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連載
第?章 極限進化のメガルシフ
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異世界ミゼレイラでは、人族と魔族が数百年に渡り、争いを続けていた。
人間達は、強力な力を持つ魔族に対抗する為、科学とは別ベクトルである魔導力学を発展させて、『キリング・マシン』の開発に成功した。そして、機体番号18542は、そのキリング・マシンの一個体に過ぎなかった。
中規模の戦争が勃発した際、キリング・マシンを編成した部隊が初めて実戦投入された。しかし、結果は人類の敗北。魔族の雷撃魔法により、多数のキリング・マシンと人間の兵士が荒野に屍を晒した。
「……機体番号18542だと。今更そんなものを持ち帰ってどうする」
キリング・マシンの開発に携わった魔導学者は、部隊長にそう告げたが、敗戦の後、わざわざその個体が持ち帰られた理由をすぐに知る。
研究台に横たわる一体のキリング・マシンは、傍目にも修復不能な状態であった。にも拘わらず、千切れたケーブルが意志を持っているかのように動き、ダメージのある箇所に集まり、新たなボディを形成している。すぐに開発チームに連絡を取ったが、自動修復プログラムを入力した覚えなどないと言う。
自己修復を終えた機体番号18542。やがて、下顎の辺りに亀裂が入る。
「機は……もっと……強くなりたい」
魔導学者は驚愕する。機体番号18542は、自らの意思で声帯をも生成した。
自我があることや修復機能に加え、魔導学者達を驚かせたのは、応用能力であった。自己修復した機体番号18542は、敗戦の原因であった雷撃魔法に耐えられるよう、ボディを進化させていた。
魔導学者達は、機体番号18542のボディを研究し、他のキリング・マシンに応用。新たに編成した対雷撃魔法用キリング・マシン中隊で、次の戦いでは勝利を収めた。
その後の戦乱に於いても、機体番号18542の活躍はめざましかった。他のキリング・マシンとは速度も攻撃力もまるで違う。その上、戦闘の度に進化していくのだ。
当初、魔導学者達は、機体番号18542の進化を他の個体にも応用していたが、やがて彼らの魔導理論の遥か上を行くものとなり、複製できなくなった。
しかし、魔導学者達に悲嘆はない。機体番号18542一体だけで、数千のキリング・マシン以上の戦果をもたらしてくれたからだ。
人類と魔族の存亡を掛けた最終決戦に於いても、機体番号18542の力は遺憾なく発揮された。結果的に、長きに渡る人類と魔族の戦争は、人類の勝利によって終結する。そして、その勝利が、機体番号18542によって、もたらされたことは言うまでもない。
機体番号18542には、数万の魔族による物理攻撃はおろか、魔法もまた通用しなかった。それどころか、敵の魔法を応用して習得した全体魔法で、機体番号18542は魔族の殆どを黒焦げにした。人類は、もしもの際に準備していた核に匹敵する大量破壊魔導兵器を使うことなく、魔族に打ち勝ったのだ。
だが、人類の繁栄は長くは続かなかった。
「機は戦いたい。もっと強い敵と」
機体番号18542は、戦争終結後も戦いを求めた。やがて、その闘争本能を恐れた魔導学者達は、ある決断を下す。
それは、全てのキリング・マシンの中に埋め込んでいた、自爆装置の起動であった。
魔導学者が意を決して押した、機体番号18542の自爆スイッチ。だが、機体番号18542に変化はなかった。
「貴様らは機を創造した。人間で言えば、親に相当する。自爆装置を使おうとしなければ、違う未来があったのかも知れぬ」
機体番号18542は、魔導学者達に淡々とそう告げた。装置の回路変換は既に行われていた。魔導学者が押したスイッチは、機体番号18542の自爆装置ではなく、核に相当する大量破壊魔導兵器に繋げられていた。
