《本編 完結 続編 完結》29歳、異世界人になっていました。日本に帰りたいのに、年下の英雄公爵に溺愛されています。

かざみはら まなか

文字の大きさ
562 / 673
第9章 オレはケレメイン大公国の大公妃殿下です。

562.ドリアン王国の国王陛下とバチバチやり合っていますが、手強いです。最強兵器カズラくんが?

しおりを挟む
「三国同盟などというものを作り上げ、徒党を組んでいれば、強気な物言いもできるか。」
とドリアン王国の国王陛下。

おおう、ドリアン王国の国王陛下は、ガッツリ喧嘩する気だなー。

「ケレメイン大公国、マウンテン王国、サーバル王国からの侵略の心配をせずに、ドリアン王国は、国内の統治に集中されるといい。

侵攻して統治するほどのうまみがないドリアン王国には、侵略の危機など無縁の心配だろう。」
とクロード。

クロードに、ドリアン王国は、国として魅力的じゃないと言われたドリアン王国の国王陛下は、痛くも痒くもないという顔をしている。

「用意された椅子に座っていた若造が既に国作りに失敗した経験を活かし、年長者である私に助言をくれてやろうと考えたのか?
 
ちゃちなプライドを守って治められる国など、たかが知れている。」
とドリアン王国の国王陛下。

言ってくれるなー。

「国を発展させるために、独自の技術を確立させたり、アイデアを出したりする苦労が、ドリアン王国ではちゃちな自己実現になるのかなー?

儲かりそうなものを他所の国で見つけたら、人や技術をドリアン王国に持ち帰って模造品を作る。

その成果が出て、今のドリアン王国は便利で豊かになったのかな?」

「ドリアン王国の民は、誰も不自由な暮らしをしていない。」
とドリアン王国の国王陛下。

「国民が不自由な暮らしをしていないから、今までのやり方を捨てる気にならないのかな。

でも、もう、ドリアン王国が他の国から取り放題できた時代は終わった。

ケレメイン大公国、マウンテン王国、サーバル王国は、もう何もドリアン王国に取らせない。」

マウンテン王国の女王陛下スナメリ様とサーバル王国の女王陛下シガラキノ様がオレに同調する。

「この世界にあるものは、必要だから、あるのだ。

この世界に既に存在するなら、私達が、それを必要としてもおかしくはない。

ドリアン王国民であることが、必要なものを欲することを妨げる理由にはならぬ。」

手強いなー。

強奪するための屁理屈が。

ドリアン王国の第二王子は、国王陛下の背中を追いきれなかったから、失脚したのかもしれない。

ドリアン王国の国王陛下に方針転換を決断させたいんだけどなー。

一筋縄ではいかない模様。

ドリアン王国の第二王子が幽閉されたのは、第二王子のした署名の内容を、ドリアン王国は引き継がないと明言する布石かな?

ドリアン王国の国王陛下は、国王が女神様の力を授かれない以上、女神様には従わないという意向なんだよな。

創世神の女神様と住人が対等。

もしくは。

住人は、女神様から差し出されたものを貰い受けるのが当然だと考えているよなー。

女神様が、力を授けるか否かは、女神様の意思なのにな。

図々しい?

がめつい?

根本的な、女神様と住人の位置づけがおかしい。

女神様は、ドリアン王国を気に入ってこなかったのは、ドリアン王国内の女神様に対する扱いが悪いせいだったりするよなー?

