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22.ルノーの後悔
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ルノーは後悔していた。
ルノーはレティシアにお願いされたとき、「父上に相談しにいこう」と言うべきだったのだ。
妹のお願いを叶えてあげたかった。その気持ちを優先してしまったせいだ。
しかし、そのせいで今レティシアは危険な目に合っている。
ルノーは唇を噛みしめた。
アランは小さくため息をつく。そして、ルノーの頭を撫でた。
「わかった。しかし、護衛騎士のそばを離れてはいけない。いいな?」
「はい!」
(レティ……。待ってて)
ルノーは拳を握りしめた。
しかし、状況は想像とは違うものだった。
アランや騎士とともにすぐに現場に向かったのは言うまでもない。
けれど、アジトになっていた場所に見張りはいなかったのだ。
数名の騎士が先導し、中に入ると犯人たちはすでに全員が捕まっていた。
太い木の根に絡まり、全員が失神していたのだ。
「これは……」
アランは状況がのみ込めず、呆然と部屋の中を見る。その横をルノーが駆けた。
イズールが捕まっていたのは地下だ。
ならば、レティシアも地下にいるのだろう。
「殿下っ! 地下はまだ確認が取れていません! 危険です!」
護衛騎士はルノーを追いかける。
アランとの約束を守らなければならないとわかっているのに、身体がいうことを聞かなかった。
レティシアは大丈夫か? そればかりが心配だったのだ。
地下へと続く狭い階段は木の根が這っていて、さらに狭くなっていた。
レティシアが魔法で見せてくれたときにはなかったものだ。
どうしてこんなものがこのボロ屋敷を這い、犯人を捕まえているのか。
この状況でレティシアは無事なのか。気が気ではなかった。
「レティッ!」
ルノーは叫んだ。
返事がない。胸がぎゅっと締めつけられる。
「レティッ! いないのか!?」
「ルノー……!」
返ってきたのはレティシアの声ではなく、イズールの苦しそうな声だ。
ルノーは木の根を飛び越えながら地下へと向かった。
木の根は地下から這えているようだ。
地面を突き破り、伸びた木の根はお面をつけた二人の大男を捕まえている。残りは一階へと伸びていたようだ。
そして、木の根の奥には二つの影があった。
「レティッ! イズールッ!」
イズールは手足を縛られたままの状態で、地面に転がっていた。彼はどうにか顔を上げ、困ったように笑う。
イズールのすぐ隣にはレティシアが倒れていた。
ルノーは慌てて二人のもとに駆け寄った。
「レティ!?」
ルノーはレティシアを抱き上げる。
名前を呼んでも反応はなかった。怪我はない。呼吸はあるから、気を失ったのだろう。
しかし、なんだか表情が苦しそうで、胸が苦しくなった。
イズールが申し訳なさそうに言う。
「ごめん……。何もできなくて」
「いいや。イズールもレティも無事でよかった」
もしも何かあったら、ルノーは自分を許せなかっただろう。
ルノーはレティシアを床に寝かせると、イズールの縄を解いた。
「陛下! こちらです!」
遅れて騎士の声が聞こえる。
ルノーのあとを追ってきたのだろう。
二名の騎士とともにアランが地下へと降りてきた。そして、惨状を見て眉根を寄せる。
「状況はわかった。犯人を全員王宮に連れていけ。残りは他に仲間が残っていないか、探索を続けろ」
「かしこまりました」
騎士は淡々と仕事をこなす。
太い木の根に剣を突き刺し、どうにか絡まる男たちを引きずり出そうとしていた。
「ルノー、レティシアとイズールを連れて戻ろう」
「はい」
アランは床に横たわるレティシアを抱き上げると、彼女の頭を撫でた。
「父上、レティは……」
「安心しなさい。眠っているだけだ」
「本当ですか?」
「ああ、少し頑張りすぎたのだろう」
ルノーは安堵の息を吐く。
もしもレティシアに何かあったら、ルノーは自分自身を許せなかっただろう。
レティシアを危険な目に合わせたのは自分自身だ。
あの時、レティシアのお願いを跳ねのけていれば、未来は違っていた。
不意にアランに頭を撫でられ、ルノーは目を見開く。
「ルノーのおかげでイズールをすぐに見つけることができた。おまえの手柄だ」
「僕は何もできませんでした」
「この場所を見つけ出したのは、ルノーとレティシアだ。祭りで人も多かった。二人の力がなければ捜索は難航していただろう」
