。トリステン公爵令息様です」
アレクシス様。
息を飲んで硬直した私がまた倒れると思ったのか、クラウドが素早く私の横へ付いて片手を背に添えます。その二の腕を掴んで、ふらつきかけた足へぐっと力を入れました。
いくら巻き込んでしまったのがショックだったからと言って、気絶している場合ではありません。私のせいで危険に晒されているのは、彼なのですから。きちんと謝罪しなければ。
「カーラ様、大丈夫ですか?」
「ええ。大丈夫です」
大きく深呼吸をすれば、ぼんやりしかけた意識がはっきりしてきました。気遣うクラウドに微笑みかけて、魔法演習場の建物の中へ足を踏み入れます。
少し先の正面には大きな扉があり、その左右に6、7段の階段とその先に扉がありました。鍛錬場と似た造りならば、おそらく正面が演習場へ続いていて、左右が観戦席へ続いているのでしょう。
先行したクラウドが正面の扉へ手をかけましたから、正解のようです。そのままそこで待機するように目くばせすると、一瞬、不満げな顔をした後に表情を消して礼をしました。
それを確認して、クラウドが開けてくれた扉から、演習場へと足を踏みいれます。
クラウドを伴わなかったのは、甘えが出てしまいそうだったからです。謝罪するべき相手の前で気を失うとか、馬鹿にしているととられても困りますし。
「カ・・・カム。足元に気を付けろ」
薄暗い通路から開けた演習場へ出たために、目を細めつつ足を進めると、思ったよりも近くにいたらしいアレクシス様の声がしました。
「え? へぁっ?!」
そちらへ顔を向けかけて、言われた傍から何かに足を取られてしまいます。転びかけ、とっさに目の前へ差し出された手を掴みました。
やっぱり「きゃっ」で無いのは察して。
身体が前へ傾ぎ、下がった目線で足元を確認すると、グニャグニャととぐろを巻いているかのような小麦らしき植物がありました。どうやらこれに足を取られたようです。
「大丈夫か?」
「ありがとうございます。アレクシス様」
体制を立て直し、手を貸してくれたアレクシス様へ微笑みかけました。対するアレクシス様は、眉尻がやや下がっているものの、安定の無表情です。そして目が合ったのはほんの数秒で、いつも通りすぐに目をそらされました。
こんなに怖れている私の身代わりをさせるなんて、本当に申し訳ない。
じっと見上げていると、ちらりとこちらを確認するように視線が戻りかけ、またすぐにそらされました。その視線は、彼が植物魔法で育てたであろう小麦たちへ向けられています。残念ながら美しい金の絨毯が広がっているわけではなく、いろんな方向を向いていたり、ひん曲がっていたりする小麦の群れですが。
しかしアレクシス様はどこまでご存じなのでしょうか? 謝罪しようにも、私のせいだと知らないのでは、困惑させてしまうだけでしょうし。
手を離したら私の謝罪を聞いてもらう前に去ってしまわれそうで、私はアレクシス様の手を掴んだまま、その空色の瞳を自らが作り出した麦たちへ向けている顔を見つめます。
すると何度か私をチラ見した後、ひとつ深呼吸をしたアレクシス様が私へ視線を落として口を開きました。
「カム。豊穣の呪文「黎明の女神」の使い手として名乗りを上げたのは、俺の自己満足だ。君が気に病む必要は無い」
いきなり核心を突かれて、言葉に詰まります。それでも何か言わなければと、彼の手を掴む自分の手に力を入れました。
「あの・・・アレクシス様は、どこまでご存じなのですか?」
「俺が教えられたのは「黎明の女神」と言う呪文の存在と、それを唱えられる人物を帝国が欲しがっている事くらいだ」
そこで一瞬だけ目をそらし、またすぐに私へ戻して、アレクシス様は続けます。
「・・・だが、それに「黒」と呼ばれる人物が関わっていることも、俺は知っている。そして、それは君の事だと予測した。情報源であるガンガーラの王弟も、交渉相手だったテトラディル侯爵も、「黒」の正体については黙秘を続けている。しかし俺でも気付くくらいだ。口にはしないものの、宰相である父上は察しているようだし、陛下も疑っているだろうな」
やはり。考えなしの付けが回ってきたようです。
