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04.イズール・サシュエント
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サシュエント王国の第一王子──イズール。彼は私が前世で最初に殺すことになった王子だ。
名前など忘れていた。
私は生きるために多くの人間を殺してきたからだ。
殺した人間、ひとりひとりの名を覚えている余裕はなかった。
「イズール・サシュエントと申します。これから、お世話になります」
イズールは落ち着いた様子で頭を下げた。ルノーと同じくらいの年齢だろうか。それにしては妙に大人びて見える。
それとも黒い髪のせいだろうか。少し前髪が長い。
「わが国とサシュエント王国は国交を結んで長い。家族のような関係だ。だから、本当の家だと思って過ごしてほしい」
アランは落ち着いた声で言った。
表情は一つも変えていないが、言葉尻には優しさを感じる。ひとりで海を渡ってきた子どもを気遣っているように感じた。
「ありがとうございます」
イズールは深々と頭を下げる。
「もしよければ、娘や息子の遊び相手になってほしいわ」
緊張気味のイズールにシェリルが弾んだ声で言った。
「ルノーとレティシアよ」
「はい。ありがとうございます」
シェリルがルノーに目で合図をする。ルノーは小さく頷くと、イズールのもとに歩み寄った。
「イズール、よろしく。僕のことはルノーって呼んで」
「ああ、ありがとう。ルノー」
「あっちは妹のレティシア。とってもかわいいんだ」
「仲がいいんだね」
「ああ、とってもね。早速だけど、君の住む場所を案内するよ。疲れてるだろ?」
ルノーは人好きのする笑顔をイズールな向けると、彼の手を取った。
そして、やや強引に謁見の間から彼を連れ去ったのだ。
残されたサシュエント王国の使者は深々とアランに頭を下げる。
「どうか、殿下をよろしくお願いいたします」
「ああ、王子のことは任せてほしい」
アランは静かに頷いた。
なぜ、イズールはリオーク王国に来ることになったのか。このころの他国の事情はよくわからない。
幼いころの私は食うものを手に入れることに必死で、他には目がいかなかったからだ。
アランと使者が話している中、私は前世の記憶に思いを馳せていた。
**
イズールはガルバトール帝国の大陸統一計画の最初の犠牲者と言ってもいい。
当時皇帝は、サシェント王国に攻め入る理由を探していた。
そして、数多くいる娘の中から私──ミレーユを選び言ったのだ。
当時、私はまだ十五歳になったばかりだった。
『サシェントの王族から受け取った飲み物にこれを入れて飲み干せ』
真っ白な粉。独特の匂い。すぐに毒薬だとわかった。死を連想する匂いに私の足は竦んだ。
実の父親が『死ね』と言っている。どうにか十五年必死に生きたというのに。父のたった一言で簡単に死んでしまうのだ。
何も言えず、私はその薬を呆然と見た。
『なに。少しは苦しむが、死ぬほどの量ではない。これを成功させたら、おまえの部屋を変えてやろう』
皇帝は大きな声で笑った。
『部屋を?』
『ああ、毎日食うものに困らない部屋だ。ドレスも好きなだけ買ってやろう』
『……わかりました。やります』
その提案は当時の私にとって、とても魅力的だった。後宮内の格差はひどい。
母親の地位だけが指標になる。
皇帝の寵愛もなく、地位の低い母のもとに生まれた私は今日を生きるのに必死だったからだ。
(成功すれば、母様もきっと喜ぶに違いないわ)
母はいつも私を殴る。
「おまえさえいなければ」
そう言って、私のことをなじるのだ。けれど、新しい部屋が与えられれば、母も私のことを認めてくれるだろう。
そうして、私はサシュエント王国とのパーティに挑んだ。
与えられたドレスと、毒薬。初めてのパーティ。
ダンスの方法も礼儀作法も何も知らない。
父王の側近から教えられたサシェントの王族は五人。イズールは一番年齢が近かった。
そして、黒い髪色も私と似ていた。だから、彼にしようと思った。理由なんてそんなものだ。
『はじめまして』
私は笑顔を張りつかせて、イズールに声をかけた。
『サシェントの王宮は素晴らしいですね。とても気に入りました』
『それはよかったです』
イズールは小さく笑った。
私の心臓はバクバクと言っている。
