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第9章 オレはケレメイン大公国の大公妃殿下です。
510.伴侶だけど、伴侶としてだけでは足りません。愛しているから、だけじゃなく、仕事でも認められたいと思います。クロードに。
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オレは、シガラキノ様が、女神様と友誼を結んだという話をしてから、女王陛下の客死事件について話すと決めていた。
順番を逆にすると、サーバル王国の王女シガラキノ様にしわ寄せが来る可能性が高いからなー。
「サーバル王国で起きたマウンテン王国の女王陛下の客死事件について話すぞ。」
クロード以外は、緊張している。
話題が話題だからな。
サーバル王国の王女シガラキノ様は、心配そうに両親であるサーバル王国の国王陛下夫妻の様子をうかがっている。
サーバル王国の国王陛下夫妻は、いよいよだな、と顔を覚悟を決めている。
マウンテン王国の四人は、マウンテン王国で聞いていた話とさらに違う話を聞くことになるかもしれないと気を引き締めていた。
ミーレ長官とミーレ長官の奥様、ミーレ長官の息子さんは、静かに事実を受け入れようと努めている。
クロードは、泰然自若。
クロードは、オレが、クロードと生きるためにしようとしていることを全力でサポートする。
「ヒサツグの話から、始める。」
とクロード。
クロードは、オレが大公妃として生きていくのを助けてくれる。
オレがクロードの伴侶だから。
クロードの家族だから。
クロードの唯一無二の愛しい人だから。
オレは、クロードの思いと思いやりが愛おしい。
同時に。
オレは、クロードからの人としての信頼が嬉しい。
嫁だから。
伴侶だから。
好きな人だから、好きにやらせてあげるよ、と言われるだけじゃ、オレは嬉しくない。
オレ自身に実力はないから下駄をはかせてあげる、と言われているような気がして。
オレは、伴侶だから、という私情に関係なく、オレだから任せた、と言われたい。
オレだから、任せられた、と言わせたい。
クロードに。
他の誰でもなく伴侶のクロードには、伴侶というフィルターをかけなくても、仕事を任せられると認められたい。
オレ自身を認めてもらうことは、オレがこの世界がで生きていくための自信になる。
クロードは、オレを一人の人として、仕事を任せられると認めている。
クロードに認められたオレは、この世界で胸を張って生きていくことができる。
今、オレは、クロードの愛にすがるんじゃなく、オレ自身で、クロードの横に立っていられている。
オレがそうありたいと望んだ姿でいられるように、クロードは、オレを支えてくれている。
この会議だって。
オレがやりたいと言ったから、クロードは手配を指示した。
クロードは、伴侶というオレとの関係性を越えて、オレのできること、できないこと、やりたいこと、やろうとしていることを見ようとしてくれる。
一人の人として、オレの能力を評価して、オレに任せてくれることが、オレは誇らしい。
オレにはできることがあって、オレがしようとしていることに、無駄なことはない。
クロードのオレへの信頼は、オレという存在を軽くしないでくれている。
クロードの伴侶だから、ではなく、オレだから、任せているんだ、と、クロードが一番、オレ自身を肯定してくれている。
愛しているから、好きにしていい、と言われても、オレは。
愛とは別のものがほしい、と言うと思う。
関係性が出来上がっているから信頼している、という間柄もいいとは思うから。
オレがオレとしてやろうとしていることを認めて、見守りに徹しているクロードは、オレと結ばれるべくして、結ばれたのかもしれない。
「女王陛下がサーバル王国を訪問した理由は、孫とサーバル王国の王女シガラキノ様との婚約。
でも、女王陛下にだけ利がある婚約をサーバル王国が受け入れる理由はないよな。
当時。
サーバル王国は、ドリアン王国の侵略に困っていた。
女王陛下の提案、サーバル王国の王女シガラキノ様とミーレ長官の孫の婚約をサーバル王国が受け入れるには、サーバル王国に利のある提案にしなければならない。」
「その通りです、ずべし。」
とサーバル王国のシガラキノ様。
「女王陛下はサーバル王国の国王陛下夫妻と会った後に、女性が一人で近づいてはいけない場所へ足を踏み入れて、亡くなっている。
女王陛下が足を踏み入れた場所は、ドリアン王国民が入り浸っている場所だった。
女王陛下がその場所へ入り込んだ理由は、女王陛下に女神様の力を使って欲しいという希望があったから。
サーバル王国の中の、女性が足を踏み入れてはいけない場所から、ドリアン王国民を一掃すること。
ドリアン王国の利になる交換条件が、これだ。」
「女王陛下は、女神様の力を授かっていなかった、ずべし。」
とサーバル王国の王女シガラキノ様。
「女王陛下が、サーバル王国で客死した事件の真相はさ。
女王陛下には、女神様から授かった力があると疑わなかった。
女王陛下、マウンテン王国から来た当時の同行者、サーバル王国の国王陛下夫妻、全員が。
女神様の力を事前に、試すことはしなかった。
女王陛下が、女神様の力を授からなかった、ということを知らなかったから。
練習もなしに、この話は、実行された。
ドリアン王国民のいる場所まで行った女王陛下は。
女神様の力を使おうとしたけれど、使えなかった。
