4 / 20
1章
騎士の誓い
しおりを挟む
その日は、朝から雲一つない快晴だった。
ゼノ様から贈られた、星屑を散りばめたような深い紺色のドレス。鏡に映る自分を、私はまだ少しだけ、自分ではない誰かを見ているような心地で見つめていた。
「よく似合っているよ、ミア。夜の妖精が迷い込んできたかと思った」
朝食の席で、ゼノ様は眩しそうに目を細めて私を褒めてくれた。
この数日、彼は「一人の騎士」として、私の傷ついた心に寄り添ってくれていた。王族のような気品はあっても、私を扱う手つきはどこまでも優しく、対等な一人の女の子として接してくれていたのだ。
けれど、その穏やかな時間は、一人の兵士が駆け込んできたことで唐突に終わりを告げる。
「ゼノ様! ――隣国、サンクチュアリ王国より使者が参っております。……我が国が保護しているミア殿を、連れ戻しに来たと」
その瞬間、食堂の空気が凍りついた。
私は持っていたスプーンをカタンと落としてしまう。体が、自分の意思とは関係なくガタガタと震え始めた。
「……連れ戻す?」
ゼノ様の声は、低く、静かだった。けれど、その背後に潜む圧倒的な魔力が、部屋中の空気をビリビリと震わせる。
「ミア……大丈夫だ。君を、あの地獄には二度と返さない」
ゼノ様は私の頭を優しく撫でると、そのまま立ち上がった。
彼が謁見の間へと向かう足音は、まるで軍靴のような重々しさを湛えている。私も、恐怖で足が竦みそうになりながらも、ゼノ様の後を追った。
扉が開かれると、そこには着飾った一人の男が立っていた。
かつて私を「不吉な影」と呼び、地下室に閉じ込めた実家の執事、ライナスだった。
「おお、ゼノ殿下。ご機嫌麗しゅう。……そしてミア、そこにいたか。何をぼうっとしている。身勝手な家出はそこまでだ。すぐに荷物をまとめなさい」
ライナスは、私を人間としてではなく、道端に落ちている石ころでも見るかのような冷酷な視線を向けた。
彼はゼノ様を「隣国の王子」として尊重しているふりをしながらも、その態度は尊大そのものだった。どこか、ゼノ様が「ただのやんちゃな竜騎士」であると侮っている節があった。
「我が国では今、原因不明の汚染が広がっておりましてな。聖女ソフィア様が『お姉様の不吉が伝染したせいだわ、お姉様を連れ戻して浄化の生贄にすれば収まるはずよ』と仰せなのです。さあ、来なさい」
ライナスが汚いものを掴むように私の腕に手を伸ばそうとした、その時。
「――その汚い手を、僕の宝物に向けないでもらえるかな」
凄まじい風が吹き抜けた。
ゼノ様が、いつの間にか私の前に立っていた。
彼の周囲には、黄金の魔力がパチパチと火花を散らし、床の石畳に亀裂が入っていく。
「ゼ、ゼノ殿下? 何を仰るのです。これは我が国の内政問題……不吉なゴミ一人のことで、王子たるお方が口を挟まれるのは――」
「……ゴミ?」
ゼノ様が微笑んだ。けれど、その瞳に光はない。
彼はゆっくりと、腰に下げた紋章付きの剣の柄に手をかけた。それは、彼が「騎士」としてではなく、この国の「次期国王」としての意志を示す動作だった。
「今、君は僕の恩人をゴミと呼んだのかい? ――ああ、そうか。君たちの国では、伝説の竜をたった一言で完治させ、森の瘴気を一瞬で消し去る奇跡の乙女を、そう呼ぶのか」
「な……!? 竜を完治させただと……?」
「君たちが『不吉』と蔑んだその黒髪は、星々の加護を受けた神聖な証だ。君たちの国が今滅びかけているのは、彼女の不吉のせいじゃない。彼女という『守り神』を、君たちがその腐った手で追い出したからだよ。……それに」