これから自分自身で毒を飲むのだ。緊張しないわけがない。手が小さく震えた。
イズールがそんな私の手を見て言う。
『緊張しているのですか?』
『ええ、実は。こういう場に参加するのは初めてなのです』
『そうでしたか。でも、あまり不安にならないでください。少しくらい失敗しても、誰も見て見ぬ振りをしますから』
イズールは穏やかな声で言った。
年齢が近いとはいえ、大人びている。こういう場には慣れているようだった。
『ありがとうございます』
『緊張すると喉が渇くでしょう』
イズールはそう言うと、近くにいた使用人に声をかける。
使用人はすかさずイズールに二杯の飲み物を渡した。
『サシュエント王国で採れたフルーツで作った飲み物です。おいしいですよ』
『あ、ありがとうございます』
私は震える手で受け取る。
そして、こっそりと自身のグラスに毒薬を混ぜた。
それを一気に喉に流し込む。
ピリリとした痛みが舌に走った。
『どうですか? おいしいでしょう? 私の一番のお気に入りです』
『そう……ですね。おいしいです』
私はどうにか笑う。しかし、心臓ははち切れんばかりに痛い。これは毒のせいか緊張のせいかわからなかった。
ピリピリとした痛みが舌から喉、そして胃に続いていく。
胃に強い痛みを感じたとき、私は何かを吐き出していた。
『ミレーユ様!? 誰か! 医師を!』
イズールの声が遠くから聞こえる。しかし、そのあとのことは覚えていなかった。
その後、私はずっと生死を彷徨ったようだ。何日も何日も。
(生きたい。生きたい……)
生きること。それが唯一の望み。
死のほうが近い場所で、ずっと生きてきた。
長く生きて死神を笑ってやろうと決めている。誰よりも強くなって、誰よりも高い場所で生きるのだ。
次に目が覚めたとき、私は後宮にいた。
しかし、いつもの汚い倉庫のような部屋ではない。光の入るあたたかで綺麗な部屋だった。
『よくやったな』
皇帝が言う。
(成功したの?)
『おまえのおかげでサシュエントはもうすぐ我が手に来る』
父王がクツクツと笑う。
(そうか、成功したのか)
私は笑みを浮かべた。
これで、私はもっと綺麗な場所で生きられる。死から遠ざかったのだと。
そのあとに知った。
サシュエント王国、第一王子イズールはガルバトール帝国の皇女ミレーユを毒殺しようとした罪で処刑されたのだと。
そして、それを機にガルバトール帝国はサシュエント王国に攻め入った。
すべて私が毒と戦っているあいだに起こったできごとだ。
**
シェリルが私の顔を覗き込む。
「レティシア、どうしたの? そんなに難しいお顔をして」
私は目を瞬かせた。
昔のことを思い出していたのが、顔に出ていたようだ。
私は取り繕うように、にへらと笑う。シェリルも気難しい娘はいやだろう。上機嫌でいなければ。
「おわり?」
「ええ、終わりよ。最後まで静かでいい子ね」
シェリルが優しく頭を撫でる。
うまく誤魔化せたようだ。
「ほら、陛下。レティシアを褒めてあげてください」
「ああ。レティシア、おいで」
アランがひょいっと私を抱き上げる。
相変わらず彼は笑顔を見せない。何を考えているのかわからない顔で私のことを覗き込む。
この目で見られると、何でも見透かされるのではないかと心配になる。
「つまらなくはなかったか?」
「ん」
「新しい友達と仲よくできそうか?」
その問いに私は少しの間を置いて頷いた。
イズールと仲よくなる。
それはなんだか難しい気がしたのだ。私は彼を一度殺している。
間接的にではあるが、彼の死は私が原因だ。
誰が死神と仲よくしたいと思うだろうか。私には難しいと思った。
アランは私の頭を撫でて言う。
「無理に仲よくなる必要はない」
「そうよ。レティシアの思うままにすればいいわ」
シェリルは私の肩を撫でた。
(二人は私がイズールと仲よくすること望んでいるのね)
五年間預かると言っていた。
仲がいいに越したことはない。それとも、他に何か理由があるのだろうか。
イズールに利用価値があって、私やルノーと仲よくさせたいのかもしれない。
真意は読み取れそうにない。彼らの考えることはわからないことだらけだ。
シェリルはいつも上機嫌でにこにことしているし、アランはいつも無表情だ。
「なかよく、する」
私は二人の顔を見て言った。
きっと、これが正解だ。