「父上……」
「おまえは未来、国を導く者になる。もっと自分の選択に胸を張りなさい。たとえ間違った道だとしても、だ。そして、己の選択に責任を持ちなさい」
ルノーの瞳が揺れる。
八歳のルノーにはまだ難しかった。
けれど、わかったことがある。ルノーの選択一つで運命が変わっていくということが。
選択の重さを感じたのは初めてだ。
すると、イズールがルノーの手を握った。
「ルノー、お礼を言わせてほしい。ありがとう」
「イズール……」
「二人が私を見つけてくれなかったら、もしかしたらもう生きていなかったかもしれない。だから、二人は私の恩人だ」
あの時、レティシアのお願いを聞かず二人でアランのもとに行っていたら、レティシアは危険な目に合わなかったかもしれない。
その代わり、イズールはもっと遠くへ連れ去られていたかもしれないのだ。命を落としていた可能性もある。
今日の選択が本当に間違いだったのか、ルノーにはわからない。けれど、もう一度同じことが起きてもルノーはレティシアのお願いを聞いているだろう。
(……だから)
ルノーはアランを見上げた。
「父上、僕はもっと強くなります」
その選択に責任が持てるように。
どんな選択をしても後悔しないくらい。
アランは小さく笑うと、乱暴にルノーの頭を撫でた。
「楽しみだ。さあ、王宮に戻ろう。みんなが心配している」
「はい」
「イズール、何があったのか馬車で聞かせてもらってもいいか?」
「はい」
数名の騎士を護衛につけ、ルノーたちは馬車へと戻った。
**
揺れる馬車の中、イズールは今日起こったことを話した。
誘拐をしたのはおそらくサシュエント王国の手の者で、継母の指示だろうと予想していること。
青い蝶がいることに気づいた途端、レティシアが現れたことを。
「レティシア姫は魔法が使えるのでしょうか?」
イズールは端的に聞いた。
ここでアランやルノーが否定すれば引き下がるつもりだ。
魔法使いが珍しいわけではない。しかし、これだけの力を持つ魔法使いをイズールは見たことがなかった。
アランはわずかに思案したと、深く頷いた。
「そうだ。だが、内密にしてほしい」
「もちろんです。誰にもいいません」
「おそらく青い蝶はレティシアの魔法だろう。そうだな? ルノー」
アランがルノーに尋ねる。
ルノーは神妙な顔で頷いた。
「はい。レティはイズールを探すために蝶を出していました。レティは人につくって……」
「人につく……か。聞いたこともない魔法だ。その蝶がイズールの場所を特定したんだな?」
「はい。イズールを見つけた途端、レティが消えて……」
ルノーは唇をかみしめる。
彼は責任感が強い。何より大事にしている妹が危険な目に合ったことが許せないのだろう。
「そして、イズールのもとに現れた、と。あの木の根はレティがやったのか?」
アランに話を振られ、イズールは慌てて頷いた。
「おそらく。レティシア姫が何か唱えてすぐ、木の根が現れて男たちを捕まえてしまったんです」
「そうか。随分、マナを消耗したようだな」
アランはレティシアの頭を撫でる。
レティシアは静かに眠ったままだ。ずっと起きないのではないというほど静かだった。
「無理をしたのだろう。また当分起きないかもしれない」
「陛下、レティシア姫は魔法を使うと眠ってしまうのですか?」
「魔法いによると、マナの使いすぎによる症状のようだ。レティシアは幼く、魔法を制御できないのだろう」
イズールは眠るレティシアを見つめる。
レティシアが言う、「あたち、つよい」の意味がようやくわかった。
こんなにも凄い魔法を使うのだ。強いどころではない。
サシュエント王国にも魔法使いはいたが、ここまでの魔法を使う者を見たことがない。
(守られているばかりは少し恥ずかしいな)
イズールは王宮につくまでずっとレティシアを見つめ続けた。
**
目が覚めたら、私の部屋だった。
おそらく、マナの枯渇でまた眠って閉まったのだろう。
相変わらず大量の魔法石が私を取り囲んでいた。
(なんか増えてる気がする)
王女の部屋というより、どんどん魔法石を置く保管庫のようになっていると思う。
しかし、これが家族なりの愛情であることを私は知っていた。
私はつるつるの魔法石を撫でる。
すると、ベッドのサイドテーブルの上に置いてある花瓶に目がいった。
私は首を傾げる。
(枯れてる……)
花は色を失い、茎も力なくしおしおだ。まるで数日前に枯れてしまったようだった。
