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第9章 オレはケレメイン大公国の大公妃殿下です。
568.元神子様カズラくんは、新しい恋をしているようです。カズラくんが恋する相手は、ガーデンパーティーにいるようです。
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「カズラくん、聞いた?
ヤグルマさんは、オレのしたことを認めて褒めてくれたぞ?」
「はいはい、良かったね。」
とカズラくん。
「大人になると、できることが当たり前になってさ。
失敗したら、ごめんなさい、して、自力で挽回しないといけないことばかりになってくるからなー。
ヤグルマさんは、大人も認めて褒めてくれる。
一家に一人、ヤグルマさん。」
オレがヤグルマさんの素晴らしさをカズラくんに話していると。
「ヤグルマさんに、ぼくも褒められたい。
ヒサツグとクロードの穴だらけの計画がうまくいったのは、七割、ぼくの働きだよ?
ヤグルマさん、ぼくも褒めていいから。」
とカズラくん。
「カズラ様の働きっぷりは聞き及んでおります。
クロード様とヒサツグ様の良き友人として奮闘していただいて。」
とヤグルマさん。
「ヤグルマさんが、オレよりもカズラくんの頑張りを把握している?」
オレがビックリしていると。
「ヤグルマさんは、できる男だからだよ。」
とカズラくん。
「オレとクロードの成功を後押しした七割が、カズラくんだとすると。残りの三割は?」
「一割は、大店の商人。残りの二割は、それ以外。」
とカズラくん。
「オレとクロードの計画って、そんなにダメだったかなー?」
カズラくんが、大店の商人を評価していることにも、ビックリ。
「クロードは、ヒサツグに甘くて、クロード自身も甘いところがある。
ぼくが、クロードをビシバシと鍛えたよ。」
とカズラくん。
「ありがたいことです。」
とヤグルマさん。
「そうだったんだな、ありがとう。」
「そういうことだから、ぼくは、ヤグルマさんに褒めてもらうことがありすぎる。」
とカズラくん。
「カズラくんは、オレの知らないところで活躍してくれていたんだなー。」
「そうだよ。だから。ヒサツグに一番は譲るけれど、ぼくにもヤグルマさんに褒められる時間を用意して。」
とカズラくん。
「えーと、ヤグルマさん、いいかな?」
ヤグルマさんは、ニッコリと微笑んだ。
「喜んで。」
とヤグルマさん。
「やった。じゃあ。ぼく、大店の商人のところに行ってくる。
ヒサツグは、今のうちに、ヤグルマさんに褒められていたらいいよ。」
とカズラくん。
「カズラくんは、大店の商人と仲良くなったんだなー。」
「愛こんにゃく家の結婚式という仕事を通じてね。」
とカズラくん。
「大店の商人には、ずっと助けられているなー。」
大店の商人、さまさまだよなー。
「大店の商人は、仕事が出来るからね?」
となぜか得意げなカズラくん。
「仕事ができて信頼できる大店の商人がいてくれて、本当に助かったな。」
「取引相手から始まったけれど、ぼくも順調だよ。」
とカズラくん。
うん?
「何が始まったのかな?」
「お付き合いだよ。」
とカズラくん。
ほ、ほ、ホワット?
「カズラくんと大店の商人が、お付き合いしているということかな?」
「そうだよ。隠していなかったんだけど、分からなかった?」
とカズラくん。
「全然気づかなかった。きっかけは?」
「きっかけは、愛こんにゃく家の結婚式の打ち合わせで、ヒサツグと一緒に、大店の商人の仕事っぷりを見て、かっこよかったからだよ。」
とカズラくん。
大店の商人が、かっこいいのは、まるっと同意。
「大店の商人は、お願いした仕事は、きっちり仕上げてくれるから、頼りになるよなー。」
「ぼくは、ぼくに誠実で、仕事ができる人が良かったからね。」
とカズラくん。
うんうん。
「大店の商人は、カズラくんに対して、どんな感じ?
