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323.壊れた詩人が、やり過ぎを反省したときは、既に。正義が勝たないデスゲームは、詩人にとっての天国だったか地獄だったか?
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「詩人は、正義が勝たないデスゲーム内で、正義が勝たないデスゲームの運営であるAIの予定にない殺人を企み実行しようとした。
正義が勝たないデスゲーム運営であるAIは、詩人が思うままに人を殺すことを許容したか?」
「いいや。」
とツカサ。
「正義が勝たないデスゲーム内で、正義が勝たないデスゲームの運営であるAIの意思決定に背く殺人が起きることは、正義が勝たないデスゲームの運用に失敗していると同義よ。」
とメグたん。
だからか。
正義が勝たないデスゲーム運営であるAIの予定にない殺人を試みた詩人は、正義が勝たないデスゲームの参加者の一人として、過去の人になって、今はいない。
「詩人は、やり過ぎたんだよ。」
とツカサ。
「何事も加減を知らなくては、身を滅ぼすわ。」
とメグたん。
「詩人にやり過ぎを忠告するような参加者は、一人もいなかった。」
とツカサ。
「正義が勝たないデスゲームに参加した最初から最後まで、詩人には話しをする相手が一人もいなかった、ということか?」
「正義が勝たないデスゲームに参加した当初から、詩人の形相は近づきたくなる気持ちを減退させていた。
用事がなければ、詩人に話しかけにいく参加者はいなかったわね。」
とメグたん。
「詩人が、詩人の思いを誰かに伝えようとするなら。
正義が勝たないデスゲームに参加して、詩を作るよりも前に詩人にはしなくてはいけなかったことがあった。」
「最低限の挨拶を交わすことしかできなかったとしても。
詩人は誰かを不快にさせる存在ではない、という第一印象を他の参加者に植え付けられていたなら。」
とメグたん。
「やり過ぎを詩人に指摘する参加者がいたかもしれないよね?」
とツカサ。
誰も詩人に指摘せず、詩人自身も独走したために、詩人がしたことは、やり過ぎとツカサに言われている。
「詩人の最期は、ソロだったのか?」
俺が画面越しに溺死する最期を確認した、ラキちゃんの先輩刑事だったハコさんのように。
誰からも助けられないで、一人で死んでいったのか?
「詩人の死は、死から逃れられないようにされた状態になってからか?」
「正義が勝たないデスゲームの参加者としてデスゲームに参加した結果、亡くなっているわ。」
とメグたん。
「やり過ぎた詩人は、正義が勝たないデスゲームの最中に俺が始末した。」
とツカサ。
「ツカサが直接手にかけたか。
ツカサが参加者を手にかけるときは、ツカサが参加するデスゲームで殺すと決まっているから、予定をずらさないためか?」
「参加者の誰かが殺すのを待っているのに、誰も殺しにこないのはよくある話。」
とメグたん。
「どのデスゲームで消すかが確定しているなら。
確実に殺すように手配するだけだよ。」
とツカサ。
「ツカサとメグたんには、その詩人の話を今の俺に聞かせたかった理由があるのか?」
「詩人は、俺に殺されるときに、『やっと己を見てもらえた。己の言葉が届いていたことをやっと確認できた。』
と目を見張った。
俺と詩人は、そのとき初めて目が合った。」
とツカサ。
「タケハヤプロジェクトの参加者であるツカサと詩人には接点がなかったからか?」
殺しの指令が出たから、ツカサは、正義が勝たないデスゲームに参加して詩人に接触したか。
「『誰にも認められないで生きていくかと思っていた。
正義が勝たないデスゲームに参加するまで、己の言葉を聞く人間は滅亡したと思っていた。
正義が勝たないデスゲームに参加したら、己の声を聞く人がいた。
ここは、天国だと思った。』
話しかけた俺に、正義が勝たないデスゲームに自身が参加したことを喜ぶ発言を詩人はしていた。」
とツカサ。
「正義が勝たないデスゲームの参加者になったことを詩人は喜んでいたのか?」
詩人は、奇特だと思う。
「人生の終わりまでのカウントダウンが始まったときに初めて明かした詩人の本心だよ。」
とツカサ。
「詩人は虚勢を張ったのではないか?」
「虚勢を張ってはいなかった。
これには続きがあってね。
『天国に来たと安堵していたが、己の声に一度でも耳を傾けた参加者は、二度と耳を傾けようとしない。
正義が勝たないデスゲームは、天国ではなかった。
地獄だった。』
詩人は、そう言っていたよ。」
とツカサ。
「天国なら、生かしあいを良しとするか。」
正義が勝たないデスゲームの外を天国だとは思わないが。
得難い場所ではある。
「『だが、地獄は天国よりずっと生きやすい。
地獄には、天国を味わっている人はいない。
天国では、己が存在することを認めない。
