437 / 673
第9章 オレはケレメイン大公国の大公妃殿下です。
437.カズラくんは、予想していたのかもしれません。マウンテン王国の友達に会いにいきます。
しおりを挟む
ケレメイン大公家の城の中で不審者を目撃したオレは、迅速に行動した。
不審者対策は、最優先。
ミーレ長官の奥様と息子さんをカズラくんにお願いして、預けてから、愛こんにゃく家の一家も迎えにいって、カズラくんに預けた。
カズラくんは、驚かなかった。
カズラくんは、予想していたのかもしれない。
カズラくんが、彼氏をドリアン王国の現役のスパイだと確信するに至ったのは、どのくらい前になるんだろう?
ドリアン王国の侵略は、サーバル王国の影に隠れて、見えにくくなっていただけで、オレが気づく前から、侵略は始まっていたんだろうな。
ドリアン王国が、サーバル王国に入り込んでいたなら、サーバル王国がケレメイン大公国に侵略しにくる情報は、ドリアン王国にダダ漏れだったと思う。
ドリアン王国は、サーバル王国がうまくやったら、その成果をかすめ取ろうとしていたんじゃないかな。
サーバル王国に金や人手をかけさせて、ケレメイン大公国を支配させたら、サーバル王国から支配権を奪って、ドリアン王国がケレメイン大公国を支配する。
そんな計画が、ドリアン王国にはあったような気がする。
サーバル王国による侵略が失敗に終わって、サーバル王国勢が静かになった。
サーバル王国によるケレメイン大公国侵略失敗のタイミングで、潜んでいたドリアン王国のスパイは、ケレメイン大公国での活動を活性化させた。
最初から、狙っていたんだろうなー。
マウンテン王国は、ケレメイン大公国のお隣。
ケレメイン大公国を落としたら、マウンテン王国が、落としやすい、という考えかもしれない。
ケレメイン大公国は、ついでだから、足場にしたいから、という理由で、侵略していい国じゃないぞ。
「ヒサツグが、ぼくを頼ったのは、正解だよ。」
とカズラくん。
「我が物顔で出入りしていたのは、ドリアン王国の侯爵子息だけじゃなかったんだな。
ドリアン王国による侵食の度合いは、サーバル王国の侵略の比じゃないくらいに進んでいて、城の中の治安が悪化している。」
「そうだよ。」
とカズラくん。
「今すぐ、巻き返さないと、ドリアン王国と交渉する前に、ドリアン王国に侵略されてケレメイン大公国は終わる、ところまできているよな?」
「まあね。」
とカズラくん。
「カズラくんとの取引で、カズラくんの利益に最大限報いる。
カズラくん、ドリアン王国が、二度とケレメイン大公国に手を出せないように協力してくれないかな?」
「高くつくよ。」
とカズラくん。
「国が侵略されそうになっている瀬戸際に、何かを惜しんで手を打たなかったら、後悔しか残らない、とオレは思う。
オレは、やらない後悔を抱えてこの世界で生きていくよりも、できることは全部やって、どんな逆境も跳ね返したい。」
カズラくんは、ヒサツグらしいよ、と笑った。
オレは、カズラくんの協力をとりつけた。
カズラくんの協力を取り付けた後。
オレは、女神様と精力的に動いている。
司祭と医者は、人をやって、城に来てもらうことにした。
クロードには、手が空いたら、カズラくんのところに集合してほしいと頼んだ。
今から、急遽、マウンテン王国の王姉殿下スナメリ様をはじめとするマウンテン王国の友達に、オレは会う。
注意喚起と不審者対策は、大事。
他にも、ドリアン王国の取り扱いについて、マウンテン王国と話し合いをしておきたい。
愛こんにゃく家の元弟嫁の狙いが、最初からマウンテン王国の誰かだった可能性があることも含めて、伝えておきたい。
「ヒサツグ、急ぎの話があると聞いたけど、愛こんにゃく家の結婚式の打ち合わせについて?」
と司祭の従兄弟ムール・ドロー。
「オレも、愛こんにゃく家の結婚式というめでたさしかない話題を取り上げたかったんだけどなー。
今回は、身の回りの安全への深刻な注意喚起と、逼迫した事態についての打ち合わせをしにきたぞ。」
「ヒサツグが、深刻な、というくらいだから、深刻なんだな。」
と騎士団長の甥イスペル・シャム。
「時間がないなら、早速本題に入るといい。」
と王姉殿下スナメリ様。
「だいたい予想はついてますけど、ヒサツグの口から聞きたいと思います。」
と侯爵令嬢ポーリーン・タチバナ。
不審者対策は、最優先。
ミーレ長官の奥様と息子さんをカズラくんにお願いして、預けてから、愛こんにゃく家の一家も迎えにいって、カズラくんに預けた。
カズラくんは、驚かなかった。
カズラくんは、予想していたのかもしれない。
カズラくんが、彼氏をドリアン王国の現役のスパイだと確信するに至ったのは、どのくらい前になるんだろう?