ゼノ様が一歩、前へ踏み出す。
その圧迫感に耐えきれず、ライナスは無様に腰を抜かし、尻もちをついた。
「僕はね、王子である前に、彼女の騎士なんだ。大切にしたいと思ったものは、たとえ神が相手でも譲るつもりはない。……ましてや、彼女の体についた数えきれないほどの傷跡。……あれをつけた奴らを、僕は『王子』として処断し、『騎士』として一人残らず生かしておくつもりはないよ」
「ひ、ひぃ……っ!!」
「帰りたまえ。そして王に伝えろ。――『ミアは、僕が……このゼノ・エリュシオンが総力を挙げて守護する。彼女に指一本触れようとするなら、我が軍の全竜をもって、貴様の国を灰にする』とな」
ゼノ様の背後で、城の外にいる黒竜が、地を揺らすような咆哮を上げた。
それは単なる脅しではない。この国の王子が、国家の威信をかけて宣戦布告をした瞬間だった。
ライナスは、真っ青な顔で「ひ、ひいいいっ!」と悲鳴を上げながら、転がるようにして逃げ出していった。
静寂が戻った謁見の間で、ゼノ様は深くため息をつくと、くるりと私の方を振り返った。
そこには、先ほどまでの「覇王」のような冷酷さは微塵もなかった。
「……ごめんね、ミア。怖い思いをさせてしまったかな」
彼は困ったように眉を下げて、私の震える手を両手で包み込んだ。
その温もりは、先ほどまでライナスを震え上がらせていた冷たい魔力とは正反対の、優しくて心地よいものだった。
「……ゼノ様。私……本当に、ここにいてもいいんですか? あの方たちが言うように、私はやっぱり……不吉を振りまく影なんじゃ……」
「ミア。いいかい、よく聞いて」
ゼノ様は私の前に膝をつき、目線を合わせた。
「君が影だというなら、僕はその影を照らす光になる。君が夜だというなら、僕は君に寄り添う月になろう。君は、僕がこの人生で出会った中で、一番優しくて、一番尊い女の子なんだ。……君を否定する世界があるなら、そんな世界、僕が壊してあげる。……『王子』としてではなく、君だけの『騎士』として誓うよ」
そう言って、ゼノ様は私の手の甲に、誓うように熱いキスを落とした。
私は知った。
この人は、本気なのだ。
向こう見ずで、優しくて、少しだけ強引な……私の、大切な騎士様。
流れる涙は、もう恐怖のせいではなかった。
ゼノ様から贈られた、星屑を散りばめたような深い紺色のドレス。鏡に映る自分を、私はまだ少しだけ、自分ではない誰かを見ているような心地で見つめていた。
「よく似合っているよ、ミア。夜の妖精が迷い込んできたかと思った」
朝食の席で、ゼノ様は眩しそうに目を細めて私を褒めてくれた。
この数日、彼は「一人の騎士」として、私の傷ついた心に寄り添ってくれていた。王族のような気品はあっても、私を扱う手つきはどこまでも優しく、対等な一人の女の子として接してくれていたのだ。
けれど、その穏やかな時間は、一人の兵士が駆け込んできたことで唐突に終わりを告げる。
「ゼノ様! ――隣国、サンクチュアリ王国より使者が参っております。……我が国が保護しているミア殿を、連れ戻しに来たと」
その瞬間、食堂の空気が凍りついた。
私は持っていたスプーンをカタンと落としてしまう。体が、自分の意思とは関係なくガタガタと震え始めた。
「……連れ戻す?」
ゼノ様の声は、低く、静かだった。けれど、その背後に潜む圧倒的な魔力が、部屋中の空気をビリビリと震わせる。