すると、扉が叩かれた。
コンコンコンッ。
ルノーはレティシアにお願いされたとき、「父上に相談しにいこう」と言うべきだったのだ。
妹のお願いを叶えてあげたかった。その気持ちを優先してしまったせいだ。
しかし、そのせいで今レティシアは危険な目に合っている。
ルノーは唇を噛みしめた。
アランは小さくため息をつく。そして、ルノーの頭を撫でた。
「わかった。しかし、護衛騎士のそばを離れてはいけない。いいな?」
「はい!」
(レティ……。待ってて)
ルノーは拳を握りしめた。
しかし、状況は想像とは違うものだった。
アランや騎士とともにすぐに現場に向かったのは言うまでもない。
けれど、アジトになっていた場所に見張りはいなかったのだ。
数名の騎士が先導し、中に入ると犯人たちはすでに全員が捕まっていた。
太い木の根に絡まり、全員が失神していたのだ。
「これは……」
アランは状況がのみ込めず、呆然と部屋の中を見る。その横をルノーが駆けた。
イズールが捕まっていたのは地下だ。
ならば、レティシアも地下にいるのだろう。
「殿下っ! 地下はまだ確認が取れていません! 危険です!」
護衛騎士はルノーを追いかける。
アランとの約束を守らなければならないとわかっているのに、身体がいうことを聞かなかった。
レティシアは大丈夫か? そればかりが心配だったのだ。
地下へと続く狭い階段は木の根が這っていて、さらに狭くなっていた。
レティシアが魔法で見せてくれたときにはなかったものだ。
どうしてこんなものがこのボロ屋敷を這い、犯人を捕まえているのか。
この状況でレティシアは無事なのか。気が気ではなかった。
「レティッ!」
ルノーは叫んだ。
返事がない。胸がぎゅっと締めつけられる。
「レティッ! いないのか!?」
「ルノー……!」
返ってきたのはレティシアの声ではなく、イズールの苦しそうな声だ。
ルノーは木の根を飛び越えながら地下へと向かった。
木の根は地下から這えているようだ。
地面を突き破り、伸びた木の根はお面をつけた二人の大男を捕まえている。残りは一階へと伸びていたようだ。
そして、木の根の奥には二つの影があった。
「レティッ! イズールッ!」
イズールは手足を縛られたままの状態で、地面に転がっていた。彼はどうにか顔を上げ、困ったように笑う。
イズールのすぐ隣にはレティシアが倒れていた。
ルノーは慌てて二人のもとに駆け寄った。
「レティ!?」
ルノーはレティシアを抱き上げる。
名前を呼んでも反応はなかった。怪我はない。呼吸はあるから、気を失ったのだろう。
しかし、なんだか表情が苦しそうで、胸が苦しくなった。
イズールが申し訳なさそうに言う。
「ごめん……。何もできなくて」
「いいや。イズールもレティも無事でよかった」
もしも何かあったら、ルノーは自分を許せなかっただろう。
ルノーはレティシアを床に寝かせると、イズールの縄を解いた。
「陛下! こちらです!」
遅れて騎士の声が聞こえる。
ルノーのあとを追ってきたのだろう。
二名の騎士とともにアランが地下へと降りてきた。そして、惨状を見て眉根を寄せる。
「状況はわかった。犯人を全員王宮に連れていけ。残りは他に仲間が残っていないか、探索を続けろ」
「かしこまりました」
騎士は淡々と仕事をこなす。
太い木の根に剣を突き刺し、どうにか絡まる男たちを引きずり出そうとしていた。
「ルノー、レティシアとイズールを連れて戻ろう」
「はい」
アランは床に横たわるレティシアを抱き上げると、彼女の頭を撫でた。
「父上、レティは……」
「安心しなさい。眠っているだけだ」
「本当ですか?」
「ああ、少し頑張りすぎたのだろう」
ルノーは安堵の息を吐く。
もしもレティシアに何かあったら、ルノーは自分自身を許せなかっただろう。
レティシアを危険な目に合わせたのは自分自身だ。
あの時、レティシアのお願いを跳ねのけていれば、未来は違っていた。
不意にアランに頭を撫でられ、ルノーは目を見開く。
「ルノーのおかげでイズールをすぐに見つけることができた。おまえの手柄だ」
「僕は何もできませんでした」
「この場所を見つけ出したのは、ルノーとレティシアだ。祭りで人も多かった。二人の力がなければ捜索は難航していただろう」
「父上……」
「おまえは未来、国を導く者になる。もっと自分の選択に胸を張りなさい。たとえ間違った道だとしても、だ。そして、己の選択に責任を持ちなさい」