女神様の力を授からなかったことを女王陛下が知ったときには、その場所から脱出できなくなっていた。」
「今の話が、女王陛下の客死の真相ですの?」
とマウンテン王国の宰相補佐で侯爵令嬢ポーリーン・タチバナ。
順番を逆にすると、サーバル王国の王女シガラキノ様にしわ寄せが来る可能性が高いからなー。
「サーバル王国で起きたマウンテン王国の女王陛下の客死事件について話すぞ。」
クロード以外は、緊張している。
話題が話題だからな。
サーバル王国の王女シガラキノ様は、心配そうに両親であるサーバル王国の国王陛下夫妻の様子をうかがっている。
サーバル王国の国王陛下夫妻は、いよいよだな、と顔を覚悟を決めている。
マウンテン王国の四人は、マウンテン王国で聞いていた話とさらに違う話を聞くことになるかもしれないと気を引き締めていた。
ミーレ長官とミーレ長官の奥様、ミーレ長官の息子さんは、静かに事実を受け入れようと努めている。
クロードは、泰然自若。
クロードは、オレが、クロードと生きるためにしようとしていることを全力でサポートする。
「ヒサツグの話から、始める。」
とクロード。
クロードは、オレが大公妃として生きていくのを助けてくれる。
オレがクロードの伴侶だから。
クロードの家族だから。
クロードの唯一無二の愛しい人だから。
オレは、クロードの思いと思いやりが愛おしい。
同時に。
オレは、クロードからの人としての信頼が嬉しい。
嫁だから。
伴侶だから。
好きな人だから、好きにやらせてあげるよ、と言われるだけじゃ、オレは嬉しくない。
オレ自身に実力はないから下駄をはかせてあげる、と言われているような気がして。
オレは、伴侶だから、という私情に関係なく、オレだから任せた、と言われたい。
オレだから、任せられた、と言わせたい。
クロードに。
他の誰でもなく伴侶のクロードには、伴侶というフィルターをかけなくても、仕事を任せられると認められたい。
オレ自身を認めてもらうことは、オレがこの世界がで生きていくための自信になる。
クロードは、オレを一人の人として、仕事を任せられると認めている。
クロードに認められたオレは、この世界で胸を張って生きていくことができる。
今、オレは、クロードの愛にすがるんじゃなく、オレ自身で、クロードの横に立っていられている。
オレがそうありたいと望んだ姿でいられるように、クロードは、オレを支えてくれている。
この会議だって。
オレがやりたいと言ったから、クロードは手配を指示した。
クロードは、伴侶というオレとの関係性を越えて、オレのできること、できないこと、やりたいこと、やろうとしていることを見ようとしてくれる。
一人の人として、オレの能力を評価して、オレに任せてくれることが、オレは誇らしい。
オレにはできることがあって、オレがしようとしていることに、無駄なことはない。
クロードのオレへの信頼は、オレという存在を軽くしないでくれている。
クロードの伴侶だから、ではなく、オレだから、任せているんだ、と、クロードが一番、オレ自身を肯定してくれている。
愛しているから、好きにしていい、と言われても、オレは。
愛とは別のものがほしい、と言うと思う。
関係性が出来上がっているから信頼している、という間柄もいいとは思うから。
オレがオレとしてやろうとしていることを認めて、見守りに徹しているクロードは、オレと結ばれるべくして、結ばれたのかもしれない。
「女王陛下がサーバル王国を訪問した理由は、孫とサーバル王国の王女シガラキノ様との婚約。
でも、女王陛下にだけ利がある婚約をサーバル王国が受け入れる理由はないよな。
当時。
サーバル王国は、ドリアン王国の侵略に困っていた。
女王陛下の提案、サーバル王国の王女シガラキノ様とミーレ長官の孫の婚約をサーバル王国が受け入れるには、サーバル王国に利のある提案にしなければならない。」
「その通りです、ずべし。」
とサーバル王国のシガラキノ様。
「女王陛下はサーバル王国の国王陛下夫妻と会った後に、女性が一人で近づいてはいけない場所へ足を踏み入れて、亡くなっている。
女王陛下が足を踏み入れた場所は、ドリアン王国民が入り浸っている場所だった。
女王陛下がその場所へ入り込んだ理由は、女王陛下に女神様の力を使って欲しいという希望があったから。
サーバル王国の中の、女性が足を踏み入れてはいけない場所から、ドリアン王国民を一掃すること。
ドリアン王国の利になる交換条件が、これだ。」
「女王陛下は、女神様の力を授かっていなかった、ずべし。」
とサーバル王国の王女シガラキノ様。
「女王陛下が、サーバル王国で客死した事件の真相はさ。
女王陛下には、女神様から授かった力があると疑わなかった。
女王陛下、マウンテン王国から来た当時の同行者、サーバル王国の国王陛下夫妻、全員が。
女神様の力を事前に、試すことはしなかった。
女王陛下が、女神様の力を授からなかった、ということを知らなかったから。
練習もなしに、この話は、実行された。
ドリアン王国民のいる場所まで行った女王陛下は。
女神様の力を使おうとしたけれど、使えなかった。
女神様の力を授からなかったことを女王陛下が知ったときには、その場所から脱出できなくなっていた。」
「今の話が、女王陛下の客死の真相ですの?」
とマウンテン王国の宰相補佐で侯爵令嬢ポーリーン・タチバナ。
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