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第9章 オレはケレメイン大公国の大公妃殿下です。
627.カズラくんの仕切りによるオレとクロードの夫婦固めの盃をして、オレは、クロードと幸せになるぞ、と思いました。
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オレは、クロードが三度口をつけた後のグラスに三度口をつけて、グラスの中身を飲み干し、カズラくんに過去の盃を渡す。
カズラくんは、空になった過去の盃を部屋中の人が見えるように、高く掲げた後、台の上に戻した。
「クロードとヒサツグの過去は、二人の出会いの礎になった。」
とカズラくん。
祝言でカズラくんが話している台詞は、オレとクロードが夫婦として生きていくのに困らないように、と、カズラくんが考えてくれたもの。
祝言に使うお酒は、クロードがこういうものが欲しいと新しく作らせた。
オレとクロードが祝言で口にしているお酒は、無味無臭に近く、アルコール度は限りなく低く透明だ。
何かを混ぜられたときにすぐに気づけて、杯を重ねても、頭と体が働かないことがないようなお酒の開発を命じて作らせたお酒は、祝言の用途にぴったりだ。
祝言の参加者のグラスには、オレとクロードが飲んでいるお酒と同じお酒が入っている。
祝言後に仕事に戻る参加者が多数。
少量で酔いが回るようなお酒は用意しなかった。
式典様のお酒として、祝言用のお酒は、今後需要があるかもしれないなー。
オレが曇らない思考で、カズラくんが、クロードに現在の盃を渡しているのを見ている。
「次は、現在の盃。」
とカズラくんは、部屋の中を見渡す。
「二人の歩みが交わり、二人は夫婦になった。」
とカズラくん。
カズラくんから、中サイズの盃を受け取ったオレは、カズラくんに注いでもらったお酒を、三口飲む。
オレから、現在の盃を受け取ったクロードも三口飲むと、カズラくんに空の盃を返す。
カズラくんは、空になった現在の盃を掲げる。
「クロードとヒサツグが夫婦として生きる姿が、今、ここにある。」
と話してから、盃を台に置くカズラくん。
オレとクロードが結婚してから、オレとクロードが夫婦であることを、好き合った者同士だからね、のような好意的に感情から認めてもらったことは、あったかな?
カズラくんは、オレとクロードが夫婦として生きている姿を当然のように肯定してくれた。
胸の内から、じわじわこみ上げてくるものがある。
オレが飲んでいるのは、アルコール度数の低いお酒なのに。
飲んでいるとはいっても、たいして飲んでいないのに。
情緒がふやけてしまいそうになる。
頬が紅潮して、瞳が潤んできたかもしれない。
まだ、現在の盃が終わったところで。
これから、未来の盃があるのに。
このまま、お酒を口にしても、オレ、飲めるかな?
「最後は、未来の盃。クロードとヒサツグの末永く続く幸せな未来を祈願して。」
とカズラくん。
クロードと結婚したときのオレは、クロードと末永く幸せになる未来なんて考えたこともなかったのに。
オレとクロードが末永く幸せになることを言葉に出して願われるのは、いいな。
オレ、クロードと末永く幸せになる。
オレの幸せな決意をクロードに早く伝えたいなー。
カズラくんから受け取った未来の盃を三口飲んだクロードは、続いて未来の盃を受け取ったオレが三口で飲み終わり、カズラくんにグラスを返すのを見て微笑んでいる。
オレ、今、幸せだなー。
この時間をずっと続けたい。
クロードに微笑まれたら、オレの口と頬も自然と緩む。
クロード。
オレ達、いつまでも、笑顔を向けていられる夫婦でいような。
「過去、現在、未来。全ての盃は、今、空になった。」
とカズラくん。
カズラくんは、三つの盃が負いてある台を示した後、部屋中に声を響かせた。
「この部屋にいる全員のグラスの中のお酒は、クロードとヒサツグのが盃で飲んでいたのと同じお酒。
ぼく達が見たのは、クロードとヒサツグの夫婦としての幸せな未来への覚悟。
この部屋に集まっているぼく達は、クロードとヒサツグ夫婦が円満であることが、この先もうまく運ぶための土台であるということを知っている。
ぼくは、この部屋の全員に呼びかけよう。
クロードとヒサツグの夫婦の仲が永遠に円満であることが理想であり、クロードとヒサツグが円満であることに協力する、ということに賛同するなら。
各自、己が持っているグラスを一口飲んで、グラスを掲げ、賛同の意を示そう。」
とカズラくん。
カズラくんは、まずは、ぼくから、と言って。
ポケットに入れていたグラスを取り出した。
オレとクロードが、カズラくんのグラスにお酒を注ぐ。
カズラくんがオレとクロードの盃に注ぐのに使っていた透明な水差しを、オレとクロードは二人で持った。
「クロードとヒサツグ夫婦の円満維持。」
と言うと、カズラくんは、お酒を一口飲み、持っていたグラスを掲げる。
カズラくんに続く二人目になるのは、誰かな?