「ミア……大丈夫だ。君を、あの地獄には二度と返さない」
ゼノ様は私の頭を優しく撫でると、そのまま立ち上がった。
彼が謁見の間へと向かう足音は、まるで軍靴のような重々しさを湛えている。私も、恐怖で足が竦みそうになりながらも、ゼノ様の後を追った。
扉が開かれると、そこには着飾った一人の男が立っていた。
かつて私を「不吉な影」と呼び、地下室に閉じ込めた実家の執事、ライナスだった。
「おお、ゼノ殿下。ご機嫌麗しゅう。……そしてミア、そこにいたか。何をぼうっとしている。身勝手な家出はそこまでだ。すぐに荷物をまとめなさい」
ライナスは、私を人間としてではなく、道端に落ちている石ころでも見るかのような冷酷な視線を向けた。
彼はゼノ様を「隣国の王子」として尊重しているふりをしながらも、その態度は尊大そのものだった。どこか、ゼノ様が「ただのやんちゃな竜騎士」であると侮っている節があった。
「我が国では今、原因不明の汚染が広がっておりましてな。聖女ソフィア様が『お姉様の不吉が伝染したせいだわ、お姉様を連れ戻して浄化の生贄にすれば収まるはずよ』と仰せなのです。さあ、来なさい」
ライナスが汚いものを掴むように私の腕に手を伸ばそうとした、その時。
「――その汚い手を、僕の宝物に向けないでもらえるかな」
凄まじい風が吹き抜けた。
ゼノ様が、いつの間にか私の前に立っていた。
彼の周囲には、黄金の魔力がパチパチと火花を散らし、床の石畳に亀裂が入っていく。
「ゼ、ゼノ殿下? 何を仰るのです。これは我が国の内政問題……不吉なゴミ一人のことで、王子たるお方が口を挟まれるのは――」
「……ゴミ?」
ゼノ様が微笑んだ。けれど、その瞳に光はない。
彼はゆっくりと、腰に下げた紋章付きの剣の柄に手をかけた。それは、彼が「騎士」としてではなく、この国の「次期国王」としての意志を示す動作だった。
「今、君は僕の恩人をゴミと呼んだのかい? ――ああ、そうか。君たちの国では、伝説の竜をたった一言で完治させ、森の瘴気を一瞬で消し去る奇跡の乙女を、そう呼ぶのか」
「な……!? 竜を完治させただと……?」
「君たちが『不吉』と蔑んだその黒髪は、星々の加護を受けた神聖な証だ。君たちの国が今滅びかけているのは、彼女の不吉のせいじゃない。彼女という『守り神』を、君たちがその腐った手で追い出したからだよ。……それに」
ゼノ様が一歩、前へ踏み出す。
その圧迫感に耐えきれず、ライナスは無様に腰を抜かし、尻もちをついた。
「僕はね、王子である前に、彼女の騎士なんだ。大切にしたいと思ったものは、たとえ神が相手でも譲るつもりはない。……ましてや、彼女の体についた数えきれないほどの傷跡。……あれをつけた奴らを、僕は『王子』として処断し、『騎士』として一人残らず生かしておくつもりはないよ」
「ひ、ひぃ……っ!!」
「帰りたまえ。そして王に伝えろ。――『ミアは、僕が……このゼノ・エリュシオンが総力を挙げて守護する。彼女に指一本触れようとするなら、我が軍の全竜をもって、貴様の国を灰にする』とな」
ゼノ様の背後で、城の外にいる黒竜が、地を揺らすような咆哮を上げた。
それは単なる脅しではない。この国の王子が、国家の威信をかけて宣戦布告をした瞬間だった。
ライナスは、真っ青な顔で「ひ、ひいいいっ!」と悲鳴を上げながら、転がるようにして逃げ出していった。
静寂が戻った謁見の間で、ゼノ様は深くため息をつくと、くるりと私の方を振り返った。
そこには、先ほどまでの「覇王」のような冷酷さは微塵もなかった。
