騎士団の繕い係

あかね

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同室者の観察 前編

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 テレサは城のお針子だ。生まれは一般国民。家業としてではなく、ご近所の仕立て屋に入り浸っていた結果である。
 小さいころから仕立て屋の店の前で覗き込んでいたテレサは、ある日、店主に見つかった。
 きらきらきれいとつたない言葉で訴えたテレサをなにを思ったのか、店の中に招き入れてくれた。それで気が済むと思ったと後に語ってくれたが、それで済むわけはなかった。
 そこはテレサにとっては夢の世界のようだったのだから。

 たまにやってくる幼女に店主はため息をついてあれこれを教えてくれた。いつ行っても店主しかいない店だった。元々夫婦でやっていた店だったらしいが、妻と娘が出ていった、らしい。
 それを周囲の噂で聞いて、旅行? いつ帰って来るの? という無神経発言もしたことがあるが、店主はぎろりと睨んだだけで済ませた。
 数年後に本当の意味に気がついたテレサが青ざめて謝罪すれば、なんのことだと忘れたふりをしてくれた。まあ、本当に、忘れていたのかもしれないが、一人は寂しいよねとますます入り浸るようになった。

 テレサは仕立て屋にそのまま弟子入りをし、そのまま店にいるつもりだった。ところが、推薦状を書いてやるから修行しに行ってこいと言われていった先が城である。
 意味が、わからんのですが、師匠。
 テレサは途方に暮れた。
 他の針子と言えば、有名店の上澄みだ。一人で仕立て屋をしているような店からやってきたものはほぼいない。

 どこの店から?という問いにテレサは師匠の名前を出した。無名過ぎて店の名を出してもバカにされると思ったのだ。

 あなたが、一人だけの弟子。そう言われるとは思いもしなかった。

 テレサは知らなかったのだが、店主は元は名の売れた仕立て人だったのだ。それが、独立を果たしてからはあまりドレスも作らず年に数枚のその品に特別な価値があるとされている。
 弟子を取るように言われても気が散ると断られていた、ということもテレサは知らなかった。だから、来客があると作業部屋に戻るよう言われていたのだろうか。
 もう一人といわれないように。

 テレサは数々の疑問を抱えたが、城から出られる日は決まっている。休みの日もあるが、それもだいぶ先だ。
 もやもやしながらも城での修行生活を始めるしかなかった。

 テレサの部屋は2人部屋だったが、今は誰もいなかった。ただ、ずっとではなく、この部屋に入る予定の人はいるらしく、半年後くらいだという。それまでは一人部屋を楽しんでといわれてしまった。
 テレサは半年はまだ先だとのんびりしていると秒で一か月が過ぎていた。

 針子の生活というのは窮屈を通り超えて道具として徹することだった。指示された仕事に個性などいらん、というのはテレサは師匠に徹底的に言われていた。そう言うところにたどり着くのは、基本ができた後であり、仕事ではないところで磨けということだった。
 そういうことには慣れていたが、話をすることもあまりなく、出入りするときには道具を持ちだしていないか、もちこんでいないかと検査されるのは神経質にも思えた。

 先輩に厳しくないですか? と聞けば、昔にね、暗殺騒動とかあったの、と軽く言われた。テレサは一瞬わからなかった。暗殺って誰を?と。
 この針子部屋で作っているのは王族やそれに近い人たちのものだ。その安全に配慮するのは当たり前のこと。

 とんでもないところに来たな……と今更ながらテレサは思った。こういう場所に修行と叩き込んだ師匠を問い詰めてやると待ち望んだ休み。
 家に顔を出して、それからすぐに仕立屋に向かうと店主はいつも通りだった。