ドリアン王国の侵略は、サーバル王国の影に隠れて、見えにくくなっていただけで、オレが気づく前から、侵略は始まっていたんだろうな。
ドリアン王国が、サーバル王国に入り込んでいたなら、サーバル王国がケレメイン大公国に侵略しにくる情報は、ドリアン王国にダダ漏れだったと思う。
ドリアン王国は、サーバル王国がうまくやったら、その成果をかすめ取ろうとしていたんじゃないかな。
サーバル王国に金や人手をかけさせて、ケレメイン大公国を支配させたら、サーバル王国から支配権を奪って、ドリアン王国がケレメイン大公国を支配する。
そんな計画が、ドリアン王国にはあったような気がする。
サーバル王国による侵略が失敗に終わって、サーバル王国勢が静かになった。
サーバル王国によるケレメイン大公国侵略失敗のタイミングで、潜んでいたドリアン王国のスパイは、ケレメイン大公国での活動を活性化させた。
最初から、狙っていたんだろうなー。
マウンテン王国は、ケレメイン大公国のお隣。
ケレメイン大公国を落としたら、マウンテン王国が、落としやすい、という考えかもしれない。
ケレメイン大公国は、ついでだから、足場にしたいから、という理由で、侵略していい国じゃないぞ。
「ヒサツグが、ぼくを頼ったのは、正解だよ。」
とカズラくん。
「我が物顔で出入りしていたのは、ドリアン王国の侯爵子息だけじゃなかったんだな。
ドリアン王国による侵食の度合いは、サーバル王国の侵略の比じゃないくらいに進んでいて、城の中の治安が悪化している。」
「そうだよ。」
とカズラくん。
「今すぐ、巻き返さないと、ドリアン王国と交渉する前に、ドリアン王国に侵略されてケレメイン大公国は終わる、ところまできているよな?」
「まあね。」
とカズラくん。
「カズラくんとの取引で、カズラくんの利益に最大限報いる。
カズラくん、ドリアン王国が、二度とケレメイン大公国に手を出せないように協力してくれないかな?」
「高くつくよ。」
とカズラくん。
「国が侵略されそうになっている瀬戸際に、何かを惜しんで手を打たなかったら、後悔しか残らない、とオレは思う。
オレは、やらない後悔を抱えてこの世界で生きていくよりも、できることは全部やって、どんな逆境も跳ね返したい。」
カズラくんは、ヒサツグらしいよ、と笑った。
オレは、カズラくんの協力をとりつけた。
カズラくんの協力を取り付けた後。
オレは、女神様と精力的に動いている。
司祭と医者は、人をやって、城に来てもらうことにした。
クロードには、手が空いたら、カズラくんのところに集合してほしいと頼んだ。
今から、急遽、マウンテン王国の王姉殿下スナメリ様をはじめとするマウンテン王国の友達に、オレは会う。
注意喚起と不審者対策は、大事。
他にも、ドリアン王国の取り扱いについて、マウンテン王国と話し合いをしておきたい。
愛こんにゃく家の元弟嫁の狙いが、最初からマウンテン王国の誰かだった可能性があることも含めて、伝えておきたい。
「ヒサツグ、急ぎの話があると聞いたけど、愛こんにゃく家の結婚式の打ち合わせについて?」
と司祭の従兄弟ムール・ドロー。
「オレも、愛こんにゃく家の結婚式というめでたさしかない話題を取り上げたかったんだけどなー。
今回は、身の回りの安全への深刻な注意喚起と、逼迫した事態についての打ち合わせをしにきたぞ。」
「ヒサツグが、深刻な、というくらいだから、深刻なんだな。」
と騎士団長の甥イスペル・シャム。
「時間がないなら、早速本題に入るといい。」
と王姉殿下スナメリ様。
「だいたい予想はついてますけど、ヒサツグの口から聞きたいと思います。」
と侯爵令嬢ポーリーン・タチバナ。
60
あなたにおすすめの小説
異世界転移してΩになった俺(アラフォーリーマン)、庇護欲高めα騎士に身も心も溶かされる
ヨドミ
BL
もし生まれ変わったら、俺は思う存分甘やかされたい――。
アラフォーリーマン(社畜)である福沢裕介は、通勤途中、事故により異世界へ転移してしまう。
異世界ローリア王国皇太子の花嫁として召喚されたが、転移して早々、【災厄のΩ】と告げられ殺されそうになる。
【災厄のΩ】、それは複数のαを番にすることができるΩのことだった――。
αがハーレムを築くのが常識とされる異世界では、【災厄のΩ】は忌むべき存在。
負の烙印を押された裕介は、間一髪、銀髪のα騎士ジェイドに助けられ、彼の庇護のもと、騎士団施設で居候することに。
「αがΩを守るのは当然だ」とジェイドは裕介の世話を焼くようになって――。
庇護欲高め騎士(α)と甘やかされたいけどプライドが邪魔をして素直になれない中年リーマン(Ω)のすれ違いラブファンタジー。
※Rシーンには♡マークをつけます。
氷の騎士団長様の悪妻とかイヤなので離婚しようと思います
黄金
BL
目が覚めたら、ここは読んでたBL漫画の世界。冷静冷淡な氷の騎士団長様の妻になっていた。しかもその役は名前も出ない悪妻!