「……ごめんね、ミア。怖い思いをさせてしまったかな」
彼は困ったように眉を下げて、私の震える手を両手で包み込んだ。
その温もりは、先ほどまでライナスを震え上がらせていた冷たい魔力とは正反対の、優しくて心地よいものだった。
「……ゼノ様。私……本当に、ここにいてもいいんですか? あの方たちが言うように、私はやっぱり……不吉を振りまく影なんじゃ……」
「ミア。いいかい、よく聞いて」
ゼノ様は私の前に膝をつき、目線を合わせた。
「君が影だというなら、僕はその影を照らす光になる。君が夜だというなら、僕は君に寄り添う月になろう。君は、僕がこの人生で出会った中で、一番優しくて、一番尊い女の子なんだ。……君を否定する世界があるなら、そんな世界、僕が壊してあげる。……『王子』としてではなく、君だけの『騎士』として誓うよ」
そう言って、ゼノ様は私の手の甲に、誓うように熱いキスを落とした。
私は知った。
この人は、本気なのだ。
向こう見ずで、優しくて、少しだけ強引な……私の、大切な騎士様。
流れる涙は、もう恐怖のせいではなかった。
473
あなたにおすすめの小説
美男美女の同僚のおまけとして異世界召喚された私、ゴミ無能扱いされ王城から叩き出されるも、才能を見出してくれた隣国の王子様とスローライフ
さら
恋愛
会社では地味で目立たない、ただの事務員だった私。
ある日突然、美男美女の同僚二人のおまけとして、異世界に召喚されてしまった。
けれど、測定された“能力値”は最低。
「無能」「お荷物」「役立たず」と王たちに笑われ、王城を追い出されて――私は一人、行くあてもなく途方に暮れていた。
そんな私を拾ってくれたのは、隣国の第二王子・レオン。
優しく、誠実で、誰よりも人の心を見てくれる人だった。
彼に導かれ、私は“癒しの力”を持つことを知る。
人の心を穏やかにし、傷を癒す――それは“無能”と呼ばれた私だけが持っていた奇跡だった。
やがて、王子と共に過ごす穏やかな日々の中で芽生える、恋の予感。
不器用だけど優しい彼の言葉に、心が少しずつ満たされていく。
【完結】私はいてもいなくても同じなのですね ~三人姉妹の中でハズレの私~
紺青
恋愛
マルティナはスコールズ伯爵家の三姉妹の中でハズレの存在だ。才媛で美人な姉と愛嬌があり可愛い妹に挟まれた地味で不器用な次女として、家族の世話やフォローに振り回される生活を送っている。そんな自分を諦めて受け入れているマルティナの前に、マルティナの思い込みや常識を覆す存在が現れて―――家族にめぐまれなかったマルティナが、強引だけど優しいブラッドリーと出会って、少しずつ成長し、別離を経て、再生していく物語。
※三章まで上げて落とされる鬱展開続きます。
※因果応報はありますが、痛快爽快なざまぁはありません。
※なろうにも掲載しています。
【完結】妹に全部奪われたので、公爵令息は私がもらってもいいですよね。
曽根原ツタ
恋愛
ルサレテには完璧な妹ペトロニラがいた。彼女は勉強ができて刺繍も上手。美しくて、優しい、皆からの人気者だった。
ある日、ルサレテが公爵令息と話しただけで彼女の嫉妬を買い、階段から突き落とされる。咄嗟にペトロニラの腕を掴んだため、ふたり一緒に転落した。
その後ペトロニラは、階段から突き落とそうとしたのはルサレテだと嘘をつき、婚約者と家族を奪い、意地悪な姉に仕立てた。
ルサレテは、妹に全てを奪われたが、妹が慕う公爵令息を味方にすることを決意して……?