カズラくんは、二十歳だけど。
大店の商人は、四十歳前後な気がするんだよな。」
それに、大店の商人は、独身っぽくない雰囲気がある。
オレ、不倫や浮気はなー。
「大店の商人には、跡継ぎの子どもがいるよ。
年齢で言うと、子どもの方が、ぼくに近いね。
最初、大店の商人の子どもの方がぼくに仲良くしようと近づいてきたんだよ。」
とカズラくん。
「うん。順当かな。」
「用事がある相手は、大店の商人の方で、大店の商人の子どもじゃないから、大店の商人を呼んで、と子どもに言ったら、粘られたんだけど。」
とカズラくん。
「『ぼく、年が近いから仲良くしようというやりとりをしてくる人は、合わないんだよね。
大店の商人の方が合うと思う』と言ったら。
子どもが大店の商人に相談しにいって、子どもは大店の商人と戻ってきたんだよ。」
とカズラくん。
ストレートに伝えたんだな。
「カズラくんと話をしようとして、大店の商人の子どもは門前払いをくらったんだなー。」
「ぼくは、大店の商人と子どもに、家族の話を聞いて、大店の商人に奥さんがいないことを真っ先に確認したよ。」
とカズラくん。
カズラくんは、狙いをさだめたら、逃さない感じなんだな。
「奥さんがいない、と分かったから。
『今から、大店の商人を本気でオトすから、オトされるのを楽しみにして』と、その場で大店の商人とそのこどもに覚悟させたよ。」 とカズラくん。
「恋愛のスピード感が、オレの感覚と違いすぎる。」
「恋愛に重きを置かないヒサツグは、恋愛できたらいいな、くらいで生きているからだよ。」
とカズラくん。
「よく、人を見ているよな。」
「ぼくと大店の商人は、愛こんにゃく家の結婚式の前から、正式に付き合っているよ。」
とカズラくん。
「全然気づかなかった。」
「ぼく、仕事中はベタベタしないからね。」
とカズラくん。
「愛こんにゃく家の結婚式では、つい、ベタベタしていたなー。
ごめん、カズラくん。」
カズラくんは、うん、と頷いて、多くの人の中から、大店の商人を見つけると、ぱっと顔を明るくした。
「じゃあ、ぼくは行ってくる。
愛こんにゃく家の披露宴は、恋人といるから。」
とカズラくんは、大店の商人の元へ歩いていく。
ヤグルマさんは、オレのしたことを認めて褒めてくれたぞ?」
「はいはい、良かったね。」
とカズラくん。
「大人になると、できることが当たり前になってさ。
失敗したら、ごめんなさい、して、自力で挽回しないといけないことばかりになってくるからなー。
ヤグルマさんは、大人も認めて褒めてくれる。
一家に一人、ヤグルマさん。」
オレがヤグルマさんの素晴らしさをカズラくんに話していると。
「ヤグルマさんに、ぼくも褒められたい。
ヒサツグとクロードの穴だらけの計画がうまくいったのは、七割、ぼくの働きだよ?
ヤグルマさん、ぼくも褒めていいから。」
とカズラくん。
「カズラ様の働きっぷりは聞き及んでおります。
クロード様とヒサツグ様の良き友人として奮闘していただいて。」
とヤグルマさん。
「ヤグルマさんが、オレよりもカズラくんの頑張りを把握している?」
オレがビックリしていると。
「ヤグルマさんは、できる男だからだよ。」
とカズラくん。
「オレとクロードの成功を後押しした七割が、カズラくんだとすると。残りの三割は?」
「一割は、大店の商人。残りの二割は、それ以外。」
とカズラくん。
「オレとクロードの計画って、そんなにダメだったかなー?」
カズラくんが、大店の商人を評価していることにも、ビックリ。
「クロードは、ヒサツグに甘くて、クロード自身も甘いところがある。
ぼくが、クロードをビシバシと鍛えたよ。」
とカズラくん。
「ありがたいことです。」
とヤグルマさん。
「そうだったんだな、ありがとう。」
「そういうことだから、ぼくは、ヤグルマさんに褒めてもらうことがありすぎる。」
とカズラくん。
「カズラくんは、オレの知らないところで活躍してくれていたんだなー。」
「そうだよ。だから。ヒサツグに一番は譲るけれど、ぼくにもヤグルマさんに褒められる時間を用意して。」
とカズラくん。
「えーと、ヤグルマさん、いいかな?」
ヤグルマさんは、ニッコリと微笑んだ。
「喜んで。」
とヤグルマさん。
「やった。じゃあ。ぼく、大店の商人のところに行ってくる。
ヒサツグは、今のうちに、ヤグルマさんに褒められていたらいいよ。」
とカズラくん。
「カズラくんは、大店の商人と仲良くなったんだなー。」
「愛こんにゃく家の結婚式という仕事を通じてね。」
とカズラくん。
「大店の商人には、ずっと助けられているなー。」
大店の商人、さまさまだよなー。
「大店の商人は、仕事が出来るからね?」
となぜか得意げなカズラくん。
「仕事ができて信頼できる大店の商人がいてくれて、本当に助かったな。」
「取引相手から始まったけれど、ぼくも順調だよ。」
とカズラくん。
うん?
