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私、おでかけします。
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「さぁリディ、行こうか。」
翌日朝食後に街に行くよとクリス兄様に言われ平民服に着替え連れていかれた場所はそこそこ人通りのある大通りから少し離れたお店通り。
その1つのお店の前で馬車が停り案内された店内はどことなく私のお店に似た雰囲気で、新しい家具と少し使い込まれた家具がアンバランスに揃っている状態だった。
「クリス兄様、ここは?」
「ここはね、私たち家族からリディにプレゼントだよ。」
「え?」
「さすがに侯爵領の今のお店で働くわけに行かないからね。こちらに移転でもいいし、もうひとつ新しく開店してもいいよ。」
「でも、」
養女になったらこういうお店は持てないと思っていたのに。
「殿下のアドバイスだよ。母上がさ、ドレスや宝飾品を用意すると張り切っているのみてそれよりこちらの方がリディは喜ぶとおしえてくれたんだよ。」
「もちろん毎日は無理だけれどもたまに変装してお店に出たりも出来るようにちゃんとするから。」
「いいのですか?」
「もちろん、リディが幸せになるためにできることならなんでもするさ。」
「お兄様ありがとうございます。」
「お父様達も手伝ってくれたから後でお礼を言ってよ。」
「はい!」
殿下提案とはいえそれを受け入れて用意してくれていた公爵家のみなさん。
私の事を理解しようとしてくれていることがなにより嬉しい。
「さぁ、中をゆっくりみてごらん。厨房は最新の物を用意したけどお店は自分の好きな内装に出来るようにほとんど手を入れていないんだ。」
「雑貨とか買いに行きたいのですが一緒にいってもらえますか??」
「もちろん、この後見に行くかい?」
「いきたいです。」
「よし、何が必要なのかも調べて買い物に行こう。」
「はい!!」
店内を見て周り、一緒に着いてきてくれたタリアにも意見をもらい、借り物リストを揃える。
雑貨屋さんまで近くのようで散歩を兼ねて歩いていると、
「あれ?クリス?」
腕を組んで歩いていると呼び止めできたのはお兄様と同じ位の年頃のかなり体格の良い方だわ。
「げっ、ハンス」
「お前が女連れって何があった!?」
そうよね、お兄様の歳で結婚されてないのは珍しいもの。
「親戚の子で王都を案内しているのさ。」
まだ離婚前だし、養女にはなっていないので私も聞かれたらそう答えるように言われているの。
「ふーん、俺も一緒について行こうかな?」
「来るな!そして近づくな。」
「おーこわ、随分過保護だな。」
「なんとでもいえ、じゃーな。」
お兄様ったら背中に私を隠すようにしてあまり顔を見られないようにしてくれたのかしら?
「クリス兄様、先程の方は?」
「あいつの事は忘れていいぞ。」
「そういう訳にはいきませんわ。」
「はぁ、騎士団長の息子のハンス・チェルニーヒあんなんでも既婚者なんだが落ち着きがなくてな、悪いやつじゃないんだがお節介だし暑苦しいやつだから。」
暑苦しい…… つまりお兄様は苦手なタイプってことなのでしょうか。
「覚えておきますね。奥様ともしかするとお会いする機会があるかもしれないですもの。」
「確かにそれはあるかもしれないな。」
「人付き合いは得意では有りませんが今後は必要な事でしょうから。」
「無理はしなくていいんだぞ?リディに文句を言える女性なんて数える程しかいないしな。」
王家には今王子様しかいないし、もうひとつある公爵家にご令嬢はいるそうだがまだ6歳だそう。
つまり私より上の立場の女性は王妃様と両公爵家の夫人のみとなる。
「そうなのでしょうか……」
「心配なら俺が側にいてやる。」
お兄様…… その真剣な表情は反則ですわ。
ちょっとだけときめいてしまいます。
恋愛小説のときめきシーンは理解出来ませんでしたが、今なら共感出来そうな気がするわ。
「お兄様もお嫁さんを探さないといけませんし、ずっとなんて無理ですわ。」
ちょっと可愛くない言い方だったかしら?
「んー、リディがお嫁さんになってくれてもいいんだけど?」
サラッと言ったわ!
顔が真っ赤になってる気がするわ。
「か、考えておきます……」
「待ってる。」
お兄様が素敵すぎてどうしましょう。
その後の買い物の事はあまりよく覚えていないのわ。
私が変なモノまで買おうとするとタリアが引き止めてくれていたからちゃんとお買い物できてるとは思うのだけれども、あれからお兄様の事ばかり考えてしまっているの。
タリアに相談しても
「こればかりはご自分のお気持ちですからお答えできません。」
って言うのよ?