【完結】引きこもりが異世界でお飾りの妻になったら「愛する事はない」と言った夫が溺愛してきて鬱陶しい。
千紫万紅
恋愛
男爵令嬢アイリスは15歳の若さで冷徹公爵と噂される男のお飾りの妻になり公爵家の領地に軟禁同然の生活を強いられる事になった。
だがその3年後、冷徹公爵ラファエルに突然王都に呼び出されたアイリスは「女性として愛するつもりは無いと」言っていた冷徹公爵に、「君とはこれから愛し合う夫婦になりたいと」宣言されて。
いやでも、貴方……美人な平民の恋人いませんでしたっけ……?
と、お飾りの妻生活を謳歌していた 引きこもり はとても嫌そうな顔をした。
【完結】偽物と呼ばれた公爵令嬢は正真正銘の本物でした~私は不要とのことなのでこの国から出ていきます~
Na20
恋愛
私は孤児院からノスタルク公爵家に引き取られ養子となったが家族と認められることはなかった。
婚約者である王太子殿下からも蔑ろにされておりただただ良いように使われるだけの毎日。
そんな日々でも唯一の希望があった。
「必ず迎えに行く!」
大好きだった友達との約束だけが私の心の支えだった。だけどそれも八年も前の約束。
私はこれからも変わらない日々を送っていくのだろうと諦め始めていた。
そんな時にやってきた留学生が大好きだった友達に似ていて…
※設定はゆるいです
※小説家になろう様にも掲載しています
いくら政略結婚だからって、そこまで嫌わなくてもいいんじゃないですか?いい加減、腹が立ってきたんですけど!
夢呼
恋愛
伯爵令嬢のローゼは大好きな婚約者アーサー・レイモンド侯爵令息との結婚式を今か今かと待ち望んでいた。
しかし、結婚式の僅か10日前、その大好きなアーサーから「私から愛されたいという思いがあったら捨ててくれ。それに応えることは出来ない」と告げられる。
ローゼはその言葉にショックを受け、熱を出し寝込んでしまう。数日間うなされ続け、やっと目を覚ました。前世の記憶と共に・・・。
愛されることは無いと分かっていても、覆すことが出来ないのが貴族間の政略結婚。日本で生きたアラサー女子の「私」が八割心を占めているローゼが、この政略結婚に臨むことになる。
いくら政略結婚といえども、親に孫を見せてあげて親孝行をしたいという願いを持つローゼは、何とかアーサーに振り向いてもらおうと頑張るが、鉄壁のアーサーには敵わず。それどころか益々嫌われる始末。
一体私の何が気に入らないんだか。そこまで嫌わなくてもいいんじゃないんですかね!いい加減腹立つわっ!
世界観はゆるいです!
カクヨム様にも投稿しております。
※10万文字を超えたので長編に変更しました。
美人同僚のおまけとして異世界召喚された私、無能扱いされ王城から追い出される。私の才能を見出してくれた辺境伯様と一緒に田舎でのんびりスローライ
さら
恋愛
美人な同僚の“おまけ”として異世界に召喚された私。けれど、無能だと笑われ王城から追い出されてしまう――。
絶望していた私を拾ってくれたのは、冷徹と噂される辺境伯様でした。
荒れ果てた村で彼の隣に立ちながら、料理を作り、子供たちに針仕事を教え、少しずつ居場所を見つけていく私。
優しい言葉をかけてくれる領民たち、そして、時折見せる辺境伯様の微笑みに、胸がときめいていく……。
華やかな王都で「無能」と追放された女が、辺境で自分の価値を見つけ、誰よりも大切に愛される――。
手放してみたら、けっこう平気でした。
朝山みどり
恋愛
エリザ・シスレーは伯爵家の後継として、勉強、父の手伝いと努力していた。父の親戚の婚約者との仲も良好で、結婚する日を楽しみしていた。
そんなある日、父が急死してしまう。エリザは学院をやめて、領主の仕事に専念した。
だが、領主として努力するエリザを家族は理解してくれない。彼女は家族のなかで孤立していく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる