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02.おとーたま
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私はルノーと男の前に立ちはだかると、両手を広げる。
「めっ!」
(この男からルノーを守ればいいのね)
よく見れば、性格の悪そうな顔をしている。
王太子であるルノーを狙っているのだろう。私の部屋まで追いかけて来たのがその証拠だ。
「レティ、もしかして僕を守ろうとしてくれてるの?」
「ん」
(美味しいブルーベリーの対価はしっかり払うわ)
私は力強く頷いた。
(最悪こっそり魔法を使おう)
一日に一回しか使えないから慎重にいきたかったが、ブルーベリーにはそれだけの価値がある。
(最近だらけた生活をしていたから、身体がなまっていたの)
この程度の敵は私の敵ではない。
私はキッと睨みつける。
「レティ~。僕の妹はなんてかわいいんだ~」
ルノーは瞳を潤ませて私に抱きついた。
頬ずりされ、私は顔をしかめる。そんな風に抱きつかれては出せる力も出せない。
目の前の男は大きなため息をついたあと、眼鏡をくいっと上げた。
「ルノー殿下、王女殿下と遊んでいないで、お戻りください」
「あともう少し。レティをひとりにしておけないよ」
「殿下……。昨日もそう言って三十分も戻ってこなかったではありませんか」
眼鏡の男は目をつり上げて言った。
私は目を瞬かせる。
(あれ……? この人、ルノーを狙っている敵じゃない……?)
意味がわからない。
私は眼鏡の男を指差してルノーに尋ねた。
「にーたま、てき?」
「敵!? 敵ではありません! 王女殿下、私はルノー殿下の家庭教師の一人、イヴェルと申します」
「かてーきょち」
その単語は私も知っている。
前世の兄も家庭教師とやらから学問を習っていた。
では、敵ではない。
私はルノーを見る。ルノーは眉尻を下げてキラキラとした紫色の瞳を私に向けた。
「イヴェルが厳しくて、なかなかレティに会いに来れないんだ。すごく悪い奴だろ?」
「んー……」
悪い奴だろうか?
私は首をひねる。
「にーたま、めっ」
授業を抜け出してきたとすれば、ルノーのほうが悪い。
イヴェルは嬉しそうに笑った。
「ルノー殿下、王女殿下もそうおっしゃってますから」
「え~。レティ、さみしくなったら、すぐに言うんだよ? すぐに僕が来るから」
「ん」
(ひとりのほうが気が楽なんだけど)
やはり私の行動を監視していないと心配なのだろう。
ルノーは最後まで抵抗しながらイヴェルと共に去っていった。
ぽつんと、ブルーベリーだけが残る。
(忘れてっちゃった)
艶々のブルーベリー。一つ一つが宝石のように輝いている。
見ているだけで、口の中が唾液でいっぱいになった。
「レティシア様、お食べしますか?」
メイドの一人が私に声を掛ける。
「いーの?」
これはルノーの忘れ物だ。
勝手に食べたらのちのち叱責されるのではないか。
最悪、一緒にいたメイドたちも罰を与えられるだろう。
私は前世、それで一度幼いころから世話をしてくれていた乳母を失ったことがある。
メイドたちは怖くないのだろうか。
ちらりとブルーベリーを見る。
(もう一粒ならばれない……?)
想像だけで口の中に酸味が広がる。
たった一粒だったが、美味しかった。
しかし、これが罠の可能性もある。のちのち「盗んだ」と責められれば、言い訳はできない。
私はしばらく悩んだあと、頭を横に振った。
「め」
「せっかくルノー殿下が持って来てくださったブルーベリーですよ?」
メイドが誘惑する。
しかし、私は頭をしっかりと横に振った。
この世には危険がたくさん潜んでいる。警戒して生きなければ簡単に命を失うのが王族というものなのだ。
それは前世で散々学んだではないか。
ブルーベリー一つで命が守れるのであれば、それに越したことはない。
私は口いっぱいに広がるブルーベリーの味を思い出しながら、積み木を握った。
**
三歳になってもこの身体は睡眠に貪欲だ。少し無理をするとすぐに力尽きて眠ってしまう。
私はブルーベリーの夢を見た。大きなブルーベリーに押しつぶされる夢だ。
悪い顔をしたルノーが『騙されたな』と笑っている。
(やっぱりあいつは危険だわ)
三年間、ルノーは事あるごとに自ら私の監視をしていた。
何もできない赤子にも警戒する姿。そして、そんな雰囲気は一切感じさせず、優しい兄を演じている。
幼いながらにルノーは完璧だった。
ルノーほど演技力に秀でた人を見たことはない。前世のきょうだい達はどんなに笑顔を見せても、その奥にある鋭利な感情をすべて隠すことはできていなかった。
明らかな殺意、嫌悪、軽蔑。いろいろな感情が透けて見えるものだ。
しかし、ルノーにはそれがない。
三年間、一度も”優しい兄”の仮面を外したことはなかった。
そして、私は夢の中でブルーベリーに押しつぶされながら、ルノーに『助けて』と懇願し続けたのだった。
「──……シア、レティシア」
背中をトントンと叩かれ、目を覚ます。
黄金の目映い光に、私は目を細めた。とうとうルノーが大人になって私を殺しに来たと思ったのだ。
私は身体を丸めた。
「大丈夫か?」
落ち着いた低い声。殺意はない。
私はおそるおそる顔を上げる。
「おとーたま」
夢のせいか、ルノーと間違えてしまった。よく見れば、成長したルノーは父、アランにそっくりだ。
前世で私が相まみえたときがこのくらいの年齢だったと思う。
アランは私の額の汗を拭いながら聞いた。
「怖い夢でも見たか?」
「ん」
「どんな夢だ?」
「……おっきいブルーベリー」
私は顔をしかめる。
アランは私を抱き上げると、私の背を優しく叩いた。
彼も何を考えているのかまったくわからない。さすがルノーの父親と言うべきだろうか。
しかし、ルノーのように優しい笑顔を見せるわけではない。
人形のように表情はいつも変わらないのだ。
(今日も監視しに来たのね)
私の部屋には代わる代わる監視が入る。
メイドは常に三人は配置されているというのに。
アランは私という人間が役に立つのか確かめようとしているに違いない。
前世の父は多くの妻を迎え、多くの子どもがいた。その中で役に立つ者を常に選別していたのだ。
特に女は結婚の道具にされることが多い。美しい子はそれだけで価値があった。
(慎重に行動しないと)
前世のきょうだいはわずか五歳で嫁入りした。
しかし、その数年後には婚家のお家騒動に巻き込まれ殺されてしまったのだ。
三歳だからといって安心はしていられない。
少しでも気に入られる必要がある。
私は満面の笑みをアランに向けた。
「機嫌が直ったか?」
「ん」
アランは優しく私の頭を撫でる。気に入られているかわからないが、嫌われてはいないだろう。
私はアランに抱き着いた。プライドなどというものは邪魔なだけ。
この国の最高権力者には媚びを売り、側に置いておく価値がある子だと思わせなければならない。
(会ったことはないけけど、他のきょうだい達よりも気に入られないと)
リオーク王国は一夫一妻制の国だというのは、前世で耳にしたことがある。しかし、愛人を作ってはいけないわけではない。