彼らに気に入られること。それが私の命の期限を延ばしてくれるのだから。
**
翌日。
私は仲よくするために、さっそくイズールのもとに向かった。
名前など忘れていた。
私は生きるために多くの人間を殺してきたからだ。
殺した人間、ひとりひとりの名を覚えている余裕はなかった。
「イズール・サシュエントと申します。これから、お世話になります」
イズールは落ち着いた様子で頭を下げた。ルノーと同じくらいの年齢だろうか。それにしては妙に大人びて見える。
それとも黒い髪のせいだろうか。少し前髪が長い。
「わが国とサシュエント王国は国交を結んで長い。家族のような関係だ。だから、本当の家だと思って過ごしてほしい」
アランは落ち着いた声で言った。
表情は一つも変えていないが、言葉尻には優しさを感じる。ひとりで海を渡ってきた子どもを気遣っているように感じた。
「ありがとうございます」
イズールは深々と頭を下げる。
「もしよければ、娘や息子の遊び相手になってほしいわ」
緊張気味のイズールにシェリルが弾んだ声で言った。
「ルノーとレティシアよ」
「はい。ありがとうございます」
シェリルがルノーに目で合図をする。ルノーは小さく頷くと、イズールのもとに歩み寄った。
「イズール、よろしく。僕のことはルノーって呼んで」
「ああ、ありがとう。ルノー」
「あっちは妹のレティシア。とってもかわいいんだ」
「仲がいいんだね」
「ああ、とってもね。早速だけど、君の住む場所を案内するよ。疲れてるだろ?」
ルノーは人好きのする笑顔をイズールな向けると、彼の手を取った。
そして、やや強引に謁見の間から彼を連れ去ったのだ。
残されたサシュエント王国の使者は深々とアランに頭を下げる。
「どうか、殿下をよろしくお願いいたします」
「ああ、王子のことは任せてほしい」
アランは静かに頷いた。
なぜ、イズールはリオーク王国に来ることになったのか。このころの他国の事情はよくわからない。
幼いころの私は食うものを手に入れることに必死で、他には目がいかなかったからだ。
アランと使者が話している中、私は前世の記憶に思いを馳せていた。
**
イズールはガルバトール帝国の大陸統一計画の最初の犠牲者と言ってもいい。
当時皇帝は、サシェント王国に攻め入る理由を探していた。
そして、数多くいる娘の中から私──ミレーユを選び言ったのだ。
当時、私はまだ十五歳になったばかりだった。
『サシェントの王族から受け取った飲み物にこれを入れて飲み干せ』
真っ白な粉。独特の匂い。すぐに毒薬だとわかった。死を連想する匂いに私の足は竦んだ。
実の父親が『死ね』と言っている。どうにか十五年必死に生きたというのに。父のたった一言で簡単に死んでしまうのだ。
何も言えず、私はその薬を呆然と見た。
『なに。少しは苦しむが、死ぬほどの量ではない。これを成功させたら、おまえの部屋を変えてやろう』
皇帝は大きな声で笑った。
『部屋を?』
『ああ、毎日食うものに困らない部屋だ。ドレスも好きなだけ買ってやろう』
『……わかりました。やります』
その提案は当時の私にとって、とても魅力的だった。後宮内の格差はひどい。
母親の地位だけが指標になる。
皇帝の寵愛もなく、地位の低い母のもとに生まれた私は今日を生きるのに必死だったからだ。
(成功すれば、母様もきっと喜ぶに違いないわ)
母はいつも私を殴る。
「おまえさえいなければ」
そう言って、私のことをなじるのだ。けれど、新しい部屋が与えられれば、母も私のことを認めてくれるだろう。
そうして、私はサシュエント王国とのパーティに挑んだ。
与えられたドレスと、毒薬。初めてのパーティ。
ダンスの方法も礼儀作法も何も知らない。
父王の側近から教えられたサシェントの王族は五人。イズールは一番年齢が近かった。
そして、黒い髪色も私と似ていた。だから、彼にしようと思った。理由なんてそんなものだ。
『はじめまして』
私は笑顔を張りつかせて、イズールに声をかけた。
『サシェントの王宮は素晴らしいですね。とても気に入りました』
『それはよかったです』
イズールは小さく笑った。
私の心臓はバクバクと言っている。
これから自分自身で毒を飲むのだ。緊張しないわけがない。手が小さく震えた。
イズールがそんな私の手を見て言う。
『緊張しているのですか?』
『ええ、実は。こういう場に参加するのは初めてなのです』