地獄では、己がその気になりさえすれば、相手に己の言葉を聞かせることができる。
地獄は悪くない場所だ。』
そんなことを話す詩人にやり過ぎだと伝えるたら、もうやらない、反省すると言ってはいた。」
とツカサ。
正義が勝たないデスゲーム運営であるAIは、詩人が思うままに人を殺すことを許容したか?」
「いいや。」
とツカサ。
「正義が勝たないデスゲーム内で、正義が勝たないデスゲームの運営であるAIの意思決定に背く殺人が起きることは、正義が勝たないデスゲームの運用に失敗していると同義よ。」
とメグたん。
だからか。
正義が勝たないデスゲーム運営であるAIの予定にない殺人を試みた詩人は、正義が勝たないデスゲームの参加者の一人として、過去の人になって、今はいない。
「詩人は、やり過ぎたんだよ。」
とツカサ。
「何事も加減を知らなくては、身を滅ぼすわ。」
とメグたん。
「詩人にやり過ぎを忠告するような参加者は、一人もいなかった。」
とツカサ。
「正義が勝たないデスゲームに参加した最初から最後まで、詩人には話しをする相手が一人もいなかった、ということか?」
「正義が勝たないデスゲームに参加した当初から、詩人の形相は近づきたくなる気持ちを減退させていた。
用事がなければ、詩人に話しかけにいく参加者はいなかったわね。」
とメグたん。
「詩人が、詩人の思いを誰かに伝えようとするなら。
正義が勝たないデスゲームに参加して、詩を作るよりも前に詩人にはしなくてはいけなかったことがあった。」
「最低限の挨拶を交わすことしかできなかったとしても。
詩人は誰かを不快にさせる存在ではない、という第一印象を他の参加者に植え付けられていたなら。」
とメグたん。
「やり過ぎを詩人に指摘する参加者がいたかもしれないよね?」
とツカサ。
誰も詩人に指摘せず、詩人自身も独走したために、詩人がしたことは、やり過ぎとツカサに言われている。
「詩人の最期は、ソロだったのか?」
俺が画面越しに溺死する最期を確認した、ラキちゃんの先輩刑事だったハコさんのように。
誰からも助けられないで、一人で死んでいったのか?
「詩人の死は、死から逃れられないようにされた状態になってからか?」
「正義が勝たないデスゲームの参加者としてデスゲームに参加した結果、亡くなっているわ。」
とメグたん。
「やり過ぎた詩人は、正義が勝たないデスゲームの最中に俺が始末した。」
とツカサ。
「ツカサが直接手にかけたか。
ツカサが参加者を手にかけるときは、ツカサが参加するデスゲームで殺すと決まっているから、予定をずらさないためか?」
「参加者の誰かが殺すのを待っているのに、誰も殺しにこないのはよくある話。」
とメグたん。
「どのデスゲームで消すかが確定しているなら。
確実に殺すように手配するだけだよ。」
とツカサ。
「ツカサとメグたんには、その詩人の話を今の俺に聞かせたかった理由があるのか?」
「詩人は、俺に殺されるときに、『やっと己を見てもらえた。己の言葉が届いていたことをやっと確認できた。』
と目を見張った。
俺と詩人は、そのとき初めて目が合った。」
とツカサ。
「タケハヤプロジェクトの参加者であるツカサと詩人には接点がなかったからか?」
殺しの指令が出たから、ツカサは、正義が勝たないデスゲームに参加して詩人に接触したか。
「『誰にも認められないで生きていくかと思っていた。
正義が勝たないデスゲームに参加するまで、己の言葉を聞く人間は滅亡したと思っていた。
正義が勝たないデスゲームに参加したら、己の声を聞く人がいた。
ここは、天国だと思った。』
話しかけた俺に、正義が勝たないデスゲームに自身が参加したことを喜ぶ発言を詩人はしていた。」
とツカサ。
「正義が勝たないデスゲームの参加者になったことを詩人は喜んでいたのか?」
詩人は、奇特だと思う。
「人生の終わりまでのカウントダウンが始まったときに初めて明かした詩人の本心だよ。」
とツカサ。
「詩人は虚勢を張ったのではないか?」
「虚勢を張ってはいなかった。
これには続きがあってね。
『天国に来たと安堵していたが、己の声に一度でも耳を傾けた参加者は、二度と耳を傾けようとしない。
正義が勝たないデスゲームは、天国ではなかった。
地獄だった。』
詩人は、そう言っていたよ。」
とツカサ。
「天国なら、生かしあいを良しとするか。」
正義が勝たないデスゲームの外を天国だとは思わないが。
得難い場所ではある。
「『だが、地獄は天国よりずっと生きやすい。
地獄には、天国を味わっている人はいない。
天国では、己が存在することを認めない。
地獄では、己がその気になりさえすれば、相手に己の言葉を聞かせることができる。
地獄は悪くない場所だ。』
そんなことを話す詩人にやり過ぎだと伝えるたら、もうやらない、反省すると言ってはいた。」
とツカサ。
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