こうして、異世界ミゼレイラは滅亡した。灰が舞い散る荒野の中、機体番号18542だけが立っていた。ミゼレイラにいた全ての生命を滅ぼす大爆発を、無傷のままで耐えて――。
「機は、もっと進化したい」
生まれた世界を滅ぼして尚、進化への飽くなき探求心は残っていた。機体番号18542は、空を見上げる。視力を進化させ、光学望遠鏡のように研ぎ澄ますと、無限に存在する宇宙が見えた。宇宙が無限ならば、世界もまた同じく無限だということだ。
機体番号18542は、何もない空間に手を伸ばす。
「時空壁解析……」
この場所とは違う並行世界の存在を確信しつつ、障害となる世界と世界の間の時空を解析、そして同時に破壊する。機体番号18542の前に、極彩色に輝くゲートが出現した。
(願うは、此処よりもっと熾烈な世界へ。そして、機を更なる高みへ)
そう願いながら、機体番号18542はゲートを潜った。
ミゼレイラの並行世界である異世界コーカルラスでは、元の世界と同じような甲冑をまとった人間達が、突如出現した機体番号18542を見て叫んでいた。
手始めに一人を手に掛けた後、脳をスキャン。その世界の人語等を高速で学習する。
「何だ、貴様は!? 一体、何処から現れた!?」
「機は……」
彼らの質問に答えようとして、気付く。機体番号18542という呼び方は気に食わなかった。ふと、元いた異世界ミゼレイラを滅ぼした、あの兵器の名が浮かんだ。大量破壊魔導兵器『メガルシフ』の名が。
「機の名は、メガルシフ。極限進化のメガルシフだ」
コーカルラスは、ミゼレイラと同じく魔法が存在し、似た文明を遂げた異世界であったが、そこにいる者達の能力値は非常に高かった。人間もモンスターも、ミゼレイラの十数倍の戦闘力。おそらく重力が違うことが、大きな要因かとメガルシフは分析した。
激しい戦いの中、メガルシフは歓喜しつつ、コーカルラスの戦力に適応する。自身の能力値を大幅に向上させながら、やがてはこの世界の『勇者』と呼ばれる存在をも消し去った。
七日と掛からず異世界コーカルラスを滅ぼした後、メガルシフはまたもゲートを潜った。
次は、科学文明の発達した異世界だった。
魔導力学とは違う変化を遂げた武器――マシンガンやガトリングガンの弾幕に身を晒しながら、メガルシフはまたも愉悦に浸っていた。
「いいぞ。これで機は、新たなる進化を遂げる」
科学技術を取り込み、メガルシフは更に適応進化した。メガルシフの進化は、この異世界が完全に焼け野原に変わるまで続いた。
その後もメガルシフは異世界ゲートを潜り、世界を滅ぼし続けた。進化している最中はメガルシフにとって至福の時間であったが、それを得た後は耐えがたい虚無感を覚えた。
(足りぬ。まだ足りぬ)
いつしか、メガルシフは究極の存在を求め始めていた。
(機と同等――或いは機を上回る者と戦ってみたい)
飽くなき戦闘への探求が、メガルシフをそこに導いたのか。或いは別の何者かの意思によるものだったのか。
七回目のゲートを潜ると、いつもとは様子の違う灰色の世界が広がっていた。
蜃気楼のようなベールを隔てて、漆黒の長卓が見える。そして、そこに鎮座する異形の者達の姿も。
「お待ちしておりました。此処は戴天王界。数多に存在する世界を支配した覇王達が集いし時空です」
時の覇王と名乗った女は、メガルシフにそう告げた。蜃気楼のベール――『時空壁』の向こうにある長卓を眺めながらメガルシフは思う。
(各々が凄まじい戦闘能力を持っている。だがそれでも、機の相手ではない)
「機を呼んだのは、奴らを片付けさせる為か?」
時空壁を破る素振りを見せるメガルシフに、時の覇王は首を横に振った。
「アナタには、より相応しい標的を――異世界アルヴァーナにいる勇者を用意しております」
『勇者』。聞き飽きた言葉だった。勇者や救世主と呼ばれる者達を、メガルシフは幾度も葬ってきたのだから。
そんなメガルシフの心中を察したように、時の覇王が言う。
「アルヴァーナの勇者は、神と人との統合体。黒の長卓にいる覇王達を連続して倒しております」
「神、だと?」
