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第9章 オレはケレメイン大公国の大公妃殿下です。
495.後門の狼の、狼がただ者じゃありませんでした。どうしたらよいでしょうか?
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ドリアン王国の侯爵子息とオレは、サーバル王国の王妃陛下の部屋にいた男スパイと同じくらいに、相性最悪。
招待した覚えがないのに、城に入り込んだ挙げ句、客人の部屋の前でたむろっている、外国の貴族子弟とはさー。
クロードと会話のリズムが合っているなら、仲良くなって、クロードの友達候補に、と考えていた時期が、オレにはありました。
クロードの友達なんて、とんでもない。撤回する。
迷惑客、撲滅運動を始めたいなー。
「ドリアン王国の侯爵子息が、サーバル王国の王妃陛下の部屋の前で陣取っていたのは、順番待ちかな?」
ドリアン王国の侯爵子息には嫌味の一つも言いたくなる。
密入国者の侯爵子息が、我が物顔で、うちの城の中を歩きまわっている。
スパイは、うちに滞在中の外国からの客の部屋に居座る。
オレは、決めた。
ドリアン王国とは、仲良くしない。
倫理観が合わなすぎる。
オレが、サーバル王国の王妃陛下の部屋から出ようと足を前に踏み出しても、ドリアン王国の侯爵子息は、サーバル王国の王妃陛下の部屋の入口からどかない。
おい!
通せんぼうは、しなくていいぞ!
オレと会話する気がないなら、オレに関わろうとするな。
オレの後ろからは、男スパイが、ゆうゆうと歩いてくる。
挟み撃ち狙いかな?
ドリアン王国の侯爵子息は、オレと違って、屈曲な護衛を連れている。
オレは、女神様の手を引いているけど、どうしようかな。
女神様を逃がそうにも囲まれている上に、出入り口を塞がれている。
自分が住んでいる家というか城にいながら、城に押しかけられて、自分の城の部屋から出られないなんて、不条理すぎる。
文句を言っても、聞く耳を持たない、暖簾に腕押しなドリアン王国の侯爵子息とご対面。
ミーレ長官の計画を知る前は、ドリアン王国の侯爵子息とご対面する予定だったけどな?
いーまー、じゃー、ない。
オレ狙いは、確かそうだけど。
女神様を狙っていないとも限らない。
カズラくんと愛こんにゃく家へ知らせて、助けを呼んでくれ、と女神様に頼んだところで、女神様が、オレの言った通りに動いてくれるか、が心配なんだよなー。
女神様が、オレのために動いてくれる姿を想像できないから。
オレの加護という縛りは、女神様にどう作用する?
女神様の思考は、自由だけど、女神様の行動は縛られないのかな?
ドリアン王国が女神様を誘拐しようとしてきたら、女神様を連れ歩いているオレは、体を張って止めないと。
オレは、緊張しながら、ドリアン王国の侯爵子息と向かい合った。
ドリアン王国の侯爵子息が、クロードに近づいたのは、クロード狙いじゃなく、オレの顔を覚えたり、オレの人となりを確認するためにきたのかなー。
悪巧みを成功させる目的で、オレの顔を覚えてほしくなんか、なかったんだけどなー。
クロードを呼ぶと、人質にされる人が増えるから、クロードには安全なところにいてほしい。
オレは、誘拐犯に自分からついていくなんて、リスキーなことをやりたくないぞ。
ゆうゆうと王妃陛下の部屋を横断していた男スパイが、オレと女神様に追いついた。
男スパイは、オレの一メートル後ろにいる。
「女神様。サーバル王国の王妃陛下の部屋の中にいる男スパイを見て、不思議に思ったのは、なぜかな?」
女神様から、何か情報がもらえると、ありがたい、とオレは考えていた。
「不思議?そう、妾は、不思議に思うわ。」
と女神様。
「どうしてかな?」
「妾は、ドリアン王国の国王が、なぜ、ケレメイン大公国にいるのか、不思議に思っているわ。」
と女神様。
ドリアン王国の国王!
どこに?
誰のことかな?
周りを見回しても、目につく存在は、目のにいるドリアン王国の侯爵子息、後ろの男スパイ、サーバル王国の王妃陛下。
この三人のうちの誰か、というなら。
ドリアン王国の国王陛下は、消去法で一人に絞られてくる。
オレは、女神様に急いで確認した。
「女神様、オレの後ろにいる男スパイは、ドリアン王国の国王陛下なのかな?」
「妾には、誤魔化せない。」
と女神様。
「もう、種明かしとは、早すぎる。」
とオレの後ろの男スパイ。
嘘だろ!
信じたくない!
なんで、いるんだ!
侯爵子息よりも大物が、密入国者している!
愛こんにゃく家、ヘルプ、ヘルプ!
急いで、助けにきてくれ!