女神様との関係性のとらえ方が、他の国との関係性を歪める発端となったのかもしれない。

「ドリアン王国の国王陛下はドリアン王国を豊かだと言うけれど、ドリアン王国にはなぜか魅力がない。」

「魅力がないだと?
ドリアン王国を貶めるために、呼びつけたか。

謝罪を要求する。」
とドリアン王国の国王陛下。

おっと、謝罪要求ときたかー。

「ドリアン王国と関わることに利点を見出すことができなかった三国は、ドリアン王国が魅力的な国に変わらないかぎり、関わりを持たなくても困らない。

ドリアン王国の国のトップは、失敗から学んでいないようだ。」
とクロード。

「ドリアン王国に生まれると、息を吐くように、国の評判を落としていくのは、国民性だよね。」
とカズラくん。

「元神子が、偉そうに。」
とドリアン王国の国民陛下。

「ぼくは、偉くて強いよ。

元神子様のぼくに逆らって無事でいられると思っている?」
とカズラくんは、ドリアン王国の国王陛下を黙らせた。

最終兵器、カズラくん。

「ドリアン王国は、他人の知恵や財産で食ってきたから、自分で食い扶持を稼ぐ方法を知らないんだよ。

ドリアン王国にとって、今一番の他人は、女神様だね。

女神様がドリアン王国の国王陛下に力を授ける機会が未来永劫に失われたときから、今までと同じ態度や考え方では女神様との関わりを続けられないとまだ理解できないでいるなんて、哀れだね。

女神様のことは、無料で力を授けて国を支えてくれる便利な存在で、ドリアン王国が踏んだり蹴ったりしても、気にせず利用できると考えてきたんだろうけれど。

そんな時代はもう終わった、と言っているんだよ。

新時代に適応できないなら、今の便利さがドリアン王国の最高到達点だね。

後は、ドリアン王国だけ衰退あるのみだよ。

誰も助けないよ。

誰も利用させないよ。

それが、ドリアン王国のしてきたことの結果だよ。」
とカズラくん。
しおりを挟む
感想 84

あなたにおすすめの小説

異世界転移してΩになった俺(アラフォーリーマン)、庇護欲高めα騎士に身も心も溶かされる

ヨドミ
BL
もし生まれ変わったら、俺は思う存分甘やかされたい――。 アラフォーリーマン(社畜)である福沢裕介は、通勤途中、事故により異世界へ転移してしまう。 異世界ローリア王国皇太子の花嫁として召喚されたが、転移して早々、【災厄のΩ】と告げられ殺されそうになる。 【災厄のΩ】、それは複数のαを番にすることができるΩのことだった――。 αがハーレムを築くのが常識とされる異世界では、【災厄のΩ】は忌むべき存在。 負の烙印を押された裕介は、間一髪、銀髪のα騎士ジェイドに助けられ、彼の庇護のもと、騎士団施設で居候することに。 「αがΩを守るのは当然だ」とジェイドは裕介の世話を焼くようになって――。 庇護欲高め騎士(α)と甘やかされたいけどプライドが邪魔をして素直になれない中年リーマン(Ω)のすれ違いラブファンタジー。 ※Rシーンには♡マークをつけます。

氷の騎士団長様の悪妻とかイヤなので離婚しようと思います

黄金 
BL
目が覚めたら、ここは読んでたBL漫画の世界。冷静冷淡な氷の騎士団長様の妻になっていた。しかもその役は名前も出ない悪妻! だったら離婚したい! ユンネの野望は離婚、漫画の主人公を見たい、という二つの事。 お供に老侍従ソマルデを伴って、主人公がいる王宮に向かうのだった。 本編61話まで 番外編 なんか長くなってます。お付き合い下されば幸いです。 ※細目キャラが好きなので書いてます。    多くの方に読んでいただき嬉しいです。  コメント、お気に入り、しおり、イイねを沢山有難うございます。    

黒とオメガの騎士の子育て〜この子確かに俺とお前にそっくりだけど、産んだ覚えないんですけど!?〜

せるせ
BL
王都の騎士団に所属するオメガのセルジュは、ある日なぜか北の若き辺境伯クロードの城で目が覚めた。 しかも隣で泣いているのは、クロードと同じ目を持つ自分にそっくりな赤ん坊で……? 「お前が産んだ、俺の子供だ」 いや、そんなこと言われても、産んだ記憶もあんなことやこんなことをした記憶も無いんですけど!? クロードとは元々険悪な仲だったはずなのに、一体どうしてこんなことに? 一途な黒髪アルファの年下辺境伯×金髪オメガの年上騎士 ※一応オメガバース設定をお借りしています