ルノーの瞳が揺れる。
八歳のルノーにはまだ難しかった。
けれど、わかったことがある。ルノーの選択一つで運命が変わっていくということが。
選択の重さを感じたのは初めてだ。
すると、イズールがルノーの手を握った。
「ルノー、お礼を言わせてほしい。ありがとう」
「イズール……」
「二人が私を見つけてくれなかったら、もしかしたらもう生きていなかったかもしれない。だから、二人は私の恩人だ」
あの時、レティシアのお願いを聞かず二人でアランのもとに行っていたら、レティシアは危険な目に合わなかったかもしれない。
その代わり、イズールはもっと遠くへ連れ去られていたかもしれないのだ。命を落としていた可能性もある。
今日の選択が本当に間違いだったのか、ルノーにはわからない。けれど、もう一度同じことが起きてもルノーはレティシアのお願いを聞いているだろう。
(……だから)
ルノーはアランを見上げた。
「父上、僕はもっと強くなります」
その選択に責任が持てるように。
どんな選択をしても後悔しないくらい。
アランは小さく笑うと、乱暴にルノーの頭を撫でた。
「楽しみだ。さあ、王宮に戻ろう。みんなが心配している」
「はい」
「イズール、何があったのか馬車で聞かせてもらってもいいか?」
「はい」
数名の騎士を護衛につけ、ルノーたちは馬車へと戻った。
**
揺れる馬車の中、イズールは今日起こったことを話した。
誘拐をしたのはおそらくサシュエント王国の手の者で、継母の指示だろうと予想していること。
青い蝶がいることに気づいた途端、レティシアが現れたことを。
「レティシア姫は魔法が使えるのでしょうか?」
イズールは端的に聞いた。
ここでアランやルノーが否定すれば引き下がるつもりだ。
魔法使いが珍しいわけではない。しかし、これだけの力を持つ魔法使いをイズールは見たことがなかった。
アランはわずかに思案したと、深く頷いた。
「そうだ。だが、内密にしてほしい」
「もちろんです。誰にもいいません」
「おそらく青い蝶はレティシアの魔法だろう。そうだな? ルノー」
アランがルノーに尋ねる。
ルノーは神妙な顔で頷いた。
「はい。レティはイズールを探すために蝶を出していました。レティは人につくって……」
「人につく……か。聞いたこともない魔法だ。その蝶がイズールの場所を特定したんだな?」
「はい。イズールを見つけた途端、レティが消えて……」
ルノーは唇をかみしめる。
彼は責任感が強い。何より大事にしている妹が危険な目に合ったことが許せないのだろう。
「そして、イズールのもとに現れた、と。あの木の根はレティがやったのか?」
アランに話を振られ、イズールは慌てて頷いた。
「おそらく。レティシア姫が何か唱えてすぐ、木の根が現れて男たちを捕まえてしまったんです」
「そうか。随分、マナを消耗したようだな」
アランはレティシアの頭を撫でる。
レティシアは静かに眠ったままだ。ずっと起きないのではないというほど静かだった。
「無理をしたのだろう。また当分起きないかもしれない」
「陛下、レティシア姫は魔法を使うと眠ってしまうのですか?」
「魔法いによると、マナの使いすぎによる症状のようだ。レティシアは幼く、魔法を制御できないのだろう」
イズールは眠るレティシアを見つめる。
レティシアが言う、「あたち、つよい」の意味がようやくわかった。
こんなにも凄い魔法を使うのだ。強いどころではない。
サシュエント王国にも魔法使いはいたが、ここまでの魔法を使う者を見たことがない。
(守られているばかりは少し恥ずかしいな)
イズールは王宮につくまでずっとレティシアを見つめ続けた。
**
目が覚めたら、私の部屋だった。
おそらく、マナの枯渇でまた眠って閉まったのだろう。
相変わらず大量の魔法石が私を取り囲んでいた。
(なんか増えてる気がする)
王女の部屋というより、どんどん魔法石を置く保管庫のようになっていると思う。
しかし、これが家族なりの愛情であることを私は知っていた。
私はつるつるの魔法石を撫でる。
すると、ベッドのサイドテーブルの上に置いてある花瓶に目がいった。
私は首を傾げる。
(枯れてる……)
花は色を失い、茎も力なくしおしおだ。まるで数日前に枯れてしまったようだった。
すると、扉が叩かれた。
コンコンコンッ。
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