「師匠、ひどいですよ。あんなところに放り込むなんて。すっごい怖いところじゃないですか。
 女子の悪いとこ全部入りですよ」

「知らん。
 それから男の方も男の陰湿さもあるのでどっちも同じだ」

「地獄……」

 同じ技術者が集まると闇落ちするらしい。テレサは嫉妬される側ではある。大したことのないと馬鹿にされるかと思ったが、そうでもなかった。師匠、厳しかったけどありがとう!と思ったのは最初だけだ。
 新入りが戸惑いもせず仕事をこなしたまではよかった。数年たったような針仕事を任されることになった瞬間、針子部屋の空気が怖くなった。
 テレサがまだ無理ですと辞退してようやく空気が少しだけ緩んだ。
 初めて、胃が痛いとテレサは部屋で呻いた。日常のほぼ全振りで仕立屋で仕事をしていたから、こういうことは苦手なのだ。最低限の客に出るためのマナーや常識は家族や師匠から教えられていたので表面上は目立つこともない。

「だから、遊んでおけと言ったんだ。少しは女社会になれておけと」

「理由説明してほしかったです」

「したぞ。それより、リボンが好きといった。縫物したいとも」

 テレサは小さい頃の自分、というより修行に出る前の自分の箱入りっぷりを恨んだ。私、私が苦労します、集団で過ごすのですと今なら言える。

「まあ、がんばれ。あそこ以上にきつい職場はない」

「なんで、いきなりいけたんですか? 特に実績もないですよ?」

「俺は、そのつもりはなかったんだ。知り合いのところに預けるつもりで話をしたら、城でも人を募集していると聞いてな。
 テレサには基本は叩き込んだし、もう教えることもない。あとは数をこなせばいいかと」

「鬼。ひどい。ツライ」

「環境は悪いが給金はいいから」

「たしかに、そこいいですけどね……」

 普通の針仕事で稼ぐ金額の数倍だ。また、ある程度の年数を勤め上げた場合には褒賞も出るという。それを元手に商売も始められるし、城ならば後援者を見つけ店を出してもらうことも可能である。
 野心溢れる者が多いというのも納得の理由だ。
 テレサが馴染めない理由でもあるのだが。ごめん、そこまでの何かがなくて……という気分でいる。

「そういえば、同室の子は来たのか?」

「まだ。もう少し先と聞いたけど、どうしてです?」

「一人で寂しいと鳴いてないかと思ってな」

「自由を満喫してます」

 それはちょっと嘘だ。テレサは生まれてこの方、一人部屋というものはなかった。いたら邪魔な兄弟もいないと寂しい。その兄弟のほうは、姉ちゃんのお土産!と群がっていたが。少しは寂しかったと言えと思ったが言われても気持ち悪い。
 テレサはこの複雑な気持ちを誰かに理解してもらおうとは思わないので言わないが。

「それはよかった。
 ところで、明日も休みか?」

「ええ、明日の夕刻には戻ります。
 ……師匠? もしや、徹夜コースのなんかですか?」

「その、な、悪いが手伝ってほしい」

 はぁと大きくため息をついてテレサは応じた。
 そして、師匠に有名なんですかと聞き忘れたことを城に戻って思い出した。まあ、今度でいいかと思って完全に忘れることになる。それくらい忙しかったのだ。

 針子部屋に入り、数か月が過ぎ、テレサがようやく馴染めたような気がしてきたころに同室者がやってきた。

 暗褐色の髪をきっちりと結い、針子の制服を乱れもなく着こなす。それは彼女に誂えたように見るほどだった。そうであるはずもないのに。
 テレサは思わず目測した。彼女は基準として使う数値にとても近い。それに気がついたのはテレサだけではなかったようで少しざわついた。

 彼女はクレアといった。どこかの工房や仕立屋の名も名乗らず、ただのクレアと。

「同室のテレサです。よろしく」

「クレアです。よろしく」

 部屋について二人でそう言って黙ってしまった。テレサは実は人見知りである。ものすっごい、寡黙と思われている。師匠相手にはぐだぐだと話をできても見知らぬ誰かとは次の一言が思いつかない。
 彼女は少し困ったように部屋を見回していた。一人部屋ということで好きしていた名残がまだ残っている。