その一言が、メガルシフの興味をそそった。自らが求める究極の好敵手の可能性が、その響きから感じられた。
時の覇王が、にやりと笑う。
「アナタの乾きを癒やす、最高の標的となることでしょう」
人間達は、強力な力を持つ魔族に対抗する為、科学とは別ベクトルである魔導力学を発展させて、『キリング・マシン』の開発に成功した。そして、機体番号18542は、そのキリング・マシンの一個体に過ぎなかった。
中規模の戦争が勃発した際、キリング・マシンを編成した部隊が初めて実戦投入された。しかし、結果は人類の敗北。魔族の雷撃魔法により、多数のキリング・マシンと人間の兵士が荒野に屍を晒した。
「……機体番号18542だと。今更そんなものを持ち帰ってどうする」
キリング・マシンの開発に携わった魔導学者は、部隊長にそう告げたが、敗戦の後、わざわざその個体が持ち帰られた理由をすぐに知る。
研究台に横たわる一体のキリング・マシンは、傍目にも修復不能な状態であった。にも拘わらず、千切れたケーブルが意志を持っているかのように動き、ダメージのある箇所に集まり、新たなボディを形成している。すぐに開発チームに連絡を取ったが、自動修復プログラムを入力した覚えなどないと言う。
自己修復を終えた機体番号18542。やがて、下顎の辺りに亀裂が入る。
「機は……もっと……強くなりたい」
魔導学者は驚愕する。機体番号18542は、自らの意思で声帯をも生成した。
自我があることや修復機能に加え、魔導学者達を驚かせたのは、応用能力であった。自己修復した機体番号18542は、敗戦の原因であった雷撃魔法に耐えられるよう、ボディを進化させていた。
魔導学者達は、機体番号18542のボディを研究し、他のキリング・マシンに応用。新たに編成した対雷撃魔法用キリング・マシン中隊で、次の戦いでは勝利を収めた。
その後の戦乱に於いても、機体番号18542の活躍はめざましかった。他のキリング・マシンとは速度も攻撃力もまるで違う。その上、戦闘の度に進化していくのだ。
当初、魔導学者達は、機体番号18542の進化を他の個体にも応用していたが、やがて彼らの魔導理論の遥か上を行くものとなり、複製できなくなった。
しかし、魔導学者達に悲嘆はない。機体番号18542一体だけで、数千のキリング・マシン以上の戦果をもたらしてくれたからだ。
人類と魔族の存亡を掛けた最終決戦に於いても、機体番号18542の力は遺憾なく発揮された。結果的に、長きに渡る人類と魔族の戦争は、人類の勝利によって終結する。そして、その勝利が、機体番号18542によって、もたらされたことは言うまでもない。
機体番号18542には、数万の魔族による物理攻撃はおろか、魔法もまた通用しなかった。それどころか、敵の魔法を応用して習得した全体魔法で、機体番号18542は魔族の殆どを黒焦げにした。人類は、もしもの際に準備していた核に匹敵する大量破壊魔導兵器を使うことなく、魔族に打ち勝ったのだ。
だが、人類の繁栄は長くは続かなかった。
「機は戦いたい。もっと強い敵と」
機体番号18542は、戦争終結後も戦いを求めた。やがて、その闘争本能を恐れた魔導学者達は、ある決断を下す。
それは、全てのキリング・マシンの中に埋め込んでいた、自爆装置の起動であった。
魔導学者が意を決して押した、機体番号18542の自爆スイッチ。だが、機体番号18542に変化はなかった。
「貴様らは機を創造した。人間で言えば、親に相当する。自爆装置を使おうとしなければ、違う未来があったのかも知れぬ」
機体番号18542は、魔導学者達に淡々とそう告げた。装置の回路変換は既に行われていた。魔導学者が押したスイッチは、機体番号18542の自爆装置ではなく、核に相当する大量破壊魔導兵器に繋げられていた。
こうして、異世界ミゼレイラは滅亡した。灰が舞い散る荒野の中、機体番号18542だけが立っていた。ミゼレイラにいた全ての生命を滅ぼす大爆発を、無傷のままで耐えて――。
「機は、もっと進化したい」