どうしたらいいのかしら……
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
ヒーローはお兄様になりそうですねw
この後は王子がサウスリンドにつめよる予定?です。
翌日朝食後に街に行くよとクリス兄様に言われ平民服に着替え連れていかれた場所はそこそこ人通りのある大通りから少し離れたお店通り。
その1つのお店の前で馬車が停り案内された店内はどことなく私のお店に似た雰囲気で、新しい家具と少し使い込まれた家具がアンバランスに揃っている状態だった。
「クリス兄様、ここは?」
「ここはね、私たち家族からリディにプレゼントだよ。」
「え?」
「さすがに侯爵領の今のお店で働くわけに行かないからね。こちらに移転でもいいし、もうひとつ新しく開店してもいいよ。」
「でも、」
養女になったらこういうお店は持てないと思っていたのに。
「殿下のアドバイスだよ。母上がさ、ドレスや宝飾品を用意すると張り切っているのみてそれよりこちらの方がリディは喜ぶとおしえてくれたんだよ。」
「もちろん毎日は無理だけれどもたまに変装してお店に出たりも出来るようにちゃんとするから。」
「いいのですか?」
「もちろん、リディが幸せになるためにできることならなんでもするさ。」
「お兄様ありがとうございます。」
「お父様達も手伝ってくれたから後でお礼を言ってよ。」
「はい!」
殿下提案とはいえそれを受け入れて用意してくれていた公爵家のみなさん。
私の事を理解しようとしてくれていることがなにより嬉しい。
「さぁ、中をゆっくりみてごらん。厨房は最新の物を用意したけどお店は自分の好きな内装に出来るようにほとんど手を入れていないんだ。」
「雑貨とか買いに行きたいのですが一緒にいってもらえますか??」
「もちろん、この後見に行くかい?」
「いきたいです。」
「よし、何が必要なのかも調べて買い物に行こう。」
「はい!!」
店内を見て周り、一緒に着いてきてくれたタリアにも意見をもらい、借り物リストを揃える。
雑貨屋さんまで近くのようで散歩を兼ねて歩いていると、
「あれ?クリス?」
腕を組んで歩いていると呼び止めできたのはお兄様と同じ位の年頃のかなり体格の良い方だわ。
「げっ、ハンス」
「お前が女連れって何があった!?」
そうよね、お兄様の歳で結婚されてないのは珍しいもの。
「親戚の子で王都を案内しているのさ。」
まだ離婚前だし、養女にはなっていないので私も聞かれたらそう答えるように言われているの。
「ふーん、俺も一緒について行こうかな?」
「来るな!そして近づくな。」
「おーこわ、随分過保護だな。」
「なんとでもいえ、じゃーな。」
お兄様ったら背中に私を隠すようにしてあまり顔を見られないようにしてくれたのかしら?
「クリス兄様、先程の方は?」
「あいつの事は忘れていいぞ。」
「そういう訳にはいきませんわ。」
「はぁ、騎士団長の息子のハンス・チェルニーヒあんなんでも既婚者なんだが落ち着きがなくてな、悪いやつじゃないんだがお節介だし暑苦しいやつだから。」
暑苦しい…… つまりお兄様は苦手なタイプってことなのでしょうか。
「覚えておきますね。奥様ともしかするとお会いする機会があるかもしれないですもの。」
「確かにそれはあるかもしれないな。」
「人付き合いは得意では有りませんが今後は必要な事でしょうから。」
「無理はしなくていいんだぞ?リディに文句を言える女性なんて数える程しかいないしな。」
王家には今王子様しかいないし、もうひとつある公爵家にご令嬢はいるそうだがまだ6歳だそう。
つまり私より上の立場の女性は王妃様と両公爵家の夫人のみとなる。
「そうなのでしょうか……」
「心配なら俺が側にいてやる。」
お兄様…… その真剣な表情は反則ですわ。
ちょっとだけときめいてしまいます。
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「お兄様もお嫁さんを探さないといけませんし、ずっとなんて無理ですわ。」
ちょっと可愛くない言い方だったかしら?
「んー、リディがお嫁さんになってくれてもいいんだけど?」
サラッと言ったわ!
顔が真っ赤になってる気がするわ。
「か、考えておきます……」
「待ってる。」
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その後の買い物の事はあまりよく覚えていないのわ。
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┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
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