「ちゃんと片づけます」

「いえ、私物もそんなにないので大丈夫です。
 あのリボンはテレサさんの私物? シルジェ織りで綺麗ですね」

「ほかにも、あります」

「そうなんですか? コレクションしてる?」

 テレサは頷いた。クレアはもってきたと思ったけどといいながら自分の鞄を開けた。覗くのも失礼だと思いつつも、出てくる布や糸に目を奪われる。
 そろえた布地のグラデーションは格別だ。その中から巻いてある布地のいくつかを出してきた。

「こちらもおひとつどうぞ」

「こ、これはっ!」

 クレアが渡してきたものはテレサが欲しくても手に入らないものだった。南国の薄い布に刺繍を施してあるものだ。

「兄が結婚して、南方と交易始めたんですが、見慣れぬ布に父がはしゃいじゃって、大量に購入しちゃったんです。ほんと、子供みたいにはしゃいで……」

 遠い目をして語るクレア。
 テレサははしゃいじゃってと大量購入と布。ということと父がというところが結びつかない。しかし、師匠がというとわからなくもない。あの人は色ガラスに目がない。

 つまり、クレアの家は仕立て屋かそれに近い職種だろう。クレア自身も所作が一般の生まれとは思えない。
 それなりに名のある店の跡取り娘ではないだろうか。それだからこそ、名乗ることはできないと。

「ありがとう。とっても嬉しい。ほかにもあったら見たいです」

 テレサは質問攻めにせずににっこりと笑ってそう言った。いい家の人と仲良くするにこしたことはない。なにかいいことがあるかもしれないから。

 そうして、表面上は何事もない一年半が過ぎていった。テレサは三年という契約で入ったのでようやく半分だった。やっと半分と絶望にも似た気分になるのは、最近の針子部屋の雰囲気が最悪だからだ。
 その原因は針子部屋を取り仕切っているヴィエナだ。公平というか、みな平等に道具のように扱うところのある人だった。人間味の薄いこの部屋の主は、クレアだけは特別扱いした。

 それはこの針子部屋にクレアが入って一年くらいたったころだった。間が悪いことに色んな事に彼女も慣れて、実力があるならねぇという雰囲気で、このまま馴染んでいけるのではと思えたころのことだった。

 王妃の祭典用のドレスを仕立てることになった。今までのドレスは仕立てなおして、子供用に作り直すということになり、布を解いて痛んでない部分をどのように生かしていくかという話をしていた。
 ヴィエナはすでに決めていて、こうするようにと指示を出すことが多かった。
 しかし、その時は、違った。
 クレアに、この処理は、どうかしら? と尋ねたのだ。
 他の者がしたならば、べつにおかしなことではないということだ。だが、人に意見などを求めたこともない者がそれをすれば特別だ。

 クレアは戸惑ったような表情ながらもきちんと意見を述べた。それは皆が納得できるようなもので、普通なら認められるものだろう。
 テレサは他の者の顔は怖くて確認できなかった。最悪の最悪だ。

 誰も公平に人でないなら我慢もできようが、一人だけ特別となれば話は違う。人との関係に疎いテレサでもそう思えたのだ。
 あとでテレサはクレアに言っておいた。あれはまずかったと。同調しておくのが正解といわれてようやくクレアは理解したようで、しくじったと呻きをあげていた。
 仕事に真面目過ぎるのも問題であった。

 そのあとから、クレアはこの部屋の後継ではないかという噂されるようになった。
 本人は全くその気もなく、打診があっても断るであろうということはテレサにはわかっていた。しかし、そう思わないものもいる。
 針子部屋のトップというのが、この国の仕立屋の一番上であるように見えるだけにそれを欲するものもいるだろう。
 その結果、クレアに対して、静観、媚を売る、敵対と入り乱れる針子部屋に安寧はない。