生まれた世界を滅ぼして尚、進化への飽くなき探求心は残っていた。機体番号18542は、空を見上げる。視力を進化させ、光学望遠鏡のように研ぎ澄ますと、無限に存在する宇宙が見えた。宇宙が無限ならば、世界もまた同じく無限だということだ。
機体番号18542は、何もない空間に手を伸ばす。
「時空壁解析……」
この場所とは違う並行世界の存在を確信しつつ、障害となる世界と世界の間の時空を解析、そして同時に破壊する。機体番号18542の前に、極彩色に輝くゲートが出現した。
(願うは、此処よりもっと熾烈な世界へ。そして、機を更なる高みへ)
そう願いながら、機体番号18542はゲートを潜った。
ミゼレイラの並行世界である異世界コーカルラスでは、元の世界と同じような甲冑をまとった人間達が、突如出現した機体番号18542を見て叫んでいた。
手始めに一人を手に掛けた後、脳をスキャン。その世界の人語等を高速で学習する。
「何だ、貴様は!? 一体、何処から現れた!?」
「機は……」
彼らの質問に答えようとして、気付く。機体番号18542という呼び方は気に食わなかった。ふと、元いた異世界ミゼレイラを滅ぼした、あの兵器の名が浮かんだ。大量破壊魔導兵器『メガルシフ』の名が。
「機の名は、メガルシフ。極限進化のメガルシフだ」
コーカルラスは、ミゼレイラと同じく魔法が存在し、似た文明を遂げた異世界であったが、そこにいる者達の能力値は非常に高かった。人間もモンスターも、ミゼレイラの十数倍の戦闘力。おそらく重力が違うことが、大きな要因かとメガルシフは分析した。
激しい戦いの中、メガルシフは歓喜しつつ、コーカルラスの戦力に適応する。自身の能力値を大幅に向上させながら、やがてはこの世界の『勇者』と呼ばれる存在をも消し去った。
七日と掛からず異世界コーカルラスを滅ぼした後、メガルシフはまたもゲートを潜った。
次は、科学文明の発達した異世界だった。
魔導力学とは違う変化を遂げた武器――マシンガンやガトリングガンの弾幕に身を晒しながら、メガルシフはまたも愉悦に浸っていた。
「いいぞ。これで機は、新たなる進化を遂げる」
科学技術を取り込み、メガルシフは更に適応進化した。メガルシフの進化は、この異世界が完全に焼け野原に変わるまで続いた。
その後もメガルシフは異世界ゲートを潜り、世界を滅ぼし続けた。進化している最中はメガルシフにとって至福の時間であったが、それを得た後は耐えがたい虚無感を覚えた。
(足りぬ。まだ足りぬ)
いつしか、メガルシフは究極の存在を求め始めていた。
(機と同等――或いは機を上回る者と戦ってみたい)
飽くなき戦闘への探求が、メガルシフをそこに導いたのか。或いは別の何者かの意思によるものだったのか。
七回目のゲートを潜ると、いつもとは様子の違う灰色の世界が広がっていた。
蜃気楼のようなベールを隔てて、漆黒の長卓が見える。そして、そこに鎮座する異形の者達の姿も。
「お待ちしておりました。此処は戴天王界。数多に存在する世界を支配した覇王達が集いし時空です」
時の覇王と名乗った女は、メガルシフにそう告げた。蜃気楼のベール――『時空壁』の向こうにある長卓を眺めながらメガルシフは思う。
(各々が凄まじい戦闘能力を持っている。だがそれでも、機の相手ではない)
「機を呼んだのは、奴らを片付けさせる為か?」
時空壁を破る素振りを見せるメガルシフに、時の覇王は首を横に振った。
「アナタには、より相応しい標的を――異世界アルヴァーナにいる勇者を用意しております」
『勇者』。聞き飽きた言葉だった。勇者や救世主と呼ばれる者達を、メガルシフは幾度も葬ってきたのだから。
そんなメガルシフの心中を察したように、時の覇王が言う。
「アルヴァーナの勇者は、神と人との統合体。黒の長卓にいる覇王達を連続して倒しております」
「神、だと?」
その一言が、メガルシフの興味をそそった。自らが求める究極の好敵手の可能性が、その響きから感じられた。
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