それに私が前世で征服した国でも、国王の私生児はたくさん見て来た。
おそらく、この国にも私の知らないところにたくさんの私生児がいるに違いない。
(生き抜くためには一番に愛されなくちゃ)
前世のように国王や王太子に気に入られなくてはいけない。
けれど、この男──アラン・リオークは何を考えているか、まったく想像がつかないのだ。
前世の父──ガルバトール帝国の皇帝はわかりやすかった。
「どうした? レティシア」
アランをジッと見ていたのが気になったらしい。
「おとーたま、ほしいもの」
欲しいものさえわかれば簡単だ。その欲しいものを献上すれば自動的に寵愛は手に入れられるだろう。
無垢な子どものふりをして、私は尋ねた。
「ほしいもの?」
「ん」
アランは私をジッと見たまま答えない。
しばらくのあいだ思案したのち、アランは口を開いた。
「めっ!」
(この男からルノーを守ればいいのね)
よく見れば、性格の悪そうな顔をしている。
王太子であるルノーを狙っているのだろう。私の部屋まで追いかけて来たのがその証拠だ。
「レティ、もしかして僕を守ろうとしてくれてるの?」
「ん」
(美味しいブルーベリーの対価はしっかり払うわ)
私は力強く頷いた。
(最悪こっそり魔法を使おう)
一日に一回しか使えないから慎重にいきたかったが、ブルーベリーにはそれだけの価値がある。
(最近だらけた生活をしていたから、身体がなまっていたの)
この程度の敵は私の敵ではない。
私はキッと睨みつける。
「レティ~。僕の妹はなんてかわいいんだ~」
ルノーは瞳を潤ませて私に抱きついた。
頬ずりされ、私は顔をしかめる。そんな風に抱きつかれては出せる力も出せない。
目の前の男は大きなため息をついたあと、眼鏡をくいっと上げた。
「ルノー殿下、王女殿下と遊んでいないで、お戻りください」
「あともう少し。レティをひとりにしておけないよ」
「殿下……。昨日もそう言って三十分も戻ってこなかったではありませんか」
眼鏡の男は目をつり上げて言った。
私は目を瞬かせる。
(あれ……? この人、ルノーを狙っている敵じゃない……?)
意味がわからない。
私は眼鏡の男を指差してルノーに尋ねた。
「にーたま、てき?」
「敵!? 敵ではありません! 王女殿下、私はルノー殿下の家庭教師の一人、イヴェルと申します」
「かてーきょち」
その単語は私も知っている。
前世の兄も家庭教師とやらから学問を習っていた。
では、敵ではない。
私はルノーを見る。ルノーは眉尻を下げてキラキラとした紫色の瞳を私に向けた。
「イヴェルが厳しくて、なかなかレティに会いに来れないんだ。すごく悪い奴だろ?」
「んー……」
悪い奴だろうか?
私は首をひねる。
「にーたま、めっ」
授業を抜け出してきたとすれば、ルノーのほうが悪い。
イヴェルは嬉しそうに笑った。
「ルノー殿下、王女殿下もそうおっしゃってますから」
「え~。レティ、さみしくなったら、すぐに言うんだよ? すぐに僕が来るから」
「ん」
(ひとりのほうが気が楽なんだけど)
やはり私の行動を監視していないと心配なのだろう。
ルノーは最後まで抵抗しながらイヴェルと共に去っていった。
ぽつんと、ブルーベリーだけが残る。
(忘れてっちゃった)
艶々のブルーベリー。一つ一つが宝石のように輝いている。
見ているだけで、口の中が唾液でいっぱいになった。
「レティシア様、お食べしますか?」
メイドの一人が私に声を掛ける。
「いーの?」
これはルノーの忘れ物だ。
勝手に食べたらのちのち叱責されるのではないか。
最悪、一緒にいたメイドたちも罰を与えられるだろう。
私は前世、それで一度幼いころから世話をしてくれていた乳母を失ったことがある。
メイドたちは怖くないのだろうか。
ちらりとブルーベリーを見る。
(もう一粒ならばれない……?)