「何が始まったのかな?」
「お付き合いだよ。」
とカズラくん。
ほ、ほ、ホワット?
「カズラくんと大店の商人が、お付き合いしているということかな?」
「そうだよ。隠していなかったんだけど、分からなかった?」
とカズラくん。
「全然気づかなかった。きっかけは?」
「きっかけは、愛こんにゃく家の結婚式の打ち合わせで、ヒサツグと一緒に、大店の商人の仕事っぷりを見て、かっこよかったからだよ。」
とカズラくん。
大店の商人が、かっこいいのは、まるっと同意。
「大店の商人は、お願いした仕事は、きっちり仕上げてくれるから、頼りになるよなー。」
「ぼくは、ぼくに誠実で、仕事ができる人が良かったからね。」
とカズラくん。
うんうん。
「大店の商人は、カズラくんに対して、どんな感じ?
カズラくんは、二十歳だけど。
大店の商人は、四十歳前後な気がするんだよな。」
それに、大店の商人は、独身っぽくない雰囲気がある。
オレ、不倫や浮気はなー。
「大店の商人には、跡継ぎの子どもがいるよ。
年齢で言うと、子どもの方が、ぼくに近いね。
最初、大店の商人の子どもの方がぼくに仲良くしようと近づいてきたんだよ。」
とカズラくん。
「うん。順当かな。」
「用事がある相手は、大店の商人の方で、大店の商人の子どもじゃないから、大店の商人を呼んで、と子どもに言ったら、粘られたんだけど。」
とカズラくん。
「『ぼく、年が近いから仲良くしようというやりとりをしてくる人は、合わないんだよね。
大店の商人の方が合うと思う』と言ったら。
子どもが大店の商人に相談しにいって、子どもは大店の商人と戻ってきたんだよ。」
とカズラくん。
ストレートに伝えたんだな。
「カズラくんと話をしようとして、大店の商人の子どもは門前払いをくらったんだなー。」
「ぼくは、大店の商人と子どもに、家族の話を聞いて、大店の商人に奥さんがいないことを真っ先に確認したよ。」
とカズラくん。
カズラくんは、狙いをさだめたら、逃さない感じなんだな。
「奥さんがいない、と分かったから。
『今から、大店の商人を本気でオトすから、オトされるのを楽しみにして』と、その場で大店の商人とそのこどもに覚悟させたよ。」 とカズラくん。
「恋愛のスピード感が、オレの感覚と違いすぎる。」
「恋愛に重きを置かないヒサツグは、恋愛できたらいいな、くらいで生きているからだよ。」
とカズラくん。
「よく、人を見ているよな。」
「ぼくと大店の商人は、愛こんにゃく家の結婚式の前から、正式に付き合っているよ。」
とカズラくん。
「全然気づかなかった。」
「ぼく、仕事中はベタベタしないからね。」
とカズラくん。
「愛こんにゃく家の結婚式では、つい、ベタベタしていたなー。
ごめん、カズラくん。」
カズラくんは、うん、と頷いて、多くの人の中から、大店の商人を見つけると、ぱっと顔を明るくした。
「じゃあ、ぼくは行ってくる。
愛こんにゃく家の披露宴は、恋人といるから。」
とカズラくんは、大店の商人の元へ歩いていく。
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