「私は、ドリアン王国の玉座に座っている男。
会いたいから、会いに来たよ、大公妃殿下。」
とオレの後ろの男スパイは、上機嫌に喉を鳴らした。
オレは会いたくなかった。
部下を引き連れ、可及的速やかに、ドリアン王国へ帰れ!
招待した覚えがないのに、城に入り込んだ挙げ句、客人の部屋の前でたむろっている、外国の貴族子弟とはさー。
クロードと会話のリズムが合っているなら、仲良くなって、クロードの友達候補に、と考えていた時期が、オレにはありました。
クロードの友達なんて、とんでもない。撤回する。
迷惑客、撲滅運動を始めたいなー。
「ドリアン王国の侯爵子息が、サーバル王国の王妃陛下の部屋の前で陣取っていたのは、順番待ちかな?」
ドリアン王国の侯爵子息には嫌味の一つも言いたくなる。
密入国者の侯爵子息が、我が物顔で、うちの城の中を歩きまわっている。
スパイは、うちに滞在中の外国からの客の部屋に居座る。
オレは、決めた。
ドリアン王国とは、仲良くしない。
倫理観が合わなすぎる。
オレが、サーバル王国の王妃陛下の部屋から出ようと足を前に踏み出しても、ドリアン王国の侯爵子息は、サーバル王国の王妃陛下の部屋の入口からどかない。
おい!
通せんぼうは、しなくていいぞ!
オレと会話する気がないなら、オレに関わろうとするな。
オレの後ろからは、男スパイが、ゆうゆうと歩いてくる。
挟み撃ち狙いかな?
ドリアン王国の侯爵子息は、オレと違って、屈曲な護衛を連れている。
オレは、女神様の手を引いているけど、どうしようかな。
女神様を逃がそうにも囲まれている上に、出入り口を塞がれている。
自分が住んでいる家というか城にいながら、城に押しかけられて、自分の城の部屋から出られないなんて、不条理すぎる。
文句を言っても、聞く耳を持たない、暖簾に腕押しなドリアン王国の侯爵子息とご対面。
ミーレ長官の計画を知る前は、ドリアン王国の侯爵子息とご対面する予定だったけどな?
いーまー、じゃー、ない。
オレ狙いは、確かそうだけど。
女神様を狙っていないとも限らない。
カズラくんと愛こんにゃく家へ知らせて、助けを呼んでくれ、と女神様に頼んだところで、女神様が、オレの言った通りに動いてくれるか、が心配なんだよなー。
女神様が、オレのために動いてくれる姿を想像できないから。
オレの加護という縛りは、女神様にどう作用する?
女神様の思考は、自由だけど、女神様の行動は縛られないのかな?
ドリアン王国が女神様を誘拐しようとしてきたら、女神様を連れ歩いているオレは、体を張って止めないと。
オレは、緊張しながら、ドリアン王国の侯爵子息と向かい合った。
ドリアン王国の侯爵子息が、クロードに近づいたのは、クロード狙いじゃなく、オレの顔を覚えたり、オレの人となりを確認するためにきたのかなー。
悪巧みを成功させる目的で、オレの顔を覚えてほしくなんか、なかったんだけどなー。
クロードを呼ぶと、人質にされる人が増えるから、クロードには安全なところにいてほしい。
オレは、誘拐犯に自分からついていくなんて、リスキーなことをやりたくないぞ。
ゆうゆうと王妃陛下の部屋を横断していた男スパイが、オレと女神様に追いついた。
男スパイは、オレの一メートル後ろにいる。
「女神様。サーバル王国の王妃陛下の部屋の中にいる男スパイを見て、不思議に思ったのは、なぜかな?」
女神様から、何か情報がもらえると、ありがたい、とオレは考えていた。
「不思議?そう、妾は、不思議に思うわ。」
と女神様。
「どうしてかな?」
「妾は、ドリアン王国の国王が、なぜ、ケレメイン大公国にいるのか、不思議に思っているわ。」
と女神様。
ドリアン王国の国王!
どこに?
誰のことかな?
周りを見回しても、目につく存在は、目のにいるドリアン王国の侯爵子息、後ろの男スパイ、サーバル王国の王妃陛下。
この三人のうちの誰か、というなら。
ドリアン王国の国王陛下は、消去法で一人に絞られてくる。
オレは、女神様に急いで確認した。
「女神様、オレの後ろにいる男スパイは、ドリアン王国の国王陛下なのかな?」
「妾には、誤魔化せない。」
と女神様。
「もう、種明かしとは、早すぎる。」
とオレの後ろの男スパイ。
嘘だろ!
信じたくない!
なんで、いるんだ!
侯爵子息よりも大物が、密入国者している!
愛こんにゃく家、ヘルプ、ヘルプ!
急いで、助けにきてくれ!
「私は、ドリアン王国の玉座に座っている男。
会いたいから、会いに来たよ、大公妃殿下。」
とオレの後ろの男スパイは、上機嫌に喉を鳴らした。
オレは会いたくなかった。
部下を引き連れ、可及的速やかに、ドリアン王国へ帰れ!
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