と見回すまでもなく。
「クロードとヒサツグ夫婦の円満維持。」
と女神様がぐいっと飲んだグラスを機嫌よく掲げた。
カズラくんは、空になった過去の盃を部屋中の人が見えるように、高く掲げた後、台の上に戻した。
「クロードとヒサツグの過去は、二人の出会いの礎になった。」
とカズラくん。
祝言でカズラくんが話している台詞は、オレとクロードが夫婦として生きていくのに困らないように、と、カズラくんが考えてくれたもの。
祝言に使うお酒は、クロードがこういうものが欲しいと新しく作らせた。
オレとクロードが祝言で口にしているお酒は、無味無臭に近く、アルコール度は限りなく低く透明だ。
何かを混ぜられたときにすぐに気づけて、杯を重ねても、頭と体が働かないことがないようなお酒の開発を命じて作らせたお酒は、祝言の用途にぴったりだ。
祝言の参加者のグラスには、オレとクロードが飲んでいるお酒と同じお酒が入っている。
祝言後に仕事に戻る参加者が多数。
少量で酔いが回るようなお酒は用意しなかった。
式典様のお酒として、祝言用のお酒は、今後需要があるかもしれないなー。
オレが曇らない思考で、カズラくんが、クロードに現在の盃を渡しているのを見ている。
「次は、現在の盃。」
とカズラくんは、部屋の中を見渡す。
「二人の歩みが交わり、二人は夫婦になった。」
とカズラくん。
カズラくんから、中サイズの盃を受け取ったオレは、カズラくんに注いでもらったお酒を、三口飲む。
オレから、現在の盃を受け取ったクロードも三口飲むと、カズラくんに空の盃を返す。
カズラくんは、空になった現在の盃を掲げる。
「クロードとヒサツグが夫婦として生きる姿が、今、ここにある。」
と話してから、盃を台に置くカズラくん。
オレとクロードが結婚してから、オレとクロードが夫婦であることを、好き合った者同士だからね、のような好意的に感情から認めてもらったことは、あったかな?
カズラくんは、オレとクロードが夫婦として生きている姿を当然のように肯定してくれた。
胸の内から、じわじわこみ上げてくるものがある。
オレが飲んでいるのは、アルコール度数の低いお酒なのに。
飲んでいるとはいっても、たいして飲んでいないのに。
情緒がふやけてしまいそうになる。
頬が紅潮して、瞳が潤んできたかもしれない。
まだ、現在の盃が終わったところで。
これから、未来の盃があるのに。
このまま、お酒を口にしても、オレ、飲めるかな?
「最後は、未来の盃。クロードとヒサツグの末永く続く幸せな未来を祈願して。」
とカズラくん。
クロードと結婚したときのオレは、クロードと末永く幸せになる未来なんて考えたこともなかったのに。
オレとクロードが末永く幸せになることを言葉に出して願われるのは、いいな。
オレ、クロードと末永く幸せになる。
オレの幸せな決意をクロードに早く伝えたいなー。
カズラくんから受け取った未来の盃を三口飲んだクロードは、続いて未来の盃を受け取ったオレが三口で飲み終わり、カズラくんにグラスを返すのを見て微笑んでいる。
オレ、今、幸せだなー。
この時間をずっと続けたい。
クロードに微笑まれたら、オレの口と頬も自然と緩む。
クロード。
オレ達、いつまでも、笑顔を向けていられる夫婦でいような。
「過去、現在、未来。全ての盃は、今、空になった。」
とカズラくん。
カズラくんは、三つの盃が負いてある台を示した後、部屋中に声を響かせた。
「この部屋にいる全員のグラスの中のお酒は、クロードとヒサツグのが盃で飲んでいたのと同じお酒。
ぼく達が見たのは、クロードとヒサツグの夫婦としての幸せな未来への覚悟。
この部屋に集まっているぼく達は、クロードとヒサツグ夫婦が円満であることが、この先もうまく運ぶための土台であるということを知っている。
ぼくは、この部屋の全員に呼びかけよう。
クロードとヒサツグの夫婦の仲が永遠に円満であることが理想であり、クロードとヒサツグが円満であることに協力する、ということに賛同するなら。
各自、己が持っているグラスを一口飲んで、グラスを掲げ、賛同の意を示そう。」
とカズラくん。
カズラくんは、まずは、ぼくから、と言って。
ポケットに入れていたグラスを取り出した。
オレとクロードが、カズラくんのグラスにお酒を注ぐ。
カズラくんがオレとクロードの盃に注ぐのに使っていた透明な水差しを、オレとクロードは二人で持った。
「クロードとヒサツグ夫婦の円満維持。」
と言うと、カズラくんは、お酒を一口飲み、持っていたグラスを掲げる。
カズラくんに続く二人目になるのは、誰かな?
と見回すまでもなく。
「クロードとヒサツグ夫婦の円満維持。」
と女神様がぐいっと飲んだグラスを機嫌よく掲げた。
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