でも、どうして? その付けは私が払うべきものであって、アレクシス様が肩代わりする必要なんてありません。
私の代わりに矢面へ立てば、帝国が欲しがっている者を暗殺することは無いとしても、危険であることは確かですし、命の保証もないのです。それは全く、彼の利益にならないと思うのですが。
「・・・申し訳ございません。アレクシス様」
涙がにじみかけ、絞り出すように謝罪しました。理由はどうあれ、彼が私のせいで帝国から狙われることに変わりはありません。
ここまで、縋りつくようにアレクシス様の手を握っていたのですが、きちんと頭を下げて謝罪するためにその手を離します。しかし、今度は逆に私の手を掴まれてしまいました。
「カム。俺は気に病むな、と言った。これは俺のためにしている事であって、君のためにしているわけではない」
私の考えなしな行動の結果だというのに、謝罪する事さえ許されませんでした。でも、それも当然かもしれません。謝って済むようなことではありませんし。
謝罪を断られては頭を下げることもできず、私はアレクシス様を見つめ続けました。アレクシス様は時折、目をそらすものの、すぐに私へ視線を戻します。
沈黙が支配する中、泣くのは卑怯だと耐えていた涙が、ついに私の頬を伝いました。
「カム・・・」
それを見たアレクシス様の眉間に皺が寄ります。元凶であり、責められる立場である者が涙を流すなんて、不快でしかないでしょう。
私が顔を背けかけたのを、アレクシス様の手が私の顎を掴むことで阻みます。予想外の行動に反応が遅れ、気付いた時には、涙を吸い取るようにして、アレクシス様の唇が私の頬に触れていました。
「・・・え?」
気分が悪いわけではありませんが、食欲はありません。しかし食べないと、更に心配したクラウドにベッドへ押し込まれてしまうでしょう。
私は紅茶で流し込みつつ、苦労して普段通りの量をお腹へ収めました。
「カーラ様、この後はどうされますか?」
「そうですね・・・少し散歩しようかな」
やや重たい胃の中身を消化するために、目的も無くぶらぶら歩くことにします。平日ならば他の生徒たちの迷惑になりそうなこの行為も、多くの生徒が外出している休日ならば、問題ありません。
昼食の後片付けを終えたクラウドと共に、学園内を歩きます。足は自然に行ったことのない方へ向き、見慣れない景色を楽しみながらゆっくりと歩きました。
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「はぁ・・・大きいですね」
目の前にあるレンガ造りの建物は、高さこそ鍛錬場と変わりませんが、広さがその比ではありません。たぶん6倍はあるのではないでしょうか。
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そう言えば武闘大会前にここを下見をしておこうと思って、その大会が帝国からの宣戦布告で中止になりましたから忘れていましたよ。
魔法演習場は魔法学の実技場を兼ねています。よって魔法学を受講していない私は、一度も訪れたことがありません。それに平日は何かしらのクラブが使用していますから、私がうろついては邪魔になるかと遠慮して近づきませんでした。
ぼけ―っと見上げていたら、私が興味深そうに見ているのを感じ取ったらしく、クラウドが入り口に手をかけます。通常は施錠されていて開くはずはない扉が、手前へ簡単に開きました。
「どなたかが使用中のようです」
魔法演習場も鍛錬場も、前もって学園事務へ届け出れば、休日でも使用することができます。
武闘大会が中止になったため、武術の授業でも最近は皆、たるみ気味ですが練習熱心な方もいるようですね。
せっかくなので少し中を覗いてみたいな。邪魔をしないようにこっそり見るくらいならば、許されるでしょうか。
「少し、お待ちください。許可を頂いてきます」
優秀な従者であるクラウドが察してくれて、何か言う前に一礼して中へ入っていきました。そして割とすぐに戻ってきます。
これだけ早いという事は、すぐに断られたか、逃げられたかしましたかね?