『そうでしたか。でも、あまり不安にならないでください。少しくらい失敗しても、誰も見て見ぬ振りをしますから』
イズールは穏やかな声で言った。
年齢が近いとはいえ、大人びている。こういう場には慣れているようだった。
『ありがとうございます』
『緊張すると喉が渇くでしょう』
イズールはそう言うと、近くにいた使用人に声をかける。
使用人はすかさずイズールに二杯の飲み物を渡した。
『サシュエント王国で採れたフルーツで作った飲み物です。おいしいですよ』
『あ、ありがとうございます』
私は震える手で受け取る。
そして、こっそりと自身のグラスに毒薬を混ぜた。
それを一気に喉に流し込む。
ピリリとした痛みが舌に走った。
『どうですか? おいしいでしょう? 私の一番のお気に入りです』
『そう……ですね。おいしいです』
私はどうにか笑う。しかし、心臓ははち切れんばかりに痛い。これは毒のせいか緊張のせいかわからなかった。
ピリピリとした痛みが舌から喉、そして胃に続いていく。
胃に強い痛みを感じたとき、私は何かを吐き出していた。
『ミレーユ様!? 誰か! 医師を!』
イズールの声が遠くから聞こえる。しかし、そのあとのことは覚えていなかった。
その後、私はずっと生死を彷徨ったようだ。何日も何日も。
(生きたい。生きたい……)
生きること。それが唯一の望み。
死のほうが近い場所で、ずっと生きてきた。
長く生きて死神を笑ってやろうと決めている。誰よりも強くなって、誰よりも高い場所で生きるのだ。
次に目が覚めたとき、私は後宮にいた。
しかし、いつもの汚い倉庫のような部屋ではない。光の入るあたたかで綺麗な部屋だった。
『よくやったな』
皇帝が言う。
(成功したの?)
『おまえのおかげでサシュエントはもうすぐ我が手に来る』
父王がクツクツと笑う。
(そうか、成功したのか)
私は笑みを浮かべた。
これで、私はもっと綺麗な場所で生きられる。死から遠ざかったのだと。
そのあとに知った。
サシュエント王国、第一王子イズールはガルバトール帝国の皇女ミレーユを毒殺しようとした罪で処刑されたのだと。
そして、それを機にガルバトール帝国はサシュエント王国に攻め入った。
すべて私が毒と戦っているあいだに起こったできごとだ。
**
シェリルが私の顔を覗き込む。
「レティシア、どうしたの? そんなに難しいお顔をして」
私は目を瞬かせた。
昔のことを思い出していたのが、顔に出ていたようだ。
私は取り繕うように、にへらと笑う。シェリルも気難しい娘はいやだろう。上機嫌でいなければ。
「おわり?」
「ええ、終わりよ。最後まで静かでいい子ね」
シェリルが優しく頭を撫でる。
うまく誤魔化せたようだ。
「ほら、陛下。レティシアを褒めてあげてください」
「ああ。レティシア、おいで」
アランがひょいっと私を抱き上げる。
相変わらず彼は笑顔を見せない。何を考えているのかわからない顔で私のことを覗き込む。
この目で見られると、何でも見透かされるのではないかと心配になる。
「つまらなくはなかったか?」
「ん」
「新しい友達と仲よくできそうか?」
その問いに私は少しの間を置いて頷いた。
イズールと仲よくなる。
それはなんだか難しい気がしたのだ。私は彼を一度殺している。
間接的にではあるが、彼の死は私が原因だ。
誰が死神と仲よくしたいと思うだろうか。私には難しいと思った。
アランは私の頭を撫でて言う。
「無理に仲よくなる必要はない」
「そうよ。レティシアの思うままにすればいいわ」
シェリルは私の肩を撫でた。
(二人は私がイズールと仲よくすること望んでいるのね)
五年間預かると言っていた。
仲がいいに越したことはない。それとも、他に何か理由があるのだろうか。
イズールに利用価値があって、私やルノーと仲よくさせたいのかもしれない。
真意は読み取れそうにない。彼らの考えることはわからないことだらけだ。
シェリルはいつも上機嫌でにこにことしているし、アランはいつも無表情だ。
「なかよく、する」
私は二人の顔を見て言った。
きっと、これが正解だ。
彼らに気に入られること。それが私の命の期限を延ばしてくれるのだから。
**
翌日。
私は仲よくするために、さっそくイズールのもとに向かった。
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