 火種を投げ込んだヴィエナが火消しをしてくれればいいのだが、彼女が何か言うことはなかった。どこまでいっても仕事だけの付き合いである。
 どうにかしてよ、と直訴できる勇者の登場をテレサは待ち望んでいる。
 残念ながらテレサはヴィエナの前では、はいといいえしかいえないのだ。

 そんな半年が過ぎたある日、クレアに手紙が届いた。
 読んですぐにぐしゃぐしゃに丸めて壁に投げていた。

「悪い手紙?」

「最悪の手紙! うちのバカ兄がやらかしやがった!」

 お嬢様のようで、上に兄がいるせいか時々クレアは言葉が荒いときがある。急になるとテレサもびっくりしてしまう。見た目とのギャップが。驚いて真ん丸な目をしたテレサを見て彼女はすまなそうにごめんなさいといっていた。

「なにしたの?」

「仕事で家から遠いとこにいたんだけど、現地で結婚するって!」

「おめでとうな件?」

「おめでたくなぁいっ! 兄が二人いなくなって、誰が家継ぐのよっ!」

 それは確かにおめでたくない。テレサは深く同意し、やっぱり、継ぐべき家があるお嬢かと納得もした。それならば針子部屋の主なんて固執しないだろう。そのあたりが根本的にお互いに理解できないから和解も難しい。

「あああ、家どうすんの、潰してもいいとかなに言ってんの父さんはっ!」

「……お疲れ様。お茶いれるから落ち着いて」

「ありがとう……。テレサがいてくれてよかった、ほんと、もう、家に帰るとか言いたくなった」

「それ職務規定違反だからやめてね」

「はい」

 クレアはお茶を飲みながら私の夢とテレサにぽつぽつと話をした。
 それを聞いてテレサは空を仰いだ。将来設計、全部、ぶち壊しである。
 店を継いで、弟子を育てながら服を作ってという穏やかな人生が、家のためにと奔走するか、家を潰すかという二択に。
 兄を連れ戻すという話はないのは、現地の有力者のお嬢さんが相手なことと言い出したら聞かない兄なのでというところらしい。
 クレアは戻してもすぐ出て行く予想がつくとあきらめ顔だ。

「これは婿取りするしかっ!」

「……焦って結婚すると良くない。よく考えて」

「だってぇ」

 泣きそうな顔になるだろうなとテレサはクレアを慰めることにした。色々持っている立場というも大変だ。
 その日から、クレアはぼんやりとしている日が増えた。当たり前だろう。人生が変わってしまう。それも突然に。

 そんなある日、クレアは針を一本失くしてしまった。それは探した後に見つかったのだが、事態を重く見たヴィエナに罰を申し渡される。それは、色々な場所をめぐって針仕事をすること。
 人によっては屈辱と思えるものだったが、クレアには良かったようだった。
 婿探しの都合で。

 テレサはクレアのいない針子部屋で、ちょっと緩んだ空気を感じていた。

「少しくらい、ひどい目に合えばいいのよ」

 テレサは呟いた誰かの声を聞いた。

「雑巾なんて縫えないわ」

「あら、穴の開いた靴下とかも繕うんでしょう?」

「信じられない」

 くすくすと笑う声。それを誰も嗜めようとしない。

「自分のはやるくせに」

 テレサは思わず口出しをしていた。寡黙を売りとしているのにうっかりと。

「絹の靴下穴が開いたって泣いて繕ってましたよね。
 かわいそうに、穴が広がって布をつけて。つま先といえどかわいそう」

 一言ついて出れば、止められなかった。周囲のぎょっとした視線にようやくテレサは口を閉じた。

「ただの雑巾というけれどね、無心に布を縫うあの感じは、嫌いじゃないわ」

 古参の一人がぽつりとつぶやいた。

「気がつかないうちに傲慢になっていたのかしらね」

 その日から、少し雰囲気が穏やかになった気がした。
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