「どうでしたか?」
「構わないそうです」
許可を得たというのに浮かない表情をしている、クラウド。あまり私が近づきたがらない人物なのでしょうか。
はっ・・・まさか。
「・・・殿下ですか?」
「いいえ。トリステン公爵令息様です」
アレクシス様。
息を飲んで硬直した私がまた倒れると思ったのか、クラウドが素早く私の横へ付いて片手を背に添えます。その二の腕を掴んで、ふらつきかけた足へぐっと力を入れました。
いくら巻き込んでしまったのがショックだったからと言って、気絶している場合ではありません。私のせいで危険に晒されているのは、彼なのですから。きちんと謝罪しなければ。
「カーラ様、大丈夫ですか?」
「ええ。大丈夫です」
大きく深呼吸をすれば、ぼんやりしかけた意識がはっきりしてきました。気遣うクラウドに微笑みかけて、魔法演習場の建物の中へ足を踏み入れます。
少し先の正面には大きな扉があり、その左右に6、7段の階段とその先に扉がありました。鍛錬場と似た造りならば、おそらく正面が演習場へ続いていて、左右が観戦席へ続いているのでしょう。
先行したクラウドが正面の扉へ手をかけましたから、正解のようです。そのままそこで待機するように目くばせすると、一瞬、不満げな顔をした後に表情を消して礼をしました。
それを確認して、クラウドが開けてくれた扉から、演習場へと足を踏みいれます。
クラウドを伴わなかったのは、甘えが出てしまいそうだったからです。謝罪するべき相手の前で気を失うとか、馬鹿にしているととられても困りますし。
「カ・・・カム。足元に気を付けろ」
薄暗い通路から開けた演習場へ出たために、目を細めつつ足を進めると、思ったよりも近くにいたらしいアレクシス様の声がしました。
「え? へぁっ?!」
そちらへ顔を向けかけて、言われた傍から何かに足を取られてしまいます。転びかけ、とっさに目の前へ差し出された手を掴みました。
やっぱり「きゃっ」で無いのは察して。
身体が前へ傾ぎ、下がった目線で足元を確認すると、グニャグニャととぐろを巻いているかのような小麦らしき植物がありました。どうやらこれに足を取られたようです。
「大丈夫か?」
「ありがとうございます。アレクシス様」
体制を立て直し、手を貸してくれたアレクシス様へ微笑みかけました。対するアレクシス様は、眉尻がやや下がっているものの、安定の無表情です。そして目が合ったのはほんの数秒で、いつも通りすぐに目をそらされました。
こんなに怖れている私の身代わりをさせるなんて、本当に申し訳ない。
じっと見上げていると、ちらりとこちらを確認するように視線が戻りかけ、またすぐにそらされました。その視線は、彼が植物魔法で育てたであろう小麦たちへ向けられています。残念ながら美しい金の絨毯が広がっているわけではなく、いろんな方向を向いていたり、ひん曲がっていたりする小麦の群れですが。
しかしアレクシス様はどこまでご存じなのでしょうか? 謝罪しようにも、私のせいだと知らないのでは、困惑させてしまうだけでしょうし。
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いきなり核心を突かれて、言葉に詰まります。それでも何か言わなければと、彼の手を掴む自分の手に力を入れました。
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そこで一瞬だけ目をそらし、またすぐに私へ戻して、アレクシス様は続けます。
「・・・だが、それに「黒」と呼ばれる人物が関わっていることも、俺は知っている。そして、それは君の事だと予測した。情報源であるガンガーラの王弟も、交渉相手だったテトラディル侯爵も、「黒」の正体については黙秘を続けている。しかし俺でも気付くくらいだ。口にはしないものの、宰相である父上は察しているようだし、陛下も疑っているだろうな」
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ここまで、縋りつくようにアレクシス様の手を握っていたのですが、きちんと頭を下げて謝罪するためにその手を離します。しかし、今度は逆に私の手を掴まれてしまいました。
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私の考えなしな行動の結果だというのに、謝罪する事さえ許されませんでした。でも、それも当然かもしれません。謝って済むようなことではありませんし。
謝罪を断られては頭を下げることもできず、私はアレクシス様を見つめ続けました。アレクシス様は時折、目をそらすものの、すぐに私へ視線を戻します。
沈黙が支配する中、泣くのは卑怯だと耐えていた涙が、ついに私の頬を伝いました。
「カム・・・」
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