身代わり召喚された俺は四人の支配者に溺愛される〜囲い込まれて逃げられません〜

たら昆布
BL
間違って異世界召喚された青年が4人の男に愛される話

天使のような子の怪我の手当てをしたら氷の王子に懐かれました

藤吉めぐみ
BL
12/23後日談追加しました。 ================= 高校の養護教諭の世凪は、放課後の見回り中にプールに落ちてしまう。カナヅチの世凪は、そのまま溺れたと思ったが、気づくと全く知らない場所にある小さな池に座り込んでいた。 ここがどこなのか、何がどうなったのか分からない世凪に、「かあさま」と呼んで近づく小さな男の子。彼の怪我の手当てをしたら、世凪は不審者として捕まってしまう。 そんな世凪を助けてくれたのは、「氷の王子」と呼ばれるこの国の第二王子アドウェル。 冷淡で表情も変わらない人だと周りに言われたが、世凪に対するアドウェルは、穏やかで優しくて、理想の王子様でドキドキしてしまう世凪。でも王子は世凪に母親を重ねているようで…… 優しい年下王子様×異世界転移してきた前向き養護教諭の互いを知って認めていくあたたかな恋の話です。

【WEB版】監視が厳しすぎた嫁入り生活から解放されました~冷徹無慈悲と呼ばれた隻眼の伯爵様と呪いの首輪~【BL・オメガバース】

古森きり
BL
【書籍化決定しました!】 詳細が決まりましたら改めてお知らせにあがります! たくさんの閲覧、お気に入り、しおり、感想ありがとうございました! アルファポリス様の規約に従い発売日にURL登録に変更、こちらは引き下げ削除させていただきます。 政略結婚で嫁いだ先は、女狂いの伯爵家。 男のΩである僕には一切興味を示さず、しかし不貞をさせまいと常に監視される生活。 自分ではどうすることもできない生活に疲れ果てて諦めた時、夫の不正が暴かれて失脚した。 行く当てがなくなった僕を保護してくれたのは、元夫が口を開けば罵っていた政敵ヘルムート・カウフマン。 冷徹無慈悲と呼び声高い彼だが、共に食事を摂ってくれたりやりたいことを応援してくれたり、決して冷たいだけの人ではなさそうで――。 カクヨムに書き溜め。 小説家になろう、アルファポリス、BLoveにそのうち掲載します。

【完】心配性は異世界で番認定された狼獣人に甘やかされる

おはぎ
BL
起きるとそこは見覚えのない場所。死んだ瞬間を思い出して呆然としている優人に、騎士らしき人たちが声を掛けてくる。何で頭に獣耳…?とポカンとしていると、その中の狼獣人のカイラが何故か優しくて、ぴったり身体をくっつけてくる。何でそんなに気遣ってくれるの?と分からない優人は大きな身体に怯えながら何とかこの別世界で生きていこうとする話。 知らない世界に来てあれこれ考えては心配してしまう優人と、優人が可愛くて仕方ないカイラが溺愛しながら支えて甘やかしていきます。

【完結】水と夢の中の太陽

エウラ
BL
何の前触れもなく異世界の神という存在に異世界転移された、遠藤虹妃。 神が言うには、本来ならこちらの世界で生きるはずが、まれに起こる時空の歪みに巻き込まれて、生まれて間もなく地球に飛ばされたそう。 この世界に戻ったからといって特に使命はなく、神曰く運命を正しただけと。 生まれ持った能力とお詫びの加護を貰って。剣と魔法の世界で目指せスローライフ。 ヤマなしオチなし意味なしで、ほのぼの系を予定。(しかし予定は未定) 長くなりそうなので長編に切り替えます。 今後ややR18な場面が出るかも。どこら辺の描写からアウトなのかちょっと微妙なので、念の為。 読んで下さってありがとうございます。 お気に入り登録嬉しいです。 行き当たりばったり、不定期更新。 一応完結。後日談的なのを何話か投稿予定なのでまだ「連載中」です。 後日譚終わり、完結にしました。 読んで下さってありがとうございます。

処理中です...