想像だけで口の中に酸味が広がる。
たった一粒だったが、美味しかった。
しかし、これが罠の可能性もある。のちのち「盗んだ」と責められれば、言い訳はできない。
私はしばらく悩んだあと、頭を横に振った。
「め」
「せっかくルノー殿下が持って来てくださったブルーベリーですよ?」
メイドが誘惑する。
しかし、私は頭をしっかりと横に振った。
この世には危険がたくさん潜んでいる。警戒して生きなければ簡単に命を失うのが王族というものなのだ。
それは前世で散々学んだではないか。
ブルーベリー一つで命が守れるのであれば、それに越したことはない。
私は口いっぱいに広がるブルーベリーの味を思い出しながら、積み木を握った。
**
三歳になってもこの身体は睡眠に貪欲だ。少し無理をするとすぐに力尽きて眠ってしまう。
私はブルーベリーの夢を見た。大きなブルーベリーに押しつぶされる夢だ。
悪い顔をしたルノーが『騙されたな』と笑っている。
(やっぱりあいつは危険だわ)
三年間、ルノーは事あるごとに自ら私の監視をしていた。
何もできない赤子にも警戒する姿。そして、そんな雰囲気は一切感じさせず、優しい兄を演じている。
幼いながらにルノーは完璧だった。
ルノーほど演技力に秀でた人を見たことはない。前世のきょうだい達はどんなに笑顔を見せても、その奥にある鋭利な感情をすべて隠すことはできていなかった。
明らかな殺意、嫌悪、軽蔑。いろいろな感情が透けて見えるものだ。
しかし、ルノーにはそれがない。
三年間、一度も”優しい兄”の仮面を外したことはなかった。
そして、私は夢の中でブルーベリーに押しつぶされながら、ルノーに『助けて』と懇願し続けたのだった。
「──……シア、レティシア」
背中をトントンと叩かれ、目を覚ます。
黄金の目映い光に、私は目を細めた。とうとうルノーが大人になって私を殺しに来たと思ったのだ。
私は身体を丸めた。
「大丈夫か?」
落ち着いた低い声。殺意はない。
私はおそるおそる顔を上げる。
「おとーたま」
夢のせいか、ルノーと間違えてしまった。よく見れば、成長したルノーは父、アランにそっくりだ。
前世で私が相まみえたときがこのくらいの年齢だったと思う。
アランは私の額の汗を拭いながら聞いた。
「怖い夢でも見たか?」
「ん」
「どんな夢だ?」
「……おっきいブルーベリー」
私は顔をしかめる。
アランは私を抱き上げると、私の背を優しく叩いた。
彼も何を考えているのかまったくわからない。さすがルノーの父親と言うべきだろうか。
しかし、ルノーのように優しい笑顔を見せるわけではない。
人形のように表情はいつも変わらないのだ。
(今日も監視しに来たのね)
私の部屋には代わる代わる監視が入る。
メイドは常に三人は配置されているというのに。
アランは私という人間が役に立つのか確かめようとしているに違いない。
前世の父は多くの妻を迎え、多くの子どもがいた。その中で役に立つ者を常に選別していたのだ。
特に女は結婚の道具にされることが多い。美しい子はそれだけで価値があった。
(慎重に行動しないと)
前世のきょうだいはわずか五歳で嫁入りした。
しかし、その数年後には婚家のお家騒動に巻き込まれ殺されてしまったのだ。
三歳だからといって安心はしていられない。
少しでも気に入られる必要がある。
私は満面の笑みをアランに向けた。
「機嫌が直ったか?」
「ん」
アランは優しく私の頭を撫でる。気に入られているかわからないが、嫌われてはいないだろう。
私はアランに抱き着いた。プライドなどというものは邪魔なだけ。
この国の最高権力者には媚びを売り、側に置いておく価値がある子だと思わせなければならない。
(会ったことはないけけど、他のきょうだい達よりも気に入られないと)
リオーク王国は一夫一妻制の国だというのは、前世で耳にしたことがある。しかし、愛人を作ってはいけないわけではない。
それに私が前世で征服した国でも、国王の私生児はたくさん見て来た。
おそらく、この国にも私の知らないところにたくさんの私生児がいるに違いない。
(生き抜くためには一番に愛されなくちゃ)
前世のように国王や王太子に気に入られなくてはいけない。
けれど、この男──アラン・リオークは何を考えているか、まったく想像がつかないのだ。
前世の父──ガルバトール帝国の皇帝はわかりやすかった。
「どうした? レティシア」
アランをジッと見ていたのが気になったらしい。
「おとーたま、ほしいもの」
欲しいものさえわかれば簡単だ。その欲しいものを献上すれば自動的に寵愛は手に入れられるだろう。
無垢な子どものふりをして、私は尋ねた。
「ほしいもの?」
「ん」
アランは私をジッと見たまま答えない。
しばらくのあいだ思案したのち、アランは口を開いた。
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