だったら離婚したい!
ユンネの野望は離婚、漫画の主人公を見たい、という二つの事。
お供に老侍従ソマルデを伴って、主人公がいる王宮に向かうのだった。
本編61話まで
番外編 なんか長くなってます。お付き合い下されば幸いです。
※細目キャラが好きなので書いてます。
多くの方に読んでいただき嬉しいです。
コメント、お気に入り、しおり、イイねを沢山有難うございます。
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ユィリと皆の動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
天使のような子の怪我の手当てをしたら氷の王子に懐かれました
藤吉めぐみ
BL
12/23後日談追加しました。
=================
高校の養護教諭の世凪は、放課後の見回り中にプールに落ちてしまう。カナヅチの世凪は、そのまま溺れたと思ったが、気づくと全く知らない場所にある小さな池に座り込んでいた。
ここがどこなのか、何がどうなったのか分からない世凪に、「かあさま」と呼んで近づく小さな男の子。彼の怪我の手当てをしたら、世凪は不審者として捕まってしまう。
そんな世凪を助けてくれたのは、「氷の王子」と呼ばれるこの国の第二王子アドウェル。
冷淡で表情も変わらない人だと周りに言われたが、世凪に対するアドウェルは、穏やかで優しくて、理想の王子様でドキドキしてしまう世凪。でも王子は世凪に母親を重ねているようで……
優しい年下王子様×異世界転移してきた前向き養護教諭の互いを知って認めていくあたたかな恋の話です。
【完結】伯爵家当主になりますので、お飾りの婚約者の僕は早く捨てて下さいね?
MEIKO
BL
【完結】伯爵家次男のマリンは、公爵家嫡男のミシェルの婚約者として一緒に過ごしているが実際はお飾りの存在だ。そんなマリンは池に落ちたショックで前世は日本人の男子で今この世界が小説の中なんだと気付いた。マズい!このままだとミシェルから婚約破棄されて路頭に迷う未来しか見えない!
僕はそこから前世の特技を活かしてお金を貯め、ミシェルに愛する人が現れるその日に備えだす。2年後、万全の備えと新たな朗報を得た僕は、もう婚約破棄してもらっていいんですけど?ってミシェルに告げる。なのに対象外のはずの僕に未練たらたらなのどうして?
※R対象話には『*』マーク付けます。
黒とオメガの騎士の子育て〜この子確かに俺とお前にそっくりだけど、産んだ覚えないんですけど!?〜
せるせ
BL
王都の騎士団に所属するオメガのセルジュは、ある日なぜか北の若き辺境伯クロードの城で目が覚めた。
しかも隣で泣いているのは、クロードと同じ目を持つ自分にそっくりな赤ん坊で……?
「お前が産んだ、俺の子供だ」
いや、そんなこと言われても、産んだ記憶もあんなことやこんなことをした記憶も無いんですけど!?
クロードとは元々険悪な仲だったはずなのに、一体どうしてこんなことに?
一途な黒髪アルファの年下辺境伯×金髪オメガの年上騎士
※一応オメガバース設定をお借りしています
神様の手違いで死んだ俺、チート能力を授かり異世界転生してスローライフを送りたかったのに想像の斜め上をいく展開になりました。
篠崎笙
BL
保育園の調理師だった凛太郎は、ある日事故死する。しかしそれは神界のアクシデントだった。神様がお詫びに好きな加護を与えた上で異世界に転生させてくれるというので、定年後にやってみたいと憧れていたスローライフを送ることを願ったが……。
2026/01/09 加筆修正終了
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる